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ザインエレクトロニクス、監視カメラなど産業機器向けLVDS新製品を量産開始

監視カメラなど産業機器向けLVDS新製品のお知らせ



 当社は、高速情報伝送用LSIなどアナログ回路技術を搭載したLSIや画像処理用LSI分野で世界をリードするミックスドシグナルLSI企業ですが、この度、監視カメラや医療用モニター等の画像・映像情報の高解像度化に対応したLVDS(注)インターフェース新製品THC63LVD1022の開発を完了し、量産適用することといたしましたので、お知らせします。

 今回、量産適用を開始した新製品THC63LVD1022は、当社が長年ディスプレイ分野で培ったLVDSインターフェースのノウハウを用いて開発いたしました。
 監視カメラやネットワークカメラ市場では現在、SD解像度(Standard Definition)機器の割合が高くなっております。しかしながら、特定物の判別などのために高解像度を必須とする性能要求の増加や、中国、欧米等を始めとする世界的な監視カメラの新規導入・買換え需要の増加に伴って、メガピクセル・カメラの割合が増加傾向にあり、今後もその割合が急速に増加することが見込まれております。
 当社では、こうしたカメラ市場において既に、130万画素HD(High Definition)カメラの高解像度の市場向けにTHC63LVDM87やTHC63LVDF84B、200万画素を越えるフルHDカメラ市場向けにTHC63LVD827とTHC63LVD1024を用いた事業展開をしてきました。しかし、昨今の高解像度化の潮流や数量の急速な増加傾向を踏まえて、THC63LVD1022を開発、量産適用することにより、今後、メガピクセル・カメラ市場におけるほぼ全てのLVDSインターフェースをカバーするラインナップを取り揃えました。

 また、監視カメラ以外にも医療用モニターやプロジェクターなど従来LVDSインターフェースが多く利用されている分野におきましても4K2Kなどの高解像度化が進んでおり、THC63LVD1022の製品化が期待されておりました。
 THC63LVD1022は、こうした産業・医療機器市場のトレンドを踏まえ、映像機器の高解像度化をサポートするために開発されたLVDSインターフェース新製品です。従来の当社同等製品(例えば、パッケージLQFP144ピン)と比べて実装面積が約1/2に削減でき、コストパフォーマンスにも優れたソリューションを実現することが可能です。


■THC63LVD1022の写真

 ※添付の関連資料「製品写真」を参照


■THC63LVD1022の特長
 ・LVDS 2port(Dual Link)to TTL/CMOS 1port変換
 ・単位画素当たり30ビット(10億7千万色対応)
 ・広範囲周波数対応:20Mpps~150Mpps(*)
   (*pps:pixel per second[1秒当たりの画素数])
 ・出力ピンのデータ割付変更機能
 ・パッケージ:TQFP100ピン
 ・3.3V単一入力電圧
 ・各種環境規制適合(EU RoHS等)


■アプリケーション
 ・セキュリティカメラ/産業用カメラ
 ・医療用モニター
 ・プロジェクター
 ・複写機/複合機
 ・STB(セットトップボックス)

(注)Low Voltage Differential Signaling(小振幅差動信号伝送)の略。コンピュータなどの機器間の接続のために開発された高速データ伝送規格の一種。大容量高速伝送が必要なテレビ市場における30ビット(10億7千万色)対応LVDSはザインエレクトロニクス株式会社が業界初量産製品(同製品発表時点当社調べ)を市場投入して技術を牽引してきた実績を持つ。


 ご注意:本文中における各企業名、製品名等は、それぞれの所有者の商標あるいは登録商標です。
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