2013/12/13 Category : 未選択 ミサワホーム、独自構法のFWSが採用された「赤羽の集合住宅プロジェクト」が着工 独自構法のFWS(フューチャー・ウッド・システム)が採用された「赤羽の集合住宅プロジェクト」が着工 ○木質接着複合パネルをベースにした超高耐力パネルによる壁式構造のFWS ○ミサワホーム初の木質接着複合パネルによる4階建耐火建築物 ○国土交通省の2012年度「木造建築技術先導事業」の採択案件 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)が取り組む独自構法のFWSが採用された「赤羽の集合住宅プロジェクト」の建設工事が着工しました。設計・監理は株式会社KUS一級建築士事務所(東京都新宿区/代表取締役 内海彩、小杉栄次郎)、施工は株式会社スリーエフ(東京都豊島区/代表取締役 小池純司)です。ミサワホームは、同プロジェクトに構造部材となる超高耐力パネルを供給し、当社グループのテクノエフアンドシー株式会社(本社 東京都新宿区/代表取締役社長執行役員 若月惠治)が躯体工事を担当します。 FWSは、低炭素社会実現に向けて循環資源である木材の建築物への積極的な活用が求められていることなどを背景に、当社グループの株式会社ミサワホーム総合研究所(本社 東京都杉並区/代表取締役社長 平田俊次)が中心となり、研究開発に取り組んでいる新構法です。通常の木質系工業化住宅で使用する木質接着複合パネルをベースに、パネルの合板や枠材を強化するなどの改良を加えることで、より強度を向上した超高耐力パネルを構造体とする構法で、木造建築物の大スパン化や中層化などを目指しています。同構法の第1弾となる「ミサワホーム 静岡事務所ビル」は、2方向ラーメン構造のFWSを採用し、今年の6月に竣工しました。 第2弾となる「赤羽の集合住宅プロジェクト」は、4階建の店舗兼共同住宅を防火地域に建設するもので、超高耐力パネルを使用した壁式構造のFWSが採用されています。通常の木質系工業化住宅に比べ壁量を約半分にすることができるため、大空間はもちろん、多くの開口部を設けることや大開口とすることが可能となります。これにより、開放的でプランの自由度の高い4階建の中層建築物を実現できることが評価され、今回のプロジェクトに採用されました。 超高耐力パネルについては、防火地域での建築に対応できる1時間耐火の国土交通大臣認定も取得しており、木質接着複合パネルによる初の4階建の耐火建築物となります。 また、同プロジェクトは、一般の設計者や施工者が住宅メーカーであるミサワホームと連携することにより、FWSを採用できる新しい仕組みの提案が評価され、国土交通省の2012年度「木造建築技術先導事業」の採択案件となっています。 当社グループでは、引き続きFWSの開発・検証を進めるとともに、外部の設計事務所や建設会社などとの連携を強化することで、大規模建築物や中層建築物などの木質化を可能にするFWSの普及を促進します。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword