2013/12/11 Category : 未選択 千代田化工建設、カタール・ラスガス社からEPC業務を受注 ラスガス社よりフローアシュアランスプロジェクトのオンショア設備に係るEPC業務を受注 千代田化工建設株式会社(本社:横浜市 社長:澁谷 省吾)は、カタール国の現地グループ企業である千代田アルマナエンジニアリング社(*1)(以下、千代田アルマナ社)がラスガスカンパニーリミテッド社(ラスガス社)より、産出された天然ガスのフローアシュアランスプロジェクトのオンショア(陸上)設備に係るEPC(*2)(設計・調達・建設)業務を受注しましたので、お知らせいたします。 記 1.顧客名:ラスガスカンパニーリミテッド社(RasGas Company Limited) 2.契約内容:フローアシュアランスプロジェクトのオンショア設備に係るEPC業務 3.契約金額:非公開 *1:現地アルマナグループと2008年に設立した当社49%出資の連結子会社 *2:Engineering, Procurement and Construction 本プロジェクトは、カタール国のノースフィールドガス田から採取される天然ガスとコンデンセート(*3)の混合液をパイプラインで輸送するにあたり、凍結対策としてモノエチレングリコール(*4)(以下、MEG)を高圧パイプラインでオフショア(海上)設備まで輸送するためのオンショア設備一式を設置するもので、これによりラスガス社とカタールガス社の井戸元から天然ガスとコンデンセートの混合液を効率的に輸送することと併せて、ラスガス社、カタールガス社、及びバルザンの各地上製造設備にMEGを供給するものです。 千代田化工建設は、1970年代からカタールに参入しており、近年ではカタールガス社、ラスガス社向けの世界最大級のLNGプラントやカタールシェル社向けのパールGTLプラントのガス前処理設備などカタールでの豊富な設計・調達・建設(EPC)実績を誇ります。一方、千代田アルマナ社はプロジェクトマネジメントサービスを提供するなど、地域密着型でプロジェクト・ライフサイクル・エンジニアリング(PLE)(*5)をビジネス展開しています。現地の経験豊富なスタッフを活用しながらPLEを展開することでエネルギーと環境の調和を目指すと共に、カタール国の継続的な発展に貢献してまいります。 *3:コンデンセート;ガス田から液体分として採取される原油の一種で、地上で採取する際、凝縮する液体(油)をコンデンセート油、または単にコンデンセートと呼び、原油として、または化学原料として利用される。*4:モノエチレングリコール;モノエチレングリコールはPET樹脂の主原料の一つで、毒性が低く、水によくとけ、融点が低いため、不凍液としてよく用いられている。 *5:Project Lifecycle Engineering;プラントの事業化計画から建設、運転、保守、増設・改造、そして廃棄に至るまでのプロジェクトライフサイクル全体にわたって、顧客の側に立ったサービスを提供していくビジネスモデル。以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword