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日立など、イラク・バスラで大型淡水化プラントの設計・調達・建設などを一括受注

イラク・バスラで大型淡水化プラントの
設計・調達・建設および運転・維持管理を一括受注

日立を含む3社共同企業体で、イラク最大規模の浄水設備を提供



 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)と、フランス共和国の大手環境サービス会社Veoliaグループの水処理プラント会社OTV社、エジプト・アラブ共和国の国営建設会社The Arab Contractors社で構成する共同企業体は、このたび、イラク共和国(以下、イラク)のMinistry of Municipalities and Public Works(イラク地方公共事業省)から、同国南部のバスラにおける大型淡水化プラントの設計・調達・建設(EPC(*1))および5年間の運転・維持管理(O&M(*2))を一括で受注しました。受注金額は総額250億円強で、日立は、本共同企業体の代表企業としてプロジェクトを推進します。今後、2014年2月より着工し、2016年7月に完成予定です。
 なお、日立は、経済産業省が展開するインフラ輸出の取り組みと連携した事業活動を行っており、今回はこうした活動が受注につながったものです。

 イラク南部の中心地である同国第二の都市バスラでは、最大の水需要量が約90万m3/日ですが、既存の浄水場の給水能力は40万m3/日と供給が追いついておらず、水インフラの整備が不十分な状況です。さらに、既存の水インフラ施設では、老朽化も進んでいます。今回の淡水化プラントの新設は、こうしたイラクの浄水供給状況の改善を図ることを目的としており、塩分濃度の高い河口付近の河川水を原水としてRO(*3)設備により淡水化を行います。その給水能力は、19.9万m3/日(*4)とイラク国内では最大規模です。日立は、グローバルで水処理プラントの豊富な納入実績があることから、その実績とノウハウを生かし代表企業として淡水化プラントの新設に携わっていきます。
 また、イラク戦争終戦後に、日本政府円借款案件以外のイラク政府の自己資金による大型水インフラ案件を受注したのは、日系企業としては今回が初となります。

 イラクでは、今後も上水道の整備・更新事業が計画されていることから、日立は継続して事業に参画していく方針で、水インフラの整備による水環境の保全・改善を通じて、イラクの復興に貢献していきます。日立は、水環境ソリューション事業を「社会イノベーション事業」における成長分野と位置付けており、今後さらなるグローバル展開を加速していきます。


 *1 EPC:Engineering,Procurement and Construction
 *2 O&M:Operation and Maintenance
 *3 RO:Reverse Osmosis
 *4 給水人口約40万人分に相当


<受注概要>
 顧客名:イラク地方公共事業省(Ministry of Municipalities and Public Works)
       http://www.mmpw.gov.iq/ 
 所在地:イラク バスラ
 受注内容:淡水化プラントのEPCおよび5年間のO&Mの一括受注
 完成予定年月:2016年7月
 受注金額:総額250億円強


以上
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