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矢野経済研究所、電動パワーステアリング世界市場に関する調査結果を発表

電動パワーステアリング世界市場に関する調査結果 2013


【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて電動パワーステアリングシステム世界市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2012年8月~2013年8月
 2.調査対象:EPSシステムメーカ、EPS構成部品メーカ等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

 <電動パワーステアリングとは>
  ステアリングのアシストに電気モータを利用する技術を、電動パワーステアリング(EPS:Electric Power Steering)という。ドライバーの操舵力をトルクセンサで検出し、ECU(電子制御ユニット)でモータを制御することで操舵をアシストするシステムである。
  EPSには、アシストする箇所(モータの取り付け位置)によって、コラムアシスト・ピニオンアシスト・ラックアシストの3つの方式が存在する。本調査では、これら3タイプのEPSに、電動モータで油圧を発生させ操舵アシストに利用する電動油圧パワーステアリング(EHPS:Electronic Hydraulic Power Steering)を加え、合計4タイプを対象に調査を実施した。
  また、本調査では乗用車および車両重量3.5t以下の商用車に搭載されるシステムを対象とする。


【調査結果サマリー】

 ◆EPS世界市場はコラムアシスト式・ラックアシスト式が牽引し、2020年には2012年比1.9倍の6,550万台へ大きく伸長すると予測
  2012年のEPS(電動パワーステアリング)世界市場(メーカ出荷数量ベース)は、3,500万台と推計した。小~中型車に適するコラムアシスト式の伸長とともに、EPSの搭載が遅れていた大型車、特に北米市場のEPS搭載率が高まることを背景に、これら車両に適したラックアシスト式の伸長が期待される。2020年のEPS世界市場は2012年比1.9倍となる6,550万台に拡大すると予測する。一方、EHPS(電動油圧パワーステアリング)は、長期的には燃費性能と制御性の良いEPSに取って代わられる公算が大きい。2020年のEHPS世界市場規模(メーカ出荷数量ベース)を2012年比10%減の450万台と予測する。

 ◆2020年の主要構成部品の市場規模は、2012年比1.6倍にあたる4,357億円に達すると予測
  主要構成部品(モータ・ECU・トルクセンサ)の世界市場規模(メーカ出荷金額ベース)は、2012年から2020年まで年平均5.8%の高い成長率が期待できる。EPSメーカの技術開発トレンドとしては、「モータ/ECUの一体化」や「異常時操舵アシストの継続」が進展するとみる。


【資料発刊】

 資料名:「2013 電動パワーステアリングシステム市場の最新動向と将来展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C54300800

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