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都築電気、現場作業の対応力向上などを支援するソリューションを販売開始

現場作業支援ソリューション『Spot Link(R)』を9月10日より販売開始
~多彩なコミュニケーション機能により現場の対応力向上や効率化を支援~


 都築電気株式会社(代表取締役社長:日浦秀樹、本社:東京都港区、以下、都築電気)は、現場作業の対応力向上や効率化を支援するソリューション『Spot Link(R)』を9月10日より販売開始いたします。

 『Spot Link(R)』は、映像・音声・ドキュメントをリアルタイムに通信できる遠隔コミュニケーション機能と同期機能、データを端末に残さないドキュメントストリーミング機能を持ち、それらをPCでもタブレットでも使用できるマルチデバイス(Windows、Android、ios)に対応しています。

 今まで、センターと現場といった遠隔地とのコミュニケーションにおいては、携帯やメール/チャットアプリ等を使いながら、通話や画像・ドキュメント共有を行っていました。『Spot Link(R)』を利用する事で、それらのコミュニケーションがすべて『Spot Link(R)』上でシームレスに行う事ができます。またドキュメントはストリーミング配信ですので、データがキャッシュにも残りません。閲覧は許可するがダウンロードはさせたくない資料なども、セキュアに配信する事ができます。

 今回、販売する『Spot Link(R)』は、太陽光下での視認性に優れた世界唯一のビジネスタブレット端末「CAMELUS(R)」と連携し、現場作業支援ソリューションとして、「西日本ICT フォーラム(http://westict.com/)9/18(水)~9/19(木)」、「CEATEC JAPAN(http://www.ceatec.com/ja/)10/1(火)~10/4(金)」「つくばフォーラム(http://www.tsukuba-forum.jp/)10/17(木)~10/18(金)」に出展いたします。


『Spot Link(R)』
●マルチデバイス対応の現場作業支援ソリューション

◆Spot Link(R)概要図


 ※添付の関連資料を参照


◆Spot Link(R)の主な機能


 ※参考資料は添付の関連資料を参照


 ・遠隔コミュニケーション機能:端末から別の端末へ直接連絡することができ、資料や写真、映像、音声をインラクティブにやり取りが可能。

 ・ドキュメントストリーミング機能:サーバ上で変換したファイルをユーザからのアクセスに応じて配信。
                     ネットワークの負荷を抑えつつ、効率的に閲覧することが可能。
                     配信したファイルは、端末のキャッシュにも残さないため、セキュリティ面でも安心。
 ・同期機能:端末で閲覧しているドキュメント・写真などは、必要な際、他の端末と同期することが可能。


◆Spot Link(R)提供形態

 ・オンプレミス版/IaaS版/SaaS版


◆Spot Link(R)販売価格

 ・月額ライセンスでの提供となります。
  (ご参考)・オンプレミス版(50ID:59,000円~/月)


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


≪都築電気について≫
 当社は、創業81周年を迎えたシステムシステムインテグレーターです。ネットワーク製品、通信回線サービス、情報機器、ソフトウェアなどの多様な「ICTソリューションサービス事業」と「電子デバイス事業」を事業の柱としています。「ICTソリューションサービス事業」では製造業・流通業をはじめ金融・公共・医療分野まで業種別体制で、企画、構築(設計・施工・開発)、運用サポートまで一貫した提案を行い、経営課題の解決をお手伝いします。また、ツヅキグループは「14社・2,321名、国内102拠点・海外3拠点」で約2万社のお客様をサポートしています。

 ・会社名:都築電気株式会社(東証2部上場)
 ・代表者:日浦 秀樹(ヒウラ ヒデキ)
 ・設立:1941年3月26日(創業:1932年5月1日)
 ・資本金:98億1,293万円
 ・売上高(連結):1,006億5,100万円(2013年3月)
 ・従業員数:1,367名(2013年3月)
 ・事業内容:ソリューション&サービスの提供、電子デバイスの販売
 ・ホームページ:http://www.tsuzuki.co.jp/
 ・所在地:〒105-8665 東京都港区新橋6丁目19番15号 東京美術倶楽部ビル


・Spot LinkおよびCAMELUS(http://www.camelus.jp)は、都築電気株式会社の登録商標です。
・その他文中の社名や商品名は、各社の商標または登録商標です。
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SBI証券、「NISA国内株式&海外ETF手数料無料キャンペーン」を実施

「NISA国内株式&海外ETF手数料無料キャンペーン」実施のお知らせ
~2014年の1年間、NISA口座での国内株式手数料を無料化し、
海外ETFの買付手数料も実質無料化します~


 株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:高村正人(◇)、以下「当社」という。)は、2014年から始まるNISA(少額投資非課税制度)口座において、2014年の1年間、国内株式については取引手数料を無料とし、海外ETFについては買付時の取引手数料を全額キャッシュバックし実質無料とする「NISA国内株式&海外ETF手数料無料キャンペーン」を実施することとなりましたので、お知らせいたします。

 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照


     記

 本キャンペーンは、NISA口座における国内株式及び海外ETFを対象とするものです。2014年の1年間を対象期間として、国内株式については、買付、売却ともに手数料を無料とすることといたしました。また、海外ETFについても、買付時の取引手数料を全額キャッシュバックすることで、実質無料とすることといたしました。

 当社はNISAを、これからの個人投資家の資産運用において極めて重要な制度であると位置付けております。2013年8月12日には、NISA口座における国内株式の手数料を1約定あたり52円(税込)に大幅に引き下げるキャンペーンの実施を発表しておりましたが、本日、2014年の1年間を対象期間として、国内株式については、買付、売却ともに手数料を無料とし、さらに海外ETFについても、買付時の取引手数料を全額キャッシュバックすることで、実質無料とすることといたしました。
 当社では、より多くのお客様に十分な投資機会を提供するため海外ETFの拡充を行なっており、米国、中国及び韓国の合計168本(※1)の豊富な商品ラインナップがお取引いただけます。また、投資信託では販売手数料無料のノーロード投信を主要ネット証券No.1の386本(※2)取り扱うなど、お客様の取引コストの低減に努めております。

 本キャンペーンにより、お客様のNISA口座での取引コストの低減を実現することで、中長期的な資産形成ツールとして、NISAを最大限ご活用いただけるものと期待しております。当社は、今後も個人投資家の皆様の中長期的な資産形成ツールとして、NISAを最大限ご活用いただけるよう商品及びサービスを拡充してまいります。

 ※1 2013年9月9日現在。
 ※2 主要ネット証券は、投資信託を取り扱っているSBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券の4社による比較。2013年8月22日現在。


 *以下の資料は添付の関連資料「キャンペーン概要」を参照
  ・「NISA国内株式&海外ETF手数料無料キャンペーン(国内株式)」概要
  ・「NISA国内株式&海外ETF手数料無料キャンペーン(海外ETF)」概要


 本キャンペーンの詳細につきましては、当社WEBサイトにてご確認ください。(https://www.sbisec.co.jp


<金融商品取引法に係る表示>

 商号等  株式会社SBI証券 金融商品取引業者
 登録番号 関東財務局長(金商)第44号
 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会


<手数料等及びリスク情報について>
 SBI証券で取り扱っている商品等へのご投資には、各商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります(信用取引、先物・オプション取引、外国為替保証金取引では差し入れた保証金・証拠金(元本)を上回る損失が生じるおそれがあります)。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

大和証券、「ダイワのNISA専用ファンド」を取り扱い開始

「ダイワのNISA専用ファンド」の取扱いについて


 大和証券株式会社(以下、大和証券)は、少額投資非課税制度(NISA)を幅広いお客さまにご活用いただき、お客さまの中長期的な資産形成に資するとともに、個人投資家の裾野の拡大を図っていくことを目的として、既存のファンドに加え、平成26年1月の制度開始に合わせて「ダイワのNISA専用ファンド」を新たに取扱いいたします。

 「ダイワのNISA専用ファンド」には、NISAを機に投資を始められるお客さまにもわかりやすく、かつ、中長期にわたる資産形成に適したファンドとして、日経平均株価(日経225)やTOPIX(東証株価指数)といった株価指数との連動を目指す「インデックスファンド」や、様々な資産に分散投資する「バランス型ファンド」を10~20銘柄程度取り揃えます。
 また、「ダイワのNISA専用ファンド」については、より多くのお客さまにご利用いただけるよう、大和証券としては初めて購入手数料を無料といたします。

 「ダイワのNISA専用ファンド」における個々のファンドの詳細については決まり次第、お知らせします。

 大和証券では引き続き、多様化するお客さまのニーズに幅広くお応えできるよう、商品ラインナップの充実とサービスの向上に努めてまいります。


以上


■お取引にあたっての手数料およびリスクについて
 当社の取扱商品等へのご投資には、商品ごとに所定の手数料等をご負担いただく場合があります。(「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由でお取引いただいた際の国内株式委託手数料は約定代金に対して最大1.20750%(税込)、ただし、最低2,625円(税込)、投資信託の場合は銘柄ごとに設定された販売手数料および信託報酬等の諸経費、等)。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客さま向け資料等をお読みください。


 商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

三井住友信託銀行とカーディフ損保、NISA口座向け保険付加サービスを提供

NISA口座ご利用者向け保険付加サービス「お出かけ安心パッケージ」の提供について


 三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:常陰 均、以下「三井住友信託銀行」)とカーディフ損害保険会社(日本における代表者:草鹿 泰士、以下「カーディフ損保」)は、2014年1月から導入される少額投資非課税制度(以下、「NISA」)での投資信託ご購入において一定条件を満たした方に、“外出時の事故によるケガへの保障”をご提供する国内初のサービス「お出かけ安心パッケージ」を開発しました。三井住友信託銀行にて本サービスのご案内を開始し、2014年1月からご提供いたします。(保険料は三井住友信託銀行が負担します。)

 三井住友信託銀行では、さまざまな投資信託商品や投資一任運用商品(ラップ口座)などを通じて、多くのお客さまの資産運用のお手伝いをしてまいりました。
 こうした中、中高年層から若年層へと投資家のすそ野の拡大が期待されるNISAの導入を控え、資産運用に詳しい方から投資初心者の方まで、NISA口座を通じて三井住友信託銀行に資産を託していただくお客さまの信頼にお応えしたいとの思いから、本サービスを開発しました。年間100万円までの投資による所得が非課税となるNISAの資産運用メリットに、日常の思わぬ事故によるケガへの保障という“安心”を添えてお届けするのが「お出かけ安心パッケージ」です。


<本サービスのポイント>
 ●外出時の思わぬ事故によるケガでの入院や手術にお見舞い金をお支払い。
  NISAの資産運用メリットに“安心”を添えてお届けします。
   歩行中に自転車と接触したり、駅改札内で転倒したり、日常のちょっとした外出時にどなたにでも起こりうる事故によるケガ。お客さまには少しでもゆとりをもって毎日を楽しんでいただけるように、NISAに“安心”をプラスした、三井住友信託銀行だけのサービスです。

 ●2014年内にNISA口座で投資信託を1回のお手続きで1銘柄50万円以上(手数料等含む)ご購入いただいた方にお見舞い金をご用意します。
   もしもの時に入院1日につき2,500円(180日限度)、手術された場合は最高25,000円のお見舞い金をお支払い。保障は1年間続きます。

 ●お客さまの保険料や、追加の手数料負担はありません。
   保険料は三井住友信託銀行が負担します。


 三井住友信託銀行とカーディフ損保は、投資一任運用商品(ラップ口座)にガンまたは介護保険をお客さまの費用負担なしで付加するサービス「人生安心パッケージ」を共同開発し、本年4月の提供開始から多くのお客さまよりご好評をいただいてまいりました。

 今回の「お出かけ安心パッケージ」においても、銀行の金融商品と保障との組み合わせがもたらす相乗効果により、他にはないメリットをお客さまにお届けしてまいります。


以上

カゴメ、温めてもおいしい「野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス」を発売

冬の新提案 温めてもおいしい!
「野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス」新発売


 カゴメ株式会社(社長:西秀訓)は、「野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス」930gを2013年9月24日(火)から2014年3月末まで(在庫がなくなり次第終了)の期間限定にて、全国で発売いたします。

 野菜生活100シリーズは1995年の発売以来、おいしく手軽に野菜が摂れる野菜・果実100%ジュースとして、年代・性別を問わず広くみなさまにご愛飲いただいております。さまざまな生活シーンでお飲みいただけるよう、味や容量、容器のバリエーションを豊富に揃えており、中でも大容量の930gサイズ(PET)は、ご家族のみなさまでシェアしてお楽しみいただける商品です。

 「野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス」は、高知産のゆずとしょうがを使用し、柑橘のコクと甘酸っぱさに、ゆず独特の香り高さと、ほのかなしょうがの味わいが特徴です。温めて飲んでも、そのおいしさをお楽しみいただけます(※1)。さらに、コップ一杯(180ml)で1日分のビタミンC(※2)を摂ることができるので、冬にぴったりの野菜飲料です。

 カゴメは今後も、さまざまな生活シーンと季節のニーズに応じた野菜飲料をご提案し、ご家族のみなさまの健康を応援してまいります。

 ※1:電子レンジを使用の場合、耐熱容器等に移して加熱。
    コップ一杯(180ml)を常温から加熱する場合、60秒(500~600W)が目安。
 ※2:ビタミンCの一日当たりの栄養素等表示基準値 80mg


 *商品画像は添付の関連資料を参照


■商品概要
 商品名         :野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス
 容量          :930g
 賞味期間(開封前) :180日

■メインターゲット
 30代主婦世帯

■商品特長
 □高知産ゆず&しょうが使用
 □コップ一杯で1日分のビタミンC80mgが摂れる
 □ゆずの香りとほのかなしょうが 甘酸っぱいおいしさ
 □砂糖、食塩無添加、野菜&果実100%
 □15種類の野菜(にんじん、しょうが、キャベツ、なす、アスパラガス、セロリ、はくさい、だいこん、ケール、レタス、クレソン、ほうれん草、パセリ、ビート、かぼちゃ)、4種類の果実(りんご、レモン、ゆず、きんかん)使用

■発売日
 2013年9月24日(火) ※2014年3月末までの期間限定販売(在庫がなくなり次第終了)

■発売地区
 全国

■販売目標金額
 6億円

パイオニア、「Serato DJ」専用コントローラーのパールホワイトモデルを発売

~DJソフトウェア“Serato DJ”の多彩な機能をコントロールできる~
“Serato DJ”専用コントローラーのパールホワイトモデルを新発売

商品名:DJコントローラー
型番:DDJ-SX-W
希望小売価格:オープン価格
発売時期:9月下旬

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 パイオニアは、Serato社と共同開発した“Serato DJ”専用DJコントローラー「DDJ-SX」(2012年11月発売)のカラーバリエーションとして、パールホワイトの「DDJ-SX-W」を発売します。
DJソフトウェア“Serato DJ”(無償ダウンロード(※))の多彩な機能を操作できる「DDJ-SX」は、使いやすくレイアウトされた操作部や、ダイナミックなアクションでDJパフォーマンスを行える大型JOGとPADなどが、多くのDJから高く評価されています。
 このたび、つややかな光沢とクールな印象を持つパールホワイトカラーモデルをラインアップすることで、お客様が使用するシーンやインテリアに合った色を選べるようになりました。

 ※“Serato DJ”の無償ダウンロードに関する情報は、当社ホームページ(http://pioneerdj.com/support/)にてご確認ください。


【商品説明YouTube動画】
 http://www.youtube.com/watch?v=j7eiTvurJ3o


【主な特長】

1)さまざまなシーンに映えるパールホワイトカラーを採用
 さまざまなシーンやインテリアに映える、つややかな光沢とクールな印象を持ったパールホワイトカラーを、本体に採用しています。

2)“Serato DJ”の多彩な機能を自在にコントロールできる操作部のレイアウトを採用
 本機は、“Serato DJ”の4デッキ機能やサンプラー機能、「DUAL DECK CONTROL」、「SLIP MODE」、iZotope社製エフェクトなど多彩な機能を自在にコントロールできるように、操作部を使いやすくレイアウトしています。また、すべてのボタンやツマミが“Serato DJ”と連動するため、本機とPCをつなぐだけで、すぐにDJパフォーマンスを行えます。

◎ダイナミックなアクションで楽曲にアレンジを加えられる大型パッド「PERFORMANCE PADS」
 ホットキュー、ロール、スライサー、サンプラーの4つの機能を割り当てられるラバー製の大型パッドを本体手前に配置しています。叩く・連打するなどのダイナミックなアクションで楽曲にアレンジを加えられるほか、叩く強さで音量に強弱をつけられます。また、各パッドには、ホットキューポイントや演奏状態を表示するブルーイルミネーションを内蔵しているので、演奏の状態を瞬時に把握できます。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

◎意図したとおりにスクラッチ演奏を行える「BIG JOG」
 操作感と反応速度を高めたジョグの中央部に、楽曲の再生状態や再生位置を表示する「ON JOGDISPLAY」を搭載しているので、意図したとおりにスクラッチ演奏を行えます。

◎複数の楽曲をミックスして個性的な演奏を実現する「4-CHANNEL MIXER」
 4つのデッキで再生している楽曲を、それぞれ操作できる「4-CHANNEL MIXER」を搭載しているので、楽曲を組み合わせて個性的なDJミックスを行えます。また、単体のDJミキサーとしても使用できます。

3)さまざまな外部機器と接続できる豊富な入出力端子
 CDプレーヤーやアナログターンテーブルなどを接続できる4系統の入力端子を装備しているので、外部機器からの音声を「4-CHANNEL MIXER」でミックスすることができます。その他にも、マイク入力2系統、マスターアウト2系統(XLR端子×1系統、RCA端子×1系統)、ブースアウト1系統など豊富な入出力端子を搭載しています。

4)原音に忠実でクリアなDJサウンドを実現
 低ジッタークロックICと高性能DACの採用に加え、プロフェッショナルDJ機器で培ってきた独自技術により、原音に忠実でクリアなDJサウンドを実現しています。

5)その他の特長
 ・サウンドカード内蔵
 ・指で触れるだけの操作で、瞬時にサーチできる「NEEDLE SEARCH」搭載
 ・持ち運びに配慮したプッシュ式ノブを採用(フロント部ノブのみ)
 ・好みに合わせてクロスフェーダーカーブを調整可能
 ・チャンネルフェーダーで、デッキのプレイ/キューを操作できる「CH FADER START」機能を搭載
 ・設置の際に便利なハンドルスペースを両サイドに採用

 *主な仕様などは添付の関連資料を参照


※この商品に関するお問い合わせ先※
 お客さま:カスタマーサポートセンター TEL 0120-944-222(フリーコール)
 ホームページ:http://pioneer.jp/


*Serato DJは、Serato Audio Research Ltd.の登録商標です。
*iZotope社は、米国のオーディオ技術開発メーカーです。
*Windows(R)は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
*Mac OSは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
*その他記載されている会社名、商品名、技術名等は、各社の商標または登録商標です。

日本工作機械工業会、8月の工作機械受注額(速報)を発表

「2013年8月分受注額(総額・内需・外需)速報」集計結果について


 2013年8月分工作機械受注速報がまとまりましたので、以下の通りご報告致します。

           記

 (単位:百万円・%)

          2013/8月分  前月比  前年同月比  2013年累計 前年比
 受注総額      94,545  101.8     98.2    704,641 84.0
  うち内需      35,343  107.9    120.0    241,513 92.3
  うち外需      59,202   98.5     88.6    463,128 80.3


 *表形式の「2013年8月分工作機械受注速報」は添付の関連資料を参照


 ※1.集計対象企業は、日工会受注ベースに同じです。
   2.上記数値は速報値であり、確報値は9月25日(水)に発表予定です。


以上

富士通研究所など、LTEホームフェムト基地局が自立的に電波干渉を低減する技術を開発

LTEホームフェムト基地局が自立的に電波干渉を低減する技術を開発
電波干渉を自動的に解消し、通信速度を約2倍に向上することが可能に


 株式会社富士通研究所(注1)およびFujitsu Laboratories of America,Inc.(注2)は、屋内無線通信を大容量、高品質化するLTEフェムト基地局において、フェムト基地局が周辺環境を検知して電波干渉を自動的に低減する技術を開発しました。

 従来、フェムト基地局同士が近接する場合や、携帯電話基地局(以下、マクロ基地局)が近接する場合などでは、電波干渉の影響により通信性能が劣化する問題がありました。今回、フェムト基地局が自立的に周辺の環境を検知して送信タイミング、送信電力、送信周波数帯域を調整することで電波干渉を自動的に低減する技術を開発しました。これにより、電波干渉が大きい場合に、従来に比べて通信速度を約2倍に向上できることをシミュレーションにより確認しました。

 本技術により、自宅で無線による高画質の動画再生や、オンラインゲームなどのアプリケーションのスムーズな動作が可能になります。


 本技術の詳細は、9月8日(日曜日)からロンドンで開催される国際学会PIMRC2013(24th Annual IEEE International Symposium on Personal,Indoor and Mobile Radio Communications)にて発表します。


<開発の背景>
 フェムト基地局は、従来のマクロ基地局と同等の最大通信速度を実現できる小型の携帯電話基地局です。フェムト基地局を屋内に設置することで、端末は屋外のマクロ基地局と通信を行う必要がなくなり、通信品質が向上するほか、少人数で無線帯域を占有できるため、通信速度の飛躍的な向上(10倍以上)が期待できます。このため、携帯電話の電波が届かないエリアに設置する不感地対策に加えて、通信混雑時のトラフィック急増対策としても期待されています。富士通からもフェムト基地局の「BroadOne LTE フェムトセル」(注3)がすでに製品化されています(図1)。

 ※図1は添付の関連資料を参照


<課題>
 従来、マクロ基地局は綿密なセル設計に従い、マクロ基地局間での電波干渉が生じないように設置位置などが決められてきました。しかし、フェムト基地局は綿密なセル設計を行わずに利用者宅内に設置でき、数が多いことから電波干渉を低減するのは困難でした。そのため、フェムト基地局同士が近接する場合や、マクロ基地局が近接する場合などでは、電波干渉の影響により通信性能が劣化するという問題がありました。干渉には、具体的には以下の3つのパターンが考えられます。

 1.フェムト基地局に接続された端末(フェムト端末)と近隣宅のフェムト基地局間での干渉
  近隣宅のフェムト基地局の電波の影響により、屋内のフェムト端末の通信速度が低下。

 2.フェムト端末と近傍のマクロ基地局間での干渉
  マクロ基地局からの電波の影響により、屋内のフェムト端末の通信速度が低下。

 3.マクロ基地局に接続した端末(マクロ端末)と近傍のフェムト基地局間での干渉
  マクロ基地局から遠い位置で接続されているマクロ端末が、端末近傍のフェムト基地局からの電波の影響により通信速度が低下。

 ※図2は添付の関連資料を参照


<開発した技術>
 今回、フェムト基地局が自立的に周辺の環境を検知して送信タイミング、送信電力、送信周波数帯域を調整することで各種の電波干渉を自動的に低減する技術を開発しました。具体的には、以下の手順で干渉を制御します。

 1.周辺環境の測定
  フェムト基地局が、周辺のマクロ基地局の情報、マクロ基地局に接続されたマクロ端末の情報、隣接するフェムト基地局の情報、自基地局に接続された端末の情報を取得します。

 2.タイミング制御
  マクロ基地局の情報に基づいて、マクロ基地局の信号の送信タイミングに合わせて、フェムト基地局の信号の送信タイミングを設定します。これにより、データチャネルの割当てに用いられる制御チャネルとデータ通信に用いられるデータチャネルを分離し、制御チャネルの干渉を抑制します。

 3.送信電力制御
  自基地局に接続された端末情報に基づいて、通信品質が悪い場合は、制御チャネルの送信電力を大きくすることで制御チャネルの品質を確保します。これにより端末の安定的な接続を実現します。

 4.送信帯域制御
  隣接するフェムト基地局の情報や、近隣のマクロ基地局に接続されたマクロ端末の情報を基に、各基地局間の干渉を避けるために、データチャネルの送信帯域を分割します。これによりデータチャネルの品質が向上し、通信速度を向上することができます。

 上記の動作を一定間隔で繰り返します。

 ※図3は添付の関連資料を参照


 シミュレーションで効果を検証した結果、電波干渉が大きい場合に通信速度が従来に比べ約2倍に向上することを確認しました。また、大きな干渉により従来通信が不可能であったマクロ端末の通信が可能になることを確認しました。


<効果>
 本技術により、詳細な位置決定やパラメーター調整を行わずにフェムト基地局を設置しても、周辺の屋外ユーザーに悪影響を与えることなく、大幅な通信速度の向上が得られます。よって、自宅で無線による高画質の動画再生や、オンラインゲームなどのアプリケーションのスムーズな動作が可能になります。


<今後>
 2013年度の実用化を目指して、開発した干渉制御技術の機能や性能の検証を進めます。


<商標について>
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上


【注釈】
 注1 株式会社富士通研究所:代表取締役社長 富田達夫、本社 神奈川県川崎市。
 注2 Fujitsu Laboratories of America,Inc.:President & CEO 木村康則、米国Sunnyvale,CA。
 注3 「BroadOne LTE フェムトセル」:屋内ワイヤレス通信を快適にする「BroadOne LTE フェムトセル」を販売開始(http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/01/6-1.html)(2012年1月6日富士通プレスリリース)

JEITA、7月の移動電話国内出荷実績を発表

2013年7月移動電話国内出荷実績(JEITA/CIAJ)


 *表は添付の関連資料「2013年7月移動電話国内出荷実績(表形式)」を参照

<7月の概況>

 2013年7月の移動電話国内出荷台数は1,505千台、前年同月比50.7%と、夏モデルの発売が一段落したことから3ヶ月ぶりのマイナスとなった。
 うち、スマートフォンは1,029千台、前年同月比51.8%、スマートフォン比率は68.3%となった。
 スマートフォンについても、3ヶ月ぶりのマイナスとなっている。
 2013年7月の携帯電話は1,427千台、前年同月比50.9%となった。
 2013年7月の公衆用PHSは78千台、前年同月比47.7%となった。

 ※移動電話統計の月次公表は、2011年4月実績分より、一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)との連名にて行っている。
 ※単位未満四捨五入により、内訳と合計が一致しない場合がある。


<参考資料> *添付の関連資料を参照
 ・移動電話国内出荷実績推移(台数)
 ・【参考】2013年7月 携帯電話・PHS契約数
 ・【参考】2013年7月 携帯電話IP接続サービス契約数
 ・【参考】調査対象

サンワサプライ、iPhone5など対応のスタイリッシュなアルミスタンドを発売

パソコン周辺機器通販サイトのサンワダイレクト、iPhone5・iPod touch(第5世代)のLightingコネクタを使ってスタンドに固定するスタイリッシュなアルミスタンドを発売。


 パソコン周辺機器の通販サイト『サンワダイレクト』では、iPhone5・iPod touch(第5世代)に対応した、Lightingコネクタに差し込んで固定するスタイリッシュなアルミスタンド「iPhone5アルミスタンド(クレードル・Lightningケーブル対応・充電・同期) 200-STN015シリーズ」を発売しました。ブラックとシルバーの2色展開で、販売価格はそれぞれ2,480円(税込)。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・Yahoo! ショッピング店・ポンパレモール店・Amazonマーケットプレイス店)のみの限定販売です。


<掲載ページ>
 iPhone5アルミスタンド(クレードル・Lightningケーブル対応・充電・同期)
 http://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/200-STN015/


 本製品は、Apple社純正のLightningコネクタUSBケーブルを本体のクリップに取り付けて、iPhone5・iPod touch(第5世代)を固定するアルミスタンドです。やわらかい曲線を描く美しいフォルムとマット加工により落ち着いた高級感のある仕上がりになっています。Apple社純正のLightningコネクタUSBケーブルを接続することで、データ転送や充電ができるクレードルとして使用することができます。装着する際も片手で簡単にできます。iPhone5では音楽再生やハンズフリー通話のスタンドとしてもご使用いただけます。

 本製品のサイズはW78×D87×H95mm、重量は約100gです。ブラックとシルバーの2色展開です。


*製品画像などは、添付の関連資料を参照


 iPhone5アルミスタンド(クレードル対応・Lightning・充電・同期)
 200-STN015シリーズ 価格:2,480円(税込)
 http://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/200-STN015/

 <ブラック>
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 <シルバー>
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-STN015SV


【特長】
 ●iPhone5・iPod touch(第5世代)に対応したスタイリッシュなアルミスタンドです。
 ●やわらかい曲線のマット加工による、落ち着いた高級感のある仕上がりのフォルムです。
 ●Apple社純正のLightningケーブルを使うことで、データ転送や充電ができるクレードルとして使用することができます。
 ●スタンド時では、片手で簡単に装着可能です。
 ●薄型のケースであればケースをつけた状態でも設置が可能です。
 ●機器を支える部分にはシリコン素材を使用し、底面には滑り止めが付いています。


【ご注意】
 ※Lightningケーブルは付属していません。使用には、Apple純正Lightningケーブルが必要になります。
 ※Apple純正のLightningコネクタUSBケーブル以外ではご使用いただけません。
 ※iPhoneなどをクレードルに挿す場合は、まっすぐ差し込んでください。


【仕様】
 ■カラー:ブラック・シルバー
 ■サイズ:W78×D87×H95mm
 ■重量:約100g
 ■材質:アルミ、ABS
 ■保証期間:初期不良のみ
 ■対応機種:iPhone5、iPod touch(第5世代)


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産総研、有機フッ素化合物を用いずに耐熱性に優れた透明はつ油性塗膜を開発

透明はつ油塗膜の耐熱性を飛躍的に向上
-有機フッ素化合物を使わない環境にやさしい表面処理技術-


<ポイント>
 ・耐熱性(空気中350℃、250℃の油浴中で共に24時間以上)に優れたはつ油処理技術を開発
 ・有機フッ素化合物や特殊な装置を用いないため低コスト・低環境負荷
 ・蒸留塔、エンジン、オイルポンプ、オイルダクトといった高温部材へのはつ油処理に期待


<概要>
 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)サステナブルマテリアル研究部門【研究部門長 中村 守】高耐久性材料研究グループ 穂積 篤 研究グループ長、浦田 千尋 研究員は、有機フッ素化合物を用いずに、耐熱性(空気中、350℃で24時間以上、250℃の油浴中で24時間以上性能保持)に優れた透明はつ油性塗膜を開発した。

 現在、はつ油処理の多くは、有機フッ素化合物や表面の微細加工に依存している。しかし、有機フッ素化合物は人体や環境に影響を及ぼし、微細加工は特殊な装置や条件を必要とする。このため、有機フッ素化合物や微細加工に依存しない表面処理技術が求められている。

 今回、メチルシロキサン骨格の耐熱性に着目し、メチルシランを主原料とすることで、透明で耐熱性とはつ油性に優れた塗膜を開発した。また、この耐熱性透明塗膜の加工を施す際に、特殊な装置なども必要としない。蒸留塔、エンジン、オイルポンプ、オイルダクトなど、使用時に高温となるさまざまな表面のはつ油処理に活用でき、有機フッ素化合物を用いたはつ油処理の代替として、コストの低減や安全・信頼性の向上が期待できる。

 なお、この技術の詳細は、平成25年9月24~25日に福岡工業大学(福岡県福岡市)で開催される一般社団法人 表面技術協会 第128回講演大会で発表される。

 ※参考画像は、添付の関連資料を参照


<開発の社会的背景>
 有機フッ素化合物は、耐候性、耐薬品性、耐熱性などの多くの優れた特長を持ち、はつ油剤の主原料として、さまざまな産業分野で利用されている。近年では、マイクロメートルからナノメートルのオーダーで凹凸構造を付与した基材表面を、有機フッ素化合物で被覆・湿潤することで、はつ油性の向上が図られている。このようなはつ油処理された表面では、基材をわずかに傾斜させるだけで、油滴はハスの葉表面の水滴のように滑落する。

 しかし、有機フッ素化合物の製造に必要な蛍石は地球上に偏在しているため、価格が変動しやすく供給が不安定である。また、有機フッ素化合物の生体および環境に対する高い残留性・生物蓄積性が指摘されているため、規制も年々厳しくなっている。そのうえ、有機フッ素化合物を耐熱温度以上にさらすと、腐食性・有毒性の強いガスが発生するため、高温使用時は安全面に問題がある。さらに、微細加工には特殊な装置や条件が必要であることが多く、適応可能な基材や形状が限定されるため、生産性や加工性において課題がある。その他にも、微細構造により光が散乱しやすくなるため、塗装面の透明性を確保しにくいといった問題もある。

 有機フッ素化合物に依存しない材料/プロセス技術は、生体や環境にやさしい技術であり、省エネルギー・省資源・低環境負荷・安全の観点からも、その開発が望まれている。


<研究の経緯>
 産総研では、2011年より有機フッ素化合物および微細加工に依存しない、はつ油処理の研究開発に着手し、一般的なはっ水処理剤であるアルキルトリアルコキシシラン(有機シラン)と、ガラスの原料となるテトラアルコキシシラン(スペーサーシラン)を原料として得られた透明な塗膜が、優れたはつ油性を示すことを見いだした(2012年3月13日 産総研プレス発表)。この処理技術は各工程で特殊な装置や条件を必要とせず、また、さまざまな基材(ガラス、金属、プラスチックなど)に適用できることを特長としている。そのうえ、有機フッ素化合物(パーフルオロアルキルトリアルコキシシラン(有機フッ素シラン))で処理された表面やフッ素樹脂表面よりも、はつ油性に優れている。しかし、従来開発した透明はつ油塗膜は耐熱性に劣っており、大気中150℃以上で長時間加熱すると、膜が崩壊するとともにはつ油性が著しく低下するため、高温に長時間さらされる表面への適用は困難であった。これは、高温環境下で有機シラン中のC-C結合が徐々に変質・分解するためである。

 このような問題の解決に向け、有機フッ素化合物を用いることなく、高温環境条件でも、長時間はつ油性を維持することが可能な表面処理技術を模索してきた。


<研究の内容>

 ※添付の関連資料を参照


<今後の予定>
 今回開発した塗膜は、あらゆる固体表面に処理することが可能である。今後は、ニーズに合わせたコーティング方法のカスタマイズを予定している。さらに、蒸留塔、エンジン、オイルポンプ、オイルダクトなど、使用時に高温となるさまざまな表面への適用を目指し、より長期間、高温環境条件にさらされても、はつ油性が維持できるよう、耐熱性のさらなる向上を目指して研究開発を進めていく。

東北大、未来エネルギー源・核融合プラズマの性能悪化の新たな原因を発見

未来エネルギー源・核融合プラズマの性能悪化の新たな原因を発見
-電子温度勾配が起こす高周波揺らぎによるエネルギー移送を世界で初めて計測-


【研究概要】
 東北大学大学院工学研究科 金子俊郎 教授、畠山力三 名誉教授の研究グループは、クリーンな未来エネルギー源の核融合を目指すプラズマの閉じ込め性能の悪化が、電子温度の傾き(空間勾配)によって高周波揺らぎが発生し、その高周波揺らぎから低周波揺らぎへエネルギーが移ることによって起こることを突き止め、そのメカニズムを明らかにしました。
 核融合反応を可能とするためには、1億度を超えるプラズマを生成して磁場の力で閉じ込める必要があり、このプラズマの閉じ込め性能をより高めることが将来の核融合炉の早期実現につながります。これまでにプラズマ閉じ込め性能を悪化させる原因として、プラズマの温度や密度の揺らぎである"不安定揺動(モード)"が知られていましたが、従来はプラズマ中のイオンが関与する数キロヘルツの周波数の低周波不安定揺動が主に研究されてきました。一方で、近年、電子が関与する数メガヘルツの周波数の高周波不安定揺動がプラズマ閉じ込め性能を悪化させる新たな原因として提案されましたが、そのメカニズムは明らかになっていませんでした。
 本研究グループは、プラズマ中の電子温度の空間勾配を精密に制御することで"電子温度勾配モード"と呼ばれる高周波不安定揺動を能動的に発生させ、この高周波不安定揺動のエネルギーが高度な強い結合(=非線形相互作用)によって"ドリフト波モード"と呼ばれる低周波不安定揺動に移送されることを、実験的に計測することに世界で初めて成功しました。これまでに低周波不安定揺動がプラズマ閉じ込めを悪化させることは明らかになっているため、今回の実験結果は高周波不安定揺動も低周波不安定揺動を経由してプラズマ閉じ込め性能を悪化させる原因であることを実証したものであり、この高周波不安定揺動を抑制することでプラズマ閉じ込め性能を向上させ、核融合炉の実現に大きく寄与することができます。さらに、これまで困難とされてきた周波数が100倍以上異なる不安定揺動間の非線形相互作用を実験的に計測することに成功したことは、プラズマ物理学のみならず流体科学や宇宙・天文学等における不安定揺動の非線形発展の研究にも寄与できるものと期待されます。
 本研究成果は、2013年9月10日(米国時間)に発行される科学誌「Physical Review Letters(フィジカルレビューレターズ)Online版」(American Physical Society)に掲載される予定です。


【研究背景と経緯】
 核融合発電の実現のためには、1億度以上のプラズマを磁場の力で容器内部に閉じ込める必要がありますが、多くの磁場閉じ込めプラズマ装置では、予測をはるかに上回る大きさでプラズマが周辺に拡散損失してしまう"異常輸送"が発生し、閉じ込め性能を悪化させています。このプラズマ閉じ込めを悪化させている異常輸送の発生機構の解明は極めて重要な研究課題です。これまでに、異常輸送はプラズマの温度や密度の揺らぎである"不安定揺動(モード)"に起因することが明らかにされており、特にプラズマ中の質量の重い正の電荷を持つイオンの異常輸送を説明するものとして低周波数(数キロヘルツ)のイオン温度勾配不安定揺動(ITG モード)が提案されています。このITG モードは、プラズマ中に自発的に形成されるプラズマ流(帯状流)によって抑制されることが分かっています。
 一方で、質量が軽く負の電荷を持つ電子も、極めて大きな異常輸送を引き起こし、閉じ込め性能を悪化させる新たな要因として浮上しており、それを説明するモデルとして高周波数(数メガヘルツ)の電子温度勾配不安定揺動(ETG モード)が理論的に提案されました。しかしながらETG モードが異常輸送を引き起こすメカニズムは明らかになっておらず、しかもETG モードは帯状流によっても抑制されにくいことが理論的に指摘されており、ETG モードが異常輸送を引き起こす機構を解明し、それを抑制する手法を開発することが現在の核融合閉じ込め研究には必須の課題のひとつであります。


【研究内容と展開】
 今回、金子教授と畠山名誉教授の研究グループは、電子温度の空間勾配を自由に制御できる装置を開発し、電子温度勾配に起因する高周波不安定揺動を能動的に発生させ、密度勾配が存在する時に発生する低周波不安定揺動との非線形相互作用により、高周波揺動のエネルギーが低周波不安定揺動に移送する新たな現象を発見し、その機構を解明しました。この非線形相互作用の解析は、九州大学応用力学研究所および核融合科学研究所と共同で行いました。
 実験は、図1に示す東北大学の直線型磁場印加プラズマ装置を用いて行いました。マイクロ波を用いた電子サイクロトロン共鳴放電による高電子温度のプラズマと低電子温度の熱電子を制御して重ね合わせることで、電子温度を(半径方向に)空間的に変化させて、電子温度勾配(ETG)を容易に形成することに成功しました。この電子温度勾配を少しずつ増加させていったところ、電子温度勾配に起因する高周波数の不安定揺動(ETG モード)が発生し、図2に示すように電子温度勾配の増加とともに揺動強度も増大していきました。しかしながら、電子温度勾配がある閾値(1.2eV/cm)を超えるとETG モードの揺動強度は飽和し、代わりに低周波数のドリフト波モードの揺動強度が増大することが観測されました。このとき、周波数が100倍以上異なる二つの不安定揺動間の相関をバイスペクトル解析により求めたところ、図3に示すようにETG モードとドリフト波モード間の非線形相互作用の度合いを示すバイコヒーレンスの値が、ETG モードが飽和し始めると同時に急激に増大することを世界で初めて明らかにしました。
 これらの結果から、電子温度勾配によって発生したETG モードの揺動強度が閾値を超えることでドリフト波モードとの非線形相互作用が助長され、高周波不安定揺動のエネルギーが低周波不安定揺動に移送することでドリフト波モードを増幅したと考えることができます。つまり、今回の実験結果は電子温度勾配によって発生した高周波不安定揺動も低周波不安定揺動を経由してプラズマ閉じ込め性能を悪化させる原因であることを実証したものであります。今後、この高周波不安定揺動を抑制する手法を開発することで、プラズマ閉じ込め性能を向上させ核融合炉の実現に大きく寄与することができます。

浜松ホトニクスなど、除染作業向け小型軽量の高感度ガンマ線撮像用カメラを製品化

放射性物質の除染作業を効率化する
ガンマ線撮像用コンプトンカメラを製品化
-高感度コンプトンカメラとして、従来よりも大幅な小型・軽量化と低価格化を実現-


【ポイント】
 ・高感度半導体光検出素子(MPPC)を用いることで、小型化と高感度化を実現。高精度の撮影が数分で可能に
 ・重量1.9kgと従来のコンプトンカメラの約4分の1に軽量化し、大幅な低価格化も実現
 ・携帯型パソコンで2種類の画像再構成法ソフトにより、ガンマ線の分布を画像化


 浜松ホトニクス株式会社(以下浜ホト)の大須賀 慎二 中央研究所 第一研究室 研究室長代理と早稲田大学の片岡 淳 准教授らは、JST 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、高感度で実用的な角度分解能を併せ持ち、容易に携帯可能なガンマ線撮像用「コンプトンカメラ」の実用化に成功しました。特に、浜ホト独自の高感度半導体光検出素子MPPCと高密度で発光特性の良好なシンチレータを用いて、重量を1.9kgと従来品の約4分の1にまで軽量化し、大幅な低価格化にも成功しました。
 本製品は、コンプトン散乱の原理を利用してガンマ線飛来方向の分布を画像化し、放射性物質の除染に役立てるために開発したものです。居住制限区域に相当する1時間当たり3.8から9.5マイクロシーベルト(以下μSv/h)程度の環境下で、放射性物質の集積(ホットスポット)を数分程度で撮像できます。具体的には、実験室環境においてカメラ位置で5μSv/hの空間線量率を与えるセシウム137線源を10秒程度で画像化する計測感度を有しています。
 当面は、福島県の除染が必要な自治体に限定して、11月15日からモニター用として貸し出しを開始し、2014年2月より販売を開始します。
 なお、本製品は、11月7日(木)から3日間、アクトシティ浜松(浜松市中区)で5年ぶりに開催される、浜松ホトニクス総合展示会「フォトンフェア2013」に出展します。


 本開発成果は、以下の事業・開発課題によって得られました。

 事業名:研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラム
      放射線計測領域 革新技術タイプ(機器開発型)
 開発課題名:「高感度かつ携帯可能な革新的ガンマ線可視化装置の開発」
 チームリーダー:大須賀 慎二(浜松ホトニクス株式会社中央研究所 第一研究室 研究室長代理)
 開発期間:平成24~25年度(予定)
 担当領域総括:平井 昭司(東京都市大学 名誉教授)

 JSTはこのプログラムの放射線計測領域で、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響から復興と再生を遂げるため、行政ニーズ、被災地ニーズなどの高い高度な機器及びシステムの開発を行います。


<開発の背景>
 福島第1原子力発電所の事故により大量の放射性物質が環境中に放出され、福島県内の周辺地域においては放射性物質の除染が緊急かつ重要な課題となっています。
 除染作業を効率的に行うためには、セシウム137や同134などの放射性物質の分布を可視化するガンマ線カメラを活用し、放射性物質が集積したホットスポットを探索したり、除染作業後にその効果を確認することが有効です。
 しかしながら、従来のガンマ線カメラは、遮蔽体を必要とするため装置重量が10kg以上で、携行しての作業には適していません。また、遮蔽体を必要としない別方式のガンマ線カメラも実用化されていますが、セシウム137からのガンマ線(約662キロエレクトロンボルト、以下keV)に対する感度が低く、除染に役立つガンマ線の分布に関わる情報を得るには長時間の計測が必要という問題点がありました。


<本製品の概要>
 本製品は、ガンマ線の飛来方向とそのエネルギーを同時に測定し、ガンマ線を放出する放射性セシウム134、同137の分布をリアルタイムに近い短時間で画像化するコンプトンカメラです(図1)。小型で安価でありながら光電子増倍管と同等の高感度性を持つ浜ホト独自の半導体光検出素子MPPC(マルチ・ピクセル・フォトン・カウンタ)と良好な特性を持つシンチレータ(放射線エネルギーを吸収して蛍光を発する物質)を用いています。
 高感度かつ低ノイズのMPPCを採用していることから、画像化に有効な100keV程度から10keVまでの低エネルギーのコンプトン散乱現象を確実に検出できます。また、MPPCと高性能のシンチレータと組み合わせることで約10%のエネルギー分解能を実現し、セシウム137由来の662keVガンマ線と、同134由来の605keV、796keVガンマ線の識別が可能です(図2)。さらに、計測に必要な信号処理回路などをすべて内蔵し、パソコンにUSB接続するだけで電源供給され、ガンマ線の分布を逆投影法と統計的画像再構成(以下MLEM)法(図3)の2種類で画像化できます。
 本製品は、居住制限区域に相当する1時間当たり3.8から9.5マイクロシーベルト(以下μSv/h)程度の環境下で、放射性物質の集積(ホットスポット)を数分程度で撮像できます。この特長を生かして迅速に放射性物質の分布を画像化すれば、除染の前後でその効果を確認するうえで特に有効であると考えられます。実際に、福島県浪江町と福島大学の協力を得て福島県内での現地試験を実施した結果、コンプトンカメラの性能が実用レベルに達していることを確認しました(図3)。本製品の活用によって福島県域での除染作業の効率化を進めることで、同地域の東日本大震災からの復旧・復興に貢献したいと考えています。
 本製品開発に当たり、浜ホトがコンプトンカメラの試作、早稲田大学が装置構成と画像処理の最適化および評価を担当しました。


<本製品の原理と性能>
 本製品は、ガンマ線がシンチレータ中にある電子と衝突し、エネルギーの一部を失って飛行方向を変えるコンプトン散乱事象を計測することで、ガンマ線の飛来方向とガンマ線のエネルギーを求め、ガンマ線を放出する放射性物質を特定して分布を画像化します。
 本製品は、散乱体と吸収体となる検出器を2層に置き、ガンマ線が散乱体でコンプトン散乱され吸収体で光電吸収される事象を検出します。そして、ガンマ線が散乱・吸収される位置情報と、各検出器に付与されるエネルギーを使って計算されるコンプトン散乱角から、ガンマ線の飛来方向を求めています。また、比較的高エネルギーなセシウム137からの662keVガンマ線に対して高い検出効率を確保できるように、シンチレータ部の構造、厚さや散乱体検出器と吸収体検出器の間隔などの最適化設計を行いました。
 ガンマ線の飛来方向を高い精度で決定するには、100keV以下の低エネルギー域においてもガンマ線の散乱・吸収位置と検出器に付与されるエネルギーを精度良く計測する必要があります。そのため、MPPCのダークノイズ特性などの改善、および、ASIC信号増幅処理回路を含めたMPPCからの出力を読み出す回路系の最適化にも取り組みました。また、短時間で放射性物質の分布を表示するための画像再構成が可能です。


<本製品の主な特長>
1、感度を向上し高精度で短時間計測が可能
 MPPCは、浜ホトの半導体製造技術による新しいタイプの光半導体素子で、フォトン(光子)が生成した電子を100万倍程度に増倍して極微弱光を検出することができます。高感度かつ低ノイズのMPPCを採用することで、画像化に有効な100keV程度から10keVまでの低エネルギーのコンプトン散乱現象を確実に検出できます。また、MPPCと高性能のシンチレータと組み合わせることで約10%のエネルギー分解能を実現し、セシウム137由来の662keVガンマ線と、同134由来の605keV,796keVガンマ線のエネルギー弁別が可能です。
 本製品は、MPPCとシンチレータを組み合わせた独自方式のガンマ線検出器を開発し、その構造を最適化することで、セシウム134、や同137からの比較的高エネルギーのガンマ線に対しても高い検出効率を実現しました。これにより、短時間での画像化が可能となりました。

2、重量が1.9kgと従来品の約4分の1、大幅な低価格を実現
 本製品は、ピンホール方式のガンマ線カメラと比べ遮蔽体が不要で、従来のコンプトンカメラと比べても冷却機構が不要です。その結果、外形寸法が15×15×13.5cm、重量が1.9kgと、従来のコンプトンカメラと比較して約4分の1の大幅な小型・軽量化と、低価格化を実現しました(図4)。

3、携帯型パソコンでガンマ線の分布を逆投影法とMLEM法の2種類で画像化
 本製品は、計測に必要な信号処理回路やバイアス電源、A/D変換器を、コンパクトな筐体に内蔵しています。USBインターフェースでパソコン(Windows 7)に接続することにより、特別な電源やバッテリを用意することなく、USBのバスパワーで連続動作しガンマ線計測が簡単に行えます。
 専用のアプリケーションソフトにより、パソコンで画像再構築が可能で、ガンマ線の分布を逆投影法とMLEM法の2種類で画像化することができます。

NEC、アルゼンチン・サンタフェ州政府から映像監視システムを受注 NEC、アルゼンチンのサンタフェ州政府から映像監視システムを受注

NEC、アルゼンチンのサンタフェ州政府から映像監視システムを受注
~治安の向上に貢献~


 NECは、現地法人のNECアルゼンチン(所在地 ブエノスアイレス、社長 MARTINANGELI CARLOS ERNESTO)を通じて、アルゼンチンのサンタフェ州政府から、サンタフェ州の首都・サンタフェおよびサンタフェ州最大の都市であるロサリオに導入される映像監視システムを受注しました。
 サンタフェ州政府は、サンタフェとロサリオ市内の中心部に、254箇所のモニタリング地点を設け、合計600台のカメラを設置、映像データをセンターに集約・解析することで、市内の治安向上を目指します。サンタフェ州政府は、本システムを2014年6月から運用開始予定です。

 NECは、アルゼンチンにおいて映像監視サービスを提供している同分野のトップ企業Global View社を昨年買収し、カメラによる映像取り込みからネットワークを介した映像送信、映像監視、さらには映像のデータセンターでの保管と活用など、映像監視に関するトータルソリューションの拡販を進めており、今回の受注はその成果となります。

 撮影された映像データは、市内数か所の都市安全センターに集約されるとともに、その映像データは、市のプライベートクラウド環境に保存されます。NECは、プライベートクラウド環境の構築および、都市安全センターとモニタリング地点をつなぐ総延長200kmに及ぶ光ネットワークや無線ネットワークの整備を行います。
 また、映像の解析には、NECの独自技術である人や物の動きを自動で検知するビデオ解析システムを利用します。さらに、254箇所のモニタリングポイントのうち、78箇所においては、自動車のナンバープレートを自動的に検知する仕組みも導入します。これらの技術により、映像データから通常と異なる人の動きを捉えることや、探したい自動車を瞬時に見つけることが可能となるなど、より迅速な安全対策・保安活動に貢献します。

 NECは中期経営計画において、社会ソリューション事業への注力および、現地主導型のグローバル事業の拡大を目指しています。NECは、今回の実績を活かしながら、今後も最先端のICT技術による安全・安心・効率・公平な社会の実現に貢献します。


以上


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 NEC 海外事業企画本部
 TEL:03-3798-4662

