2013/09/24 Category : 未選択 日本百貨店協会、8月の全国百貨店売上高概況を発表 平 平成25年8月全国百貨店売上高概況 I.概況 1.売上高総額 4,291億円余 2.前年同月比 2.7%(店舗数調整後/2か月ぶりプラス) 3.調査対象百貨店 85社242店(平成25年7月対比±0店) 4.総店舗面積 6,237,339m2(前年同月比:-0.7%) 5.総従業員数 81,799人(前年同月比:-3.5%) 6.3か月移動平均値 1-3月1.5%、2-4月1.3%、3-5月2.1%、4-6月3.1%、5-7月2.1%、6-8月2.2% [参考]平成24年8月の売上高増減率は-1.0%(店舗数調整後) 【8月売上の特徴】 2か月ぶりにプラスとなった。また、月毎の特殊要因(セール会期変動・休日増減等)を調整した6~8月の3か月移動平均値は2.2%となり、夏季商戦通期で見ても総じて好調であった。 今年8月は、全国的に記録的な猛暑となったことから、この時期主力の夏物衣料(衣料品:+1.9%)を中心に、UVコスメ(化粧品:+3.5%)・涼感寝具・日傘・サングラスなどの盛夏商材が活発な動きを見せたほか、ラグジュアリーブランド(身のまわり品:+4.5%)や宝飾品・高級時計(美・宝・貴:+18.3%)など高額商材も増勢を維持した。更には住宅需要の活況を背景とした家具(+5.8%)の高い伸びや、土曜日の前年比1日増などもプラス要素に加わったことにより、前月の不振から一転しプラス基調を回復する結果となった。 その他当月の特徴的な動向としては、地区別分類で見ると増床・改装効果のある東京(+5.6%)・名古屋(+9.5%)・大阪(+7.8%)など大都市が商況全体を牽引したこと、商品別分類では6月以来2か月ぶりに主要5品目が全て前年比プラスとなったこと、年初から拡大基調が続く訪日外国人は、円安やビザ緩和等の政策効果を背景に、東南アジアの急伸に加えて台湾・香港・韓国なども好調を続けており、売上・客数共大幅に増加(売上:+87.2%/客数:+77.1%)したこと、などが報告されている。 【要因】 (1)天候:気象庁発表「8月の天候」の特徴は以下のとおり(一部抜粋) ◇太平洋高気圧の勢力が南海上から西日本にかけて強かったため、気温は全国的に高く、東・西日本と沖縄・奄美ではかなり高かった。また、日本海側では湿った気流の影響を受けたため、局地的に非常に激しい雨が降った。 (2)営業日数増減 30.6日(前年同月比±0.0日) (3)土・日・祝日の合計 9日(〃+1日/土曜・1日増) (4)入店客数増減(回答店舗数で見る傾向値/前年同月比/有効回答数133店舗) 〔1〕増加した:51店、〔2〕変化なし:36店、〔3〕減少した:46店 (5)8月歳時記(旧暦お盆、夏休み、夏祭り)の売上(同上/有効回答数109店舗) 〔1〕増加した:30店、〔2〕変化なし:65店、〔3〕減少した:14店 <全国百貨店 売上高速報 2013年08月> ※添付の関連資料「平成25年8月全国百貨店売上高概況」を参照 II.地区別の動き 1.10都市売上動向 4.6%(店舗数調整後/2か月ぶりプラス) 2.10都市以外の地区売上動向 -0.9%(店舗数調整後/2か月連続マイナス) 【地区別売上前年比の寄与度とトレンド】 ※添付の関連資料「平成25年8月全国百貨店売上高概況」を参照 III.商品別の動き 主要5品目では、雑貨が10か月連続、衣料品、身のまわり品、家庭用品、食料品が2か月ぶりのプラスと、全品目が2か月ぶりにプラスとなった。また、美術・宝飾・貴金属が12か月連続、化粧品が6か月連続、その他雑貨、その他家庭用品が3か月連続、生鮮食品が17か月ぶり、紳士服・洋品、婦人服・洋品、子供服・洋品、その他衣料品、家具、菓子、惣菜が2か月ぶりのプラスとなった。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword