IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、ルーター、イーサネットスイッチ、企業向け無線LAN機器を含む国内ネットワーク機器市場の2013年上半期の実績と予測を発表しました。これによると2013年上半期の国内ネットワーク機器市場は、移動体通信事業者の投資が依然堅調であったことや、企業での無線LAN利用の拡大によって市場の好調さが継続しました。
製品分野別では、ルーター市場は2012年上半期の実績を下回ったものの、イーサネットスイッチと企業向け無線LAN機器市場は、前年同期比および前期比共にプラス成長になりました。好調であったイーサネットスイッチ市場は、データセンター向け市場が堅調で企業向け市場売上が増加したことに加えて、通信事業者向けでもLTE(Long Term Evolution)基地局展開に伴うモバイルバックホール向け売上が拡大しました。2013年上半期の前年同期比成長率は、9.0%と高い成長率を記録しました。ベンダー別では、LTEサービス展開に伴う通信事業者向け需要を捉えた日立金属が好調でした。ルーター市場でも、移動体通信事業者のLTEサービスの積極的なエリア展開にけん引されアルカテル・ルーセントがシェアを伸ばしました。
企業ネットワークにおける無線LANの利用拡大が進む中で「企業向けルーターやイーサネットスイッチはどのように無線LAN環境に関与すべきかを、ベンダーは改めて検討すべきである。今後、無線LAN環境にどの程度密接に連携し、無線LAN機能をどのような形で統合するかが、企業向けルーターやイーサネットスイッチベンダーの製品戦略の大きな柱になる」とIDC Japan コミュニケーションズ リサーチマネージャーの草野 賢一は述べています。
〔IDC社 概要〕 International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。