NEC、ヒューマンエラー低減に有効な配色評価方式を開発

NEC、ヒューマンエラー低減に有効な配色評価方式を開発
~画面の配色が利用者にどれだけ負荷を与えているかを初めて数値化~


 NECは、ヒューマンエラーを起こしにくいユーザインタフェースの設計に有効な「配色評価方式」を開発しました。本方式は、画面の配色が利用者にどれだけ負荷を与えているかを初めて数値化したものであり、算出した数値を基に画面を最適化することで、ヒューマンエラーの要因となる負荷を抑制することを実証しました。

 システムを操作する際に見落としや見間違いといったヒューマンエラーが発生する主な要因として、システム画面の複雑さ・配色の不調和による情報の探しにくさ、長時間のシステム利用に伴う疲労の蓄積が挙げられます。
 重要な情報が探しにくい場合、利用者は状況把握(画面のどこを見て、何を行えばよいか判断する事)が困難になりミスを起こしやすくなることが、これまでの研究で科学的に解明されています。
 ヒューマンエラーを低減するには、システム画面上の「重要な情報を認識しやすくすること」と、長時間の作業環境においても「疲れにくい」画面構成にすることが重要になります。

 NECは、「重要な情報が認識しやすく」かつ「目が疲れにくい」ユーザインタフェースを実現するために、画面設計における重要な要素である配色に着目しました。
 今回開発した配色評価方式は、システム画面の配色の「調和の度合」「重要な情報の目立ちやすさ」「目の疲れにくさ」を独自の手法で数値化し、画面の配色が利用者に与える負荷を定量的に示した上で、算出した数値を基に、画面の配色を最適化します。最適化を行う際、画面全体の配色の「調和」を取った上で、「重要な情報の目立ちやすさ」を高めることによって、重要な情報をより素早く確実に把握可能にします。さらに、隣接する配色の組み合わせを、視覚に刺激の少ない「目に優しい」ものとすることで、疲労への影響を最小限に抑制します。

 このたび開発した技術の特長は、次のとおりです。


 1.システム画面の配色が、利用者に与える負荷を数値化
  これまで人の感覚に頼って設計を行っていた画面配色の「調和」「重要な情報の目立ちやすさ」「目の疲れにくさ」を、NECが製品開発の中で培ってきた知見を基に策定した独自の手法で数値化し、画面の配色が利用者にどれだけ負荷を与えているかをグラフで見える化。


 2.算出した数値を元に画面を最適化する手法を開発、負荷を抑制する画面を実現
  算出した数値を基に、大量の文字や動画など、情報量が多いシステムを「重要な情報が認識しやすく」かつ「目が疲れにくい」ユーザインタフェースに最適化する手法を開発。なお、NECは、最適化を行った画面が「調和」「重要な情報が目立ちしやすい」「目が疲れにくい」の3つの要件を満たし、システム利用者の負荷抑制に有効であることを確認している。(注)


 NECは、配色評価方式を、わずかな操作ミスも許されない医療システムや航空管制システムなどに適用し、ヒューマンエラーを起こしにくいシステム開発に役立てていきます。また、本方式の更なる精度向上を進め、幅広い分野において有効性を検証し、より安心・安全なシステム開発を行っていきます。


【別紙】「配色評価方式」の適用事例のご紹介

 ※添付の関連資料を参照


以上


 (注)NECが開発し複数の学会や新聞発表等で認知されている方式(画面上のUI要素の属性(色・形・配置など)がユーザが情報を探す際の負荷にどの程度影響するかを示す方式)で確認


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 NEC 研究企画本部 広報グループ
 https://contact.nec.com/http-jpn.nec.com_tb_142rd_4b126d/?fid=4b126d

日産自、インフィニティ フランクフルトモーターショーで「Q30コンセプト」を公開

インフィニティ フランクフルトモーターショーで「Q30コンセプト」を公開


 ・インフィニティの将来のプレミアムコンパクトモデルのビジョンを示すモデルを公開
 ・新型「Q50」を2013年11月に欧州で発売

 インフィニティは10日、フランクフルトモーターショーにおいて、インフィニティブランドを新たなプレミアムセグメントに拡大していく戦略の新たなステップとして、「Q30コンセプト」をお披露目しました。

 洗練された魅惑的なデザインの「Q30コンセプト」は、プレミアムブランドを求める新世代のお客さまに向けた、現代的で際立つ個性を持つインフィニティのコンパクトカーのデザインビジョンを示しています。若い感覚を持った豊かなお客さまたちにより、プレミアムコンパクトセグメントは、グローバルに飛躍的な拡大をしていくと見込まれています。

 インフィニティ社長のヨハン ダ ネイシンは、「インフィニティは、若く、トレンドをつくりだしていくブランド、よりエキサイティングなブランドになろうとしています。インフィニティQ50、そして『Q30コンセプト」』がこの使命を果たします。」と述べました。

 インフィニティのエグゼクティブ・デザイン・ダイレクターのアルフォンソ・アルバイサは、「Q30コンセプト」はカテゴリーを打破するクルマであると述べています。「Q30コンセプト」は、クーペ、ハッチバック、そしてクロスオーバーをも彷彿とさせます。伝統的な価値観に従うのではなく、自分独自のユニークな経験をしたいと考えている若いお客さま向けにデザインしているのです。

 今後10年以内にプレミアムセグメントのお客さまの80%を占めるであろうX世代やY世代は、新しく、より現代的なプレミアム感を期待しています。

 インフィニティのデザイナーたちは、より大胆で官能的な造形と、より一層のたくましさや遊び心を追求しています。

 「Q30コンセプト」は、将来のプレミアムコンパクトカーセグメントへの参入に向けたインフィニティデザインの先駆けとなるものです。インフィニティは、英国のサンダーランド工場で2015年からコンパクトモデルを生産する計画をすでに発表しています。

 ダ ネイシンは、「Q30コンセプト」のお披露目に加え、欧州において、インフィニティの新型スポーツセダン「Q50」を11月半ばに発売する予定であることも発表しました。

 10日の記者会見でダ ネイシンは、インフィニティのグローバルブランドアンバサダーをつとめる3年連続フォーミュラ1ワールドチャンピオンのセバスチャン ベッテルに特別なヘルメットを贈呈しました。このヘルメットは、ベッテルが開発初期から関わる初のインフィニティモデルである、将来のプレミアムコンパクトモデル プロトタイプの開発テストで使用される予定です。


以上

敷島製パン、イーストフード・乳化剤の不使用の「超熟 ライ麦入り」を発売

超熟(R)発売15周年の新ラインナップ
「超熟(R)ライ麦入り」新発売


 Pasco(敷島製パン株式会社)は、2013年10月に「超熟」発売15周年を迎えるにあたり、健康感をプラスした商品「超熟 ライ麦入り」を新発売いたします。

 近年、「ライ麦入り食パン」は、健康志向の高まりにより、シニア層をはじめとするお客さまの購入が増えています。健康志向のパン市場が今後も拡大する見込みであることから、品質をさらに向上させ、新たに「超熟シリーズ」として発売します。

 「超熟 ライ麦入り」は他の「超熟シリーズ」と同様、イーストフード・乳化剤の不使用はもちろん、余計な原材料を極力使わず、小麦とライ麦の本来の美味しさを生かした味にこだわっています。「超熟シリーズ」の特徴である「超熟製法」により、もっちり、しっとり、さらっとした口どけが楽しめます。

 また、ライ麦のプチプチとした粒感と香ばしさ、食べやすさを追求し、ふすまや胚芽までまるごと入ったライ麦をパフ化(高温・高圧で加熱処理)しました。ライ麦のやわらかで程よい粒感をお楽しみいただけます。

 パッケージは「超熟」のブランドカラーであるブルーとライ麦のビジュアルを組み合わせたデザインです。
 また、「超熟」は、発売15周年に合わせ、パッケージデザインをリニューアル。新キャッチコピー「小麦本来のおいしさ」、「15th Anniversary」マークの記載などを実施します。


 *商品画像は添付の関連資料を参照


【商品概要】
 発売日:10月1日
 販売エリア:東北・関東・中部・近畿・中国・四国地区
 内容量:6枚スライス、5枚スライス、3枚入※5枚スライスは近畿地区以西のみ
 販売店:量販店、コンビニエンスストア
 参考小売価格:220円(税抜き)
 販売計画:2.3億円(月間)


 *参考資料は添付の関連資料を参照


■お客さまからのお問い合わせ先
 お客さま相談室(フリーダイヤル)TEL:0120-084-835

パナソニック、独社と共同開発の家庭用燃料電池システムを来春から欧州で販売開始

欧州初(※1)の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの販売を開始


 パナソニック株式会社は、欧州の大手ボイラーメーカー、フィスマングループ(本社:ドイツ・アレンドルフ、CEO:DR.Martin Viessmann、以下、フィスマン)と、欧州市場向けの家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(以下、燃料電池システム)を共同開発し(※2)、フィスマンの販路を活用して2014年4月よりドイツでの販売を開始します。本製品は、家庭用の固体高分子形燃料電池(PEFC)システムとして初めて(※1)、欧州で一般向けに販売されます。

 欧州市場は、暖房への温水利用や、高い環境意識からコージェネレーションへの需要拡大が見込まれます。当社は、2009年より日本国内で燃料電池システム事業を展開してきましたが、欧州での早期導入に向け、2011年からフィスマンと共同で、現地の使用環境に適した製品の研究開発を進めてきました。
 本製品は、3万台以上の生産実績を持つ当社と、フィスマンの蓄熱機器技術を融合し、総合効率90%(LHV(※3))の高いエネルギー効率と優れた耐久性を実現しました。

 当社は燃料電池ユニットの開発と製造を担当します。フィスマンは貯湯タンク・バックアップボイラーユニットの開発と製造を行うとともに、本製品の最終組み立てを担当します。

 当社は、2013年度より出荷を開始、2014年4月にドイツHガス地域(※4)から販売を始めます。2015年度以降、ドイツLガス地域(※5)、イギリス、フランスをはじめとするドイツ周辺国への販売拡大を図り、将来的には欧州全域での展開を目指します。


■本製品の主な特長
1、発電時に出る熱を効率的に回収して暖房に利用し、総合効率90%(LHV(※3))を実現
 発電効率37%(LHV(※3))、熱回収効率53%(同)で、総合効率90%(同)を実現しています。

2、地下室、ユーティリティールーム等の屋内設置に適したシンプル構成
 「燃料電池ユニット」と「貯湯タンク・バックアップボイラーユニット」とのシンプルな構成のため、ドイツで一般的な地下室、ユーティリティールーム等の屋内での設置に適しています。

3、モバイル端末から、機器の操作や、発電情報・メンテナンス情報などの確認が可能
 専用のアプリケーションにより、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で、機器の操作や、発電状況・メンテナンス情報などの確認も可能です。

 ※1:2013年9月9日現在。固体高分子形の家庭用燃料電池システムとして。(パナソニック調べ)
 ※2:開発にあたっては、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果を一部活用しています。
 ※3:低位発熱量基準(Lower Heating Value)。燃料ガスを完全に燃焼したときの発熱量から水蒸気の凝縮潜熱を差し引いた値。
 ※4:ハイカロリーガスを利用する地域。
 ※5:ローカロリーガスを利用する地域。


●本製品の概要
<写真>

 *添付の関連資料を参照


<燃料電池ユニットの主な仕様>
 【発電出力】750W(定格一定制御)
 【熱出力】1000W
 【電気接続】AC230V-50Hz
 【発電効率】37%(LHV)
 【熱回収効率】53%(LHV)
 【総合効率】90%(LHV)
 【耐久性】発電60,000時間(10年)、起動停止4,000回
 【寸法】H1670mmxW480mmxD475mm
 【重量】125kg


<貯湯タンク・バックアップボイラーユニットの主な仕様>
 【ボイラー出力】19kW
 【寸法】H1950mmxW600mmxD600mm
 【重量】170kg

パナソニック、停電時も安心な家庭向け太陽電池・蓄電池・燃料電池連携システムを発売

太陽電池・蓄電池・燃料電池の3種類の電池の連携で停電時の安心面を強化
停電時にエネファームも活用できる(※1)住宅用「創蓄連携システム」新発売
停電時、自動(※2)での電力供給も可能に



 *製品画像、参考資料は添付の関連資料を参照

 パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、停電時でも太陽光発電システム(※3)や家庭用燃料電池「エネファーム」(以下エネファーム)(※4)と連携できる住宅用「創蓄連携システム」(「停電時 100/200V 出力タイプ」)を新開発。また、従来の「停電時 100V 出力タイプ」も含め、停電時でも自動で電力供給する機能などを拡充しました。さらに、「耐塩害仕様タイプ(※5)」もラインアップし、2013年9月20日より受注を開始します。

 東日本大震災以降、「もしも」に備える蓄電システムへの関心が高まる中、当社は停電時でも太陽光発電電力を有効活用できる住宅用「創蓄連携システム」を販売してきました。
このたび、停電時に、太陽光発電システムに加え、エネファームとも連携可能なシステムとして「停電時 100/200V 出力タイプ」を開発。停電時でも、エネファームの発電電力を活用することで、より安定した電力供給を実現し、お湯の使用も可能となります。また、「停電時 100V 出力タイプ」も含め、停電時には、あらかじめ設定しておいた機器に自動での電力供給も可能になりました。

 本システムは、JET(一般財団法人 電気安全環境研究所)が定める「複数直流入力システム用系統連系保護装置等の認証」を業界で初めて取得(※6)しているので、設備導入の際の手続きもスムーズです。また、平成23年度 経済産業省 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金の対象商品(※7)として認定されています。

 当社は、これからも、「もしも」に備える安心や環境負荷の軽減と快適な暮らしの両立の実現を目指し、蓄電池関連製品の普及促進を図っていきます。


<特長>
 ・(1)停電時もエネファームが運転でき、発電電力やお湯の使用が可能(停電時 100/200V出力タイプ)
 ・(2)太陽光発電電力を使いながら短時間で充電できるので、停電が長期にわたる場合でも安心
 ・(3)停電時には、あらかじめ設定しておいた機器(照明器具など)に自動で電力供給が可能

 ※1:連携できる創蓄連携システムは停電時 100/200V 出力タイプのみ。ガス・水道が停止している時はエネファームを使用できません
 ※2:UPS(無停電電源装置)ではありません
 ※3:パナソニック製住宅用太陽光発電システムのみに対応
 ※4:パナソニック製のみ。接続できる機種は、2013年11月以降受注開始品から。受注開始時期はガス事業者様で異なる場合があります
 ※5:塩害地域への設置が可能。ただし、海岸線より300m以内の地域あるいは海水飛沫および潮風に直接さらされる場所への設置はしないでください
 ※6:当社調べ(2013年8月23日取得)
 ※7:経済産業省 定置用リチウムイオン蓄電池導入促進対策事業費補助金を受けられた場合、法定耐用年数(6年間)以上の期間、本製品を継続して使用することが必要

ソニー、防滴性能を備えたファブリック素材のワイヤレスポータブルスピーカーを発売

ファブリック素材のコンパクトな本体にパッシブラジエーターを搭載
高音質と防滴性能を実現した、ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-BTS50』発売

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 ソニーは、ファブリック素材のコンパクトな本体に、パッシブラジエーター搭載による高音質と、水しぶきや雨にも強い防滴性能(JIS IPX2相当)(※1)を実現した、ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-BTS50』を発売します。

 >http://www.youtube.com/watch?v=576YE1E3gc8(動画)


 型名 :ワイヤレスポータブルスピーカー『SRS-BTS50』
 カラー:ブラック/ホワイト/ピンク/ブルー/レッド
 発売日:10月19日
 価格 :オープン価格


 『SRS-BTS50』は、約400gの小型・軽量な本体に、質感のある、ファブリック素材を採用しました。本機は、自転車やリュックなどのドリンクホルダーに収納できる(※2)サイズです。ファブリック素材により、他のアイテムを傷つけずに持ち運べることに加え、本機側面のフックを使用し、リュックなどに吊り下げることが可能になり、携帯性を高めました。

 音質面では、パッシブラジエーターを搭載した2chフルレンジ型スピーカーを備えました。パッシブラジエーターを本体の設置面に平行となるよう、筐体内に配置することで(※3)、振動が効果的に設置面に伝わり、豊かな低音再生を可能にします。更に、「ノーマルモード」と「サラウンドモード」の2種類のサウンドモードを採用しました。一人で音楽を楽しむ場合は、スピーカーを正面に向けて「ノーマルモード」に、屋外や大人数で音楽を楽しむ場合は、スピーカーを上向きにして、広がり感のある「サラウンドモード」にしてお楽しみいただけるなど、用途に応じて、お好みの音場を選択することができます。

 機能面では、防滴機能とNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載しました。キッチンやアウトドアでのご利用など、様々な場所でお楽しみいただくだけでなく、ワンタッチ機能対応により、スマートフォンなどの対応機器を本機にかざすことで、Bluetooth(R)機器の登録(ペアリング)を意識することなく、簡単に音楽や通話をワイヤレス(※4(※5)でお楽しみいただけます。さらに、最長約10時間のバッテリー駆動を実現したスタミナ連続再生により、場所を問わずに、ワイヤレスで、長時間ご利用いただくことが可能です。


 ※1:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がないとされる保護等級。水に浸してのご利用や、シャワーなどの、あらゆる角度からの強い水噴射が想定されるケースでのご利用はお控えください。
 ※2:ソニー調べ。ただし、ドリンクホルダーの形状によっては、収まらない場合もございます。
 ※3:「ノーマルモード」使用時。
 ※4:Bluetooth対応機器をワイヤレス接続する必要があります。
 ※5:Bluetooth対応機器との接続には、登録(ペアリング)が必要です。


 *主な特長・主な仕様などは添付の関連資料を参照


 ※記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


<市場推定価格>
 『SRS-BTS50』 15,000円前後
  ※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。
   なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。


<関連情報>
 >アクティブスピーカー オフィシャルサイト
  http://www.sony.jp/active-speaker/
 >ソニー製品情報トップ
  http://www.sony.jp/


<お客様からのお問い合わせ>
 ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
 TEL:0120-777-886(フリーダイヤル)
 TEL:0466-31-2546(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
 受付時間 月~金:9:00~18:00 土日祝:9:00~17:00

パナソニック、BD-RE・BD-Rディスクの「オリンピックマーク」付きオリジナルパックを発売

『オリンピックマーク』付きオリジナルパッケージ
BD-RE/BD-Rディスク オリジナルパックを発売

 *製品画像・製品一覧は、添付の関連資料を参照

 パナソニック株式会社は、録画用の2倍速BD-REディスクと2倍速50GB、4倍速25GB BD-Rディスクのオリジナルデザイン・ブルーレイディスク(TM)パック4種を10月10日より発売します。

 本製品のパッケージには、2014年2月開催のソチオリンピックに向けて『オリンピックマーク』シールを貼り付け、DIGAと合わせディスクの需要拡大を目指してまいります。また、本製品にはクリーニングクロスを同梱します。(パッケージはオリンピック終了後は『オリンピックマーク』シール無しに変更)

 当社は、ハイビジョン番組をDIGAで録って、ブルーレイディスク(TM)にたっぷり残して楽しむハイビジョン録画ライフを提案してまいります。


<特長>
 1.『オリンピックマーク』付きオリジナルデザインパッケージ
 2.特典『クリーニングクロス』を同梱
 3.当社独自の『タフコート』・『防湿膜』の両面プロテクト構造を採用
   ※本製品はブルーレイディスク(TM)リライタブルフォーマットVer.1.0規格対応の機器では使用できません。


【お問い合わせ先】
 お客様ご相談センター
 フリーダイヤル 0120-878-365(受付9時~20時))
 [ホームページURL]http://panasonic.jp/media/

カシオ、手ブレ補正を強化したチルト液晶搭載のデジカメ「EX-ZR1100」を発売

手ブレ補正を強化したチルト液晶搭載の
“ハイスピードエクシリム”
撮った写真を美しく画面上で再現する92万画素の3.0型高精細液晶を採用

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 カシオ計算機は、サクサク撮れる軽快なレスポンスで人気のデジタルカメラ“ハイスピードエクシリム”の新製品として、5軸・4.5段(※1)の手ブレ補正を備えた高精細チルト液晶搭載モデル『EX-ZR1100』を、9月20日より順次発売します。
 ※1:光学式手ブレ補正と高速連写合成を併用した場合。カシオ調べ。

 当社は昨年、撮りたいと感じた瞬間を美しく撮れるデジタルカメラの実現を目指し、タイムラグ、ピンぼけ、手ブレを限りなくゼロに近づける「TRIPLE ZERO」の開発テーマの下、「EX-ZR1000」を発売。撮影設定から撮影、再生まで一貫してサクサク使える快適な操作性と、自分撮りやローアングルなど、様々なスタイルで撮影を楽しめるチルト液晶により好評を博しております。

 今回ご案内いたします『EX-ZR1100』は、好評の「EX-ZR1000」をベースに、失敗写真の大きな要因である手ブレをゼロにすることを目指して、手ブレ補正を強化した“ハイスピードエクシリム”です。
 コンパクトなボディに広角24mm(※2)・光学12.5倍ズームレンズを搭載。HS手ブレ補正モードで撮影した場合、カメラを構えた時に起こる上下左右などの5つ(5軸(※1)方向)の手ブレを高度に補正します。また、光学手ブレ補正(1.5段(※3))と高速連写合成(最大9枚)の組み合わせで、4.5段(※1)の手ブレ補正効果を実現しました。
 ※2:35mmフィルム換算。
 ※3:CIPA規格による。2軸方向の加振時。35mmフィルム換算で300mm相当。

 手ブレを抑えてキレイに撮るだけではなく、92万画素の3.0型高精細チルト液晶を採用することで、画面上でも美しく再現。自分撮りや仲間撮りが、さらに楽しくなりました。もちろん撮影機能も充実。ゆっくりとした雲の流れや車や人々が行き交う街の様子など、長時間の変化を短時間に圧縮して動画で楽しむことができる「タイムラプス」や、個性的な写真や動画が撮れるアートショットなど、レンズ交換や難しい設定なしで楽しい写真を簡単に撮ることができます。


 機種名:EX-ZR1100
 ボディカラー:BK(ブラック)/WE(ホワイト)
 価格:オープン
 発売日:9月20日
 当初月産台数:30,000台


 機種名:EX-ZR1100
 ボディカラー:VP(ビビッドピンク)/YW(イエロー)
 価格:オープン
 発売日:11月上旬
 当初月産台数:30,000台


 新製品の詳細については、次ページ以降を参照ください。

 >EX-ZR1100
 http://www.casio.co.jp/pressroom/certification/release/2013/0910_EX-ZR1100_detail


<お問い合わせ先>
 カシオ計算機
 お客様相談室
 TEL.03-5334-4611(デジタルカメラ専用)

オリンパスイメージング、デジタル一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」を発売

デジタル一眼カメラの新しい世界を切り開くフラッグシップ機
「OLYMPUS OM-D E-M1」を新発売


 オリンパスイメージング株式会社(社長:小川 治男)は、当社デジタル一眼カメラのフラッグシップ機であり、デジタル一眼レフカメラ「E-5」の後継機となる「OLYMPUS OM-D E-M1(オーエムディー・イー・エムワン)」(以下、「E-M1」)を、2013年10月に発売します。

 現在、レンズ交換式デジタル一眼カメラは、ミラーボックスと光学ファインダーの有無により、一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラに分類されます。新製品「E-M1」は、ミラーレス一眼でありながら、従来のデジタル一眼レフ用レンズの性能も最大限に引き出せる新技術を搭載し、オリンパス最高画質を実現しました。一眼レフとミラーレス一眼の垣根を越え、デジタル一眼の新しい世界を切り拓く、オリンパスの新提案です。

●発売の概要

 ※添付の関連資料を参照


●主な特長
 1.1628万画素でオリンパス最高画質を実現
 2.プロ機としての高性能を、従来機比約4割減の小型・軽量ボディーで実現
 3.最高の防塵・防滴(ぼうじん・ぼうてき)性能を搭載

 (その他)
  ・ボディー内5軸手ぶれ補正機構を搭載
  ・Wi-Fi(ワイファイ)機能を内蔵


※製品画像・主な特長の詳細は、添付の関連資料を参照


 本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。

英ジャガー・ランドローバー、C-X17スポーツ・クロスオーバー・コンセプトモデルを発表

ジャガー、先進的な新アルミニウム製アーキテクチャー採用によるC-X17スポーツ・クロスオーバー・コンセプトモデルを発表


 ※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2013年9月9日に発表したプレスリリースの日本語訳です。


<キーポイント>

 ■ジャガーは、次世代の軽量化技術である先進的な新アルミニウム製モノコック・アーキテクチャーを発表。
 ■軽量かつ高剛性、またサステナビリティに対するジャガーの真摯な取り組みを強調する革新的技術を採用。
 ■この先進的な軽量アーキテクチャーは、将来のジャガー製品ラインアップのベースとなり、この新アーキテクチャーを採用した最初の市販モデルとなるプレミアムC/Dセグメントの新型セダンを、2015年に導入予定。
 ■これは、プレミアムC/Dセグメント初となるアルミニウム製モノコック構造を持つモデルで、同クラスの中でも最も先進で高効率、洗練されたスポーツセダンとなるべく開発されます。
 ■パワーユニットは複数種類用意され、その中には、ジャガー・ランドローバーの新エンジン工場で製造される新シリーズの高出力・高効率のガソリンおよびディーゼルエンジンも含まれる予定。
 ■これらのエンジンにより、ジャガーのiQ[AI]ベースモデルは、300km/h(186mph)以上の最高速度、100g/kmを下回るCO2排出量をはじめとする、クラストップの性能を発揮することが可能。
 ■将来を見据えたC-X17コンセプトは、極めて先進的な新しいアルミニウム製モノコック・アーキテクチャーの性能を提示するためのスタディモデル。
 ■C-X17は、流線的なデザインとスポーティなパフォーマンスというジャガーの特性に、安心感の高いドライビング・ポジションと高レベルの柔軟性というクロスオーバーの特質を融合。
 ■C-X17は、インタラクティブ・サーフェス・コントロールをはじめとする、インテリア・テクノロジーにおける先進的な取り組みも紹介。このインタラクティブ・サーフェス・コントロールはマルチスクリーン・インフォテイメント・ネットワークで、ソーシャル・メディア・チャンネルを通じて乗員同士だけでなく乗員と外の世界とをリンク


