忍者ブログ

リリースコンテナ第3倉庫



Home > ブログ > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Brocade Ardent Leisure、シームレスなエンターテインメントエクスペリエンスの提供のためにBrocadeを選択

オーストラリア最大のテーマパークのDreamworldのビジターは、パークの所有者のArdent Leisure Group (ASX: AAD)によって展開される大規模なネットワークアップグレードプログラムにより、無線インターネットアクセスを50か所のライドやアトラクションのように楽しめるようになります。 施設内でもネット接続したいというお客様のニーズに応え、新しいエンターテイメントの機会をつかむために、グループではBrocade(R) ICX(R)スイッチファミリをベースにした高パフォーマンスネットワークの提供にBrocade (NASDAQ: BRCD)を採用しました。BrocadeのローカルパートナーのASI Solutionsにより提供される新しいネットワークにより、Ardentは、変化を続けるビジネス環境に合わせて迅速かつ効率的に進化できます。

DreamworldはArdentのレジャー施設群の中で最大の単一資産ですが、グループにはオーストラリア、ニュージーランド、米国に138の資産があります。これらの資産には、ゴールドコーストのWhiteWater WorldとSkyPoint Observation Deck、オーストラリアとニュージーランドのヘルスクラブ、マリーナ、およびボーリングセンター、米国のマルチアトラクションエンターテイメントセンターなどがあります。このポートフォリオはArdentによる一連の買収により形成され、現在オーストラリアで最大級のレジャーグループになっています。しかしこの過程で、グループは異種ネットワークシステムを所有するようになりました。

上記の主要施設間の老朽化したネットワークインフラにより、Ardentの提供できるサービスやサービスレベルが限定されたものになっていました。そして、Ardent施設のローカルエリアネットワークのパフォーマンス、信頼性、および管理容易性の不足が、サービス提供に影響を与えつつありました。たとえばDreamworldでは、WiFiアクセスポイントのスループットが、100メガビット/秒(Mbps)のパフォーマンス限界に節約されていました。

「弊社のポートフォリオは多様で、IT需要は多岐にわたっていますが、すべての施設で我々が必要としているものはただひとつ、管理容易性の向上です。我々が2012年に買い取ったジムのような施設を買収してみると、たいていは消費者品位の設備を実行しているのが判明します。我々はコスト意識が高く、ITチームは常に多忙なため、Brocadeのように導入してすぐ手間をかけずに機能するローカルエリアネットワークソリューションを求めていました。我々は6年間Fibre Channel SANスイッチを実行していましたが、リブートが必要だったことは一度もありません。」と、Ardentのグループネットワーク管理者のSteven van Rooyenは述べました。

「我々がBrocadeソリューションを検討しようと思いついたのは、ガートナーの影響です。と言うのも我々は、予算内で最大の価値を引き出すために、市場イノベータとの協業を求めていたからで、この点でBrocadeはまさに目的どおりだったからです。」と彼は述べました。

DreamworldでArdentは、サイトのネットワークコアとなるBrocade ICX 6610スイッチスタックをサーバールームに展開しました。Brocade ICX 6610スイッチは、スタッカブルフォームファクタで筐体のような機能を提供し、全てのポートでギガビット/秒(Gbps)単位のワイヤスピードのノンブロッキングパフォーマンスをサポートします。スイッチは、4つの全二重40Gbpsスタッキングポートを使ってスタックして、完全な冗長性を持つ320 Gbpsのバックプレーンスタッキング帯域幅を提供できますので、内部スイッチのボトルネックを解消します。

さらにArdentは、ギガビットイーサネットネットワークアクセスを提供するために、Dreamworld全域にBrocade ICX 6430スイッチを、WiFiアクセスポイントとVoIP (voice-over-IP)電話をサポートするPoE (power over Ethernet)機能とともに、広範に展開しました。

「Brocadeは、Dreamworldネットワークの設計に間違いがないよう、特別の努力を払って支援しました。また、ASI Solutionsはプロジェクト実施に非常に有用でした。その結果、すべてのパフォーマンスボトルネックが解消しました。また、今まではスイッチ構成の変更に丸一日かかっていましたが、全インフラの管理容易性のおかげで、機能をオンにするまでに5分しかかかりませんでした。」と、van Rooyenは述べました。

BrocadeのオーストラリアとニュージーランドのカントリーマネージャーのGreig Guyは、Ardentのような成長を続けるネットワークにはBrocadeのソリューションが最適だと述べており、エンドユーザー向けの用途を付け加えました。「異種ストラクチャから集中管理ネットワーク設計への移行により、Ardent Leisureにとって真のビジネスと技術のメリットを提供するでしょう。ある意味、この戦略的アップグレードにより、ネットワーキングの観点から負荷を軽減できます。」

Brocadeについて

Brocade (NASDAQ: BRCD)ネットワーキングソリューションは、世界トップクラスの企業・団体が、アプリケーションと情報がいたるところに存在している世界へと、円滑に変革していく支援を行います。( www.brocade.com )

(c) 2013 Brocade Communications Systems, Inc.全版権所有。

ADX、AnyIO、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、VCS、VDX、Vyattaは、米国およびその他の国で、Brocade Communications Systems, Inc.の登録商標であり、HyperEdge、The Effortless Network、The On-Demand Data Centerは、商標です。本書に記載された他のブランド、製品またはサービス名は、それぞれの所有者の商標の場合があります。

BROCADEお問い合わせ先
アジア太平洋地域メディア広報
Wendy Lang
電話: +65-6317-2464
wlang@brocade.com

PR会社お問い合わせ先
Cathryn van der Walt
電話: +612-8905-0995
cathryn@einsteinz.com.au 
PR

京大、光でガス分子を自在に取り出せる空間材料を開発

光でガス分子を自在に取り出せる空間材料を開発
-記憶形成・血管拡張など、細胞内NOガスの謎を知るカギに-



  北川進 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)拠点長・教授、古川修平 同准教授、ステファン・ディーリング 同助教らの研究グループ は、一酸化窒素(NO)を光により自在に取り出すことが可能な多孔性構造体の開発に成功しました。さらに、亀井謙一郎 同助教らのグループと協力し、この 材料を細胞培養基板に埋め込むことで、細胞の狙った場所をNOで刺激することに成功しました。

 本成果により、NOが直接関与しているとされる血管拡張、記憶形成、免疫、代謝などの生物学・医学分野において、細胞の中でのNOの役割解明に寄与することが期待されます。

 本成果は2013年10月25日10時(日本時間25日18時)に英国オンライン科学誌「Nature Communications」で公開されました。

<背景>
  ガス状分子である一酸化窒素(以下「NO」とする。)は私たちの身体の中で作り出され、細胞間のコミュニケーションを調整する分子として知られています (情報伝達物質)。特に1987年にNOが血圧に応じて血管を弛緩する主要な因子(血管内由来弛緩因子:EDRF)として同定されて以来、中枢神経系など における情報伝達作用などさまざまな生理的作用を持っていることが明らかとなってきました。例えば、狭心症などの治療に使用されることでよく知られる血管 拡張薬ニトログリセリンは、体内で加水分解・還元反応を介してNOになることによって、その効果を示します。一方で、一酸化窒素は毒性を持つガスとしても 知られており、高濃度のNOを生物が吸収すると死に至り得ます。細胞に対しても同様、マクロファージと呼ばれる細胞は外敵(細菌、バクテリアなど)を殺す ために、NOを放出するシステムを持っています。このようにNOは生物学ではもちろん、医学的にも重要な分子であり、その驚くべき生物学的機能の発見に対 し、1998年にノーベル医学・生理学賞が授与されました。しかしながら、細胞内でどのような分子的メカニズムでNOが作用しているのかという謎は未だ完 全には解明されていません。その理由には、NOはガス状分子であるため同じ場所に留まることができず(拡散が速く)、取り扱いが非常に困難なことが挙げら れます。そこで、細胞内という非常に小さな領域で、NOの濃度を自在に制御できる材料の開発が待ち望まれてきました。

 ※図1は、添付の関連資料を参照

  一方で、多孔性金属錯体(PCP)とよばれる金属イオンと有機物からなる、極めて均一なナノサイズの細孔を持つ多孔性物質が近年注目を集めています。この 結晶性化合物は、細孔のサイズや特性を変えることができるため、目的に応じた設計が可能であり、さまざまな分子(特にガス分子)をその細孔中に効率的に取 り込むことができます。その性質を活かして、エネルギー燃料であるメタンや水素ガスの大量吸蔵や分離、二酸化炭素の大気中からの分離などへの応用が期待さ れており、高い注目を集めています。これらの機能は「ガスが細孔の中に入ってくる」現象であり、これまではこの制御を行う研究が主になされてきました。本 研究グループでは、このPCPにNOを取り込ませ、必要な時に必要なだけ取り出すことができる材料が開発できれば、細胞内におけるNOの濃度調整ができる のではないかと考えました。しかし、そのためには「ガスが細孔から出てくる」というこれまでとは全く逆の現象を制御する必要があります。そこで本研究グ ループでは、新しいPCPの合成に取り組みました。

 ※図2は、添付の関連資料を参照

<研究内容と成果>
 本研究では、PCPに閉じ込めたNOを光照射によってのみ取り出すことに成功し、さらに細胞培養基板にPCP結晶を埋め込むことで、レーザー光で狙った場所でのみNOを取り出し、生きた細胞に取り込むことに成功しました。

