2013/12/20 Category : 未選択 日本百貨店協会、11月の全国百貨店売上高概況を発表 平成25年11月全国百貨店売上高概況I.概況 1. 売上高総額 5,654億円余 2. 前年同月比 2.4%(店舗数調整後/2か月ぶりプラス) 3. 調査対象百貨店 85社242店(平成25年10月対比±0店) 4. 総店舗面積 6,238,141m2(前年同月比:-1.4%) 5. 総従業員数 80,865人(前年同月比:-2.8%) 6. 3か月移動平均値 4-6月3.1%、5-7月2.1%、6-8月2.2%、7-9月0.6%、8-10月1.5%、9-11月1.5% [参考]平成24年11月の売上高増減率は2.2%(店舗数調整後)【11月売上の特徴】 天候不順で苦戦した前月から一転し、2か月ぶりのプラスとなった。 今年11月は、中旬以降の冷え込みによる冬物需要の高まりや、冬のボーナスアップへの期待感による消費マインドの改善、さらには円安を受けた将来の値上げ観測や消費税率引き上げ前の駆け込み需要などもあって、主力の衣料品(+1.0%)が堅調に推移したほか、ラグジュアリーブランド(身のまわり品:+5.9%)や美術・宝飾・貴金属(+21.0%)などの高額商材が引き続き好調さを維持した。また、前年に比べ土曜日が一日増えたことなどのプラス要素もあって、最終的には、全国規模で増収基調を回復する結果となった。 その他当月の特徴的な動向としては、地区別では改装・増床効果のある大都市(10都市:+3.4%)に加えて地方(10都市以外:+0.6%)もプラス基調で推移したこと、商品別では8月以来3か月ぶりに主要5品目全てが前年実績をクリアしたこと、住宅市場の活況や大型消費財の駆け込み需要などを背景に家具(+7.4%)が大きく伸びたこと、訪日外国人は東南アジアの大幅増と中国の回復傾向が牽引する形で、売上・客数共に前年比倍増(売上:+122.7%/客数:+111.4%)と極めて好調に推移したこと、などが報告されている。【要因】 (1)天候:気象庁発表「11月の天候」の特徴は以下のとおり(一部抜粋) ◇気温は、上旬は全国的に高かったが、中旬以降は寒気が流れ込み、平年を下回る日が多かった。また、低気圧や冬型の気圧配置の影響で、日本海側では降水量がかなり多かった。北日本日本海側の降雪量は多かった。 (2)営業日数増減 29.9日(前年同月比±0.0日) (3)土・日・祝日の合計 10日(〃+1日/土曜1日増) (4)入店客数増減(回答店舗数で見る傾向値/前年同月比/有効回答数133店舗) [1]増加した:38店、[2]変化なし:47店、[3]減少した:48店 (5)11月歳時記(文化の日、勤労感謝の日、七五三、歳暮)の売上(同上/有効回答数108店舗) [1]増加した:24店、[2]変化なし:62店、[3]減少した:22店<全国百貨店 売上高速報 2013年11月> ※添付の関連資料「平成25年11月全国百貨店売上高概況」を参照II.地区別の動き 1.10都市売上動向 3.4%(店舗数調整後/4か月連続プラス) 2.10都市以外の地区売上動向 0.6%(店舗数調整後/5か月ぶりプラス)【地区別売上前年比の寄与度とトレンド】 ※添付の関連資料「平成25年11月全国百貨店売上高概況」を参照III.商品別の動き 主要5品目では、雑貨が13か月連続、身のまわり品が4か月連続、家庭用品が2か月連続、衣料品と食料品が2か月ぶりのプラスと、全品目が3か月ぶりにプラスとなった。また、美術・宝飾・貴金属が15か月連続、その他雑貨が6か月連続、家具、生鮮食品が4か月連続、紳士服・洋品、婦人服・洋品、化粧品、惣菜が2か月ぶり、家電が5か月ぶりのプラスとなった。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword