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東京商工リサーチ、11月の「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更利用後の倒産動向を発表

〔特別記事〕
「中小企業金融円滑化法」に基づく
貸付条件変更利用後の倒産動向
~11月は29件14カ月連続で前年同月を上回る~



 2013年11月の「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更後の倒産は29件だった。全体の倒産が抑制されていることを反映して、3カ月ぶりに30件を割り込んだが、前年同月比では14カ月にわたり増加が続いている。2013年1-11月累計は、433件(前年同期230件)で、前年同期より約9割増で推移している。


<11月の負債総額3カ月ぶりに前年同月比減少。
 11月の負債総額は91億7,700万円(前年同月比67.6%減)で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。
 内訳は、100億円以上の大型倒産が発生なし(前年同月1件)で、さらに負債5億円以上10億円未満が1件(前年同月比66.6%減、前年同月3件)にとどまり負債が縮小した。


<11月の産業別製造業が最多10件>
 11月の産業別では、製造業が10件(前年同月4件)で最も多かった。次に、サービス業他6件(同2件)、建設業5件(同8件)、卸売業4件(同6件)、運輸業2件(同3件)と続く。
 11月の従業員数別では、5人未満が11件(構成比37.9%、前年同月10件)と最も多かったが、5人以上10人未満も9件(前年同月比200.0%増、前年同月3件)と増加が目立った。


<2013年1-11月の負債額別5千万円未満が2.5倍増>
 2013年1-11月の累計433件の負債額別では、1億円以上5億円未満が212件(前年同期比87.6%増、構成比48.9%)で最も多かった。一方、5千万円未満の小規模・零細企業も50件(前年同期比150.0%増、前年同期20件)で2.5倍増で推移している。


<2013年1-11月の原因別赤字累積が倍増>
 2013年1-11月の原因別では、最多が販売不振の242件(前年同期比84.7%増、前年同期131件)だった。また、既往のシワ寄せ(赤字累積)も97件(同120.4%増、同44件)と倍増し、業績回復の遅れから息切れする企業が多いことを浮き彫りにした。

 ※「円滑化法関連倒産月次推移」は添付の関連資料を参照


<2013年1-11月の形態別破産が全体の6割>
 2013年1-11月の形態別では、消滅型の破産が275件(前年同期比99.2%増、前年同期138件)で最も多く、全体の6割(構成比63.5%)を占めた。一方、再建型の民事再生法は30件(前年同期20件)だった。金融円滑化法に基づく貸付条件変更を利用した企業の中では、業績不振から事業継続を断念するケースが多いことを示した。


<2013年1-11月の従業員数別5人未満が2.6倍増>
 2013年1-11月の従業員数別では、5人未満が143件(前年同期比164.8%増、前年同期54件)と増加が目立つ。また、5人以上10人未満も101件(同55.3%増、同65件)だった。
 この結果、従業員10人未満は244件(構成比56.3%、前年同期119件)にのぼり、小規模・零細企業が全体の約6割を占めた。


<2013年1-11月の産業別製造業が約3割を占める>
 2013年1-11月の産業別では、製造業が126件(前年同期比103.2%増、前年同期62件)で最も多く、全体の約3割(構成比29.0%)を占めた。次に、建設業91件(前年同期比44.4%増、前年同期63件)、卸売業75件(前年同期比92.3%増)、サービス業他61件(同190.4%増)、小売業42件(同100.0%増)、運輸業23件(同53.3%増)と続く。
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