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帝国データバンク、全国企業の財務分析の調査結果を発表


収益性は改善するも、安定性の回復は道半ば
~小規模企業では4業種が債務超過で、規模間格差が鮮明に~



<はじめに>
 金融市場での円安・株高傾向や復興需要・公共工事の増加などを背景に、国内景気は上昇が続いており、企業業績の回復が期待されている。
 帝国データバンクでは、リーマン・ショック前の2007年度(2007年4月~08年3月期)から12年度(12年4月~13年3月期)までの6期間の財務分析を実施。収益性、安定性の2点から調査・分析した。


 ◆企業規模は、総資本別(「1億円未満」「1億円以上10億円未満」「10億円以上100億円未満」「100億円以上」)。
 ◆財務比率の各数値は、帝国データバンクの企業財務データベース「COSMOS1」をもとに作成した「全国企業財務諸表分析統計」(第51~56版)を活用した。
 ◆決算期の対象は、2007年度(07年4月~08年3月期)~2012年度(12年4月~13年3月期)の6期。
 ◆財務比率は、「売上高経常利益率」(収益性)、「自己資本比率」、「外部負債依存率」(ともに安全性)の3指標。
  1.売上高経常利益率=(経常利益/売上高)×100
  2.自己資本比率=(自己資本/総資本)×100
  3.外部負債依存率=(短期・長期借入金+社債+リース債務+受取手形割引高)/(総資本+受取手形割引高)×100
 ◆業種別では「建設」、「製造」、「卸売」、「小売」、「運輸・通信」の5業種を取り上げた。


<調査結果(要旨)>
 1.「売上高経常利益率」、最高値を示すも小規模企業は厳しく
  全体ではリーマン・ショック前(2007年度)を超えて最高値を示したが、業種・規模別では、「建設」、「小売」、「運輸・通信」において「総資本1億円未満」が経常段階でマイナスを解消せず。

 2.「自己資本比率」、「総資本1億円未満」では4業種が債務超過を脱せず
  「総資本1億円以上」が改善したものの、「総資本1億円未満」は「卸売」を除く4業種が債務超過となっている。

 3.「外部負債依存率」、「総資本1億円未満」が2007年度比で9~21ポイントの増加
  「建設」、「製造」、「卸売」、「運輸・通信」の4業種で前年度比減少するも「小売」は増加。
  「総資本1億円未満」の企業は2007年度比で9~21ポイント増加し、借入金依存度は高水準が続いた。

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