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島津ジーエルシー、米Phenomenex社の高速液体クロマトグラフ用コアシェルカラム2製品を発売

汎用液体クロマトグラフ用コアシェルカラム
「Kinetex(R) 5μm カラム」「Kinetex(R) 5μm 分取カラム」を発売
‐分取用コアシェル型カラムは世界初‐



 島津製作所のグループ会社、株式会社島津ジーエルシー(社長:赤瀬川聡、本社:東京都台東区)は、「良好なピーク形状・高分離」を実現できるPhenomenex社(※)製の高速液体クロマトグラフ(HPLC)用コアシェルカラム「Kinetex(R) 5μm 分析カラム」、「Kinetex(R) 5μm 分取カラム」の2製品を発売しました。なお、コアシェル型分取カラムは本製品が世界初となります。

 ※Phenomenex社は、米国カリフォルニア州に本社を置き、クロマトグラフ用のカラムや各種オプションなどを研究開発している企業です。


 コアシェル型充填剤は、粒子径がより均一化されている点および充填剤粒子中心部まで化合物が入り込まない点が特長です。これにより、化合物が粒子間の隙間を通過しやすくなるため、カラム内での拡散を抑えることができ、従来のフルポーラス型カラムよりも再現性が高く、シャープなピークを得ることができます。また、耐圧性も高く、分解能に優れています(解説図参照)。

 これまで、超高速液体クロマトグラフ(UHPLC)用として発売されていた粒子径が1.3μm、1.7μm、2.6μmのラインナップに、今回、汎用HPLC用として粒子径が5μmの本製品を追加したことで、カラム背圧の問題を解消し、フルポーラス型5μmカラムの約3倍の効率が得られるなど、製薬や環境、食品分析など、様々な分野における汎用HPLCの効率化を実現できます。
 近年、分析メソッド開発の現場では、UHPLCを用いて詳細な分析条件の検討を行い、確立されたメソッドを品質管理部門や工場などの汎用HPLCに移行することが一般的でした。しかし、装置耐圧の関係でメソッド移行がスムーズにできないという問題がありました。また、汎用HPLCから分取LCに移行する際には、分取用のコアシェル型カラムが存在していなかったため、カラムを変更する必要があり、分析の条件や結果に変化が生じていました。
 本製品は、Phenomenex社製UHPLC用カラムと同じコアシェル型充填剤を使用しているため、専用の高耐圧装置を必要とせず、カラムの条件を再検討する必要なしで確立したメソッドをスムーズに汎用HPLCや分取HPLCへ移行させることができます。


【新製品の特長】

 1.良好なピーク形状と高分離の実現
  従来の5μmカラムと比較し、分離度や感度が改善されています。ピーク形状が、よりシャープになることで感度も稼げ、低濃度分析も容易になります。結果として分析時間も短縮でき、溶媒消費量の削減など、分析の効率化に貢献します。

 2.汎用HPLCシステムの性能を最大限に活用可能
  今までの超高速分析用カラムとは異なり、高耐圧の装置を必要とせずに高速な分析が可能となります。従来の5μmと3μmのカラム用いた場合の2~3倍のカラム効率を得ることができるため、汎用HPLCシステムの使いやすさと性能を引き出します。

 3.汎用HPLCから分取LCまでのメソッド移行を支援
  コアシェル型分取カラムの上市により、UHPLCによる超高速かつ詳細な分析から汎用HPLCへの移行がスムーズになるだけでなく、分取HPLCへの応用も行いやすくなるため、研究開発や品質管理など、様々な場面でハイパフォーマンスを期待できます。


 名称:Kinetex(R) 5μm カラム/Kinetex(R) 5μm 分取カラム
 価格:Kinetex(R) 5μm カラム(150x4.6mm):58,000円
    Kinetex(R) 5μm 分取カラム(150x21.2mm):306,000円

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