2013/10/23 Category : 未選択 伊ドゥカティ、「1199スーパーレッジェーラ」を発表 ドゥカティ1199スーパーレッジェーラを発表 ●ドゥカティは、最新のリミテッド・エディションであり、極めてエクスクルーシブな夢のモデル、1199スーパーレッジェーラを発表しました。 ●このニューモデルは、チタニウム、マグネシウム、カーボンファイバーといった最先端の素材を組み合わせることにより、市販されているモーターサイクル史上最高のパワー・ウェイト・レシオを実現しております。200hpを超えるパワーと、わずか155kgの乾燥重量により、ドゥカティは、「真のイタリアン・パフォーマンス」を最大限に具現化しながら、革新的なエンジニアリングとスタイリッシュなデザイン・アプローチを表現しています。 ●1199スーパーレッジェーラは、まずはデスモセディチRRまたはスーパーバイクRバージョンのオーナー向けに提供されており、現在のところ、予想を上回るペースで受注が推移しているため、500台の限定生産のうち75%が既に販売済みとなっております。 ●1199スーパーレッジェーラは、11月にイタリアのミラノで開催されるEICMA(エイクマ)ミラノモーターサイクルショーのドゥカティブースにて展示される予定です。 ※諸元値は全てイタリア本国仕様です。 <2014ドゥカティ1199スーパーレッジェーラ> ■一切の妥協を排し、無限の走りを創造する ドゥカティは、パフォーマンスと軽量構造を追求する企業精神に則り、その誇りとともに最新のリミテッド・エディション、1199スーパーレッジェーラを発表する。新たなドリームマシンは、チタニウム、マグネシウム、カーボンファイバーなどの貴重な素材を巧みに組み合わせ、市販モーターサイクル史上最強のパワーウェイトレシオを実現する。革新的なエンジニアリング技術とスタイルが相まって、重量を155kg(*)に抑える一方で200hpを超える最高出力を達成し、「純粋なまでのイタリアン・パフォーマンス」を文字どおり体現するモデルが完成したのである。 1199スーパーレッジェーラは、デスモセディッチRRなど、モーターサイクル史に足跡を残したリミテッド・エディションの系譜を受け継いでいる。ボローニャのドゥカティ本社で500台のみ製作されるスーパーレッジェーラのトップブリッジには、シリアルナンバーが刻印され、すべてのマシンが唯一無二の存在となる。 開発のベースとなったのは、1199パニガーレ「R」。ベースモデルと呼ぶにはあまりにも贅沢なモーターサイクルに対して、マグネシウム製モノコックフレームとマルケジーニ製鍛造マグネシウム製ホイールで軽量化を図った後、さらにカーボンファイバー製のリア・サブフレームとボディワークに、ステンレス製のヘッダー以外がすべてチタニウム製のフル・エグゾーストシステム、リチウムイオンバッテリーを採用して、極限まで贅肉を削ぎ落とした。また、エンジンとシャシに使用される多数のボルト、ナットもチタニウム製になっている。ビレットフォークボトム付オーリンズ製FL916フロント・サスペンション、チタニウムスプリングを採用するオーリンズ製TTX36リア・サスペンションは、どちらも軽量・ハイパフォーマンスで知られるコンポーネントである。ブレンボ製M50モノブロック・ブレーキキャリパには、レーシングスタイルのMCS 19-21フロント・マスターシリンダーとリモートアジャスターを組み合わせる。ファイナルドライブには、軽量で知られるアルミニウム製リア・スプロケットとスーパーバイク直系の520ドライブチェーンを採用。また、カーボンファイバー製ボディワークは、「R」仕様のアドオン・エアロキットを装着した状態と同じ形状の、空気抵抗が少ない形状になっているなど、細かいところまでこだわった製品作りが行われた。 スーパーレッジェーラの心臓であるスーパークアドロエンジンに目を移すと、1199Rではすでにコンロッドとインレットバルブにチタニウムが使われていたが、さらにエグゾーストバルブにもチタニウムバルブが採用された。そしてドゥカティの市販車では初めてとなる、スペシャルな2本リング仕様のピストンが使われている。このピストンは通常スーパーバイクレーサーに見られる、非常に短いスカートと2本のピストンリング(コンプレッションリングとオイルリング)を持ち、重量とフリクションを劇的に削減している。さらにパフォーマンスを向上させるために、燃焼室形状を見なおしたスーパーバイク仕様のピストントップ形状とし圧縮比を上げている。加えて、超軽量クランクシャフトにはタングステン製ウェイトを追加して精妙なバランス取りを行っている。この結果、最高出力は200hpを超える。このエンジンは、ボローニャのボルゴパニガーレ・ファクトリーで1台1台丁寧に組み立てられる。 サーキット専用のレースキット(**)を組み込むとパワーウェイトレシオが更に向上し、最高出力が5hp引き上げられる一方で2.5kgの軽量化が達成される。キット内容は、サイレンサーと2-1-2のコレクターを含むアクラポヴィッチ製チタニウム・レーシングエグゾーストシステム、レーシング・ハイスクリーン、専用の屋内用バイクカバー、フロント/リア・パドックスタンド、ビレットミラーキャップ、ライセンスプレートホルダーダミープラグ、サイドスタンドリムーブキットである。 エレクトロニクスにもアップグレードが図られ、加速度センサーの信号に基づきフロントホイールのリフトをコントロールするドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)が追加された。DWC、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、エンジンブレーキ・コントロール(EBC)の各システムは、異なるサイズのタイヤやファイナルレシオに変更した際にこれを自動的に認識するタイヤサイズ・キャリブレーションが組み込まれている。また、ドゥカティ・データ・アナライザー+(DAA+)システムには、新たなセンサーとソフトウェア・チャンネルが追加された結果、バンク角を記録・表示できるようになった。これらのシステムは、レーシングバイクから派生したハンドルバーに取り付けられた、予め設定されたDTC、DWC,EBCの設定をワンタッチで切り替えられる専用の切り替えスイッチで完成する。 1199スーパーレッジェーラは、ドゥカティ史上もっともエクスクルーシブな限定モデルであり、ドゥカティコルセ・レッドとマグネシウム製鍛造削りだしホイールによってその独自性が強調される。 *乾燥重量**サーキット専用 *リリース本文にある全ての諸元値ならびに装備内容は全てイタリア本国仕様 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword