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日本IBM、高性能プロセッサー搭載の「W1700」のエントリーモデルを発表

POWER7+基盤のPureApplication Systemエントリーモデルの提供を開始
システムの可用性やセキュリティーをさらに高めるための機能の追加や強化を実施


 日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は本日、IBMの高性能プロセッサー「POWER7+」を搭載した、PaaS(Platform as a Service)向けに特化された統合型システム「IBM(R)PureApplication System W1700(以下:W1700)」のエントリーモデルを発表します。高い可用性やセキュリティーを必要とする部門や業務の小規模システムや、スタートアップとしてのクラウドの導入・利用に最適です。なお、W1700エントリーモデルは、9月13日よりIBMおよびIBMパートナー経由で提供を開始します。

 IBMは、ハードウェアやソフトウェアのコンポーネントが設計段階から統合され、システムの構築や運用に必要な知見を「パターン」として定義し自動的に最適な資源を構築することができる「エキスパート・インテグレーテッド・システム」として、幅広いお客様の柔軟かつシンプルなクラウド基盤の構築や運用を支援する「IBM PureSystems」ファミリーを提供しています。その中で、特にWebアプリケーションやデータベースをはじめとする多様なソリューション向けに設計およびチューニングされた、PaaS環境構築のためのプラットフォーム「IBM PureApplication System」シリーズを展開しています。

 「IBM PureApplication System」シリーズは、x86アーキテクチャーを基盤とする「W1500」、ならびにPOWER7+アーキテクチャーを基盤とする「W1700」の2つのモデルがあり、汎用的なビジネスから高い可用性やセキュリティー、パフォーマンスを必要とする特定の業務まで、幅広いニーズに応えるラインアップをそろえています。

 本日発表のW1700エントリーモデルは、搭載プロセッサー数が32コアまたは64コアの2種類が提供されます。POWER7+アーキテクチャーの特長である仮想サーバーの高い集約率と処理能力や、ハードウェア上でサーバー仮想化を実現するテクノロジー「PowerVM」による高いセキュリティーと可用性など、従来の96コア以上を搭載するW1700モデルと同等の機能を実装しながら、ラックサイズをおよそ3分の2に、消費電力をおよそ3分の1に抑えるなど、導入や運用の負担の軽減を実現する製品です。

 また、「IBM PureApplication System」シリーズにおいて、本日発表のW1700エントリーモデルを含め、可用性やセキュリティーをさらに高めるための、以下の機能の追加、ならびに強化を実施しています。


 ○容易に構築・リカバリーできる災害対策機能:物理的に異なるシステムや拠点間での災害対策構成を、わずか5つのステップの設定のみで作成できます。また、万が一の際は、2ステップの操作で、リカバリーが可能になっています。8,000kmまでのシステム間の物理的な距離に対応でき、またユーザーが作成したものを含むすべてのパターンをリカバリー対象にすることができます。

 ○垂直スケーリング機能のサポート:システムに高い負荷がかかった際に自動的にリソースを拡張して業務を継続するためのスケーリング機能において、必要に応じVM(Virtual Machine;仮想機械)の数を自動的に追加する「水平スケーリング」に加え、CPUやメモリーを既存のVMに自動的に追加できる「垂直スケーリング」を新たにサポートします。また、「水平スケーリング」と「垂直スケーリング」を組み合わせたスケーリング・ポリシーの設定も可能になります。

 ○ファイル暗号化機能:ファイルシステムで指定したディレクトリー以下を、自動的に暗号化できます。システム運用の一環としてOSやミドルウェアまでの管理が可能な仮想システム・パターン、よりクラウド環境に適した管理を提供する仮想アプリケーション・パターンいずれの場合も、暗号化が必要なディレクトリーを指定したパターンを作成、展開することができます。

 ○運用管理機能の強化:「IBM PureApplication System」上で稼働するOSおよびIBMミドルウェアのライセンスや修正プログラムの管理機能を強化しました。IBMの管理サーバーと連携し、必要な追加モジュールや修正プログラムの確認や取得を容易にします。

 ○W1500モデルにおけるWindows OSサポート:従来のLinuxに加え、新たにMicrosoft Windows 2008 R2をサポートします。ライセンスについては、「Bring-Your-Own-Licence」方式を採用しており、お客様がすでにお持ちのWindowsライセンスを有効活用いただけます。


 「IBM PureApplication System」をはじめとする、「IBM PureSystems」ファミリーの詳細および最新情報は、以下のURLを参照ください。
 http://www.ibm.com/ibm/jp/puresystems/product-family03.html

 ※製品写真は添付の関連資料を参照


 IBMはこれからも、PureSystemsファミリーのラインアップの強化・拡張、ならびにソリューションの拡充の継続を通じ、お客様のさらなるビジネスの成功と変革を支援していきます。


<製品情報>
 IBM PureSystemsファミリー
 http://www.ibm.com/ibm/jp/puresystems/


以上


 IBM、IBMロゴ、ibm.com、POWER7+、PowerVM、PureApplication、PureSystemsは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
 Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。
 Microsoft、Windowsは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。


<お客様、その他のお問い合わせ先>
 ダイヤルIBMお客様相談センター
 フリーダイヤル:0120-04-1992
PR

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