IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内のビジネスアナリティクス市場とビッグデータ市場の比較を行い、2013年~2017年の両市場の予測を発表しました。これによると、2017年の国内のビジネスアナリティクス市場の規模は1兆1,400億円で、その内、ビッグデータ市場が占める割合は、2012年の2.3%から2017年には8.9%になると予測しています。
IDCではこの調査結果から、国内のビッグデータ市場は、アナリティクス技術の進展と共に急速に成長するとみています。IDC Japan サーバー リサーチマネージャーの林 一彦は「ビジネスアナリティクス市場、ビッグデータ市場共にデータの規模および種類の差を除けば市場特性は類似している。ITベンダーは、ユーザー企業がビッグデータに対して関心を持ち始めている今こそ、企業が持っているデータをビジネスに対し有効に利用する提案や施策を行い、アナリティクスニーズの吸い上げを積極的に図るべきである」と述べています。
〔IDC社 概要〕 International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。1964年に設立以来、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供しています。