富士通では、この協業を起点に、e-モビリティ社会において、避けて通れないバッテリー管理の基盤を築くことができるほか、電動バイクなどをセンサーとして道路やバッテリーなどの様々なデータを収集し、ビッグデータ利活用における新たなビジネスを創出するべく、広くパートナーを集めて関連分野にも協業を拡大していく予定です。そのための体制として、富士通では、2013年6月24日に発表したビッグデータ活用の新体系「FUJITSU Big Data Initiative(フジツウ ビッグデータ イニシアチブ)」の中に、ベンチャー企業向け支援プログラムを設け、共同でのサービス商品化支援、拡販を今後も実施していきます。また、バッテリー劣化の把握と交換時期の予測精度をあげるため、富士通ではSPATIOWL上に高度な劣化予測を可能とするエンジンを開発しており、将来は残存価値のあるバッテリーを別用途へ転用することも視野に入れ、さらにエネルギー分野の発展に寄与していきます。