2013/10/05 Category : 未選択 ブロケード、Brocade VCSファブリックを進化させるソフトウェアの新バージョンなど提供開始 ブロケード、イーサネット・ファブリックをさらに進化させる新技術を発表。マルチテナント機能、ストレージ・アウェア ネットワーク、および100GbEモジュールの提供によりクラウドへの円滑な移行を支援 Brocade VCSファブリックを進化させるソフトウェアの新バージョン、および40GbE/10G Base-T対応の新モデルBrocade VDX 6740/6740-Tの提供を開始 【本日の発表の要点】 ■ブロケードは、同社のVCSファブリック技術およびBrocade VDXスイッチ製品を進化させる多数の重要な新機能および新製品を発表しました。 ・マルチテナント環境向けブループリント(基本設計) ・VCS Virtual Fabric ・VCS AutoQoS ・Brocade VDX 6740ファミリ 10/40GbEスイッチ ■また、ブロケードは同社の主力製品であるBrocade VDX 8770用の新しい100GbEラインカードを提供することも発表しました。 ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青葉 雅和、資本金:2億円)は本日、同社のBrocade VCSファブリック技術およびBrocade VDXスイッチ製品群を進化させる多数の重要な新機能および新製品を発表しました。これらの新機能および新製品には、最も要件の厳しいデータセンター環境に向けたネイティブ・マルチテナント機能、ストレージ認識ネットワーク、および100ギガビット・イーサネット(GbE)モジュールなどの新しいVCSファブリック機能が含まれます。また、ブロケードは、サーバからWANにまでわたる拡張性のあるデータセンター・マルチテナントを実現する業界で最も包括的なエンド・トゥ・エンドのブループリント(基本設計)を発表しました。 本日発表されたVCSファブリック技術およびBrocade VDXスイッチ製品群向けの新機能および新製品は、以下の通りです。 ■VCS Virtual Fabric VCS Virtual Fabricは、大規模なマルチテナントを実現するためのオーバレイ・ネットワークの代替となる技術です。VCS Virtual Fabricは、実証済みの標準準拠セグメンテーション手法をベースにしており、特別なトレーニングを必要とせず、即座、かつ容易に既存のネットワークに組み込むことができます。当技術は、既存の運用手順や組織体系にほとんど影響を与えることなくマルチテナントを実現する、非常に革新的な手法です。VCS Virtual Fabricは、特定のハイパバイザに依存せず、オープンAPIの提供によりクラウド・オーケストレーション・フレームワークにも対応します。 ■VCS AutoQoS:VCSファブリックのインテリジェンスをストレージまで拡張 自動的にストレージ・トラフィックを認識し、優先順位を付けて制御することで、初期投資および運用コストを劇的に削減する新しいVCSファブリック機能です。 ■新しいトップ・オブ・ラック・スイッチ:10/40GbE 対応 Brocade VDX 6740ファミリ 今回新たにリリースされたBrocade VDX 6740/6740-TスイッチのASICでは、VCS Virtual Fabric機能がサポートされています。40GbEから160GbEトランクにより、リーフ・スイッチにおける業界最高のアップリンク性能を提供します。32個のフレックス・ポート(ファイバーチャネル/イーサネット/FCoE)を備え、柔軟性と投資保護を顧客にもたらします。また、ダイナミック・バッファリングによる、24MBディープ・バッファを備えています。当製品は、ASICレベルでOpenFlow1.3をサポートするほか、10GbEおよび10GBASE-Tに対応します。またブロケードは、主力製品であるBrocade VDX 8770用の新しい100GbEラインカードを提供する計画も発表しました。 <ブロケード データセンター・スイッチング&ルーティング担当バイスプレジデント ジェイソン・ノレット(Jason Nolet)談> 「クラウド・コンピューティングが成熟して本番環境での実装がますます加速するのに伴い、それを支えるネットワークにも新たな要件が生まれ、旧来のアーキテクチャに不足していたものがますます指摘されるようになりました。Brocade VCSファブリック技術における当社の継続的な技術革新は、ネットワーク・マルチテナンシ、爆発的に増加するストレージ向けのネットワーク・インテリジェンス、およびかつてない程に増加している帯域消費に対応すべく普及が進む100GbEなど、最も厳しいデータセンター要件に対応しています」 <シマンテック シニア・ラボ・システムズ・エンジニア ブラッド・フレイ(Brad Frey)氏談> 「当社は、あらゆる観点での効率化を目指し、自社のネットワーク運用をよりシンプルにできる方法を継続して模索しています。Brocade VDX 6740は、当社に非常に優れた体験をもたらしてくれました。当社は、カッパーベースの接続性、性能、一貫性、および信頼性の面で重要な10GBASE-Tをテストしました。この最初のステップはシンプルで、全体のスピード・テストを迅速に行うことができました。私は、いくつものベンダーから提供されるスイッチを多数利用してきましたが、それらを比較すると、VDXは非常に良く作り上げられており、最も使い勝手が良い製品でした。私は、VCSファブリックにも大変関心があり、同技術を利用したことで、この種の技術によって実現可能な柔軟性および拡張性を得ることができました」 ブロケードは、この度のVCSファブリックの強化と、同日発表した仮想ルータの新製品「Brocade Vyatta 5600 vRouter」と併せ、同社のオンデマンド・データセンター構想を一層推進していきます。 なおブロケードは、2013年10月9日(水)~11(金)に東京ビッグサイトにて開催されるITpro EXPO 2013に出展し、今回発表したBrocade VDX 6740/6740-Tを国内で初めて展示します。 ●ITpro EXPO 2013 出展概要 http://www.brocadejapan.com/event-training/event/brocade_clouddays2013 <価格と出荷時期> Brocade VDX 6740およびVDX 6740-Tの受注はすでに開始されています。米国における販売価格は、15,995米ドル(10GbEポートにつき833米ドル)からです。また、Brocade VDX 8770 100GbEモジュールは、2014年上半期に出荷開始される予定です。ブロケードのネットワーク・ソリューションは、ブロケードのチャネルパートナーを通じて提供されています。 ・Brocadeについて: ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、アプリケーションと情報が各所に遍在する仮想化世界への移行を容易にします。詳細については、当社ウェブサイト(http://www.brocadejapan.com)をご覧になるか、japan-info@brocade.comまでお問い合わせ下さい。 注記:ADX、AnyIO、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、VCS、VDX、およびVyattaは登録商標であり、HyperEdge、The Effortless Network、およびThe On-Demand Data Centerは、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc.の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。 (C)2013 Brocade Communications Systems,Inc.All Rights Reserved. PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword