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株式会社ダイヤモンド社 『週刊ダイヤモンド』10/26特大号(10/21売)の特集は『頼れる病院ランキング』

株式会社ダイヤモンド社より毎週月曜日に発売されている、経済・金融・企業情報をタイムリーに伝えるビジネス誌、『週刊ダイヤモンド』。
10月21日に発売される10/26特大号の特集は『頼れる病院ランキング』。特集の読みどころは下記のとおり。その他、ビジネス、経済に関する最新の記事も満載です!

──CONTENTS─────────────────
■特集
頼れる病院ランキング

Part 1 機能で選ぶ病院
Part 2 先端医療に強い病院
Part 3 救急医療の頼れる病院
Part 4 都道府県別 頼れる病院ランキング


──「頼れる病院ランキング」特集の読みどころ───

■医療格差時代に広がる病院格差
■あなたの街の頼れる病院はここだ!

■がん拠点病院でも確保できない
■「病理医」不足の深刻

「やっぱり胃がんでした」。青森県在住の町田一郎さん(50歳、仮名)は医師の言葉に耳を疑った。1年前、勤務先の健康診断で「胃に影のようなものがある」と言われ、県内の病院で胃内部の組織を採取して病理組織検査を行った。その結果、「悪性(がん)ではない」と診断され、安堵した。
 ところが最近、胃にむかつきや違和感を覚えるようになり、念のためにと再び検査を受けてみた。その判定が「黒」だったのである。わずか1年で診断結果がひっくり返ったことに町田さんは納得がいかなかった。医療業界で働く友人から「病理診断を担当した病理医から説明を受けてはどうか」とアドバイスを受けた。病院で病理医との面会を頼んだところ、主治医は困惑した表情を浮かべて少し沈黙した。そして「うちの病院に病理医はいません」と明かした。
 病理医とは、がんの診断では「悪性か、良性か」、つまり「がんか否か」を判定する裁判官のような存在である。どのような類いのがんなのか、俗に言うがんの性格や顔つきを診断する。診断結果によって治療方針も変わってくる。最近は特定のタンパク質や遺伝子を持つがんには、非常に効果のある分子標的薬などが登場しており、どんな抗がん剤が効くのかも彼らが判断する。
 病理医が患者と直接会うことは少ないが、「患者の担当医たちは、ひっきりなしにやって来る」と黒田誠・日本病理学会副理事長(藤田保健衛生大学教授)。患者の情報や医師の見立てなどを互いに擦り合わせて診断の確度を高め、治療方針を固めていくのだ。
「病理医は、がん治療において医療の要となる重要な存在」(池上雅博・東京慈恵会医科大学病院病理学講座教授)なのである。
 町田さんが通う病院には病理医がいないため、検査センターに委託されていた。検査センターでは病理医がアルバイトで診断を行い、1枚2000円程度で報告書を作成している。病院に常駐して担当医や患者とやりとりする病理医に比べると情報は限られ、結果的に町田さんに対する1回目の診断は間違えられてしまった。
 病理医を常勤で抱えられる医療機関は、実は非常に少ない。医師全体が地域偏在と不足の状態にあるが、病理医の逼迫度ははるか上をいく。全国に一般病院が約7500あるのに対し、病理医はわずか2100人ほどしかいない。地域の偏在もあり、福井県はたった9人だ。がんを専門に扱うがん診療連携拠点病院であっても、381病院中53病院は常勤病理医がいないのである。
 産科医や小児科医の不足はよく知られるが、今最も深刻なのが「麻放病(まほうびょう)」であると業界関係者たちはため息をつく。麻放病とは麻酔科、放射線科、病理科を総称する造語だ。麻酔医がいなければ手術はできない。高度な画像診断装置や放射線治療装置があっても放射線領域の医師がいなければ診断や治療は行えない。病理医がいなければ治療前や手術中にがん細胞の診断ができない。黒子的存在で目立たないが、彼らがいなければスーパードクターの外科医であろうと手術はできない。手術時間はむしろ麻酔医や病理医のスケジュールに合わせて決定されているのが実態だ。
 がん治療でいえば、抗がん剤による治療を行う腫瘍内科医や、痛みを取る緩和ケア医も不足している。ある大学病院で治療を受けていた肺がん患者は、本来使う予定だった薬とは異なる抗がん剤を誤って投与され、白血球数の急速な低下、呼吸困難などの状態に陥り、集中治療室に運び込まれる事態となった。
「タキソール」という名前の薬を投与するはずが、効き目が3倍以上強い「タキソテール」という薬を誤って投与されてしまったのだ。最近は電子カルテが普及し、頭文字を入れれば、パソコン画面上では、薬剤名が予測変換される機能がある。入力した医師は「タキソ」まで入力した結果、「タキソテール」「抗がん」と表示されたために、うっかり投与してしまったのだ。抗がん剤に詳しい腫瘍内科医ならば、あり得ない初歩的なミスだった。
 スーパードクターをたくさん抱えていることを喧伝したり、豪華な内装を誇る病院もあるが、本当に頼れる病院とは医療機能の要となる分野の人やモノをしっかり確保しているところだ。

