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ボルボ・カー・グループ、大規模な自動運転の公道実験を開始

ボルボ・カー・グループ、世界初の大規模な自動運転の公道実験を開始


 このプレスリリースは、12月2日イェーテボリ発、ボルボ・カー・グループ・プレスリリースの抄訳です。

 ボルボ・カー・グループは、100台のボルボ自動運転車がイェーテボリ市の公道を日常的な利用状況下で走行する、世界初の大規模運転実証実験プロジェクトにおいて、中心的な役割を担います。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 革新的なプロジェクト『ドライブ・ミー:持続可能なモビリティのための自動運転』は、ボルボ・カー・グループ、スウェーデン運輸管理局、スウェーデン運輸庁、リンドホルメン・サイエンス・パーク、そしてイェーテボリ市が共同で実施します。

 世界的にもユニークなこのプロジェクトは、スウェーデン政府にも支持されています。目的は、自動運転による社会への利益を明らかにすること、及びスウェーデン並びにボルボ・カーを未来のモビリティ開発のリーダーとして位置付けることです。

 ホーカン・サムエルソン、ボルボ・カー・グループ代表取締役兼CEOのコメント:
「自動運転車は、交通事故による死亡者・重傷者ゼロを掲げるボルボ・カー及びスウェーデン政府のビジョンの一環です。この公道実証実験は、この目標に向けた重要なステップです。技術的な課題への理解を深めると同時に、公道を運転する顧客の貴重な意見を聞くことができるのです」。

 実証実験では、イェーテボリ市周辺の決められた公道約50kmで自動運転が行われます。指定された道路は日頃から通勤に使われている道で、高速道路や渋滞が頻繁に発生する地点などが含まれます。

 エリック・コーリン、ボルボ・カー・グループ 技術スペシャリストのコメント:
 「私達の狙いは、あらゆる交通シナリオにおいて自動運転車が対応できることであり、例えば何らかの理由によりドライバーが運転操作ができなくなってしまった様な状況でも、車が交通の流れから離れて、自動で安全な場所に停車することなども想定しています」。

■重点分野:
 『ドライブ・ミー』プロジェクトでは、いくつかの分野に焦点を当てて行われます:

 ・交通効率、環境、道路の安全性の改善によって、自動運転はどのように社会経済へ利益をもたらすか
 ・自動運転に必要なインフラとは
 ・自動運転に適した一般的な交通状況とは
 ・自動運転に対する生活者の信頼度
 ・周囲のドライバーが自動運転車とどのくらいスムーズに共存できるか

 プロジェクトは、2014年にユーザー調査及び技術開発から始動し、同時にユーザーインターフェイスとクラウド機能の開発にも着手します。最初の実験車は、2017年までにイェーテボリ市の公道で走り始める予定です。

<協力体制>
 都市開発の発展により世界中の交通網への負荷が増加している中で、持続可能な社会と移動性を確保するための協力体制が不可欠であることを「ドライブ・ミー」は提唱しています。

 「公道実証実験を通して、自動運転車を交通環境に取り込むことによる社会的利益について、貴重な洞察を得ることができます。将来の持続可能なパーソナルモビリティとしてスマートビークルは解決策の一つですが、広域な社会的アプローチも同時に必要です。官民を合わせた組織横断的な協力体制は、この開発を後押ししてくれると期待しています」とエリック・コーリンはコメントしました。

<ユニークなチームワーク>
 カタリーナ・エルムセーター・スベルド、スウェーデン・インフラストラクチャー大臣のコメント:
 「スウェーデンは、産学官でユニークな協力体制を築き上げています。それにより、交通安全の分野で世界をリードしています。自動運転車やスマートなインフラは、更なる交通安全と環境改善に繋がります。また、スウェーデンでの職業機会の増加にも貢献します」。

<都市生活の充実化>
 『ドライブ・ミー』プロジェクトを通して、将来の都市計画における自動運転車の役割が明確化されます。自動運転は土地の効率利用に繋がり、インフラ投資の削減にも貢献します。また、排気ガスの削減による大気汚染の抑制や、交通安全を向上させるなど、あらゆる面で都市生活の充実化に寄与します。

 イェーテボリ市は、このユニークな公道実証実験の舞台となることで、効率的、クリーン、そして安全な都市交通システム開発の先駆者になることを目指しています。

<個人の利益>
 自動運転は、生活者にも大きな利益をもたらします。車を運転するという行為が本質的に変わり、未来のドライバーは自動運転と自らによる運転を組み合わせた運転計画を立て、毎日の移動時間を効率的に活用できるようになります。自動運転により、運転中の時間管理も効率化が図れます。安全に電話やタブレット端末を使用したり、リラックスすることなども可能になります。

 「実証実験で利用する自動運転の技術は、適切な状況下において、運転の全てを車に任せる事が可能です」とホーカン・サムエルソンは述べています。

<自動運転に対応した体制>
 ドイツの連邦道路交通研究所(BASt)によると、実証実験で使用される自動車は「高度自動運転車」に分類されます。それは、ドライバーの意思により、運転操作を車に任せられることを意味します。ドライバーに運転操作を求めることもありますが、その際には適切な移行時間が設けられています。

 一般顧客がテストする100台のボルボ車は、当社で予定しているスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ(SPA)で開発される新型モデルです。SPAは新しいサポートや安全システム、自動運転を実現する技術の導入まで、幅広く対応が可能で、初の採用モデルは、2014年発売の新型ボルボXC90です。

<自動駐車にも対応>
 プロジェクトでは、ドライバーが車内にいなくても自動的に駐車する機能も提供されます。車が自動的に空きスペースを見つけ駐車するため、ドライバーは先に降りて目的地へ向かうことが可能となります。

 「我々の自動運転車に対するアプローチは、人が運転する車やその他の車両が存在する環境でも、安全に動かなければならないという原理原則に基づいています」とエリック・コーリンは説明します。
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