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東京商工リサーチ、「東日本大震災」関連倒産(11月8日現在)の調査結果を発表

〔特別記事〕
「東日本大震災」関連倒産(11月8日現在)
~10月は24件18カ月連続で前年同月を下回る~



 2013年10月の「東日本大震災」関連倒産は24件で、18カ月連続で前年同月を下回った。累計は1,327件(11月8日現在)にのぼった。
 倒産のほか、事業停止や法的手続準備中の「実質破綻」が24件あり、震災関連の経営破綻(倒産+実質破綻)は累計1,351件に達した。

<10月の倒産事例>
  人形、熱帯魚販売の(株)大昌(TSR企業コード:140054111、宮城県)は、郊外型店舗「ビーヤング」を経営して、一時は県内に4店舗を展開して いた。しかし、大手玩具店の地元進出から業績が低迷していたところに、東日本大震災で主力の名取店が全壊する甚大な被害を受けた。名取店の復旧が難しいこ とから営業再開ができず、破産を申請した。
 水産品加工販売の川万水産(株)(TSR企業コード:280045409、東京都)は、明治45年創 業の老舗で、蒸しダコや酢ダコの加工卸主体としていた。しかし、売上低迷で赤字経営が続いていたところに、東日本大震災で主力の東日本事業所(茨城県)が 津波の被害を受けて閉鎖に追い込まれた。事業継続を模索していたが、再建断念から特別清算を申請した。
 震災関連倒産は、5カ月連続で20件台で推移し、緩やかに収束傾向をたどっている。ただ、震災から2年半を経過したが、原発事故などの「風評被害」が影響したケースが今も発生している。


 ※以下の資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照
  ・東日本大震災関連倒産(負債総額単位:百万円)
  ・パターン別(負債総額単位:百万円)
  ・東日本大震災関連倒産 震災後月次推移


 10月の地区別では、関東15件、東北7件、中部1件、北陸1件だった。このうち、東北は山形3件、宮城2件、青森と岩手が各1件だった。
  「震災関連」倒産の累計1,327件を都道府県別にみると、最多は東京の398件(10月10件)。次いで、宮城92件(同2件)、北海道77件(同ゼロ 件)、福岡59件(同ゼロ件)、神奈川55件(同ゼロ件)、千葉53件(同2件)、大阪43件、群馬と岩手が各42件、福島と茨城が各38件、石川37件 と続く。直接被害地の東北6県の倒産件数は230件(構成比17.3%)だった。
 「震災関連」倒産の累計1,327件を産業別にみると、最多は宿泊業・飲食店などを含むサービス業他の334件(10月7件)。次いで、製造業が321件(同6件)、卸売業が235件(同3件)、建設業が181件(同2件)、小売業が116件(同2件)と続く。
 累計1,327件を被害型で分類すると、「間接型」1,224件(構成比92.2%)に対し、「直接型」は103件(同7.7%)だった。10月は「直接型」が4件(東京2件、宮城2件)発生した。
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