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■医師数や設備などの医療機能
■さらに経営状態まで評価した
■都道府県別病院ランキング

 医療機能と経営状態で実力のある頼れる病院はどこなのか。アンケートと公表データから収集した編集部独自の13指標で評価し、全国および都道府県別にランキングを作成した。本ランキングは本誌が2009年以降実施しているもので、13年版は「医療機能」に九つの指標を設けた。医師や医療スタッフの充実度、設備の状況などに加え、救急車受け入れ件数などを追加した。「経営状態」は病床利用率、平均在院日数、人件費率、経常収支比率の四つの指標を設け、総合的に評価した。
 今回は救急機能にも注目している。過疎地域だけでなく、千葉県や埼玉県など首都圏でも救急医療は崩壊寸前だ。地域によって救急医療の格差が広がる中で、役割を果たしているのか。それを知る指標として、救急車受け入れ件数を評価対象に加えた。
 全体集計では53%が年間2000件以上を受け入れ、25%は1000件未満。救急医療には高い診療報酬がつくため受け入れに力を入れている病院もあれば、医師不足などで対応できずに避ける病院もあり、姿勢は分かれる。
 健康保険外となる先進医療にも注目した。1205病院のうち先進医療を実施しているのは22%で、大学病院に多かった。

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■本当に頼れる病院を徹底調査
■1205病院を13指標でランキング
■お役立ちリストも満載の一冊

 選ぶ病院、医療に使えるカネ、住む地域によって、患者が受けられる医療には格差が生まれます。まず、病院間の医療機能には差があります。医師も設備も十分に確保した病院と、医師や設備を満足に整えられない病院の間では、提供される医療に差が生まれます。自腹で使える予算によって選択できる治療の範囲は変わります。住む街によっては、救急医療が崩壊寸前です。
『週刊ダイヤモンド』10月26日号の特集「頼れる病院ランキング」は全83ページの総力特集。医療格差時代に賢く病院を選ぶためのノウハウ、病院ランキング、お役立ちリストを満載しました。
 病院の医療機能と経営上から総合的に評価した「頼れる病院ランキング」では、全国1205病院を都道府県別にランキング。あなたの住む街の頼れる病院をチェックしてください。
 病気別にさらに機能をチェックしたいとき、役に立つのが「施設基準」というものです。厚生労働大臣が定めているもので、医師や設備の有無など医療機能の有無を知るモノサシになります。不足している病理医、麻酔医、放射線医、腫瘍内科医、緩和ケア医などの配置状況もチェックできます。本誌では三大疾病であるがん、脳卒中、心臓病について、全国200の病院の機能をリストにしました。
 健康保険でカバーされない先進医療や自由診療のなかに、最適な治療法が見つかることもあります。ただし、治療費は自己負担となり、対応できる医療機関は限られ、保険診療とは異なる世界です。治療費負担の仕組みを解説し、主な治療法の費用や実施医療機関は一覧にまとめました。
 予期せぬ急病やケガに襲われることへの備えも大切です。地域によって医師不足が深刻化し、救急医療の地域格差が生じています。2013年の年明けに埼玉県久喜市で起きたたらい回し事件は、問題が表面化した氷山の一角にすぎません。人口10万人あたりの医師数において全国ワーストの埼玉県、千葉県の実態から、国や自治体、病院、そして患者がなすべきことが見えてきます。救急車受け入れ件数全国病院ランキングも掲載しました。
 さらに今回、高血圧症薬にかかわる不正論文があぶり出した製薬会社との癒着構造にも迫りました。2012年度に製薬会社が医療機関や医師らに支払った額は5000億円規模におよびます。提供される資金のなかでも、とくに不透明と指摘される「奨学寄附金」の受け取り額を病院別にランキングしました。
 全国各地で無料開催される病院主催の市民講座の開催予定もまとめました。こうした講座を上手く利用するのも手です。賢い患者になるためには、情報力を持つことが欠かせません。
 
(『週刊ダイヤモンド』編集部 臼井 真粧美 )

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●『週刊ダイヤモンド』10/26号(雑誌コード:20244-10/26)
●特別定価 740円(税込)
●2013年10月21日発売


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ダイヤモンド社営業局営業部(担当:岩佐、大曽根)
TEL:03-5778-7241 FAX:03-5778-6619 
E-mail: osone@diamond.co.jp
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