  細胞実験を行う室温・大気圧中ではNOはガス状の分子であるため、PCPの細孔で単純に取り込むことはできず、PCPと強い化学結合を持たせる必要があり ます。そこで、本研究グループは、NOをニトロ基(-NO2)として共有結合的にPCPの骨格に固定しました。具体的には、イミダゾールと呼ばれるPCP を構築する有機化合物にニトロ基を導入したニトロイミダゾールを用いて亜鉛イオンとともに反応させることで、図3に示したようなPCPを合成しました。こ こではこのPCPをNOF-1と呼ぶことにします(NOF:Nitric Oxide Frameworkの略称)。このNOF-1に紫外光を当てると、 ニトロ基が分解され、NOが放出されることが確認されました。実際に紫外光の照射を止めると、数秒のうちにNOの放出はなくなり、光のON/OFFでNO の放出を制御できることがわかりました。さらに時間あたりの放出量は、当てる光の強度を変えることで調整できることもわかりました。

 ※図3は、添付の関連資料を参照

  次に、NOF-1を細胞実験に応用するために、図4に示すような細胞培養基板を作成しました。まず、ガラス基板上にNOF-1結晶をコーティングした後、 生体適合性の高いシリコンゴムPDMSをさらに上からコーティングしました。このPDMSはガス透過性が高いことでも知られており、NOF-1結晶から放 出されたNOガスを妨げることなく、速やかにPDMS膜を透過することができます。細胞培養を行うために、このNOF-1を用いた細胞培養基版を70%エ タノールで滅菌した後、細胞接着・増殖を促すマトリゲルをコーティングしました。

 ※図4は、添付の関連資料を参照

 こ の細胞培養基板中に埋め込まれたNOF-1結晶にのみ、顕微鏡下でレーザーを当てることで局所的にNOを放出することができます。また、この基板の上に NOと反応すると緑色に発色する蛍光分子を入れたHEK293細胞と呼ばれる細胞を培養しました。これにより、図5に示すように、狙った場所にレーザー光 を当てることで、自在にNOを放出し、局所的に細胞刺激を行うことができる全く新しい手法の開発に成功しました。

 ※図5は、添付の関連資料を参照

<今後の期待>
  今回、本研究グループが開発した手法は、光によりNOを取り出すことができるPCPを開発し、それをさらに培養基板へ埋め込むことで、実際に細胞生物学へ 応用することが可能になりました。この細胞培養基板は、他にも数多くの細胞種(ES/iPS細胞、神経細胞など)の培養・刺激試験への応用が可能です。今 後は、さまざまな細胞へ応用することで、未だ謎のままであるNOの細胞内での役割を解明していく予定です。

理化学研究所、高出力の孤立アト秒パルスレーザーを開発

世界最高出力の孤立アト秒パルスレーザーを開発
-孤立アト秒パルスの高出力化の道を開くことに成功-



<ポイント>
 ・瞬間出力2.6ギガワット。従来法と比べ100倍以上強いアト秒パルスを実現
 ・2波長合成レーザーを用いた理研独自の孤立アト秒パルス高出力化法を開発
 ・今まで観測できなかった電子の動きなど超高速の物理現象の解明に前進

<要旨>
  理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、アト秒(1アト秒は100京分の1秒、10-18秒)の時間幅をもつ極短パルスの極端紫外光(XUV)を高効率 かつ高強度に発生できる手法を確立し、その手法を用いて卓上サイズでギガワット(GW:1GWは100万kW)の瞬間出力を持つ孤立アト秒パルスレーザー を開発しました。これは、理研 光量子工学研究領域(緑川克美領域長)アト秒科学研究チームの高橋栄治専任研究員、緑川克美チームリーダーらによる成果で す。

 基礎科学の分野では、原子や分子の動きなどの超高速現象を観測するため、「一瞬だけ光る」パルスレーザー光源の開発が続けられてい ます。パルスレーザーをカメラのストロボのように使うことで、高速で動く対象物を詳細に観察できます。近年、究極の高速運動である「原子内で動き回る電子 の動き」を観測することを目指して、世界各国でアト秒パルス光源が盛んに研究されており、多くの研究者がアト秒パルスの時間幅を縮めることにしのぎを削っ てきました。しかし、これまでに開発されたアト秒パルスレーザーの出力は大変低かったため、多方面に利用することが困難な状況が続いてきました。

  研究グループは、孤立アト秒パルスを発生させる方法である高次高調波発生[1]の励起レーザーに、波長の異なる2つのレーザーを時空間で合成・制御した2 波長合成レーザーを使用し、これに理研独自の高調波エネルギースケーリング法[2]を組み合わせることで、XUV領域(光子エネルギー30 eV)におい てパルス幅 500 アト秒、瞬間出力2.6GWの高強度アト秒パルスの発生に成功しました。従来法と比較すると、100倍以上の高出力化を実現し、さら に励起レーザー光からアト秒パルスへの変換効率も10倍以上改善しました。本手法は高出力の孤立アト秒パルス発生に革新をもたらします。

  今回開発した手法を用いることで、XUVよりさらに波長の短い軟X線域からX線域において、より時間幅の短く、且つ高強度のアト秒パルスレーザーの開発が 可能となります。結果、これまで観測できなかった電子同士の超高速相互作用やアト秒領域での非線形光学研究など、未知の研究領域の開拓に大きな前進がもた らされると期待できます。本研究成果は、英国のオンライン科学雑誌『Nature Communications』(10月25日付け、日本時間10月 25日)に掲載されます。

<背景>
 テレビでサッカー中継を見ていると、得点シーンなどがスローモーションで再生されます。選手やボールの動きをゆっくり、あるいは「止めて」見ることができ、なぜそんな結果になったかを詳しく知ることができます。

  これと同じように、基礎科学の分野では日常生活で見られる物よりもはるかに速い物理現象を観測するため、これらの現象を止めて見るための「一瞬だけ光る」 パルスレーザー光源の開発が続けられています。パルスレーザーをカメラのストロボにように使うことで、人間の目では絶対に追うことのできない原子や分子の 動きを見ることができます。またストロボが光る時間幅、すなわちパルス幅が短くなればなるほど、より速い現象を止めて見ることが可能になります。20年程 前から、「フェムト秒レーザー」(1フェムト秒は1000兆分の1秒、10-15秒)と呼ばれるレーザーが実用化され、分子が振動する10兆分の1秒から 100兆分の1秒程度の時間であれば、その動きを「止めて」見ることができるようになっています。このような研究は,フェムト秒化学などの分野として発展 し、その業績により米国のAhmed Zewail(アハメッド ズウェイル)博士が1999年にノーベル化学賞を受賞しています。

 一 方、2000年を過ぎると、さらに短い時間幅の光を発生させ、究極の高速運動である「原子内で動き回る電子の動き」を観測するという試みが始まりました。 ここで使われるのがアト秒パルス(1アト秒は100京分の1秒、10-18秒)と呼ばれる非常に短い時間で光るストロボです。この分野は「アト秒科学」と 呼ばれ、世界各国で盛んに研究されており、多くの研究者がアト秒パルスの時間幅を縮めることにしのぎを削ってきました。

 しかし、この 10年間で開発された孤立アト秒パルスレーザーの出力は、ナノジュール(1ナノジュールは10億分の1ジュール、10-9J)程度と非常に低くかったた め、非線形光学研究などの強い光の場を扱う研究にアト秒光源を利用することが難しく、それがアト秒パルスの応用や進展を妨げてきました(図1)。

<研究手法と成果>
  アト秒パルスを作るためには、高次高調波発生と呼ばれる非線形な波長変換プロセスを使用します。時間的に孤立した(単一な)アト秒パルスを得るには、レー ザー電場のキャリアエンベロープ位相[3]を安定化させ,かつ電場周期が数サイクルの特殊なレーザーを励起光として使う必要があります。しかし、このよう な要求を満たす励起レーザーのパルスエネルギーには制約があり、その結果、高強度な孤立アト秒パルス発生の実現は困難でした。(図1)。

  研究グループは、2010年に波長800nmと1300nmのレーザーを時間・空間的に重ね合わせた2波長合成レーザーを利用し、効率よく孤立アト秒パル ス作り出す方法を開発しました(注)。2波長合成レーザーを用いることで、簡易に連続的な高次高調波スペクトルを生成させることが可能になり、その結果、 パルスエネルギーの大きな励起レーザーを孤立アト秒パルス発生に使用できるようになりました。

 今回、2波長合成レーザーを励起光として 用い、これに最適位相整合技術[4]と、理研独自の高調波エネルギースケーリング法を組み合わせたアト秒ビームラインを構築しました(図2)。その結果、 これまで実現されたアト秒パルス出力より100倍以上強い孤立アト秒パルスを作り出すことに成功しました。またレーザー光からアト秒パルスへの変換効率を 10倍以上改善し、かつ高品質な極端紫外光(XUV)ビームを得ることにも成功しました。

 ガスセル内に充填されたキセノンガスから発生 した高次高調波のスペクトル(図3)を見ると、単一波長(800nm)のレーザーを励起光とした場合は離散的な構造を持つのに対して、2波長合成 (800nm+1300nm)レーザーを励起光とした場合は、連続的なスペクトル構造を持つことが分かります。特に光子エネルギーが28eVから35eV の領域では、完全に連続な高調波スペクトルが得られており、このスペクトル構造から孤立アト秒パルスが発生していることを間接的に確認することができま す。

 キセノンガスの圧力を調整して、位相整合条件を30eV近辺に最適化することで、従来法ではナノジュールと低かったパルスエネル ギーを、最大で1.3マイクロジュール(28eV~35eV間の合計)にまで高出力化することができました。また、励起レーザーからの変換効率は約1万分 の1で、これまで実現された実験値と比べて10倍以上もの効率の改善を達成しました。さらに、発生した高次高調波は、良好な空間分布と0.5ミリラジアン という低いビーム発散角を持ち、高品質なビーム特性も兼ね備えています(図3挿入図)。ビーム品質はイメージングなどへの応用の際に非常に重要な役割を果 たすので、今回の手法は、高い品質の高次高調波ビームを得ることができる、という点でも優れています。

 次に、得られた高次高調波が真に アト秒の時間幅を持った孤立パルスかを確認するため、自己相関法[5]と呼ばれる手法を使ってパルス幅の評価を行いました。実験では、反射鏡2枚からなる 高調波空間分離器により高調波ビームを空間的に2つに分割して(図2)窒素分子ビームに集光しました。ここで、片方の反射鏡を前後させ2つの高調波ビーム の通る経路長を変えることで、窒素分子ビームにたどり着く時刻の差(遅延)を変化させます。この遅延時間(Δt)を関数として、窒素分子が高調波を2光子 吸収して引き起こされるイオン化信号の強さがどのように変化するかを測定すれば、高調波自身の時間構造(自己相関波形)を知ることができます。

  この結果、パルス幅が500アト秒の孤立アト秒パルスが発生していることが明確に確認されました(図4)。これは自己相関法で決定された孤立アト秒パルス の時間幅としては世界最短パルスになります。得られたパルスエネルギーと時間幅から、開発された孤立アト秒パルスレーザーの瞬間出力は2.6ギガワットと 評価できます。この出力は、自由電子レーザー(FEL)技術[6]で開発された光源と比較して10倍以上高い値です。また発生装置の大きさも卓上サイズ で、XUV-FELの光源を普通車に例えると、今回開発された光源の大きさはラジコンカー程度という非常にコンパクトなものです。

 注:http://www.rikenresearch.riken.jp/jpn/research/6368

<今後の期待>
  今回開発した孤立アト秒パルスの高出力化法は、高い変換効率を保ったままアト秒パルスの出力エネルギーを拡大できる優れた特徴を持ち、軟X線からX線域に おいて高強度の孤立アト秒レーザーを開発する際の指針を与えてくれます。例えば、現在のレーザー技術と研究グループが開発したアト秒高出力化法を組み合わ せることで、数100アト秒のパルス幅を保ちながら、XUV域で数10GW出力を持つ光源や、軟X線領域で数100MWの孤立アト秒パルスの発生が可能に なります。

 また光源が卓上サイズであることは、大学の研究室や各企業での光源所有を可能とし、短波長光源利用の裾野を広げ、その応用研 究を進展させると予想できます。特に従来の孤立アト秒光源では難しかった、強い光と物質の相互作用研究にアト秒パルスを利用できるようになり、アト秒領域 の超高速物理現象と非線形光学を組み合わせた未知の研究領域が拓かれるだけでなく、それらを利用して光学の分野に革新的な計測・解析技術や新しい粒子操作 技術などがもたらされるものと期待できます。またシード型FEL技術[7]と孤立アト秒パルス発生法を融合させることで、アト秒パルスシード型FELと いった全く新しい光源が誕生する可能性もあります。
<原論文情報>
 ・Eiji J.Takahashi,Pengfei  Lan,Oliver Muecke,Yasuo Nabekawa,Katsumi Midorikawa,”Attosecond  nonlinear optics using gigawatt-scale isolated attosecond pulses”
Nature Communications,4:2691 doi:10.1038/ncomms3691(2013)

<発表者>
 独立行政法人理化学研究所
 光量子工学研究領域 エクストリームフォトニクス研究グループ アト秒科学研究チーム
 専任研究員 高橋 栄治(たかはし えいじ)

<補足説明>
1.高次高調波発生
  高強度の可視レーザー光を、キセノンなどの希ガスにレンズや凹面鏡を用いて集光すると、その可視レーザー光と同じ方向に複数の波長の短い光が発生すること が知られている。一般に電磁波を取り扱う分野では、基本の波長の整数分の1の波長の電磁波が発生すると、これを「高調波」と呼ぶ。高強度の可視レーザー光 により発生した波長の短い光は、可視レーザー光の波長の奇数分の1(例えば、1/11 や 1/13)の波長になっており、またその分母に入る数が数十以 上に達する場合もあることから、「高次高調波」と呼ばれている。

2.高調波エネルギースケーリング法
 励起レーザー光を長焦点 (集光距離を長くする)で緩やかに高調波発生媒質に集光する手法。高調波のビーム品質を損なうことなく出力エネルギーを高出力化でき、中性原子による位相 整合技術を組み合わせることで高い変換効率も同時に実現できるという特徴を持つ。これまでにこの手法を用いて、世界最高瞬間輝度の高調波光源が開発されて いる。

 参考:2005年2月2日プレスリリース
 http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2005/20050202_1/20050202_1.pdf

3.キャリアエンベロープ位相
 光のサイクルとパルス幅が同程度になってくると、光電場のピークが飽絡線のピークに対してどのような関係にあるかが重要になる。光の電場の位相(キャリア位相)と飽絡線(エンベロープ)の間の関係から、これをキャリアエンベロープ位相と呼ぶ。

4.最適位相整合技術
  励起レーザーと高調波の位相速度をそろえることで、高効率な波長変換を行う技術。非線形結晶を用いた波長変換の場合、位相整合技術として、結晶の複屈折を 利用する角度位相整合法や、温度位相整合法などが利用されている。一方、ガスを用いた高次高調波発生においては、ガス媒質の分散、励起レーザーの波面変 化、媒質ガスのプラズマ分散などを用いて位相整合条件を満足させる。

5.自己相関法
 光パルスを2つに分け、各パルス間の遅れ時間を変化させながら、2つのパルスが重なった時に物質内に励起される非線形現象を使ってパルス幅を決定する手法。フェムト秒レーザーのパルス幅を決定する際に広く利用されている測定法でもある。

6.自由電子レーザー (FEL) 技術
  線形加速器とアンジュレーターを用いて、自由電子のビームと電磁場との共鳴的な相互作用によってコヒーレント光を発生させる方式のレーザー。XUV 域の FELとしては,理研放射光科学総合研究センター播磨で X-FEL線自由電子レーザー施設「SACLA」のプロトタイプとして開発された SCSS  (SPring-8 Compact SASE Source) などがある。

 参考:2008年7月28日プレスリリース
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2008/20080728_1/20080728_1.pdf

7.シード型FEL 技術
  FELの時間コヒーレンスを改善するため、外部から位相がきれいにそろったコヒーレント光を入れ、この光の位相を種(シード)として電子をそろえて光を増 幅するFELをシード型FELと呼ぶ。アト秒科学研究チームは、理研放射光科学総合研究センター、東京大学などと協力し、波長60nm の高次高調波を種 光として、2011年にXUV域のシード型FELの実現に成功している。

 参考:2011年1月12日プレスリリース
 http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2011/110112/

リニアテクノロジー、最大20Vで動作するマルチセル・バッテリー・ガスゲージを販売開始

リニアテクノロジー、新製品「LTC2943」を販売開始
最大20Vで動作するI2C(*)インタフェース付きバッテリ・ガスゲージ

 *「I2C」の正式表記は、添付の関連資料を参照



 リニアテクノロジー株式会社は、3.6V~20Vのバッテリ・スタックを直接測定するマルチセル・バッテリ・ガスゲージ「LTC2943(http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC2943)」 の販売を開始しました。LTC2943は、RoHS準拠の小型8ピン3mm×3mm DFNパッケージで供給され、コマーシャル・バージョンは 0℃~+70℃、インダストリアル・バージョンは-40℃~+85℃の動作温度範囲で仕様が規定されています。1,000個時の参考単価は2.35ドルか らで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は、リニアテクノロジーのWebサイトをご参照ください(http://www.linear-tech.co.jp/product/LTC2943)。

  電源ピンや測定ピンにレベルシフト回路を全く接続しなくても、複数セルの電圧にインタフェースできるので、総消費電流を最小限に抑え、測定誤差を維持でき ます。LTC2943は真の高電圧ガスゲージで、電荷量、電圧、電流、温度を1%以内の精度で測定します。すなわち、バッテリの充電状態(SoC)を正確 に査定するには、これらの重要なパラメータすべてが必要です。

 LTC2943は、プロフェッショナル・パワー・ツールや携帯型医療機器 などのマルチセル・アプリケーションに最適です。外付けのハイサイド検出抵抗の電圧をモニタし、このデータを積分して電荷量を推定することにより、バッテ リ電流を測定します。双方向アナログ積分器はいずれの電流極性(バッテリの充電または放電)にも対応でき、プログラム可能なプリスケーラにより様々なバッ テリ容量に対応可能です。電荷量、電圧、電流、温度のデータはI2C/SMBus互換2線インタフェースを介してホスト・システムに送信されます。このイ ンタフェースはガスゲージの設定にも使用されます。ホストはすべての測定パラメータに関して「高」と「低」のしきい値を設定し、しきい値を超えた場合は SMBus警告プロトコルを使用するかレジスタのフラグをセットすることによって警告を発します。


■LTC2943の主な特長:
 ・バッテリの累積充放電量を測定
 ・3.6V~20Vの動作範囲により、マルチセル・アプリケーションに対応
 ・14ビットADCによる電圧、電流および温度の測定
 ・電荷量、電圧、電流の精度:1%
 ・検出電圧範囲:±50mV
 ・ハイサイド電流検出
 ・I2C/SMBusインタフェース
 ・警告出力/充電完了入力を設定可能
 ・暗電流:120μA未満
 ・小型8ピン3mm×3mm DFNパッケージ


 ※製品画像は、添付の関連資料を参照


<リニアテクノロジーについて>
  S&P 500の一員であるリニアテクノロジーは、過去30年にわたり広範囲に渡る高性能アナログICの設計・製造及びマーケティング活動を行い、世界中 の多くの企業に提供しています。リニアテクノロジーの半導体は、私たちのアナログ世界と「通信」、「ネットワーキング」、「産業」、「自動車」、「コン ピュータ」、「医療」、「精密機器」、「民生」さらには「軍需航空宇宙」システムで幅広く使用されている、デジタル・エレクトロニクスとの架け橋の役目を 担っています。リニアテクノロジーは、パワーマネージメント、データ変換、信号調整、RF、インタフェース、μModuleサブシステム及びワイヤレス・ センサー・ネットワーク製品を設計・製造・販売しています。詳細は同社Webサイトをご参照ください。
 http://www.linear-tech.co.jp

  LT,LTC,LTM,Burst Mode,μModule,Over-the-Top,LTP及び会社ロゴはLinear Technology  Corporationの登録商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。記載内容は予告なしに変更される場合があり ます。


・お問合せ先:
 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-6 紀尾井町パークビル8F
 リニアテクノロジー株式会社
 TEL:03-5226-7291(代表)
 http://www.linear-tech.jp


以上

キヤノンITSなど、企業向けにクラウド型の正規品判定システムの販売開始

グローバル展開を進める日本企業向けに
クラウド型の正規品判定システムを2013年11月より販売開始



 キヤノ ンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:浅田 和則、以下キヤノンITS)は、グローバル展 開を進める日本企業向けに、クラウド型の正規品判定システムの販売を開始します。本システムには、凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社 長:金子 眞吾、以下 凸版印刷)が提供する、PUF(Physical Unclonable Function)技術を搭載したICタグを活用してい ます。


 昨今、グローバルに製品の販売活動を行う日本企業において、正規の輸入品を装った並行輸入品や、同梱品の一部だけが偽物に変えられた偽造品などの、非正規品の流通が深刻な問題となっており、このような非正規品への対策が喫緊の課題となっています。
 本システムはこのような非正規品への対策ソリューションです。製造元が導入することで、製品の購入者自身が、購入前に手軽に正規品判定を行うことがきるようになります。


■正規品判定システムの概要
  「正規品判定シール」で製品パッケージを封かんします。「正規品判定シール」には、従来の暗号方式とは異なる「PUF技術」を利用したRFIDが内包され ています。製品購入者は、NFC機能付きのAndroid端末に専用アプリをインストールして、製品を封かんしている「正規品判定シール」の読み取りを行 います。読みとった情報はクラウド上のサーバーで照会され、正規品かどうかの判定結果がAndroid端末の画面上に表示されます。
 「正規品判 定シール」に採用されている「PUF技術」は、ICチップ一つずつで異なる、製造上で発生する固有の差異を利用しています。いわば「ICチップの指紋」を 利用しているため、「正規品判定シール」の偽造や複製はほぼ不可能です。また、簡単には剥がせないようになっていて、開梱などにより内包されたRFIDが 切断されてもデータの読み取りが不可能となり、非正規品と判定されます。ホログラムも貼付されているので、目視検査による正規品判定も同時に可能となりま す。これらの特長により、商品の入れ替え防止と高精度な正規品判定を実現することが可能となります。
 本システムは、キヤノンITSの中国現地法 人である佳能信息系統(上海)有限公司と凸版印刷が共同で開発し、既に佳能(中国)有限公司(以下、キヤノン中国)で実運用が開始されています。2013 年9月現在では、一部デジタル一眼レフカメラの製品パッケージに適用されています。


■日本国内での販売
 キヤノンITS は同様の課題を抱える日本企業向けに、凸版印刷と連携して本システムの提供を行います。PUF技術を使用したRFIDを内包した封かんシールおよびその正 規品判定処理を凸版印刷が提供し、Android上のアプリを含めたシステム全体の開発・販売をキヤノンITSが実施します。
 販売価格は、「正規品判定シール」1枚あたり80円~(システム利用料込)です。今後、CRMと連携したマーケティング機能等、スマートフォンアプリの機能を拡張していき、2017年には50億円の売上を目指します。


 ※キヤノン中国での導入例などリリースの詳細は添付の関連資料を参照


■本リリースに関するお問い合わせ先
 一般の方のお問い合わせ先
 キヤノンITソリューションズ株式会社
 SIサービス事業本部 製造・公共・流通事業部 TEL:03-5730-7166
 http://www.canon-its.co.jp/

KDDI、iPhone・iPadに対応したアプリ「Smart TV Remote for iOS」を提供

Smart TV Boxの魅力を広げる「Smart TV Remote for iOS」の提供について



 KDDIは、2013年10月28日より、「Smart TV Box」の魅力をさらに広げるiOS向けアプリケーション「Smart TV Remote for iOS」の提供を開始します。

  「Smart TV Remote for iOS」は、「Smart TV Box」とWi-Fi連携することで、放送中の番組や録画番組を iPhone、iPadで視聴したり(注1)、「Smart TV Box」のリモコンとしてご利用いただけるiPhone、iPad向けアプリケーショ ンです(注2)。
 既にauのAndroid(TM)搭載スマートフォン・タブレット向けに同様の機能を提供しており(注1)、このたび新たにiPhone、iPadに対応することで、より多くのお客さまが「Smart TV Box」をより便利にご利用いただけるようになります。
 KDDIは今後も、ケーブル事業者とともに「Smart TV Box」を通じて新しいホームエンターテインメントの世界を提供していきます。

 (注1)Android(TM)搭載スマートフォンでは、「Smart TV Remote」「DMC」「Connect Play」のインストールが必要です。
 (注2)一部機能は「Smart TV Stick」でもご利用いただけます。


1.概要
 「Smart TV Remote for iOS」はお手元のiPhoneやiPadと「Smart TV Box」とをWi-Fi接続で連携することで、より便利に使うことができるアプリケーションです。
 主に以下の機能をご利用いただけます。

 (1)電子番組表の表示、番組視聴、番組予約
  最大8日分の電子番組表(EPG)をiPhone、iPadに表示します。
  番組表から番組詳細情報の表示、放送中の番組視聴が可能です。
  さらに、番組の検索や録画予約、視聴予約などが可能です。

 (2)インターネット動画検索
  「ビデオパス」やインターネット動画検索から一括でキーワード検索、ジャンル検索することができます。

 (3)放送中の番組や録画番組をiPhone、iPadで視聴
  「Smart TV Box」で放送中の番組や「Smart TV Box」に接続したHDD(別売)に録画した番組をiPhone、iPadで再生することができます。

 (4)リモコン機能
  お手元のiPhone、iPadから「Smart TV Box」を操作することができます。
  文字入力もかんたんに行えます。

 (5)ムーブ機能
  「Smart TV Box」と接続したHDD(別売)に録画した番組を、iPhone、iPadで持ち運び、外出先でもご覧いただけます。


2.提供料金
 無料
 ※別途パケット通信料がかかります。


3.対応機種
 iOS 5.1以上のiPhone 4S、iPhone 5、iPhone5s、iPhone5c、iPad mini、iPad(第2世代以降)に対応
 ※対象機種については順次拡大していきます。
 対応機種に関する最新情報は「Smart TV Remote for iOS」のFAQをご参照ください。
 「Smart TV Remote for iOS」のFAQ:ホーム画面→その他→設定→ヘルプ


4.ご利用方法
 ・App storeよりダウンロード
 ※アプリケーションのご利用にはApple IDが必要です。


(参考1:Smart TV Boxについて)
 KDDIがケーブルテレビ事業者向けに開発したAndroid(TM)4.0搭載の次世代セットトップボックスです。
 映像だけでなく、音楽、アプリなどリビングに様々なエンターテインメントをご提供します。

・「Smart TV Box」の詳細
 http://www.cableplus.jp/smart-tv-box/
 ※Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
 ※iPhone、iPad、iPad miniは、Apple Inc.の商標です。
 ※その他の社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
 ※本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。


以上

ソフトバンク・テクノロジー、「Adobe Marketing Cloud」の「Media Manager」「Social」を提供

国内初、統合デジタルマーケティングソリューション
『Adobe Marketing Cloud』5ソリューションを提供開始



  ソフトバンク・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 CEO:阿多 親市、本社:東京都新宿区、以下SBT)は、アドビ システムズ株式会社(本社:東 京都品川区、代表取締役社長:クレイグ ティーゲル、以下アドビ システムズ)の提供する統合デジタルマーケティングソリューション『Adobe  Marketing Cloud』における、『Adobe Media Manager』、『Adobe Social』を新たに提供開始しますのでお知 らせします。
 これによりSBTは、国内で初めて、『Adobe Marketing Cloud』の5つのソリューションを提供することができるAdobeプレミアムパートナーとなりました。


 *参考資料は、添付の関連資料を参照


  これまでSBTは、事業領域の一つであるイービジネスサービス事業において、アドビ システムズの提供するデジタルマーケティング製品を注力製品とし、製 品の導入支援やSBTオリジナルのWebデータ解析コンサルティングサービス『SIGNAL』の提供において豊富な実績を残してまいりました。
  今回、アドビ システムズが提唱するデジタルマーケターの進化を支援するソリューション『Adobe Marketing Cloud』の5つのソリュー ションラインナップをサービス展開することで、アドビ システムズの戦略を追随し、お客様のデジタルマーケティング活用のさらなる加速を支援してまいりま す。


■『Adobe Marketing Cloud』の概要
 一歩リードしたいデジタルマーケターが望む分析、ソーシャル、広告、ターゲティング、エクスペリエンス管理という包括的なソリューションと、マーケティングに求められるすべてを示すリアルタイムなダッシュボードが含まれます。
 これまでになく、すばやくスマートに、データから知見を導き、アクションに繋げることができます。


▼SBTが提供する、Adobe Marketing Cloudに関する詳しい情報は以下のWebサイトをご参照ください。
 https://www.softbanktech.jp/service/list/adobe-analytics/?cid=131028_01_pr


■『Adobe Marketing Cloud』を構成する5つのソリューション

 今回新たに、『Adobe Media Manager』、『Adobe Social』がラインナップに加わりました。

 *製品名と概要は、添付の関連資料を参照


 今回のソリューション提供開始にあたり、アドビ システムズ株式会社 JAPAC地域マーケティング、バイスプレジデント、木ノ本尚道氏よりコメントをいただいております。

 「この度のSBTによるAdobe Marketing Cloud 拡販への取り組み発表を、心から歓迎し、支援いたします。
 SBTは、豊富なデジタルマーケティング業界における実績をもとに、現在全国規模での強力な販売、および導入体制を再構築されています。
  今回国内で初めて、『Adobe Marketing Cloud』の5ソリューションを組み合わせた統合提案をすすめられることにより、日本国内での拡 販が推進されることを大いに期待いたします。SBTの技術力にアドビがご提案するデジタルマーケティングソリューションが加わることで、幅広いお客様のビ ジネス支援につながるソリューションとなることを確信しております。
 アドビは今後、SBTのような実績ある各業界でのパートナーと協力し、さらに幅広い顧客層に向けて総合ソリューションを提供してまいります。」

 アドビ システムズ株式会社 JAPAC地域マーケティング、バイスプレジデント、木ノ本尚道


 今後もSBTは、デジタルマーケティングの活用を推進する中で、アドビ システムズ製品のラインナップと、豊富な導入実績より培った、SBTならではのノウハウを基にしたコンサルティング力を組み合わせ、幅広いお客様のオンラインビジネス拡大を支援してまいります。


※本リリースに記載された社名・商品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。
  Adobe,Adobe Marketing Cloud,and Adobe Analytics,Adobe Target,Adobe  Experience Manager Adobe Social,Adobe Media Manager are either  registered trademarks or trademarks of Adobe Systems Incorporated,in the  United States and/or other countries.


■本件のお問い合わせ先
【お客様からのお問い合わせ】
 ソフトバンク・テクノロジー株式会社
 お客様窓口
 TEL:03-5206-3340
 Email:sbt-ipsol@tech.softbank.co.jp

ジュピターテレコム、スマホやタブレット端末と連携した新たなTVサービスを提供開始

J:COMのスマートテレビサービス
11月より関西・九州・山口エリアで第一弾を提供開始
~スマートフォンやタブレット端末と連携した新たなTVサービスをスタート~



 株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 修一)は、テレビの新しい楽しみ方を提案するスマートテレビサービスを、2013年11月より提供開始します。

  J:COMのスマートテレビサービスは、先進的なUI(ユーザインターフェース)やスマートフォンやタブレット端末との連携、ネット動画視聴などインター ネット系サービスとの融合により、これまでのテレビ視聴のスタイルを大きく変える新しいTVサービスとして開発されました。

 第一弾とし て11月より、Android4.0を搭載した新セットトップボックス「Smart TV Box」が利用できる『スマートお得プランEX』と、 「Smart TV Box」とタブレット端末を合わせてレンタルで提供する『スマートお得プランEX with タブレット』の2サービスの提供を開始 します。また、「Smart TV Box」に接続できる外付けハードディスクドライブ(HDD)の販売も開始します。関西・九州・山口エリアから先行ス タートし、今後順次提供エリアを拡大していきます。

 「Smart TV Box」は地上デジタル、BSデジタル、ケーブルテレビ放送の 視聴はもちろん、インターネットを活用したさまざまなサービスをご利用いただける新たなスタイルのセットトップボックスです。「Smart TV  Box」はWi-Fiのアクセスポイントを搭載しており、ご自宅のテレビやタブレット端末、スマートフォンなどのWi-Fi搭載機器で、多彩なコンテンツ をお楽しみいただけます。ハードディスクレコーダーに録画した映像を、宅内でワイヤレスでスマートフォンやタブレット端末にダビングし、外出先に持ち出す ことも可能です。

 またエリア外の民放FMが楽しめるLISMO WAVEなど100種類以上のアプリが使い放題となる「auスマートパ ス」、映画、ドラマ、アニメなど豊富なラインアップが楽しめる「ビデオパス」、様々なジャンルの音楽チャンネルから音楽が聴き放題となる「うたパス」など のauアプリを、TVと連動させてご利用いただけます。

 さらに第二弾として、独自開発の次世代セットトップボックスによるスマートテレ ビサービスも、来年早々に提供開始予定です。J:COMオリジナルの直感的で使いやすいUIである統合ナビゲーション機能を搭載し、多チャンネル番組や VOD(ビデオ・オン・デマンド)コンテンツの利用促進を図るとともに、タブレットによる生活サポートサービスなども提供予定です。
J:COMはスマートテレビサービスを通じて、今後もお客さまに先進的でより豊かな生活をご提案してまいります。

<商品の特長とサービス概要>

 *製品画像は、添付の関連資料を参照

 ・Android4.0を搭載した新セットトップボックス「Smart TV Box」を提供。
 ・地上デジタル、BSデジタル、ケーブルテレビ放送が視聴できます。
 ・TV画面でネットや動画、音楽を楽しめるほか、さまざまなアプリケーションを利用可能。
 ・Wi-Fi接続で、スマートフォンやタブレットと連携。
 ・放送中の番組も、Smart TV Boxに接続した外付けHDDに録画した映像も、スマートフォンやタブレットで視 聴可能。
 (注)連携できるスマートフォンやタブレットは、対応確認済みの端末に限られます。

IDC Japan、2017年までの国内UC/コラボレーション市場予測を発表

国内UC/コラボレーション市場予測を発表



 ・2013年上半期国内市場規模は、1,059億400万円、前年同期比1.1%増
 ・企業向け音声プラットフォームのリプレイスが継続、IPテレフォニー市場が前年同期比3.7%増と好調
 ・2013年以降、モバイル関連ソリューション需要は成長するが、IPテレフォニー/IPコンファレンス市場の減速によって、2012年~2017年の年間平均成長率2.7%で推移と予測


  IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代 表:03-3556-4760)は、国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場の2013年上半期(1~6月)市場動向を調査し、同市場 の分析と2013年~2017年の予測アップデートを発表しました。

 IDCではユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレー ション市場を、「IPテレフォニー市場」「コラボレーティブアプリケーション市場」「IPコンファレンスシステム市場」「IPコンタクトセンターシステム 市場」の4つのソリューション市場に分類して、それぞれの市場について個別に調査/市場予測を行っています。

 上記のような市場分類に て、2013年上半期の国内UC/コラボレーション市場規模は、前年同期比1.1%増の1,059億400万円となりました。2013年前半は、2012 年から続いている企業の音声プラットフォームリプレイス需要が堅調に推移し、IPテレフォニー市場が前年同期比3.7%増と好調を維持しました。IPコン ファレンスシステム市場では、ビデオ会議システムの価格低下や一巡感によって市場が減速しましたが、Web会議サービスの成長が著しく、高機能なビデオ会 議から簡易なWeb会議への市場シフトが見られました。市場シフトの傾向はIPコンタクトセンターシステム市場、コラボレーティブアプリケーション市場で も同様に見られ、自営システムからクラウド型サービスへの転換が始まっているとIDCでは推定しています。

 IDCでは、上記の調査結果 から、2013年の国内UC/コラボレーション市場は2,058億4,100万円となり、前年比2.5%の成長になると予測しています。また、同市場は 2012年~2017年における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)2.7%で成長し、2017年には 2,292億6,700万円の規模になると予測しています。

 「ベンダー/システムインテグレーター/通信事業者は、市場シフトに対応し た製品準備/マーケティング施策実施、およびソリューション販売の深耕によるUC/コラボレーションを機軸としたより広範囲なビジネス機会の獲得が重要で ある」とIDC Japanソフトウェア&セキュリティグループ グループマネージャーである眞鍋 敬は分析しています。

 今回の発表は IDCが発行したレポート「国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場2013年上半期の実績と2013年~2017年の予測アップデー ト」(J13380108)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内UC/コラボレーション市場のセグメント/ソリューション別市場規模と市 場予測などが示されています。


【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問い合わせください】


<参考資料>
 国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別売上額予測:2008年~2017年

 ※添付の関連資料を参照


「IDC社 概要」
  International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベント を提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決 定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。

 現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。

 IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。

 *記載されている全ての会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。


■一般の方のお問い合わせ先
 IDC Japan(株)セールス
 Tel:03-3556-4761 Fax:03-3556-4771
 E-Mail:jp-sales@idcjapan.co.jp
 URL:http://www.idcjapan.co.jp

ソニー銀行、「外貨預金の積立購入」の取り扱い開始

新サービス「外貨預金の積立購入」取り扱い開始のお知らせ



 ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:石井 茂/本社:東京都千代田区/以下 ソニー銀行)は、2013年10月28日(月)より、新たに「外貨預金の積立購入」の取り扱いを開始しますのでお知らせいたします。

 「外貨預金の積立購入」は、お客さまが指定した積み立て日に、円普通預金口座から自動的に外貨を購入し、外貨普通預金口座に預け入れるサービスです。指定した日に一定額の円貨額から外貨を継続して購入するため、外貨の購入レートを平準化する効果があります。

  本サービスのご利用により、お客さまは購入時期の分散を図りつつ、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・ブ ラジルレアル・中国人民元(CNH)・南アフリカランド・スウェーデンクローナの全12通貨を対象に、500円の少額から無理のない通貨分散投資を始める ことが可能です。積み立て日は毎日・毎週・毎月から自由に選択できる(*1)ほか、ご希望の為替レートよりも円安に進んだ場合は購入を休止する「購入上限 レート」(*1)も設定いただけます。さらに、毎月5万円以上を積み立てると、外貨預金優遇制度(*2)の優遇ステージを1ランクアップする(*1)特典 もご利用いただけます。

 ソニー銀行は引き続き、お客さま一人ひとりの多様なニーズにお応えする外貨サービスを追求してまいります。

 (*1)特許出願中
 (*2)外貨預金優遇制度とは、毎月末日に、お客さまの外貨預金残高(円換算額)の合計額がソニー銀行所定の条件を満たすと、翌々月のお取り引き時の為替コスト、外貨定期預金金利を優遇する制度です。


 ※表資料は、添付の関連資料を参照


以上


<ソニー銀行のサイト>
 企業サイト http://sonybank.net/
 サービスサイト http://moneykit.net/


 ソニー銀行株式会社 登録金融機関 関東財務局長(登金)第578号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会
 (C)Sony Bank Inc. MONEYKitはソニー銀行株式会社の登録商標です。

栗山米菓、揚げせんべい「瀬戸の汐揚」の昆布ぽん酢味を期間限定発売

~Befco 栗山米菓 新製品情報~
瀬戸の汐揚シリーズ期間限定商品
『83g瀬戸の汐揚 昆布ぽん酢味』11月11日新発売



 "ばかうけ""星たべよ""瀬戸の汐揚"など米菓を製造販売する(株)栗山米菓(社長:栗山敏昭 新潟市北区)は、『83g瀬戸の汐揚 昆布ぽん酢味』を発売いたします。
 本商品はカラッとソフトに揚げたおせんべい「瀬戸の汐揚」を、季節にあわせて楽しんで頂きたいという思いから開発した、期間限定味です。まろやかな「瀬戸のほんじお」とすっきりまろやかな昆布ぽん酢風味に仕上げました。
 季節にぴったりの味わいと、サクサクの口どけの良さをお楽しみ下さい。2013年11月11日より新発売。


 ※商品画像は、添付の関連資料「商品画像(1)」を参照


 商品名:83g瀬戸の汐揚 昆布ぽん酢味
 表示内容量:83g
 JAN:4901336-504186
 価格:NPP(220円)
 賞味期限:180日
 発売年月日:2013年11月11日
 発売地区:全国

<商品の特徴>
 ■瀬戸のほんじお使用
 ■サクサクの口どけの良さ!
 ■すっきりまろやかな昆布ぽん酢風味


【(株)栗山米菓 会社概要】
  1949年設立の米菓メーカー。売れ筋第1位の「ばかうけ」は、米菓におけるキャラクター商品の先駆けとなっている。2010年からコーポレートブラン ド"Befco"を導入し、より一層、お客様に喜んでいただける「たのしい、おいしい、あたらしい」商品展開を行っている。


【「瀬戸の汐揚」商品概要】
 2005年発売。小海老を生地に練り込んだ、カラッとソフトな揚げせんべい。塩は「瀬戸のほんじお」を使用。発売以後、アイテム増とともに順調に売り上げを伸ばし、栗山米菓の主力ブランドの一角となる。


 ※商品画像は、添付の関連資料「商品画像(2)」を参照


 ・お客様 お問い合わせ先:(株)栗山米菓 お客様係 TEL 0254-24-0927

NECネッツエスアイ、コミュニケーションプラットフォームを提供開始

NECネッツエスアイ、コミュニケーションプラットフォーム
「LookieTalkie」(ルッキー・トーキー)を販売開始
~ビデオ、音声、テキストチャット、ファイル転送を組み合わせ
災害時のリアルタイムな現場把握にも活用可能~



  NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役執行役員社長:和田雅夫東証 1973、NESIC)は、ビデオ、音声およびテキスト チャット、ファイル転送を同時かつシームレスに利用できるコミュニケーションプラットフォーム「LookieTalkie」(ITプラットフォーム・アプ リケーション開発ベンチャーであるイニシャル・ティー社(本社:韓国ソウル市、代表取締役社長:李奎東 イ・ギュードン)が開発)を、本日より日本国内で 販売開始いたします。
 近年、スマートフォンおよびタブレット端末が普及し、業務においてなど、さまざまな場面で活用されています。ビデオチャッ ト、音声チャット、テキストチャット、ファイル転送などのアプリケーションは、個別機能に特化したものが主流である中、LookieTalkieは、これ らの機能を自由に組み合わせて同時に利用できる新しいコミュニケーションプラットフォームシステムです。主な特徴として、音声チャットからテキストチャッ ト、テキストチャットからビデオチャットなど、途切れることなくスムーズに接続でき、また1対1のみならず、1対多のコミュニケーションも可能であり、こ れらを活用することで新たなサービスや業務改善等が可能となります。

 *参考画像は、添付の関連資料「参考資料」を参照

 ※参考価格 190万円~(税込・200ユーザ対応プラットフォームライセンス)

 本プラットフォームを活用した汎用のアプリケーションパッケージとしては下記を準備しています。

1.リアルタイムコミュニケーション Finger Eye
  ビデオチャット・音声チャット・テキストチャットおよびファイル転送を、1対1、1対多で行え、ユニファイドコミュニケーションが実現できる汎用的パッ ケージです。CCTV(注)によるビデオ送信や、遠隔地に設置したカメラ映像のスマート端末へのライブストリーミングも可能です。これにより、例えば工場 などの作業現場とオフィスをつなぎ、現場のリアルタイムな情報を映像・音声・文字で共有しながら、現場とのディスカッション、意志決定、指示が行えます。
 また、自治体や公益企業においては、災害や事故など現場とのリアルタイムな映像情報の共有とそれをベースにしたコミュニケーションを実現することで、迅速かつ適切な対応が可能となります。

 *参考資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照

2.スマホIPトランシーバー Air PTT(Push To Talk)
  倉庫などの物流拠点、レジャーの場や工事現場とオフィスをつなぐコミュニケーションが実現できるエントリー型パッケージです。トランシーバー同様に、複数 同士の音声会話の他、テキストチャットや発信元の位置情報表示が可能です。また、トランシーバーにある利用者同士の距離の制限がないため、オフィス・現場 間や現場同士が離れている場面でも問題なくご利用いただけます。

 ・ハンズフリーPTT機能:Bluetoothとハンドセットを利用することにより、現場作業など両手を自由に使うことができ、より利便性が向上する。 ・テキストチャット機能:同一チャンネルに接続したユーザ同士で最大数千人とメッセージのやりとりができる。
 ・PTTリスト:すべての通話と位置情報が記録でき、後でその内容を確認できる。
 ・位置表示機能:GoogleMapと連動し、通話相手(通話発信者)の位置を把握できる。

 また、別途RoIP(Radio over IP)ゲートウェイ装置を設置することで、既存のアナログトランシーバーとも連動してご利用いただけます。

 *参考資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照

 この他にも、生徒のスマートフォンを活用してネイティブ講師と「見る」「聞く」「話す」「チャットする」ことができるインタラクティブな英会話学習ツールとしてなど、お客様のニーズによりさまざまな場面での活用が可能です。
 NECネッツエスアイは、お客様のご要望に合せたカスタマイズ開発や、既存のPBXや業務サーバとの連携など、お客様資産を十分に活かしたシステム構築をご提供いたします。
 本システムの拡販を進め、今後3年間で5億円の売上げを目指すとともに、お客様の利便性向上に努めてまいります。


以上


 ※CCTV(closed-circuit television 閉回路テレビ)
 建物・施設内の有線のテレビで、防犯カメラのモニターなどとして用いられる。

<製品に関する詳細>
 http://www.nesic.co.jp/solution/sp/lookietalkie.html(NECネッツエスアイ ウェブサイト)


<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
 NECネッツエスアイ ネットワークサービス事業本部 キャリア販売推進本部
 電話:03-6699-7584
 eメールアドレス:nw-solution@nesic.com

アズビル、調節弁の保全を最適化する「調節弁診断サービス」の販売を開始

調節弁の保全を最適化する「調節弁診断サービス」を販売開始
-プラント保全の効率化とコスト削減に貢献-



 アズ ビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、プラントや工場の製造設備で重要な役割を果たす調節弁の保全を最適化する、専門技術 者による診断サービスを10月29日より販売開始します。本診断サービスにより調節弁の保全の最適化を促進することで、製造現場の安全に不可欠な保全業務 を効率化するとともに、保全コストの削減にも貢献します。