<概要>

 ジャガー史上初のスポーツ・クロスオーバー・コンセプトである「C-X17」が、2013年フランクフルト・モーターショーでデビューを飾ります。

 C-X17は、iQ[AI]と名付けられた、ジャガーの全く新しい先進的アルミニウム製モノコック・アーキテクチャーを紹介するためのデザインスタディモデルとして製作されました。これは、エキサイティングな将来のジャガー・ラインアップのベースとなるアーキテクチャーであると共に、ジャガーブランド全体の革新に満ちた将来を支える新たな理念です。モジュラー式で拡大縮小可能な車両アーキテクチャーは、高強度、軽量、高剛性という特徴を備え、革新的な高効率テクノロジーを取り入れています。独自のキャラクターやダイナミクス、パフォーマンス、そしてラグジュアリーといったジャガーが高い評価を得ている特性を犠牲にすることなく、創造的デザインの自由度とインテリア・パッケージングの優位性を確保する一方、柔軟な量産を可能にします。これにより、ジャガーがプレミアム市場の中でも高い成長が見込まれる分野をターゲットとした製品ポートフォリオの拡充に取り組むことを可能たらしめます。

 スポーツ・クロスオーバーであるジャガーC-X17は、スポーツカーが持つキャラクターとドライビング体験を、高まるSUVモデルの存在感、スタイルや柔軟性と組み合わせることにより、SUVセグメントのデザインの可能性を大きく広げたのです。ジャガーにとってスポーツ・クロスオーバー・セグメントへの参入は、ボディスタイルによる製品ポートフォリオの拡大とブランドレレバンスの強化をもたらし、世界中でより幅広い層の顧客にアピールすることが期待されます

 「C-X17スポーツ・クロスオーバーは、ジャガーの刺激的な新しい方向性を示すものです。その目的は、当社の新しいアーキテクチャーにハイライトを当てるためで、このモデルは我々がiQ[AI]と呼ぶインテリジェントなアルミニウム製アーキテクチャーを採用しています。これを技術的基盤とし、今後、ジャガーのラインアップ、市場での可能性、お客様へのアピールを劇的に充実させていくつもりです。iQ[AI]により、当社のラグジュアリーモデルの技術がより求めやすい価格帯のセグメントへ展開され、新開発の超高効率エンジンと組み合わせて、グローバルスタンダードを打ち立ててゆきます。こうした実用的価値に加え、クラスをリードするダイナミクス性能と、ジャガーデザインの特質ともいうべきピュアなラインが生むフォルムの美しさとの融合をもってして、将来へ向けた飛躍的前進の方程式が出来上がります。」
ジャガー・グローバル・ブランド・ディレクター、エイドリアン・ホールマーク

 この新しいiQ[AI]アーキテクチャーを採用した最初の市販モデルは、プレミアムC/Dセグメントの新型セダンとなります。グローバルでは2015年に導入を予定しており、同セグメント初となるアルミニウム製モノコック構造を持つモデルとなります。

 パワーユニットには、異なる能力と出力をもつエンジンが幅広く用意されますが、すべてが、ドライバビリティを犠牲にすることなく、感動的なまでの性能を提供し、最新鋭の革新的な燃費効率技術を採用しています。エンジンラインアップには、ジャガー・ランドローバーが英国で建設中の新エンジン工場で造られる予定の高出力のガソリンおよびディーゼルユニット、ならびに、Fタイプに搭載されているパワフルなV6ガソリンユニットが含まれ、軽量構造の貢献によるクラス最高レベルの比出力を備えています。こうした特性により、ジャガーは気持ちを高揚させるほどの性能と、300km/h(186mph)を超える最高速度、100g/km以下のCO2排出量を実現する、多種多様なモデルを提供できるのです。

 C-X17コンセプトは、このアーキテクチャーを用いて製造できるモデルの多様性を例示しています。アルミニウム製アーキテクチャーをベースにした4人乗りスポーツ・クロスオーバーは、流麗なラインとスポーティなデザイン、そして洗練されたラグジュアリーに、安心感を高めるドライビング・ポジションを中心とする強化された柔軟性を融合させています。デザイン・ディレクター、イアン・カラムが監修し、刺激的なプロポーション、ピュアなフォーム、美しいラインを持つC-X17は、どこから見ても紛れもなくジャガーなのです。

 C-X17は、低い車高、最適化された重心、そしてトルク・ベクタリング・バイ・ブレーキングに代表される最新鋭の車両ダイナミクステクノロジーの採用により、洗練されたオンロード・ダイナミクスとセダンのようなハンドリング性能を提供します。トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキングは、ブレーキシステムを使い、コーナリング時の駆動輪へのエンジントルク配分のバランスを制御することによって、アンダーステアを抑制しグリップを最大化するインテリジェント・システムです。

 「我々はC-X17を、まっさらな状態から一連の明確な原則に沿ってデザインしました。ジャガーをジャガーたらしめている強い思いに通じる原則とは、刺激的なプロポーション、クリーンなライン、フォームのバランスです。自己主張が強くパワフルである一方、美しい官能性を醸し出すC-X17は、大胆なまでに紛れもなくジャガーです。」
ジャガー・デザイン・ディレクター、イアン・カラム

 全長4,718mm、全高1,649mmのC-X17は、ボディ外形寸法的には明らかにクロスオーバーですが、デザイン的には既存のジャガー・ラインアップとの強いつながりが感じられます。例えば、グリルはラグジュアリーセダンのジャガーXJの特徴的なノーズを進化させたデザインであり、サイド後部の立体的なラインは、多方面から高評価を獲得してきたスポーツカー、Fタイプのデザインを強く連想させます。低いスタンスと全体のプロファイル、23インチのアロイホイールが相まって、C-X17はスポーティで積極的な存在感を示します。一方、LEDヘッドランプや「J」の形に光るランニングライト、そして大型フロントインテークに取り付けられたフロストガラスのフォグライトは、C-X17の強い意志を表現します。C-X17のエクステリアはメタリックのセシウムブルーで塗装されており、ウィンドウは特に光沢を施したグロスブラックフレームで縁どられ、5本スポークのアロイホイールは「ダークアトラス」グラファイトでペイントされたグロスブラック仕上げとなっています。

 C-X17のインテリアには、バケットシートが4つ配されています。これらのシートはラグジュアリーな雰囲気を醸し出していることはもちろん、立体的かつ軽量な外観になるようデザインされています。ユニークなルーフには美しい輪郭のベーンが取り付けられており、乗員に特徴的な“楕円形の”パノラミックビューを提供する一方、外観は流れるようなルーフラインを維持しています。また、通常はリアのトランクスペースのフロアに収納されている2つのレジャーシートは、レクリエーションの際にはリアハッチを開け、フロアから起こして外側に向けて開いて使うことができます。トーチやカメラといった、アクティブなライフスタイルをサポートするアクセサリーはトランクスペースの中の収納用コンパートメントに収められています。

 C-X17のインテリアは、本物の高級素材と伝統的なクラフトマンシップ、そしてモダンな仕上げ技巧が一体となったものです。インストルメントパネル、シート、アームレスト、ドア、フロア、トランク内には、漆黒のコノリー製サドルレザーと、オーキッド色のコノリーレザーがコンビで使われており、サドルレザーに施されたステッチが心地良い感触を提供しています。メインのレザーパネルでは、千鳥格子に型貫き加工されたレザーパッチが繊細なレイヤー効果を生み出しています。銀白色のルテニウム、圧延アルミニウム、そしてアルマイト処理が施された艶消しブラックメタル仕上げが、C-X17のインテリアにダークトーンのインパクトを与えています。ドアは光沢のある黒で仕上げられています。

 インストルメントパネルからリアシートまで、車の縦方向に走るセンタートンネルには、インタラクティブ・サーフェス・コントロールが組み込まれています。これは、連続した透明アクリルガラス製のパネルの下に一連のタッチスクリーンを配した、乗員用のインタラクティブ・マルチ・インフォテインメントハブで、安全な車内wi-fiネットワークを介し乗員同志がつながり合い、体験を共有できるものです。さらにソーシャルメディアを通じて外の世界とつながることもできます。C-X17のプレミアム・デジタル・カーオーディオシステムは、イギリスのオーディオ専門メーカー、Meridian(メリディアン)が、この車のために特別に設計したものです。さらに、センターコンソールは、ヘッドアップ・ディスプレイのプロジェクターとしても使用できるよう構成されています。


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新開発アルミニウム製アーキテクチャー:将来の基盤

 iQ[AI]は単なる車両アーキテクチャーではなく、ジャガーブランドにとっては革新的な将来の基盤となる全く新しい理念であり、ジャガーが世界市場で高い成長が見込めるプレミアム市場をターゲットとし、製品ポートフォリオを大いに拡充させることを可能にするものです。

 この新しいアーキテクチャーを採用した最初のジャガー車は、C/Dセグメントのプレミアムセダンで、2015年以降に全世界での導入が計画されています。このセグメント初となるアルミニウム製モノコックボディによる新型セダンは、英ソリハルの超ハイテク新工場で生産され、新たな雇用を創出し、サプライヤー各社に大きなビジネスチャンスを提供します。

 このアルミニウム製アーキテクチャーは、拡大縮小可能なモジュラー式で、高い柔軟性を誇り、従来よりも幅広いモデルと派生モデルを造ることが可能になります。軽量かつ高剛性であり、またサステナビリティに対するジャガーの真摯な取り組みを強調する、例えば、ほぼ100%リサイクル素材から作られた新しい高強度合金といった革新的技術を取り入れています。

 このアーキテクチャーは、ジャガーのエンジニアチームが確立させた車両特性のすべてを取り込めるよう、注意深く開発されました。製品はすべて、真のジャガー車の性能を示す一方で、新しいアーキテクチャーの持つ柔軟性とスコープにより、各モデルの個性がより確実に担保されます。ジャガーのデザインおよびエンジニアの両チームは、開発当初から密接に連携して作業に当たり、この車両設計に対する汎用性と、インテリアも十分満足のいくパッケージング提供を確実なものにしました。

 このアーキテクチャーが提供するプラットフォームとしてのフレキシビリティにより、ジャガーのデザイナーとエンジニアチームは、「想像可能なことなら何でも創り出せる」という信条を実践する手段を手に入れ、技術面あるいは製造面での制約を大幅にとりはらい、新たな製品ポートフォリオを実現することが可能になります。新しいアーキテクチャーは、独創のキャラクター、息を飲むほどに見事なデザイン、比類なき車両ダイナミクス、パフォーマンスとラグジュアリーといった、ジャガーが高い評価を得ている分野で妥協することなく、大幅な量産体制に移行することを可能にします。さらに、新しいアーキテクチャーがもつフレキシビリティは、同じ製造ラインで同時に異なるモデルを生産することを可能にします。高度に効率のよい最先端の生産工程は、個々のモデルに対する市場での需要レベルに合わせ、それぞれの生産台数を迅速に調整することも可能にします。

パワートレーン

 将来のジャガー車には、排気量と出力の異なる複数種類のエンジンが幅広く用意されますが、すべてのユニットに共通しているのは、ドライバビリティやフィーリングを犠牲にすることなく、感動的なまでの性能と最新の革新的高効率化テクノロジーを採用していることです。全面新設計の4気筒ディーゼルおよびガソリンエンジンを搭載する最初の製品となる新型セダンでは、ジャガーがCO2排出量で100g/kmの壁を初めて破ることを可能にします。こうした先進的な高出力エンジンは、ジャガー・ランドローバーが5億ポンドの投資の一環として英国ウエスト・ミッドランズ州ウルヴァーハンプトンに2015年オープンを予定して建設中の新しいエンジン工場で生産されます。

 これらの車両は、ジャガーのスポーツカー、Fタイプに採用されているパワフルなV6ガソリンエンジンも搭載できるように設計されています。このエンジンは軽量アーキテクチャーと相まって、Fタイプ同様、クラス最高の比出力を実現します。一連のエンジンは包括的な能力を発揮する中、両方の世界のベストな部分を提供します。つまり、スポーティな走り、クラスをリードする燃費とCO2排出量が実現するのです。


C-X17のダイナミクス:俊足かつ確かな走り

 スポーツ・クロスオーバーとして、C-X17は極めてドライバーにフォーカスした車です。オンロード走行を重視し、低い車高と最適化された重心、そして軽量アルミニウム製ボディにより、乗用車並みの優れたドライビング・ダイナミクスと、高速走行時でも極めてリラックスした状態で享受できる俊敏性をも備えています。また、C-X17は、トルク・ベクタリング・バイ・ブレーキングに代表される最先端のダイナミクステクノロジーを搭載しています。このシステムは、車両のコーナリングダイナミクスを常時モニターし、必要に応じてアンダーステアを抑制し、グリップを最大化すべく、ブレーキシステムを賢く利用し車輪へのエンジントルク配分を最適化します。

