2013/12/18 Category : 未選択 リニアテクノロジー、3.5A同期整流式降圧スイッチング・レギュレーターを販売開始 リニアテクノロジー、新製品「LT8610A/LT8610AB」を販売開始暗電流2.5μAで96%の効率を達成する42V、3.5A(IOUT)(◇1)、2.2MHz 同期整流式降圧DC/DCコンバータ ◇1:「3.5A(IOUT)」の正式表記は添付の関連資料を参照 リニアテクノロジー株式会社は、42Vの入力が可能な3.5A同期整流式降圧スイッチング・レギュレータ「LT8610A」(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT8610A)および「LT8610AB」(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT8610A)の販売を開始しました。LT8610AEMSEおよびLT8610ABEMSEは熱特性が改善されたMSOP-16パッケージで供給され、1000個時の参考単価は3.75ドルから。インダストリアル温度バージョンのLT8610AIMSEおよびLT8610ABIMSEは-40℃~+125℃の動作温度範囲で仕様が規定され、1000個時の参考単価は4.13ドルからです。車載温度バージョンのLT8610AHMSEおよびLT8610ABHMSEは-40℃~+150℃の動作温度範囲で仕様が規定され、1000個時の参考単価は4.38ドルからで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LT8610A)。 LT8610A/LT8610ABは同期整流方式により96%の高い効率を達成し、Burst Mode(R) 動作により無負荷のスタンバイ状態での暗電流を2.5μA未満に抑えます。入力電圧範囲が3.4V~42Vと広いので、自動車や産業用のアプリケーションに最適です。5Aの内部スイッチにより、0.97Vの低電圧まで最大3.5Aの連続出力電流を供給可能です。超低暗電流を実現するBurst Mode 動作により、自動車の「常時オン」システムなど、バッテリ動作時間の延長が求められるアプリケーションに適しています。独自の設計により、入力電圧が下がり出力電圧に近づいてきても、最小ドロップアウト電圧を200mV(1A時)に維持しながら出力し続けるので、自動車のコールドクランクのような場合の対応が必要なアプリケーションに最適です。さらに、最小オン時間が30nsと短いので、2MHzの固定スイッチング周波数を使用して16V入力から1.0V出力への変換が可能なので、設計者はノイズに敏感なクリティカルな周波数帯域を回避しながら効率を最適化できます。熱特性が改善された16ピンMSOPパッケージと、小型の外付けインダクタやコンデンサを使用できる高いスイッチング周波数により、放熱効果が高く実装面積が小さいソリューションを提供します。LT8610ABはLT8610Aに比べて、0.5mA未満の非常に軽い負荷での効率が向上しますが、結果として出力リップルがやや増加します。 LT8610A/LT8610ABはLT8610のすべての性能と機能を備えた上で、次の2点を改善しています。1つは、3.5Aの連続出力電流(LT8610では2.5A)を供給可能であることで、もう1つは、最小オン時間を50nsから30nsに短縮することにより、2MHzで16Vから1Vへの降圧変換(LT8610では1.8V)を実現できることです。他の電気的パラメータは標準品のLT8610と同じです。■LT8610A-ABの主な特長: ・広い入力電圧範囲:3.4V~42V ・最大3.5Aの連続出力電流 ・超低暗電流のBurst Mode(R) 動作 ・12V入力で3.3V出力を安定化時のIQ=2.5μA(◇2)、出力リップル<10mVP-P(◇3) ・高効率の同期動作: 12V入力、5V/1A出力時の効率:96% 12V入力、3.3V/1A出力時の効率:94% ・早い最小スイッチ・オン時間:30ns ・すべての条件で低ドロップアウト:1Aで200mV ・小型インダクタを使用可能 ・調整可能および同期可能なスイッチング周波数:200kHz~2.2MHz ・電流モード動作 ・高精度のイネーブル・ピンしきい値:1V ・内部補償 ・出力ソフトスタートおよび出力トラッキング ・熱特性が改善された小型16ピンMSOPパッケージ ◇2:「IQ=2.5μA」の正式表記は、添付の関連資料を参照 ◇3:「10mVP-P」の正式表記は、添付の関連資料を参照 ※製品画像は、添付の関連資料を参照<リニアテクノロジーについて> S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コンピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。http://www.linear-tech.co.jp LT,LTC,LTM,Burst Mode,μModule,Over-the-Top,LTP及び会社ロゴはLinear Technology Corporationの登録商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があります。・お問合せ先: 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル8F リニアテクノロジー株式会社 TEL:03-5226-7291(代表) http://www.linear-tech.jp以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword