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矢野経済研究所、3Dスキャナー市場に関する調査結果を発表

3Dスキャナ市場に関する調査結果2013
~3Dプリンタの市場拡大にともない低価格3Dスキャナの需要も活発化~


【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の3Dスキャナ市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2013年6月~8月
 2.調査対象:3Dスキャナメーカー、3Dソフトウェアメーカー、商社等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<3Dスキャナとは>
 本調査における3Dスキャナとは、計測・測定対象物(品)に触れることなく、レーザー等の光源によって地形や構造物(品)などの3次元座標(点群)データを瞬時に取得することができる計測・測定機器を指す。
 また、本調査では3Dスキャナを主に計測範囲が1m以下の「短距離製品」と計測範囲がより広い「長距離製品」に分類した。
 3Dスキャナの主な需要分野は、金型・樹脂成形品などの製品試作・検査・評価・リバースエンジニアリングや工場内の配管・設備・機器レイアウトの記録を行うプラント計測などの「工業系用途」、医療(手術ナビゲーション、歯科、美容外科)向けやタレント・キャラクターのフィギュア製作などエンターテイメント業界向けの計測をする「非工業系用途」、ダムや橋梁、造船、航空機など大規模構造物を計測する「土木・建築系用途」などがある。


【調査結果サマリー】
◆2012年度の国内3Dスキャナ市場は1,280台、7,680百万円と伸長
 2012年度の国内3Dスキャナ市場は、数量が1,280台(前年度比136.2%)、金額が7,680百万円(同125.3%、事業者売上高ベース)となった。短距離製品は主要分野である試作・検査・評価・リバースエンジニアリングなどの工業系用途ユーザー企業の設備投資が堅調に推移したことに加え、歯科、美容などの医療分野や3Dプリンタを軸としたコンシューマ、SOHO向けサービス事業者への導入が進展した。一方、長距離製品は土木・建設系用途の底堅いリプレース需要に支えられながら堅調に推移した。

◆2016年度の国内3Dスキャナ市場は2,300台、11,000百万円と大幅成長を予測
 現在3Dスキャナ市場の中心になっているのは、工業系用途を中心としたBtoB市場である。しかし、まだ規模は小さいものの、今後は非工業系用途でBtoBtoC市場やBtoC市場での需要が拡大していくと予測する。エステやスポーツクラブ、下着メーカーなどで使用されるボディスキャナ・フェイススキャナに加え、デザイン確認、ものづくり支援で美術系や工業系の大学・専門学校、タレント・キャラクターのフィギュアやデスマスクなどを展開するエンターテイメント関連事業者への導入が進み、エンドユーザーがコンシューマである市場が形成されると考える。
 これらを背景に、2016年度の国内3Dスキャナ市場は、数量が2,300台、金額が11,000百万円(事業者売上高ベース)へ成長すると予測する。


【資料発刊】
 資料名:「2013年版 3Dスキャナ市場の現状と展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C55111700

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