 最低地上高213mmで、インテリジェントなAWDシステムを備えたC-X17は、悪路や様々な天候条件のもとでも、信頼できる能力と強化されたグリップ力を提供します。ジャガーのインテリジェントなAWDシステムはグリップレベルとドライバーの操作を常時モニターし、フィードフォワード制御によるトルク配分を行い、スリップに対し予防的および反射的に対応し、滑りやすい路面でもドライバーにより大きな自信と車両の安定性を提供します。通常のグリップ状態では、このシステムは駆動力を後輪に優先的に配分し、すべてのジャガーが享受している高い評価そのままに、ダイナミックなドライビング体験を提供します。


エクステリアデザイン:プロポーションの美しさ

 ジャガーにとってクロスオーバーは新たな領域であるが故、デザイン・ディレクターのイアン・カラムと彼のチームは、C-X17が伝統あるジャガーのデザインバリューであるピュアなフォーム、美しいライン、バランスのとれたプロポーションの各点で妥協しないことを確認しました。クロスオーバーに期待される実用性に同意するにしても、C-X17はスタイリッシュ、スポーティ、かつエキサイティングでなければならなかったのです。そして、街にあふれるたくさんの車の中で直ちに人目を惹く存在でなければならず、ジャガーならではの時を超えた洗練性を保つ必要がありました。

 C-X17は、ダイナミックで完璧にバランスのとれたプロポーション、サイドから見て低い輪郭と大きなホイールを備え、パワフルでどっしりしたスタンスとなっています。フォームの面からは、なめらかな流線型で、誇張したり目立ったりすることよりもピュアなラインに帰結しています。左右に“パワーバルジ”を持つ長いボンネットと人目を惹くグリルがスパルタンな容貌を創り出しています。グリルはXJにヒントを得ており、ヘッドランプはC-X17のセダンの姉妹車を髣髴させ、その結果、親しみを感じさせる特徴的なジャガーの顔が安心感を生むと共に、ユニークな魅力も伝えています。グリルは六角形のパターンを採用しており、その構造の中に配されたアルミニウムの小さなパネルが閉じられた場合には、C-X17のエアロダイナミック特性が強化されます。

 C-X17の2つの「ハートライン」は、横から見るとはっきり見て取ることができます。メタルのかすかなクリースが光を捉える2本のクリーンでシンプルなデザインラインは、ショルダーと後部の膨らみを視覚的につないでいます。サイドのウィンドウは長さが強調され、全体の流線型をいっそう引き立てています。

 車両後部は明らかにスポーツカーとしてのデザイン処理がなされており、ヒップの膨らみ、テールゲート、そして細部のすべてが官能的なジャガーFタイプを連想させます。C-X17のルーフラインは途中から急に後方に勾配し、クロスオーバーのスポーティな「止まっている時にもスピードを感じさせる外観」に一役買っている急傾斜角のリアウインドウを経て、特徴的なカンチレバー式のスポイラーでクライマックスに達します。

 エクステリアは光沢のあるセシウムブルーで塗装されており、ウィンドウのライナーは光沢のあるブラックです。唯一光っている金具部分は左右のバッジのみとなっており、いっそうダークな色調のスポーティな外観となっています。23インチの大径ホイールは、今回限りの5本スポークデザインで、C-X17の悠然としたスタンスを強調しています。ホイールは、「ダークアトラス」グラファイトグレイ仕上げで、スポークにグロスブラックの仕上げが施されています。


インテリアデザイン:職人技とテクノロジー

 「C-X17のデザインは時を超えた普遍的なものでありながら、絶対的に最新のものでもあります。ラグジュアリーなタッチと最先端の技術的アイディアがあふれる革新的なキャビンの中で、クラフトマンシップがモダンな技巧と出会ったのです。」
 ジャガー・アドバンストデザイン・ディレクター、ジュリアン・トムソン

 C-X17のインテリアでは、ハイエンドのインタラクティブ技術と、一流の伝統的手法で巧みに加工された素材が出会い、その結果、広々として開放感にあふれた、ラグジュアリーと洗練味を備えたキャビンとなりました。

 C-X17は4人乗りで個別のバケットタイプのシートを備えています。シートのポジションはクロスオーバーにしてはやや低めで、キャビンの中に深く座っているという感覚を乗員に与えます。この軽量ユニットのシートは、立体的で自立しているように見え、キャビンの開放感を視覚に訴えています。

 広いトランクスペースの床下には2つのレジャーシートが格納されており、車が停まりリアハッチが開かれた状態の時、引き起こして外側に向けて使うことができます。圧延アルミニウムの強固な造りで、コノリー・サドルレザーで仕上げられているこれらのシートは、ヒンジで巧みに留められ、車が停車中、実用的なシートエリアを提供します。トーチやカメラなど、アクティブなライフスタイルをサポートするアクセサリーは、トランクスペースに設けられた収納用コンパートメント内のレザーケースに収めるようになっています。

立体パノラミックルーフ

 キャビン内の開放感は、C-X17のユニークなパノラミックルーフによっていっそう高められています。C-X17のデザインチームは、ルーフの内側を、美しい形状のベーンをフロントからリアまでにつなげて施すことにより形成しました。ベーンは隙間なく並行して配され、ヘッダーとルーフレールに組み込まれています。これらは低い側にぴったりと沿って形成されているため、いっそう余裕あるヘッドルームが作り出されています。また、楕円形のスペースが生まれるように配置されているため乗員はルーフいっぱいに広がる上空を見ることができ、開放感を味わうことができます。ベーンの上側はガラス・ルーフのスムーズなラインに沿っており、C-X17が持つ流線型のエクステリアラインを維持しています。

プレミアム・デュアルトーン・レザートリム

 C-X17のインテリアは、伝統的な高級素材とモダンな仕上げ技術の融合ともいえます。デザインチームは、押出し成形アルミのランプシェードや格子フレームのスツール、鮮やかなカラーコントラストを巧みに使う高級レザーシューズ、ジャケット、そしてハンドバッグなど、実に様々な品物から着想を得ました。

 その結果、シート、インストルメントパネル、フロア、ドア、トランク内は、漆黒のサドルレザーと、オーキッド色のレザーパネルとを重ね合わせるようにして仕上げられています。英国の有名なレザー専門メーカーで、高級車のキャビンで使われている職人技の代名詞ともいえるコノリーによって、C-X17向けの特製レザーパネルが作られました。厚さ3mmのサドルレザーは、伝統的な仕立て業で用いる素材からヒントを得た千鳥格子の形に型貫き成形されているほか、乗員が表面に触れた時の感触を高めるためステッチが帯状に施されています。このため、C-X17のインテリアは、高級でエレガントな雰囲気の中に、コンテンポラリーな味付けがなされています。

 ドア内側はグロスブラック仕上げである一方、メタル部分は、磨き加工で光沢を出す代わりに銀白色のルテニウム(プラチナ系の素材)を用いており、キャビンの持つさりげないプレミアム感にマッチする、より落ち着いた色調で仕上げられています。

マルチ・パッセンジャー・インタラクティビティ

 C-X17は、ダッシュボードのセンターコンソールからリアシートまで、車の縦方向に走るセンタートンネルに設置した独自のインタラクティブ・サーフェス・コンソールにより、インタラクティビティを新たなレベルに引き上げました。透明アクリルガラス製のパネル内に、相互接続した複数のタッチスクリーンが連なって収められており、「メディアシャトル」が安全な車内Wi-Fiネットワークを介し、リアシートの乗員と、ドライバーおよび助手席乗員とをつなぎます。

 インタラクティブ・サーフェス・コンソールを使い、乗員は自らのモバイルデバイスから写真、ビデオ映像、音楽ファイルなどをアップロードし他の乗員と共有できるほか、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのソーシャルメディアにアップすることも可能です。タッチスクリーンと直感的に操作できるユーザーインターフェースを使い、フロントとリアシートの乗員は情報を“フリック”して前方や後方に送り、お互いにやりとりすることができます。C-X17の乗員間での共有を実現したインタラクティブ・サーフェス・コンソールは、技術および情報の観点から、リアシートの乗員にもフロントシートの乗員と同じようにフォーカスし、多感覚に訴える同じ体験を4人全員が楽しむことを可能にしました。

 C-X17は、英国の超高級オーディオ専門メーカー、メリディアンがこの車のために開発した12台のスピーカーを用いたオーディオシステムを搭載しています。C-X17のインテリア開発チームと密に協力して設計されたこのオーディオシステムは、極めて高評価を獲得してきたメリディアンのデジタルサウンド・プロセシング・テクノロジーを採用しています。メリディアンのトライフィールド・テクノロジーは、聴き手のひとりひとりが自分の為だけに演奏されているのではないかと感じるような、全体を包み込むような音場を創り出します。リアセンタートンネルに配されたサブウーファー・ドライブユニット、ダッシュボード内のツイーター、A/Bピラーに組み込まれたスピーカー、ドアに組み込まれたツインスピーカー、リアスピーカー、さらにはフロントシートのヘッドレスト最上部の頭の高さに位置するスピーカーを含むユニークなオーディオシステムのおかげで、C-X17の各乗員は最良の正統的な音を楽しみ、他に例を見ないイン・カー・オーディオ体験をすることができるのです。

 C-X17のインストルメントパネルには、ヘッドアップ・ディスプレイにツインダイヤルで切り換えが可能なTFTコンソールが設置されています。ヘッドアップ・ディスプレイは最近の戦闘機で使われているのと類似したシステムで、フロントガラスに重要な情報を映し出しドライバーのすばやい視認を可能にします。

 ギアシフトはルテニアム仕上げのロータリーダイヤル式で、作動時にせり上がり、Road、Sport、またはAll-Roadの間でドライビングモードを切り替える際のインターフェースの役を果たします。コンソール上に配された圧延アルミニウムのベント、シート、ドアは、グリルメッシュと同じパターンとなっています。


<C-X17 テクニカルスペシフィケーション>

 ■寸法(mm)
  全長:4718
  ホイールベース:2905
  全高:1649
  全幅:1959
  地上最低高:213


 *製品画像は添付の関連資料を参照


<読者からの問い合わせ先:>
 ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00~18:00、土日祝日を除く)

独VW、フランクフルトモーターショーで電気自動車「e-Golf」と「e-up!」を発表

IAA 2013-フォルクスワーゲンが誇る世界的量販モデルの電気仕様
e-Golfとe-up!がデビュー

"Der e-Golf. Das e-Auto"
 ・最大190kmの航続距離を実現
 ・極めて少ないエネルギー消費
 ・LEDヘッドライトを標準化

省エネカーの世界チャンピオン、e-up!
・100km走行あたりの電力消費は11.7kWでコストはユーロ3


 2013年9月、ウォルフスブルグ/フランクフルト発。
 フランクフルトで開催(9/10~22)される国際モーターショー(IAA)で、フォルクスワーゲンは2台の極めて効率的な新型電気自動車を初披露します。それはe-up!とe-Golfです。この2台のニューモデルによりフォルクスワーゲンは、up!とゴルフというヨーロッパを代表するベストセラーカーを、エレクトリックモビリティの時代にまでつなげていこうとしています。e-up!もe-Golfも、ゼロエミッションというだけでなく、日常ユースで完全な実用性を備え、機能も装備も充実した4ドアモデルに仕上っています。どちらもオートエアコン、パーキングヒーター・ベンチレーションシステム、ラジオ・ナビゲーションシステム、熱線入ウインドー、アルミホイール、LEDデイタイムランニングライト等を標準で備え、さらにe-Golfの場合は、全車オールLEDタイプのヘッドライトまで装備しています。また、2つのニューモデルはエネルギー効率の面でも卓越した存在で、100km走行あたり11.7kWhの電力しか消費しないe-up!は、その分野で、ライバル不在の絶対的チャンピオンになっています。
 e-up!より2クラス上に位置するe-Golfも、100km走行あたりの電力消費が12.7kWhと素晴らしい効率を誇ります。その結果、100km走るのに要するエネルギーコストは、e-up!がユーロ3.02、e-Golfでもユーロ3.28と、極めて低く抑えられています(7月31日時点のドイツ国内の電力料金をもとに算出)。


<静かで活発>
 そうした優れたエネルギー効率にもかかわらず、e-up!、e-Golfともに、スポーティと表現できる程の走行性能も発揮します。従来型エンジンを搭載したup!とゴルフも、卓越した操縦性能の持ち主でしたが、新しい電気仕様は、スペース効率を考えて床下に搭載したバッテリーによる低い重心高にも助けられて、さらに俊敏な運動性能を得ています。また電気自動車ならではの動力性能上のアドバンテージとして、この2台のモデルは、ずっと高出力のクルマに匹敵する駆動トルクを発進状態から発生することができます。なお、e-up!とe-Golfに搭載されたモーター、ギアボックス、バッテリーは、いずれもフォルクスワーゲン社内で開発されたもので、生産も、ドイツ国内にあるフォルクスワーゲンの部品工場で行われています。