2013/10/18 Category : 未選択 日本HP、エンタープライズ向けルーター「HP HSR Routerシリーズ」など発表 エンタープライズ向けルーター新製品を発表し、ルーター市場に本格参入 -ルーター製品のフルラインアップ展開により、LAN/WANトータルネットワークソリューションを提供- 日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、エンタープライズ向けルーター「HP HSR Routerシリーズ」および「HP MSR Routerシリーズ」を発表します。これを機に、日本HPはルーター市場に本格参入し、LANからWANまで含めたトータルネットワークソリューションを提供します。 日本HPは有線/無線LAN製品を中核としたネットワーク事業を展開しています。これまで、さらなる事業拡大に向けて、ローエンドからハイエンドまでのラインアップ強化、次世代Software-Defined Network時代に向けたOpenFlow対応製品の拡充、販売パートナーの新規開拓・支援施策の強化につとめて参りました。 一方、昨今ではクラウドの進展やモバイルデバイスの普及、アプリケーションの多様化にともない、ネットワークのトラフィックが急速に増大しています。これにあわせて、企業において必要とされるWAN回線の帯域幅も拡張を続けており、ネットワーク環境の高速化への対応やサービス品質向上にむけて、既設のルーターの処理性能の増強が求められています。 こうしたニーズに対応するため、今回、日本HPでは、エンタープライズ向けルーター製品のラインアップとして、同等機能の他社製品に比べて3倍以上の処理性能を提供する「HP HSR Routerシリーズ」および「HP MSR Routerシリーズ」の提供を開始し、国内ルーター市場に本格参入します。 「HP HSR Routerシリーズ」は、データセンターのコアルーターや企業のセンタールーターとして使用可能なハイパフォーマンスモデルで、「HP HSR6600/6800」の2シリーズを展開します。「HP MSR Routerシリーズ」は、企業の支社、支店、営業所などのブランチオフィスや、小規模の営業拠点・店舗からWANを介して本社と接続するためのマルチサービスルーターで、「HP MSR930/2000/3000/4000」の4シリーズをラインアップします。 「HP HSR Routerシリーズ」および「HP MSR Routerシリーズ」の市場投入により、エンタープライズネットワーク全体をカバーするルーター製品のフルラインアップを提供可能です。また、これらのシリーズは様々な利用形態でルーターに必要となるソフトウェア機能を、追加ライセンス不要で利用することができ、導入・維持コスト削減に寄与します。 日本HPは、有線/無線LAN製品、ネットワーク管理ソフトウェア、構築・運用管理サービスに加え、ルーター製品も提供可能な総合ネットワークベンダーになります。今後はWAN高速化に向けたルーターの新規導入/更新を検討されるすべてのお客様に対して、圧倒的なコストパフォーマンス、豊富なセキュリティ機能、管理工数を低減させる管理性を提供し、お客様のネットワーク革新を支援します。 本日発表の新製品は、以下の通りです。 ※参考資料は、添付の関連資料を参照 <「HP HSR Routerシリーズ」の特長> 「HP HSR Routerシリーズ」は、様々な高可用性技術を搭載し、キャリアグレードの高い信頼性を実現したハイパフォーマンスルーターです。データセンターコア向け「HP HSR6800」と、企業のセンター向け「HP HSR6600」の2シリーズをラインアップします。各シリーズの主な特長は以下の通りです。 ●HP HSR6800シリーズ ・データセンター/大規模ネットワークコアに適したシャーシ型ハイエンドルーター。 ・HPネットワーク製品で共通の「Comware OS Version 5」を搭載し、機能追加のためのソフトウェアライセンスは不要。 ・「HP HSR6802」(パケット転送能力120Mpps)、「HP HSR6804」(パケット転送能力240Mpps)、「HP HSR6808」(パケット転送能力420Mpps)の3モデルを展開。 ・Main Processing Unit、Switch Fabric Engine(HP6808で使用)、Flexible Interface Platformの3つのモジュールで構成され、Multi-core processorにより高速処理、高パフォーマンスを実現。 ・さまざまなインターフェイスに対応したインターフェイスモジュールを用意。 ・ノンストップ・フォワーディング(グレースフル・リスタート)(*2)、MPU/電源の冗長化など様々な高可用性技術を搭載し信頼性を向上。 ・大容量バックプレーンの採用で、100Gbイーサネットに対応予定 ・仮想シャーシ機能 IRFに対応予定 ●HP HSR6600シリーズ ・企業向けネットワークのセンターに適したハイパフォーマンスルーター。 ・HPネットワーク製品で共通の「Comware OS Version 5」を搭載し、機能追加のためのソフトウェアライセンスは不要。 ・「HP HSR6602-G」(標準2GBメモリ)、「HP HSR6602-XG」(標準4GBメモリ、10GbEインターフェイス搭載)の2モデルを展開。 ・マルチコアプロセッサーにより高速処理、高パフォーマンスを実現。 ・2種類のFIPモジュールを用意。 ・ノンストップ・フォワーディング(グレースフル・リスタート)(*2)、電源の冗長化など様々な高可用性技術を搭載。 ・「HP HSR6800シリーズ」と共通のインターフェイスモジュール。 <「HP MSR Routerシリーズ」の特長> 「HP MSR Routerシリーズ」は、ブランチオフィスと本社をWANで接続し、ブランチオフィスに本社と同じネットワーク環境を提供するための様々なソリューションを実装したマルチサービスルーターです。企業の支社、支店、営業所などのブランチオフィス向けの「HP MSR2000/3000/4000」、および小規模営業拠点・店舗向け「HP MSR930」の計4シリーズをラインアップします。各シリーズの主な特長は以下の通りです。 ●HP MSR2000/3000/4000シリーズ ・ブランチオフィスに快適なネットワークを提供するマルチサービスルーター。 ・HPネットワーク製品で共通の「Comware OS Version 7」を搭載し、機能追加のためのソフトウェアライセンスは不要。 ・新しいアーキテクチャー(マルチコアプロセッサ、ギガビット対応、PCIEバス)に対応し、大幅にパフォーマンスを向上。 ・多拠点でのインターネットVPNの運用を容易にするAuto Discovery VPN(ADVPN)機能を搭載。 ・HP MSR2000シリーズは「HP MSR2003」の1モデルを用意。3つのSmart Interface Card(SIC)を搭載可能。パケット転送能力は1Mpps、IPSec処理性能は400Mbps、IPSecセッション数は1000。中・小規模支店に適したモデル。 ・HP MSR3000シリーズは「HP MSR3012/3024/3044/3064」の4モデルを用意。2つもしくは4つのSIC、また1、2、4もしくは6つのHigh Speed Multiple Interface Card(HMIM)を搭載可能。パケット転送能力は2Mpps/5Mpps、IPSec処理性能は3.3Gbps、IPSecセッション数は4000。本社および中規模支店に適したモデル。 ・HP MSR4000シリーズは「HP MSR4060/4080」の2モデルを用意。6つもしくは8つのHMIMを搭載可能。パケット転送能力は10Mpps/20Mpps、IPSec処理性能は8Gbps、IPSecセッション数は8000。本社および大規模支店に適したモデル。 ●HP MSR930シリーズ ・小規模ブランチオフィスに適した、運用が容易でコンパクトなボックス型VPNルーター。 ・追加ライセンス不要ですべての機能を利用可能。 ・ギガビットイーサネット WANx1ポート、LANx4ポート搭載。 ・300kppsのパケット転送能力 ・多拠点でのインターネットVPNの運用を容易にするADVPN機能を搭載。 ・Webブラウザによる簡単設定とUSBメモリによる自動設定を実現。 *2:ノンストップ・フォワーディングとは、グレースフル・リスタートとも呼ばれ、制御機能とフォワーディング機能のプロセッサ処理を分離することで、OS(制御ソフトウェア)のリスタート/リロード時にもデータ転送を継続する機構 ■新製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。 http://www.hp.com/jp/networking_20131017 文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 ■お客様からのお問い合わせ先 カスタマー・インフォメーションセンター TEL:0120-436-555 ホームページ:http://www.hp.com/jp/ PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword