2013/10/18 Category : 未選択 資生堂、仏ロレアルへのカリタ・デクレオール譲渡で協議を開始 ロレアル社との当社子会社株式等の譲渡に関する協議の開始について 当社は、L'Oreal S.A.(*1)(フラン ス、クリシー。以下、ロレアル社)より、当社がスキンケア、ボディーケアおよびヘアケアを中心に展開しているCarita(カリタ)事業および DECLEOR(*2)(デクレオール)事業を展開しているフランスの子会社およびその持株会社(いずれも当社が100%の議決権を保有。以下、合わせて 対象事業会社)の株式ならびに同事業に関連する資産のロレアル社への譲渡(以下、本件譲渡)に係る提案(提案価格2億3千万ユーロ)を受け、同社との間で 本件譲渡について独占交渉契約を本日締結し、独占的な交渉を開始しましたのでお知らせいたします。 資生堂グループは、本件譲渡に関し、フランス労働法に従い対象事業会社における労使協議会への通知および意見照会の手続きを開始しました。 なお、当社とロレアル社との間で本件譲渡に関する交渉が順調に進んだ場合、両社は、ロレアル社および資生堂グループの関係各社の労使協議会からの意見書を 受領した後に、本件譲渡に係る契約の締結へと進むこととなります。また、本件譲渡の実行にあたっては、関係国の競争法上の手続等の完了など譲渡契約に定め る取引実行の前提条件の充足が必要となります。 *1、2の正式表記は添付の関連資料を参照 <経緯> カリタとデクレオールは資生堂グループのプロフェッショナル事業の一角を占めるブランドであり、主にヨーロッパにおいて、サロン等のプロフェッショナルチャネルと小売店の双方にスキンケア製品やその施術サービスを提供しています。 当社は、経営課題を一掃し、もう一度成長軌道に乗るために、「強い領域をより強く」「大きな領域をより大きく」「収益性の高い領域でより利益を生み出す」という考え方のもと、聖域を設けず、全社を挙げて徹底した「選択と集中」に取り組んでいます。 この取り組みの一環として、プロフェッショナル事業においても「選択と集中」の検討を進め、当社のプロフェッショナル事業の持続的な成長性確保のためのベ ストな方向性を検討している中、ロレアル社からカリタとデクレオールの譲渡に関する提案を受けたことから、独占交渉を開始しました。 なお、当社 は、プロフェッショナル事業では、日本・中国を中心とするアジアで大きく成長している「資生堂プロフェッショナル」と米国・ヨーロッパで成長性を確保して いる「Joico(ジョイコ)」に注力することを検討しています。また地域としては、市場が急速な成長を遂げているアジアでの展開を加速することを検討し ています。資生堂グループにとって、プロフェッショナル事業は化粧品事業に次ぐコア事業であり、当社は今後もアジアのプロフェッショナル業界におけるリー ディングカンパニーとなるための取り組みを続けていきます。 <対象事業会社について> ※添付の関連資料「参考資料」を参照 <ロレアル社について> ※添付の関連資料「参考資料」を参照 <今後の見通し> 当社およびロレアル社は本件譲渡について交渉中です。譲渡金額を含む諸条件は今後の交渉を通じて取り決めるものであり、現時点では確定事項はありません。 以上 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword