- 2025/04/21
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プレスリリース、開示情報のアーカイブ
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NEC、世界初 仮想化モバイルコアネットワークソリューションを発売
~「NEC SDN Solutions」のテレコムキャリア市場向けメニューを強化~
NECは、汎用IAサーバの仮想化基盤上にネットワーク機能を実現(NFV:Network Functions Virtualization(注1))した、仮想化モバイルコアネットワークソリューション(Virtualized Evolved Packet Core、以下vEPC)を世界で初めて(注2)通信事業者向けに販売開始しました。
本ソリューションは本年7月に発表した「NEC SDN Solutions」(注3)のテレコムキャリア市場向け「ネットワーク機能仮想化ソリューション」のメニューとして最初に提供するものです。LTE基地局を収容するモバイルコアネットワーク装置(EPC)のMME(注4)、S-GW(注5)/P-GW(注6)などの機能を、オールインワンで汎用IAサーバの仮想化基盤上で実現します。これにより、ネットワークの統合運用と管理の自動化、制御の最適化など、通信事業者のネットワークニーズに対応します。また仮想化基盤を使うことで、通信処理の負荷変動に対してサーバリソースを自動的に増やして通信処理の負荷増大に柔軟に対応することが可能となります。さらに、汎用IAサーバを利用することで、装置コストの低減や調達リードタイムの短縮も可能となります。
なお、NECは本vEPCをミャンマーの通信インフラ構築プロジェクトの一環として納入しており、本年12月には稼働を開始する予定です。
新製品の特長は、以下のとおりです。
1.通信処理の増加に伴うリソースの効率的な活用と拡張性を実現
汎用IAサーバの仮想化基盤上に様々なネットワーク機能を実現する、NFVコンセプトを採用したvEPCにより、通信事業者のサービス発展に合わせ1サーバ構成からのスケールアウトを可能とし、効率的なリソース活用を実現。
2.通信事業者のシステムに求められる高性能、高可用性を仮想上で実現
インテル社のDPDK(Data Plane Development Kit(注7))を応用し、汎用IAサーバでデータプレーンの高速処理と仮想化での機能提供を実現。これにより、他社に先駆けて、同一のハードウェアで負荷状況に応じて、ネットワーク制御を扱うコントロールプレーン部とユーザデータを通すユーザプレーン部を柔軟に配分することを実現。さらに、NECが独自に改良したキャリア向けハイパーバイザを仮想化基盤に導入することで、仮想化特有の処理時間の変動を抑え、通信事業者が求めるリアルタイム性や信頼性を実現。
3.汎用IAサーバの採用により、TCO削減を実現
従来、専用ハードウェアで実現していたEPCの機能を、汎用IAサーバ上の仮想化基盤に搭載することで、大幅に設備投資(CAPEX)を削減します。さらに、汎用IAサーバでの動作を可能とすることにより顧客のハードウェアの選択肢を広げ、保有設備環境に合わせた最適なシステム構築が可能。また、仮想化技術を活用したオートヒーリング機能(自動修復)により、従来のEPC並みの信頼性を確保すると共に、ハードウェア故障時における駆け付け交換を不要とするなど、運用に関わるコスト(OPEX)も削減します。
近年、通信事業者のネットワークはより複雑化しており、トラヒック需要に合わせて新たな通信設備を導入するには、ネットワークを新たに設計し、専用ハードを調達するといった作業に多くの時間とコストが必要でした。また、追加の設備投資に伴い運用コストも急激に増えてしまうという課題が顕在化してきています。本ソリューションは、このような課題に応えるものです。
NECは、安全・安心・効率・公平で豊かな社会の実現に向け、今後も、技術・製品・サービスの開発、パートナー連携、顧客への積極的な提案を進め、ICTを活用したSDN事業を一層強化し、顧客の新たな価値創造と高度な社会インフラの構築に貢献していきます。
*参考画像は、添付の関連資料を参照
以上
※記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。
(注1)Network Functions Virtualizationは、ETSI(欧州電気通信標準化機構)内に設立された標準化グループ、ネットワークの仮想化の業界標準を策定
(注2)10月22日時点、NEC調べ。
(注3)7月10日発表 http://jpn.nec.com/press/201307/20130710_01.html
(注4)MME:Mobility Management Entity LTE端末の位置登録や着信時の端末呼び出し処理、無線基地局間ハンドオーバといったモビリティ管理を行うノード
(注5)S-GW:Serving Gateway:LTEおよび3Gシステムへアクセスを行う携帯端末の音声やパケットなどのユーザデータを処理するノード
(注6)P-GW:PDN Gateway:コアネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem;マルチメディアアプリケーションをIPで実現するためのサブシステム)あるいは外部パケット網とのインタフェースを持つノード。
(注7)Data Plane Development Kit:インテル社が提供するIAサーバの高速パケット転送処理を実現するためのソフトウェアツール
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 第一キャリアサービス事業部
製品戦略グループ
TEL:03-3798-8394
メタウォーター、上下水道インフラ管理サービス「Smart Field Service」の提供を開始
富士通のクラウド環境を利用、AR技術を新たに採用
メタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木田 友康、以下、メタウォーター)は、10月22日より、自治体様向けに、クラウドで利用できる水道インフラ管理サービス「Smart Field Service(スマート フィールド サービス、SFS)」の提供を開始します。
本サービスは、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)のAR(注1)技術を採用し、上下水道施設の点検作業にスマートフォンやタブレットを活用することで、点検作業の効率化・簡易化を図るとともに、上下水道に関する様々な情報や作業員のノウハウを蓄積することができます。メタウォーターは、2017年までに1000自治体への導入を目指します。
今後、メタウォーターは、収集した上下水道施設に関する情報を分析し、上下水道施設の効率的な維持管理を行うなど、富士通と上下水道事業での連携を強化し、水環境を支え続ける次世代の上下水道インフラ向けプラットフォームを構築していきます。
■背景
今般、1964年の東京オリンピック前後に建設された公共資産・施設の老朽化への対応が課題となっており、高速道路や水道施設などの生活に重要な社会インフラの大更新時代が到来すると言われています。その中で、更新コストの増大や熟練技術者の不足など、社会インフラを支える現場では様々な課題を抱えています。
メタウォーターは、このような課題に対応すべく、2011年より富士通のパブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5(以下、Trusted Public S5)」を活用し、「ウォータービジネスクラウド(WBC)」を立ち上げ、自治体様向けに上下水道事業の持続性を支援してきました。
さらなる、ビジネス強化のため、富士通と上下水道事業で連携し、クラウドで利用できる水道インフラ管理サービス「Smart Field Service(SFS)」を提供開始します。
※「点検風景」の参考画像は添付の関連資料を参照
■「Smart Field Service(SFS)」について
「Smart Field Service(SFS)」とは、ARマーカーを装置に貼付し場所と装置を関連付け、設備の納入業者ごとに管理されていた上下水道施設に関するマニュアルや整備履歴など、日常の点検内容から非常時の対応などのあらゆる情報や作業員のノウハウを、クラウド上に蓄積し情報共有を図ることで、作業員の経験に依存することなく設備管理が可能となるサービスです。
例えば、水道施設の点検の際、作業員がスマートフォンやタブレットで装置のARマーカーをかざすと、前回の整備状況の情報が画面に表示され、作業後にはその場で整備結果の入力が可能になります。このように、水道施設に関する情報が一元管理され、見える化されることで、点検・整備作業の効率化、更新コストの削減ができます。また、作業員がタブレットをかざすだけで該当マニュアル、過去履歴や作業ノウハウを参照できるため、設備管理の技術力の伝承が可能となります。
「Smart Field Service(SFS)」には、富士通のAR統合製品「FUJITSU Software Interstage AR Processing Server(インターステージ エーアール プロセッシングサーバ、以下、Interstage AR Processing Server)」を導入しています。「Interstage AR Processing Server」は、クラウド上に蓄積された情報や基幹システムの情報と連携し、点検現場でそれらのデータ活用を実現します。また、照度・距離・手ぶれに強い富士通独自のARマーカー(特許出願済)により、屋内外の厳しい明度条件を問わず、離れた距離でも0.1秒未満で高速に認識でき、点検現場における作業の効率化を実現しています。
なお、メタウォーターは、本サービスの提供にあたり、「ドコモタブレット ARROWS Tab F-05E」とスマートフォン「docomo NEXT series ARROWS X F-02E」を約110台使用し、本システムの運用を開始しています。
■今後の展開
メタウォーターは、今後、本サービスを通じて収集した情報を分析することで、上下水道事業を支える新たな価値を創出し、お客様に還元していきます。さらには、富士通との連携を強化し、自治体・企業・住民という上下水道事業に関わる人をつなぐ次世代の上下水道インフラ向けプラットフォームを構築することで、持続的な上下水道事業を実現します。
なお、本サービスは、公益財団法人日本デザイン振興会(所在地:東京都港区、会長:川上 元美)が10月1日に発表した「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
※「Gマーク」は添付の関連資料を参照
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
注1 AR:
Augmented Reality(拡張現実)の略。人間の感覚(五感)で得られる情報(現実)に、ICTを利活用して得られるデジタル情報を重ね合わせて、人間の感覚を拡張・強化する技術。ARマーカーは、情報を重ね合わせて表示する際に、位置を指定するために使用する画像のこと。
富士通と村田製作所
プリント回路基板のノイズ解析データ提供に関する連携に合意
三菱電機エンジニアリング様のプリント回路基板ノイズ解析に活用
このたび、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:村田 恒夫、以下、村田製作所)は、電子機器の主要な電子部品であるプリント回路基板(注1)のノイズ解析システム「FUJITSU Manufacturing Industry Solution FTCP SignalAdviser-SI(シグナル アドバイザー エスアイ、以下、SignalAdviser)」における、コンポーネントライブラリの提供で連携することに合意しました。
コンポーネントライブラリとは、部品の電気的特性をあらわすSパラメータなどのデータを集めた解析モデルで、プリント回路基板上に構成した電気回路の特性解析やノイズ解析などに用いるものです。
本連携により、村田製作所が提供するコンポーネントライブラリを、メーカー側が「SignalAdviser」で容易に設定・利用ができるようになり、村田製作所から部品を購入するお客様のノイズ解析の利便性が向上します。
■背景
デジタル家電や自動車用の電子機器・製品などを製造する企業は、短納期で高品質な製品の開発を実現させるために、設計の初期段階でプリント回路基板における主要な電子部品の電気ノイズを解析で確認し、その信頼性を検討する必要があります。電気ノイズの解析をする上で、部品の電気的特性が設定されたコンポーネントライブラリをあらかじめ、解析用システムに取り込む必要がありますが、受動部品(注2)ではフォーマットが定まっていないため、コンポーネントライブラリの登録(注3)に多くの時間がかかっていました。
※参考画像は、添付の関連資料を参照
■コンポーネントライブラリの提供について
そこで、このたび富士通と村田製作所は、「SignalAdviser」におけるコンポーネントライブラリの提供で連携し、村田製作所が「SignalAdviser」に簡単に取り込めるコンポーネントライブラリを提供することで、お客様の利便性向上を実現します。
村田製作所の部品をご利用のお客様は、積層セラミックコンデンサ、チップインダクタ、EMI除去フィルタなどの高周波回路設計に必要なコンポーネントに対して、「SignalAdviser」に取り込める形式の「Sパラメータや等価回路モデルの高精度なコンポーネントライブラリ」と「部品ピン⇔ポート対応情報」の利用が可能となります。これにより、システムへの設定作業が自動化され、ノイズ解析の準備にかかる時間が、1機種あたり半日程度から1時間程度への短縮が可能です。
※参考図は、添付の関連資料を参照
■三菱電機エンジニアリングにおける導入について
三菱電機エンジニアリング様は、本連携の最初のお客様であり、プリント回路基板設計のノイズ解析でこのコンポーネントライブラリを活用される予定です
■ノイズ解析システム「SignalAdvier」について
本製品は、プリント回路基板上を流れる電気信号の高速化に伴い顕在化するノイズ問題を解決するために、次世代ものづくり環境「エンジニアリングクラウド(注4)」環境で培われたノウハウを元に、富士通アドバンストテクノロジ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大畑 道信)が2002年に開発しました。これまでに約150社を超える豊富な導入実績があります。ギガヘルツを超える高速伝送まで解析対象とする独自開発の高精度シミュレーションエンジンを搭載し、解析機能だけでなく電磁ノイズ削減の具体的な対策方法案も出力する「設計アドバイス機能」が特長です。
■村田製作所のコンポーネントライブラリについて
当ライブラリは、積層セラミックコンデンサ、チップインダクタ、EMI除去フィルタなどの高周波回路設計に必要なコンポーネントに対して、「高精度Sパラメータ」「高精度等価回路モデル」をベースに構成されています。
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
〔注釈〕
注1 プリント回路基板:
集積回路、抵抗器、コンデンサなど多数の電子部品を固定し、その部品間を配線で接続することで電子回路を構成する板状の部品。
注2 受動部品:
抵抗器やコンデンサなど、増幅・整流といった能動動作を行わずに、供給された電力を消費・蓄積・放出する部品。
注3 コンポーネントライブラリの登録:
CPUやメモリーなどの能動部品は、従来からIBISモデルの利用により部品ピンにコンポーネントライブラリを簡単に割りつけることが可能。
注4 エンジニアリングクラウド:
富士通のデータセンターからクラウドサービスとして提供する次世代ものづくり環境。高速シンクライアント技術により、3DCADやCAEなどグラフィックスを多用するアプリケーションをクラウド環境で利用することが可能。
〔関連リンク〕
・SignalAdviser紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/analysis/signaladviser/?pr1022
・エンジニアリングクラウド(TM)紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/e-cloud/?pr1022
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社村田製作所
お問い合わせフォーム(製品&サービス)
https://www.murata.co.jp/contact/product/contact.php?g_product_category=other
富士通コンタクトライン
0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分
(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
大規模システム開発プロジェクトの管理データを組織を超えて一元化
~「次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会」による研究開発成果の
第一弾として「PROMCODEインターフェース仕様書」ほかを国内向けに公開~
南山大学、日本アイ・ビー・エム株式会社、富士通株式会社、日本電気株式会社、株式会社NTTデータ、株式会社日立製作所、株式会社野村総合研究所の6社1大学で構成する「次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会」(PROMCODE:PROject Management for COntracted DElivery)は、成果の第一弾としてプロジェクト管理データを組織間で交換するための「PROMCODEインターフェース仕様書」を本協議会のWebページ(http://lab.nise.org/PROMCODE/)にて公開します。あわせて、この仕様書に基づき実プロジェクトへの適用を支援する「PROMCODE適用マニュアル」、「PROMCODEアダプターソフトウエア」とそれを適用した「PROMCODE実証実験報告書」も公開します。これらの成果によって、ユーザーとベンダー間でプロジェクト管理データを、標準インターフェースを介して一元管理することが可能となり、プロジェクトの開発遅延やコスト超過などのリスクの低減を図ります。
「次世代プロジェクト管理データ交換アーキテクチャ協議会」公式Webページ
<URL:http://lab.nise.org/PROMCODE/>
※図は、添付の関連資料を参照
本協議会は、ユーザーと複数ベンダーが参画する大規模なシステムインテグレーション(以下SI)やソフトウエア開発プロジェクトにおいて、ユーザーとベンダー間でのタイムリーで効率的な進捗管理や品質管理を実現することを目的に、組織やプラットフォームによらずプロジェクト管理データを交換できるインターフェースの標準規約を開発してきました。
「PROMCODEインターフェース仕様書」をはじめとする本協議会の成果は、日本における複数組織による多層型の大規模なSIやソフトウエア開発における会員各社の知見を結集したものです。「PROMCODEインターフェース仕様書」は、実際の開発プロジェクトで使用している管理データをもとに策定され、実証実験を通して有効性を確認しています。今後、本協議会では、実プロジェクトへの適用を推進します。これにより、大規模なSIやソフトウエア開発に参画するユーザーとベンダーの関係が、柔軟かつ独立性の高いものとなり、日本の情報産業の革新に資することを目指します。
さらに、オフショア開発の進展などに伴い、グローバルレベルでの複数組織による分散開発は世界共通の課題となっていることから、本協議会の成果を国際規格として標準化することを目指し、OASIS[注1]に技術委員会(Technical Committee)の設立を準備しています。
■成果物:「PROMCODEインターフェース仕様書」、「PROMCODE適用マニュアル」、「PROMCODEアダプターソフトウエア」、「PROMCODE実証実験報告書」について
・「PROMCODEインターフェース仕様書」
異なる組織間でプロジェクト管理データを交換するための標準インターフェースを定めたものです。現場におけるプロジェクト管理の実績に基づき、国際的な知識体系であるPMBOK[注2]などとの整合性を考慮して定めています。
組織間で交換されるプロジェクト管理データのモデルを標準化した「PROMCODEドメインモデル仕様書」とそのデータモデルを介して各組織で利用している個別の管理ツール間でデータ交換を行うリソースを定義した「PROMCODEリソース定義仕様書」から構成されています。
・「PROMCODE適用マニュアル」
「PROMCODEインターフェース仕様書」に基づきデータ交換ソフトウエアを開発するガイドとなる「PROMCODEサービス開発ガイド」とそれを現場へ適用するための指針となる「PROMCODE適用ガイド」で構成されています。
・「PROMCODEアダプターソフトウエア」
PROMCODEインターフェース仕様書に基づいて異なる組織間でデータを交換するためのソフトウエアの実装例です。ソフトウエアツール間のデータ交換インターフェースの標準仕様を目指しているOSLC[注3]に準拠し、Eclipse Lyo[注4]のオープンソースソフトウエアとして公開します。
また「PROMCODE実証実験報告書」は、各社がインターフェースの実用性について実証実験により検証した結果を報告しています。
■公開する成果物の一覧
1.活動成果報告書
2.PROMCODEインターフェース仕様書
(1)PROMCODEドメインモデル仕様書
(2)PROMCODEリソース定義仕様書
3.PROMCODE適用マニュアル
(1)PROMCODE適用ガイド
(2)PROMCODEサービス開発ガイド
4.PROMCODE アダプターソフトウエア
5.PROMCODE実証実験報告書
※特長など以下リリースの詳細は、添付の関連資料を参照
【注釈】
注1:
OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)[オアシス]
Web上で、クラウドコンピューティング、セキュリティーなどの情報システム開発のための業界標準を策定する非営利団体です。65か国以上から6,000を超える組織・個人が加入しています。詳しくは下記のWebページをご覧ください。
OASIS Webページ:https://www.oasis-open.org/orgg
注2:
プロジェクト管理知識体系 PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)[ピンボック]
非営利団体PMI(Project Management Institute)が策定したプロジェクト管理に関する知識の体系です。詳しくは、下記のWebページをご覧ください。
一般社団法人 PMI日本支部のWebページ:https://www.pmi-japan.org/
注3:
OSLC(Open Services for Lifecycle Collaboration)[オーエスエルシー]
Web上でソフトウエア基盤環境(OS、ハードウエアなど)によらずソフトウエア開発のデータを交換するためのインターフェース仕様を定めている非営利団体です。OSLCの成果を国際標準とするために、OASIS内にOSLCメンバーセクションが2013年5月に設置されました。詳しくは、下記のWebページをご覧ください。
OSLC Webページ:http://open-services.net/
注4:
Eclipse Lyo[エクリプス リオ]
OSLCの仕様に基づくソフトウエアをEclipse上のオープンソースとして公開しています。詳しくは、下記のWebページをご覧ください。
Eclipse Lyo Webページ:http://eclipse.org/lyo/
超早期診断及び個別化医療を実現する、試薬およびPOCT機器の開発に有用な
高感度を実現し、微量な検体を定量測定する
蛍光イムノアッセイリーダを新開発
当社は、臨床検査の超早期診断や多くの医療資源の中から個々人に対応した治療法を提供する個別化医療の実現に向け、試薬およびPOCT機器の開発に有用な、高感度な蛍光イムノアッセイリーダを新たに開発しました。国内の試薬や医療機器メーカーの研究開発機関などに来年春から納入を開始いたします。
なお、本開発品は、11月7日(木)から3日間、アクトシティ浜松(浜松市中区)で5年ぶりに開催される、浜松ホトニクス総合展示会「フォトンフェア2013」に出展します。
<開発品の概要>
本開発品は、蛍光法と独自の光検出技術を融合させて、蛍光強度の計測感度を当社製イムノクロマトリーダの約1,000倍を実現しました。わずか、1.5μl(マイクロリットル、μは100万分の1)の検体中の被検物質であるC反応性蛋白(CRP)を0.2μg/dl(マイクログラムパーデシリットル)の微量濃度の計測に成功しました。
本開発品の高感度化には、これまでイムノクロマト試薬企業向けイムノクロマトリーダ開発で培った解析技術と、自社が持つ豊富な検出器や光学系の最適化により実現いたしました。本開発品は、一般的なメンブレン(膜)キットやマイクロチップなどの測定に対応しており、今後期待される高機能デバイスと組み合わせることも可能です。また、本開発品をもとにした納入先専用の機器・ユニットのOEM供給にも対応してまいります。
本開発品を用いることにより、研究者自身がデータ解析することが可能なため、イムノアッセイ研究分野で新しい試薬開発が期待されるほか、患者の近くで行うPOCT用の診断装置の開発に応用することで、心疾患や感染症、血栓症などの迅速性、緊急性を要求される医療現場での定量診断に有用となります。
近い将来、高齢化に伴い増加が予測されるアルツハイマーなどの脳疾患、循環器系疾患、がん、アレルギーなど、さまざまな疾病に対応した超早期診断および個別化医療の実現が期待されます。
本開発品は、公益財団法人科学技術交流財団「知の拠点あいち」重点研究プロジェクト・超早期診断技術開発プロジェクト「初期がん等の微小な病変を高度に検出するベッドサイド型デバイスの開発」(グループリーダー:名古屋大学大学院 工学研究科 馬場嘉信教授)の成果です。
