パナソニック株式会社は、2013年10月6日(日)~13日(日)の8日間、オーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレースの一つである「World Solar Challenge 2013(WSC 2013)」に参戦する東海大学のソーラーカーチームを技術支援することで合意いたしました。当社は発電量トップクラス(※2)のHIT(R)太陽電池と高容量リチウムイオン電池の提供などを通じて、東海大学のソーラーカーチームをサポートします。
NI myRIOは、小型で堅牢性に優れたNI CompactRIO(注1)プラットフォームと同じ技術に基づいて作成されています。工業用の同等製品よりも小型で、学生にも使いやすく、短期間、かつ手頃な価格で実世界の複雑なエンジニアリングシステムを設計できるようになっています。本製品は、Xilinxの最新技術であるZynq(R) All Programmable SoCを採用しており、デュアルARM(R) Cortex(R)-A9プロセッサおよび28,000個のプログラマブルロジックセルを搭載したFPGAを組み合わせています。NI LabVIEW(注2)システム開発ソフトウェアの優れた機能を活用して、FPGAをプログラミングし、リアルタイムでシステムを発展させていくことができます。また柔軟性を活かした試作を行い、すばやく製品の設計に適用させることが可能です。
NI LabVIEW再構成可能I/O(RIO)アーキテクチャにNI myRIOが追加されることで、エンジニアリングの基本概念を勉強する学生から、世界中で優れたシステムを設計するエンジニアまで、あらゆるスキルレベルのユーザに対してツールを提供するNI製品の可能性がさらに広がりました。NI myRIOには無料でダウンロード可能な教材が付属しています。また、NI miniSystemsにも対応しており、数多くの他社製センサおよびアクチュエータなどとも接続できるため、講義や研究内容への適応性にも優れています。また、使用可能なハードウェアエコシステムが幅広いことに加え、LabVIEWやC/C++などの複数の環境でプログラミングが可能なため、制御、ロボット、メカトロニクス、および組込システムなどの既存のコースの講義に採用しやすい設計になっています。
<フロリダ大学 エンジニアリングインストラクター Dan Dickrell III氏のコメント>
「ポータブルなI/Oデバイスに搭載したいものを全て書き出したとしたら、それはほぼNI myRIOの仕様書と同じ内容になったでしょう。非常に小さいデバイスに、すばらしいエンジニアリング力が発揮されています。」
※製品画像は、添付の関連資料を参照
<ナショナルインスツルメンツ アカデミックマーケティングディレクター Dave Wilsonのコメント>
「NIは、学生が卒業後に実際の仕事で使用する技術を在学中に体験できるツールや、技術の習得に適した環境を提供することに情熱を注いでいます。将来エンジニアとして仕事を始めたその瞬間から、大きなイノベーションを起こせるような即戦力エンジニアを育成するという本当の意味での工学教育を可能にするために、今後もサポートを続けて行きたいと考えています。」
今回SBTは、異なる地域に完全に冗長化されたクラウドインフラと、自治体様向けに最適化されたCMS、クラウドメールサービスと、それに連携するSBTオリジナルのアクセス制御、シングルサインオンソリューションOnline Service Gateといったサービスを組み合わせて浜松市へ導入いたしました。同市からは、緊急時を見据えた情報発信体制の強化を図るとともに、今後、通常業務における効率化と運用負荷軽減にもつながる大きな導入効果を期待されています。
SBTは本事例を通して、一層、技術ノウハウを蓄積し、それらをお客様にとってさらに付加価値の高いサービス・ソリューションとして提供してまいります。
SBTはこの課題に対して、事業継続とウェブサイトによる情報提供環境の強化を重点に、東西の異なる地域に冗長化されたデータセンターのクラウドインフラ上に、情報発信体制強化のための自治体向けCMSと通信手段を強化するためのクラウドメールサービスの提案を行い、さらには、Online Service Gateを組み合わせることで、よりセキュリティを強化させた対策を提示しました。