●スープカフェ 13年見込 67億円(前年比111.7%)
スープを中心メニューとし、ファストフードスタイルで提供するチェーンである。ブーム的プレーヤーが淘汰され、ここ数年は「スープストックトーキョー」にほぼ集約されていたが、12年から「ベリーベリースープ」が店舗網を急拡大しており、成長軌道に乗った。13年は更に出店スピードを上げており、市場全体では2桁の伸びが見込まれる。極めて都市型業態で立地を選ぶために出店余地が少なくなってきた「スープストックトーキョー」よりも地方型の「ベリーベリースープ」の方が伸びしろがあるといえ、2社のシェア争いが今後激化すると見られる。
また12年10月にはニューヨークのスープ専門店「オリジナルスープマン」が初上陸し、大丸東京店にオープンした。ニューヨークを代表するデリ業態店とともに「KG'S New York Deli」として出店しており、多くの集客を得ている。