<開発の背景>
■豊富な納入実績をもつイムノクロマトリーダの光検出技術を応用
イムノクロマト法は、血液検査などの検体検査に用いる、免疫反応を利用した検体中の微量な被検物質の検出・定量を行う生化学的手法の一つです。抗原は免疫反応を起こす物質で、抗体は抗原を認識して結合する働きを持ちます。
イムノクロマト法における一般的な定性検査方法は、標識抗体を置いたメンブレン(膜)キット上に検体を滴下し、被検体が毛細管現象によって泳動する性質を利用し、途中に捕捉抗体を置き抗原抗体反応によって結合した被検物質を検出します。インフルエンザや妊娠診断では、抗原抗体反応による発色を目視で判定する簡易迅速な確定(定性)診断として用いられています。
更に、目視判定が困難な低発色領域を含む定量診断に、吸光や蛍光を用いて被検物質を正確で迅速に定量化する、より高感度なイムノクロマト法が用いられています。特に蛍光法は、吸光法よりもダイナミックレンジ(信号の最大値と最小値の比)が得られやすく、微量で濃度の薄い被検物質の定量化が可能です。
当社は、イムノクロマト試薬の研究開発、品質管理用にイムノクロマトリーダを2003年から発売してきました。これまで多くのイムノクロマト試薬企業に納入した実績により、バックグランドノイズを低減するアルゴリズムパラメータの解析技術があります。POCTなどで、より多くの診断項目に正確で迅速な診断を実現するため、蛍光法と独自の光検出技術を融合させたイムノアッセイリーダの開発に取り組みました。
■患者の近くで行うPOCT用検査機器の高精度化
小型分析機器や迅速診断キットを用いて患者の近くで診療中に簡単に測定でき、病院内の検査室で行う検査と同じ結果を得られるPOCTが注目されています。たとえば、開業医の診察室や病棟の入院患者のベッドサイドで患者の目の前で行う検査、病院の救急救命センターや手術室での患者モニターなどがあります。
POCTは、迅速検査だけでなく、治療の過程や予後のモニタリング、携帯機器が開発されれば、健康維持のための予防に役立ち医療費の削減につながります。また、蚊に吸われた程度の量で血液検査ができるようになることで、患者負担が軽減されるとともに、検査時間も大幅に短縮されます。このように、POCTは、医療費削減や医療の質の向上が期待されています。
*イムノアッセイ:免疫反応を利用して検体中の微量な被検物質の検出・定量を行う生化学的手法。イムノアッセイのうち、抗原と抗体が結合した抗原抗体複合体が試験紙上を移動する途上に、あらかじめ抗原と結びつく抗体を線状に塗布させた部分を用意し、抗体に補足させることで現れる色付きのラインを検出する方法をイムノクロマト法という。
*POCT:ポイントオブケアテスティング、臨床現場即時検査
*C反応性蛋白:(C-reactive protein:CRP)血清中のC反応性蛋白の産生量は、炎症反応の指標とされ、通常、健常者のCRP量は300μg/dl以下です。
※製品画像は、添付の関連資料を参照
「この件に関するお問い合わせ先」
■一般の方 浜松ホトニクス株式会社 電子管営業推進部 第1グループ
〒438-0193 静岡県磐田市下神増314-5
TEL0539-62-5245 FAX0539-62-2205 E-mail:m-goto@etd.hpk.co.jp
双日、ブラジルで農業・穀物集荷・ターミナル事業に出資
~南米・アジア間の農業・穀物バリューチェーンを拡充~
双日株式会社は、ブラジルにて農業・穀物集荷輸出事業をおこなうカンタガロ ジェネラルグレインズ株式会社(本社:ブラジル サンパウロ市)とその中核子会社であるシージージートレーディング株式会社との2 社(以下CGG グループ)に出資、ブラジルにおける農業・穀物集荷事業に進出し、穀物取扱規模を拡大します。
CGG グループは、2010 年に設立され、現在約15 万ha の農地を保有し、年間2 百万トンの穀物集荷を展開しています。CGG グループと双日は今後、CGG グループが使用権益を保有するブラジル北部イタキ港の港湾ターミナル、内陸サイロ、農地取得・開発に投資し、2020年以降、CGG グループでの穀物取扱量を6 百万トン、保有農地を20 万ha まで拡大させる計画です。従来、ブラジルからの穀物は南部港からの輸出が中心でしたが、物流インフラ未整備により、輸出の最盛期には長期滞船が恒常化していました。現在開発が進められているイタキ港は、物流のボトルネック解消による船積み期間短縮とアジアまでの航行距離の短縮による競争力確保が期待されます。
※【ブラジル地図】は添付の関連資料を参照
双日は本出資を通じて、農業生産・集荷・ターミナル事業を共同で事業運営するとともにCGG グループが集荷するブラジル産穀物(大豆・コーン・小麦等)を優先的に買い取り、アジア・日本市場向けに加えて、世界大豆貿易量の7割を輸入する中国市場向けに穀物の販売を行っていきます。 また、農業生産においては、北東部のセラードと呼ばれる耕作不適地を土壌改良し、新たに農地開拓していくことにより、グローバルな食糧増産に寄与することも企図しています。
※【港湾ターミナル完成図】は添付の関連資料を参照
双日は日本・アジア向けの穀物トレード事業に加えて、ベトナムにおいてASEAN 域内最大規模の穀物専用港カイメップアグリ港を有するインターフラワーベトナム社での穀物販売事業や、双日協同飼料における配合飼料製造・販売事業など、幅広く穀物事業を手掛けております。
当社は、アジアにおいて手がけているこれらの事業とブラジルにおける本事業を結びつけることで、南米・アジア間の農業・穀物バリューチェーンを拡充し、日本・アジアにおける食料資源の確保と供給の安定化に貢献し、2020 年までに1,000 万トンの穀物の取扱いを目指してまいります。
以 上
東京ディズニーリゾート(R)30周年記念
フランク・ミュラープロデュースによる限定ウォッチを販売
~メンズ220万円(税込)、レディース240万円(税込)~
30周年の“ハピネス”に溢れる東京ディズニーリゾート(R)では、フランク・ミュラーがプロデュースする、東京ディズニーリゾートの30周年を記念した「フランク・ミュラー スペシャルウォッチ」を販売いたします。このスペシャルウォッチは“トノウ・カーベックス”がベースとなっており、メンズ220万円(税込)・レディース240万円(税込)にて、世界限定でそれぞれ30本ずつ販売いたします。なお、フランク・ミュラー ウォッチランドとしては、キャラクターをプロデュースした腕時計は初めてとなります。
販売方法は事前予約制の商談形式となり、2014年1月14日(火)から東京ディズニーリゾートにて商談開始を予定しております。商談の予約方法などの詳細は、2013年12月中に東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト内でお知らせさせていただきます。
“トノウ・カーベックス”は、1992年のブランド誕生とともに生まれた樽型のデザインが特徴の腕時計で、フランク・ミュラーの名作かつ象徴的なモデルです。メンズには高貴な魅力を放つ機械式を採用し、レディースには永遠の宝石とも言われるダイヤモンドをあしらった美しいデザインとなっています。
また、メンズにはミッキーマウス、レディースにはミニーマウスの顔が文字盤に描かれ、その背景にはミッキーシェイプの模様が散りばめられています。時計の裏面には東京ディズニーリゾート30周年を記念したオフィシャルロゴや個別のシリアルナンバーも入り、世界に一つだけのスペシャルウォッチとなります。
*イメージ画像は添付の関連資料を参照
■フランク・ミュラー
1986年、世界初の複雑時計を発表して以来、現在に至るまでワールドプレミアム・ウォッチと称えられる逸品はもちろんのこと、新しく特許を取得した世界的にも希少な機構を備えた作品を数多く世に送り出しています。過去の偉大なる伝統技術を継承しつつも、決してそこにとどまることなくまったく新しい高度な技術力と美的な表現を駆使することにより、21世紀の今もなお腕時計をより進化させ続けています。
<詳細について>
【メンズ】
販売限定本数:30本
価格:220万円(税込)
サイズ:縦45mm×横32mm
ベルト幅:18mm
素材:18KPG
機能:自動巻き
ストラップ:クロコダイル(裏材:牛皮)
生産国:スイス
※リミテッドナンバー入り(裏面)
※オリジナル専用ボックス付き
【レディース】
販売限定本数:30本
価格:240万円(税込)
サイズ:縦35mm×横25mm
ベルト幅:14mm
素材:18KPG×ダイヤモンド
機能:クォーツ
ストラップ:クロコダイル(裏材:牛皮)
生産国:スイス
※リミテッドナンバー入り(裏面)
※オリジナル専用ボックス付き
「お問い合わせ先」
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
TEL 0570-00-8632(9:00~19:00)
PHS、一部のIP電話・国際電話からは045-330-5211