2013/10/04 Category : 未選択 東陽テクニカ、米社製の電気自動車用AC普通充電器テスター/エミュレーターを販売開始 世界初!EV用AC普通充電器テスタ/EVエミュレータの取扱開始 (SAE J1772/IEC 61851規格に対応した自動テストスウィート内蔵) 株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区・代表取締役社長:五味勝)は、米国Gridtest Systems社製EV用AC普通充電器テスタ/EVエミュレータ“EVE-100SI型”の販売を開始します。 SAE J1772(注1)及びIEC 61851(注2)規格を自動テストするテストスウィートが内蔵されており、ボタンを押すだけで充電器の各ステート(SAE J1772及びIEC 61851に規定されている充電ステーションの状態)における電流、電圧、周波数、遷移時間などが規格内に収まっているか否かを自動的に判断します。測定結果は、SDカードに自動的に保存される為、PC上での詳細解析や、テストレポート用のデータとして利用することができます。また、マニュアルテストモードに切り替えることで、自動テストでパスしなかったテスト項目を繰り返しテストすることも可能となります。本体は、IP67(注3)規格に合致した堅牢なケースに収納されており、バッテリオペレーションも可能なため、設置済み充電器のメンテナンステストにも威力を発揮します。 ※製品のイメージ画像は、添付の関連資料を参照 今回発売を開始した“EV用AC普通充電器テスタ(EVE-100SI型)”は、EV用AC普通充電器の性能評価試験を目的とした世界初の製品となります。現時点で世界で唯一の製品であり、HV用AV普通充電器を開発・製造しているメーカー、敷設・設置業者、更には欧米諸国へ輸出を計画しているメーカーにとって待望のテスタと言えます。 エコカーとして脚光を浴びる電気自動車は、100%電気で走行する電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)に大別されますが、共に専用の充電器が必要となることから、全国に約10万器の充電器の設置を目標とし、インフラ整備費用として平成24年度政府が用意した平成24年度補助金は、1005億円にも上ります。今までの充電器は、電源メーカー、自動車メーカーなどに限られていましたが、電気自動車市場の成長性を鑑み、家電メーカーや住宅機器メーカーなどの参入が相次ぎ、40社以上から製品がリリースされ始めています。一方、新しい分野だけに仕様が未策定の部分も多く、今後その仕様の統一と相互接続性の検証などが問題となってきます。また、設置後の充電器が、仕様通りに動作しているか否かを定期的に検証する必要もあり、テスタの需要は急増すると見られています。 主な仕様 :SAE J1772及びIEC 61851 タイプ1/2コネクタ対応 SAE J1772及びIEC 61851 準拠全自動テストスウィート及びマニュルテスト 寸法:40.6cm×33cm×17.4cm、重量:9Kg、電源:110-220V・50/60Hz DCバッテリ内蔵、最大12時間連続動作 価格(税抜):¥1,980,000. 販売目標 :初年度50台、次年度150台 発売日 :2013年10月3日 その他 :既に、国内メーカーに対して評価機器を納入済み 注1)SAE J1772/IEC 62196:米国の自動車技術協会(SAE)や国際電気標準会議(IEC)が規定したEV/PHV用充電コネクタや充電レベル等の規格 注2)IEC 61851:国際電気標準会議(IEC)が規定した電気自動車コンダクティブ充電システムの一般要求事項 注3)IP67:国際電気標準会議(IEC)が規定した防塵・防水規格 ■Gridtest System社について 2011年、カリフォルニア州ロサンゼルスにて設立された電気自動車用充電器のテスティングソリューションを提供する会社です。EVE-100SIが同社の最初の製品で、2012年秋の発売以来、100台以上出荷されています。設立者は、いずれも通信業界のR&Dからフィールドに至る幅広い測定器の開発、マーケティング、セールスに携わった経験を持ち、今後EV充電器と通信の融合を見据えた製品開発を目指しています。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword