<生産体制構築の狙い>
米国ではダクト式セントラル空調が主流ですが、近年の省エネ意識向上により、消費電力の少ないダクトレス・スプリット空調の需要が増加しています。
当社は1982年に米国で空調事業を開始して以来、現在では米国のダクトレス・スプリット空調市場において、トップのシェアを有しています。今年4月には、ジョージア州グイネット郡(アトランタ市近郊)に、技術センター・研修施設および倉庫を集約したMitsubishi Electric US,Inc.の空調冷熱部門の新事務所を設立しました。今回、メキシコのPIMSでの空調機器の生産開始により、販売・開発と連動した製品の効率的な市場投入を行うことで、北米での空調事業拡大を図ります。