2013/11/27 Category : 未選択 NHKとJAXA、若田さんが宇宙からアイソン彗星の4K動画撮影に成功 世界初、アイソン彗星を宇宙から4K動画撮影!~超高感度4Kカメラで/12月4日(水)には「NHKスペシャル」で生中継~ 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のJAXA若田光一宇宙飛行士が、世界初となる宇宙からの4K動画撮影に挑み、アイソン彗星の撮影に成功しましたので、お知らせいたします。 撮影に用いられたのは、NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で準備を進めてきた宇宙用の超高感度4Kカメラシステムです。今回撮影されたのは、アイソン彗星とオーロラです。 なかでもアイソン彗星は、太陽の間近まで接近し、大量のチリとガスを吹き出し、巨大な尾をなびかせる“世紀の大彗星”になると期待され、既に大きな話題を集めています。若田宇宙飛行士は、11月23日(土)19時8分(日本時間)カナダ・オンタリオ州の上空420kmでアイソン彗星を撮影。“大気の揺らぎ”のない宇宙という「彗星観測の特等席」から、アイソン彗星が尾から上がってくる様子を、世界で初めて4Kの動画に収めることに成功しました。 彗星がもっとも良く見えると期待される時期の12月4日(水)、夜7時30分からの「NHKスペシャル」では、若田宇宙飛行士のコメントを交えながら自身の撮影によるアイソン彗星の姿をISSから生中継で紹介する予定です。地上からは決して見ることができない美しく鮮烈な映像で、歴史的な天体スペクタクルをお届けします。 ※2014年に4K試験放送の開始が予定されています。 *参考画像と<若田光一宇宙飛行士のコメント>は添付の関連資料を参照<今回撮影に用いた超高感度4Kカメラシステムについて> 4Kという、現行のハイビジョンの4倍の画素数を擁する高解像度カメラで、さらに従来機の8倍を超える超高感度化をはじめ、彗星撮影のために特別な改造がなされた物です。 JAXAがこれまでに国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の開発・運用で蓄積してきた宇宙搭載化技術や有人宇宙安全技術によって、従来よりも大幅に短い期間で改修や試験を行うことができたため、今回の最先端カメラによる国際宇宙ステーションからの撮影が実現。今年8月4日(日)、宇宙ステーション補給機“こうのとり”4号機(HTV4)に搭載され、種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられました。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword