2013/12/15 Category : 未選択 エーディア、AIA装置で測定できる肝細胞癌診断補助マーカーの測定用試薬を発売 エーディア、AIA装置用の肝細胞癌診断補助マーカーPIVKA-II測定用試薬「Eテスト「TOSOH」II(PIVKA-II)」を新発売 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下 エーザイ)の診断薬事業子会社であるエーディア株式会社(本社:東京都、社長:斉藤 篤、以下 エーディア)は、東ソー株式会社(本社:東京都、社長:宇田川憲一、以下 東ソー)が販売する全自動蛍光酵素免疫測定装置(以下「AIAシリーズ」)で測定可能な、肝細胞癌診断補助マーカーPIVKA-II測定用試薬「Eテスト「TOSOH」II(PIVKA-II)」を、2013年12月17日に新発売します。 本試薬は、エーディアと東ソーとの契約に基づき東ソーが開発し、2013年6月19日製造販売承認を取得しました。本試薬の発売に関しては、東ソーが製造、エーディアが販売し、エーザイは販売提携を行います。 PIVKA-IIは、肝細胞癌に特異性の高い腫瘍マーカーとして広く使用されています。現在、エーディアは、PIVKA-II測定用試薬として「エイテスト(R)PIVKA-II」(カップ型酵素免疫測定法)、「ピコルミ(R)PIVKA-II」(電気化学発光免疫測定法)、「ルミパルス(R)PIVKA-IIエーザイ」(全自動化学発光酵素免疫測定システム用)を販売しています。これらに続き、今回医療現場で広く使用されているAIAシリーズ(対応機種:AIA-2000、AIA-1800、AIA-900及びAIA-600II)に搭載可能なPIVKA-II測定用試薬を販売することにより、肝細胞癌に対する診断補助、治療効果判定の面での利便性をより高め、患者様とそのご家族、さらには医療関係者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に一層貢献してまいります。以上<参考資料>■製品概要 製品名:Eテスト「TOSOH」II(PIVKA-II)免疫反応試薬セット 使用目的:血清中の異常プロトロンビン(PIVKA-II)の測定(悪性腫瘍の診断の補助等) 対応機種:AIA-2000、AIA-1800、AIA-900、AIA-600II 包装:100テスト用 希望納入価:150,000円 製造販売元:東ソー株式会社 販売元:エーディア株式会社 販売提携:エーザイ株式会社■用語解説1.全自動蛍光酵素免疫測定装置 モノクローナル抗体を用いて特異的に腫瘍マーカー、ホルモンなどの生体内微量成分を全自動で迅速・高感度に測定する蛍光酵素免疫測定装置です。 測定項目の試薬をセットすることにより、各種腫瘍、心疾患、内分泌疾患、アレルギー疾患などの検査に使用します。2.肝細胞癌 肝癌のほとんどは肝細胞癌であり、日本における悪性腫瘍死亡数の中で第4位(2011年)の疾患です。肝細胞癌の症例の多くが肝炎ウイルスの感染を伴う、慢性肝炎、肝硬変を経て発症することから、これらの患者様のきめ細かい経過観察が早期診断・早期治療を可能とします。3.PIVKA-II ビタミンK欠乏により生じる異常な血液凝固第II因子(プロトロンビン)で、1984年に肝細胞癌患者様の血中に高率に出現することが報告されて以来、肝細胞癌の腫瘍マーカーとして認知され、広く日常の診療で測定されています。4.腫瘍マーカー 腫瘍があると血液・体液中における濃度が上昇し、腫瘍の有無の指標となるものです。■各社の概要《エーザイ株式会社》 代表者:内藤晴夫 本社所在地:東京都文京区小石川4丁目6番10号 事業内容:医薬品の研究開発、製造、販売、輸出入 資本金:449億85百万円[2013年3月31日現在]《エーディア株式会社》 代表者:斉藤 篤 本社所在地:東京都千代田区岩本町一丁目10番6号 事業内容:臨床検査薬、研究用試薬、医療機器の研究開発、製造、販売、輸出入 資本金:52億62百万円[2013年3月31日現在](エーザイ100%出資)《東ソー株式会社》 代表者:宇田川憲一 本社所在地:東京都港区芝三丁目8番2号 事業内容:クロル・アルカリ事業、石油化学事業、機能商品事業 資本金:406億33百万円[2013年3月31日現在] PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword