忍者ブログ

リリースコンテナ第3倉庫



Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 未選択 > コーセー、カール保持機能が向上したマスカラ用植物由来ポリマーを開発

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コーセー、カール保持機能が向上したマスカラ用植物由来ポリマーを開発

根元から立ち上がったまつ毛のカール形状をきれいにキープ
マスカラ用植物由来ポリマー「カルナウバレジン」を開発


 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林一俊)は、東亜化成株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:朝井基夫)との共同研究により、マスカラのカールを保持する機能が著しく向上した植物由来ポリマー「カルナウバレジン(※1)」を新たに開発しました。来春発売のマスカラへ応用予定です。※1全成分名称「カルナウバロウエキス」。

 *参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照


 「カルナウバレジン」は、北ブラジル原産のヤシ科バーム樹系の植物の葉から得られる蝋分を精製して得られる「カルナウバワックス」に含まれるレジン(樹脂)成分を濃縮処理することで得られる、マスカラの機能を向上するために開発した、コーセーオリジナルの新規皮膜形成剤です。

 近年の目元に重点をおいたメイクの流行により、自然でありながらも印象的な目元づくりのできるマスカラが注目されており、求められる機能も年々向上しています。中でも、カールタイプのマスカラには、立体的なまつ毛を作ることで目元の立体感を引き立たせることや、より長時間カールを保持する機能が求められています。

 まつ毛のカールを保持するため、一般的にマスカラには皮膜形成剤として植物由来のワックスやレジン(樹脂)が配合されています。ワックスの特徴として、べたつきがなく硬い皮膜をつくることがあげられますが、膜がもろいのが欠点です。レジンは付着性と皮膜の強度に優れる一方で、べたつきや膜形成の遅さという欠点があります。そのため、従来のカールタイプのマスカラは、皮膜がもろいため強度が十分でなく、時間とともに壊れたり剥がれたりするなど、理想のまつ毛形状をキープすることが難しいという課題がありました。

 *参考画像は、添付の関連資料「参考画像2」を参照


 そこで、マスカラのさらなる進化をめざし、ワックスとレジンの長所を併せ持つような皮膜形成剤の開発をスタートしました。開発を進めていく中で、出発原料であるカルナウバワックスのワックス分を抽出処理し、ワックス分とレジン分の比率を変えることによって皮膜の性質が大きく変化することを見出しました。様々な比率での皮膜の特性検討を重ねた結果、レジン分の濃度を従来の約3倍に高めることで、各々の長所のみを引き出すことができました。このようにして、ワックス由来のべたつきの無さと硬さ、レジン由来の柔軟性・付着性を併せ持ち、皮膜形成の速さにもすぐれた素材「カルナウバレジン」が得られました。

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword