昨年11月、MPADおよびTKIは、オーストラリア・ビクトリア州環境・第一次産業省の関連会社であるAgriculture Victoria Services Pty,Ltd.と太陽光利用型植物工場の実証試験に関する契約を締結し、同省が保有するノックスフィールド農業試験場の一部区画(約150m2)に、MPADの閉鎖型苗生産システム「苗テラス(R)」(※1)および葉菜用養液栽培システム「ナッパーランド(R)」(※2)を設置し、太陽光利用型植物工場の実証試験を今春から行ってきました。その結果、オーストラリアの厳しい環境条件においても、日本と同じく高品質のホウレンソウなどの野菜を無農薬で栽培できることがほぼ実証されました。これに関し、ビクトリア州のデニス・ナプサイン首相からは、「MPAD、TKIの先進的な農業生産システムは、ビクトリア州政府が掲げる2030年までに農業生産量を倍増させるという政策にも大きく貢献するだろう」との高い評価を頂いております。