株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、Ruby on Rails(※1)によるWebアプリケーションの開発支援環境と実行環境をクラウド上で提供する「IIJ GIO MOGOK(ジオ モゴック)サービス」(http://www.iij.ad.jp/GIO/service/mogok/)(以下「MOGOK」)の正式版を2013年12月10日より提供開始します。
MOGOKは、Webアプリケーション開発者向けに、開発支援環境と実行環境をクラウドサービス「IIJ GIOサービス」上で提供するPaaS(Platform as a Service)です。MOGOKを利用することで、アプリケーション開発者はサーバやデータベースなどのインフラ運用から解放され、情報共有サイトや電子商取引サイトなどのWebアプリケーションの開発や、それらを用いたビジネスのスタートアップに専念することが可能になります。本正式サービスに先駆け、2012年10月に開始したMOGOKの試験サービス(ベータ版)は、数百のアプリケーションが常時稼働するまでに成長し、この実績からIIJは、Rubyの普及・発展のための活動を行う財団であるRubyアソシエーションの認定クラウドサービス事業者(Gold)として登録されました。この度、従来の個人向け試験サービスに、法人向けの有償メニューを追加し、新たに正式サービスとして提供を開始します。
(※1)Ruby on Rails:スクリプト言語のRubyにより構築された、Webアプリケーション開発のためのオープンソースのフレームワーク。Webアプリケーションの開発を少ないコードで簡単に開発できるよう考慮し設計されている。 MOGOKの特長は以下のとおりです。
1.高品質で安定したクラウドサービス上に構築された開発プラットフォーム IIJが自社開発したMOGOKは、安定性に優れた高品質なクラウドサービス「IIJ GIO」上に構築された開発プラットフォームです。Ruby on Railsアプリケーションの開発支援環境と実行環境をインフラと一元的に提供するため、お客様は物理的な機器やサーバインスタンスの運用を意識する必要がありません。IIJがインフラまでを自社で運用しているため、セキュリティや信頼性、可用性を含め、サービスの品質を高く維持できることも、安心して利用いただけるポイントです。
3.オンラインサインアップで即時利用が可能 MOGOKのWebサイトからオンラインサインアップするだけで、開発・実行に必要な環境が2分程度で利用可能になります。また、画面からプリセットアプリケーションを選択後、3分程度でRuby on Railsアプリケーションを稼働させることが可能です。有償メニューでは、実行環境のインスタンスを拡張し、複数のアプリケーションを実行したり、高速な専有データベースを利用することなどができます。