 調節弁診断サービスは、調節弁に接続して制御システムからの開閉指示の信号を 調節弁に伝える機器であるポジショナAVP3000 Alphaplus(TM)(アルファプラス)AVP300シリーズと、診断ソフトウェアの調節弁メ ンテナンスサポートシステム Valstaff(TM)(バルスタッフ)を併用して、当社の専門技術者がValstaffのデータを診断・解析し、調節弁 の状態に応じて計画的かつ適切な保全を提案するものです。診断後はレポートを作成し、報告会で適切な保全計画を提案します。

 調節弁は弁の開閉によって流体の流量をコントロールする機器で、プラントや工場では相当数の調節弁が稼動しています。メンテナンスが適切に行われないと突発的な故障が発生する可能性は高くなり、最悪の場合はプラントを稼動停止するなど大きな影響を及ぼすこともあります。

  近年プラントでは、保全コスト削減要求によりメンテナンス手法の見直しが進み、故障後に対応する事後保全(※1)や定期的にメンテナンスをする時間基準保 全(※2)から、状態に応じて適切なメンテナンスを行う状態基準保全(※3)が推奨されています。しかし調節弁は、本体を開放し、分解する以外に状態を正 確に把握することができなかったため、状態基準保全が困難でした。Valstaffは、ポジショナを介して稼動中の調節弁のデータを収集することで状態を 見える化し、診断するツールで、状態基準保全を可能にします。Valstaffの活用により、時間基準保全での状態にかかわらずメンテナンスを実施するこ とで結果的に正常に動作していた調節弁に対しても発生する保全費の抑制が期待できます。また事後保全による予期しない運転停止による生産ロスの低減も可能 になります。

 ◇参考画像は、添付の関連資料を参照


 プラントや工場では、ベテラン保全員の減少により、保全技 術の伝承や保全の改善を継続していくことが困難な現場が増えています。たとえValstaffを導入しても、診断の技術や人員の不足により Valstaffのデータを保全計画に活用できない場合があります。このような課題に対しても調節弁診断サービスでは、確実な解析をした上で、お客さまと ともに今後の保全計画と対策を検討し、保全の効率化と、さらには調節弁の更新まで含めたライフサイクルコストの最適化に向けて支援します。


<特長>
 1.調節弁メーカーである当社の技術と知見で豊富な経験に基づく解析と診断を実施し、改善提案を含めたレポートとして提出します。
 2.報告会により、状態に見合った保全計画と対策を提案し、お客さまとともに保全業務の最適化を図ります。
 3.診断の結果によりメンテナンス作業が必要な場合、当社のサービス体制により作業まで一括して提供が可能です。


 調節弁診断サービスは、60万円(調節弁10台まで。解析レポート、報告会実施を含む)から提供します。従来から提供している調節弁の点検整備や更新作業に診断サービスを新たに加え、調節弁メンテナンスに関連する事業全体で2016年度に50億円を目指します。

 なお調節弁診断サービスは、10月30日から開催されるINCEHM TOKYO 2013プラントショーおよび11月6日から開催される計測展2013 TOKYO(開催場所はともに東京ビックサイト)の当社ブースでご紹介します。


 商品URL
 http://www.azbil.com/jp/product/iap/ss/ss_cv.html


 ※1 事後保全:BM(Break Maintenance)。異常が発生したり故障した事後に修理や交換を行う。
 ※2 時間基準保全:TBM(Time Base Maintenance)。ある特定期間で定期的に点検・調整や部品の交換などを行うことで壊れない状況を作る。
 ※3 状態基準保全:CBM(Condition Base Maintenance)。設備の状況に応じ、調整や部品の交換を行うことで適切で無駄のない状態を維持する。

 *Alphaplus、Valstaffはアズビル株式会社の商標です。


 当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの「安心・快適・達成感」を実現するとともに、地球環境に貢献してまいります。


 株式会社 山武 は アズビル株式会社 へ社名を変更いたしました。


■読者からのお問い合わせ先:
 アズビル株式会社 サービス本部サービス技術2部CVソリューションサービスグループ
 電話:0466-52-7038

サンワサプライ、ジャケットの下に着用できるスマホなど用ホルスターバッグを発売

パソコン周辺機器通販サイトのサンワダイレクト、ジャケット下に着用できビジネスツールを収納可能なホルスターバッグの取扱いを開始。



  パソコン周辺機器の通販サイト『サンワダイレクト』では、スタイリッシュにジャケットの下に着用できて、4つのポケットにスマホや名刺ケースなどのビジネ スツールをしっかり収納ができるホルスター式のバッグ「ビジネスホルスター(ホルスターバッグ・アーバンツール)BUH01L」を取扱い発売しました。販 売価格は13,900円(税込)。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・Yahoo! ショッピング店・ポンパレモール店・Amazonマーケットプレイ ス店)のみの限定販売です。


<掲載ページ>
 ビジネスホルスター(ホルスターバッグ・アーバンツール)
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/BUH01L
 YouTube
 http://youtu.be/JK94eqCHqwY


  本製品は、スーツの上着やジャケット下に着用できる、4つのポケットを備えたホルスター式のバッグです。バッグ全体的に伸縮性が高く、体にぴったりフィッ トするのでジャケットに物を入れた時のポケットの膨らみを気にせずに、スタイリッシュにスマホや手帳・財布・名刺入れ・ペンなどを入れて持ち運びできま す。ホルダー左側には、iPodなどの音楽プレイヤーの収納に最適なイヤホンホール付きポケットや、財布・名刺、スマホ向けのポケットを装備しています。 裏側にはファスナー付きのポケットが装備されています。左肩付近にキーリールがついていて鍵などの取り付けに使えます。4つのポケットの内寸は W6×H11cm・W15×H12cm・W14×H8.5cm・W14×H13.5cmでしっかり収納ができます。ポケットはカバー付きで収納物が落ちな いようになっています。スーツ姿がびしっと決まって、尚且つ必要なビジネスツールがしっかり収まる、できる営業マンの必須アイテムです。

 本製品のサイズは、左腕周り705mmで右腕周りは620~700mmで長さ調整が可能です。重量は約175gです。


 ※製品画像は、添付の関連資料を参照


 ビジネスホルスター(ホルスターバッグ・アーバンツール)
 BUH01L 販売価格:13,900円(税込)
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/BUH01L


【特長】
 ●ビジネス時の小物入れに最適なビジネス用のホルスターです。
 ●全部で4つのポケットを装備し、iPhoneやスマートフォン、財布や名刺入れなどの小物類をジャケット下にスリムに収納可能です。
 ●ホルダー左側には、iPodなどの音楽プレイヤーの収納に最適なイヤホンホール付きポケットや、財布・名刺、スマホ向けのポケットを装備しています。
 ●裏側には、小さめのノート収納などに最適なファスナー付きのポケットも装備しています。
 ●全体的に伸縮性が高く、体にフィットしやすくなっています。上からジャケットを羽織っても、収納物がスーツ外側に浮き出にくくスッキリとします。
 ●ポケットはカバー付きで、収納物を落としにくくなっています。
 ●左肩側には鍵などの取り付けに最適なキーリール付きです。


【仕様】
 ■サイズ:腕周り705mm
 ■厚さ:15mm
 ■重量:約175g
 ■カラー:ブラック
 ■保証期間:初期不良のみ


【サンワダイレクト各店掲載ページ】
 サンワサプライ直営ショップサンワダイレクト(本店)
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/BUH01L

 サンワダイレクト楽天市場店
 http://item.rakuten.co.jp/sanwadirect/buh01l/

 サンワダイレクトYahoo!ショッピング店
 http://store.shopping.yahoo.co.jp/sanwadirect/buh01l.html

 サンワダイレクトポンパレモール店
 http://store.ponparemall.com/sanwadirect/goods/buh01l

 Amazonマーケットプレイス店
 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dcomputers&field-keywords=BUH01L&rh=n%3A2127209051%2Ck%3ABUH01L


【関連商品】
 ウエストバッグ・ショルダーバッグとしての2WAYで使える、iPhoneやスマホが収納可能な6ポケット搭載のUrbantool ヒップホルスター。
 型番:HH01N 価格:8,980円(税込)
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/HH01N

 ショルダーバッグとして、リュックとして2WAYで使用できる15インチのノートパソコンやiPadなども収納可能な多彩な6ポケットを装備のUrbantool リポーターバッグ。
 型番:RB01N 価格:9,490円(税込)
 http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/RB01N


【サンワダイレクトWEBショップ 限定オリジナル商品】
 http://direct.sanwa.co.jp/contents/category/C009DirectOriginal.html


【店舗URL】
 サンワダイレクト本店 http://direct.sanwa.co.jp/

 女性向けサイト『Everyday!女子サプ』(サンワダイレクト本店内)
 http://direct.sanwa.co.jp/woman/index.html?=jyoshi

 ★facebookファンページはじめました!
 http://www.facebook.com/sanwadirect?sk=app_198603016873563


【お客様からのお問い合わせ】
 サンワダイレクト
 TEL:086-223-5680
 E-Mail:direct@sanwa.co.jp

日本オラクル、x86サーバー製品群「Sun Server X4」3機種を提供開始

日本オラクル、新しいx86サーバー製品群を提供開始

~前世代サーバーと比較して、処理性能を35パーセント向上~



 ・ 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ)は、最新の「インテル Xeon プロセッ サE5-2600 v2 製品ファミリ」を搭載した新しいx86サーバー製品群である「Sun Server X4」3機種を本日より提供開始したことを 発表します。

 ・今回提供を開始した「Sun Server X4」は、クラスタ環境のデータベース、仮想環境のアプリケーションの実行 に適したシステムです。前世代の「Sun Server」と比較して、プロセッサ・コア数とスレッド数が増加したことで、処理能力を35パーセント向上 (*)しています。また、電力効率の高い低電圧DRAMメモリを最大512GB搭載可能なため、節電とパフォーマンスの向上を両立することができます。

 *「Java Platform, Enterprise Edition」準拠のアプリケーションを稼働した場合のベンチマーク結果
  http://www.oracle.com/us/solutions/performance-scalability/server-x42-specjenterprise2010-2017756.html

 ・「Sun Server X4」は、最先端のx86サーバーの開発に取り組むオラクルの戦略を実証するものであり、オラクルのエンジニアド・システムだけでなく単体システムにおいてもオラクル・ソフトウェアの基盤として稼働するように設計されています。

 ・「Sun Server X4」を含むオラクルのx86サーバーには、管理ツールも実装されており、企業のシステム管理のコストや複雑さを低減します。主な特長は以下のとおりです:
  ‐オラクルのx86サーバーと「SPARC」サーバーに事前にインストールされている管理ツール「Oracle Integrated Lights  Out Manager(ILOM)」は、ローカルおよびリモートで包括的な電源管理、監視、障害検知および通知機能を提供します。
 ‐保守ツール「Oracle System Assistant」の指示に従って、オラクル認定のハードウェア・ドライバを使用したサーバーの迅速な導入やファームウェアの更新、ハードウェアの設定、オペレーティング・システムのインストールを行うことができます。
 ‐オラクルが開発した冷却システム「Oracle Advanced System Cooling」を搭載し、リモート温度センサーを利用してファンの速度を制御しながら空気の流れを最適化することで、電力効率を高めてコストを低減します。

 ・「Sun Server X4」は追加コストなしに「Oracle Solaris」または「Oracle Linux」を搭載でき、仮想化技術「Oracle VM」も無償で使用可能なため、一体化した導入および運用をサポートします。


●新しい「Sun Server X4」製品群の詳細
■「Sun Server X4-2」
 ・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
 ・最大メモリ:512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
 ・最大ストレージ容量:9.6TBのディスクまたは3.2TBのフラッシュ
 ・筐体形状:1ユニット、奥行き737ミリメートル
 ・最小構成価格:492,499円(税抜き)

 ※製品写真は、添付の関連資料「製品写真1」を参照


■「Sun Server X4-2L」
 ・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
 ・最大メモリ:512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
 ・最大ストレージ容量:50.4TBのディスクまたは10.4TBのフラッシュ
 ・筐体形状:2ユニット、奥行き737ミリメートル
 ・最小構成価格:594,889円(税抜き)

 ※製品写真は、添付の関連資料「製品写真2」を参照


■「Sun Blade X4-2B」サーバー・モジュール
 ・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
 ・最大メモリ:768GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
 ・最大ストレージ容量:4.8TBのディスクまたは1.6TBのフラッシュ
 ・筐体形状:ブレードシャーシ(「Sun Netra 6000」シャーシに収容)
 ・最小構成価格:429,023円(税抜き)

 ※製品写真は、添付の関連資料「製品写真3」を参照


●オラクルについて
 オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。


*OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

矢野経済研究所、臨床検査薬・機器事業に関する調査結果を発表

臨床検査薬・機器事業に関する調査結果 2013
~国内向け事業、海外向け事業ともに安定成長を持続~



【調査要綱】

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて臨床検査薬・機器事業展開企業の事業規模調査を実施した。

 1.調査期間:2013年6月~9月
 2.調査対象:国内の主要な臨床検査薬・機器事業展開企業40社(日本企業および海外企業日本法人)
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面接取材、電話取材、ならびに文献調査を併用

【調査結果サマリー】
◆2012年度の臨床検査薬・機器事業規模は7,962億円
  2012年度の国内主要企業における臨床検査薬・機器事業規模(臨床検査薬・機器事業を展開する国内主要40社の事業者売上高ベース)を7,962億円 (前年度比3.5%増)と推計した。事業を臨床検査薬と臨床検査機器・関連事業別にみると、検査薬事業が4,936億円、検査機器・関連事業が3,026 億円であった。また、国内向けと海外向け別にみると、国内向け事業が4,957億円、海外向け事業が3,005億円となった。

◆国内向け事業はHbA1c検査、BNP検査などが堅調に推移
 2012年度、国内向けの臨床検査薬・機器事業は、糖尿病管理指標のHbA1c、心不全マーカーのBNP、細菌性敗血症鑑別診断のPCTなどの検査が堅調に推移し、前年度比3.1%の増加と推計した。

◆検査薬の海外向けOEM事業が伸長
  海外向けの臨床検査薬・機器事業は一部の企業による生化学自動分析装置、血球計数装置などの販売が主体になっていたが、検査薬分野等でも海外事業を強化す る動きが強まっている。2012年度の海外向け臨床検査薬・機器事業は、検査薬OEM供給などが好調で前年度比4.1%の増加と推計した。

【資料発刊】
 資料名:「2013年版 臨床検査市場の展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C55115300

富士ゼロックス、紙文書と学習支援システムの連携を実現するソリューションを発売

大学教育現場での業務効率化と教育の質向上に貢献する「授業支援ボックス」新発売
紙文書と学習支援システム(LMS)の連携を実現する「授業支援ボックス」新発売



  富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は、業務課題の解決を支援するアプリケーションソフトウェアがイン ストールされたボックスを活用した特定業務向けソリューション「授業支援ボックス」を11月25日より発売いたします。

 ※製品画像・参考画像は、添付の関連資料を参照

 授業支援ボックスに関する詳細情報
 http://www.fujixerox.co.jp/product/mf_etc/class_box/

  デジタル複合機ApeosPortシリーズに「授業支援ボックス」を取り付けることにより、複合機のスキャン機能と連携して大学でのテストやレポート、出 席票などの紙文書を学習支援システム(LMS:Learning Management System)(注1)に登録でき、採点や学生へのフィードバッ クなどに関わる教員の工数を削減し、教育の質向上に貢献するソリューションです。

 注1:学習支援システム(LMS):主に大学の授業を行う基盤として用いられる情報システム

<紙文書と電子情報の連携による業務効率化が教育の質向上に貢献>
  大学の授業では出席票による出席確認やテスト、レポートなどは依然として紙文書によって行われているのが一般的です。そこでは、回収した出席票、答案用紙 を学生ごとにソートする作業や採点結果のフィードバック、さらには採点結果を電子データに変換して学習支援システムに登録するのに手間がかかるなどの課題 があります。

 「授業支援ボックス」は出席票やテスト、レポートの採点結果を集計し学習支援システムに一括登録、採点集計結果の確認や フィードバックにかかる教員の工数を削減し、研究活動や授業の準備にかける時間を創出します。また、学生はPCなどから学習支援システムを利用して採点結 果をタイムリーにフィードバックされることで、モチベーションの向上にも寄与するとともに、教員の学習支援システム利用者拡大による教育の質の向上も期待 できます。

<独自技術の採用で学習支援システムとの連携を実現>
 「授業支援ボックス」では、スキャンした出席票、テスト、レ ポートなどの紙文書と学習支援システムとの連携には2次元コード(注2)を利用して行うのに加え、文書の背景にコード情報を目立たせずに埋め込む新たな技 術(MISTCODE/ミストコード:Micro-dot Iterated and Superimposed Tag CODE)も採用しています。 既存の文書・帳票レイアウトの変更が不要で、デジタル複合機やスキャナーで印刷・検出できることが特長です。この技術を使って出席票、テスト、レポートを 出力した紙にはコード情報が埋め込まれ、学習支援システムと連携するための専用フォームとなります。また、テストやレポートの手書き文字を認識する技術も 採用し、採点結果の集計などに活用しています。視覚情報処理の仕組みを利用し、脳の働きと同じように、学習することで認識率を高め、自由に手書きされた文 字を認識することを可能にしています。きれいに整った形の文字に対してはもちろん、読みにくい文字に対しても一般の認識装置に比べ高い認識率を示すことが 可能です。

 注2:一方向にしか情報を持たない1次元コード(バーコード)に対し、水平と垂直方向に情報を持つ表示方式のコード「授業支援ボックス」がもたらす効用


 ※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


<標準価格>
 商品名       :授業支援ボックス
 標準価格(税別) :550,000円

花王、嗅覚受容体の活性化を抑制する物質を用いた選択的消臭技術の開発

嗅覚受容体の活性化を抑制する物質を用いた選択的消臭技術の開発
■約400種のヒト嗅覚受容体の中から、体臭の成分であるヘキサン酸に応答する5つを特定
■ヘキサン酸に応答する嗅覚受容体の活性化を抑制する香料成分を見出し、消臭効果を確認

  花王株式会社(社長・澤田道隆)感性科学研究所では、感性視点によるモノづくりのための基盤技術研究の一環として五感に関する技術構築をすすめており、そ の中で嗅覚受容体に着目したにおいの研究を行なっています。このたび、体臭の成分の一つであるヘキサン酸について、選択的消臭技術につながる知見を得るこ とができました。

1.約400種存在するヒトの嗅覚受容体の中から、ヘキサン酸に応答する嗅覚受容体を5つ特定することに成功しました。

2.約140種類の香料成分の中から、受容体の活性化を抑制する作用のある成分を見出し、これらの香料とヘキサン酸を同時に嗅ぐことで、ヘキサン酸特有の嫌なにおいが抑えられることを確認しました。

  今回の一連の研究で、特定のにおい物質に対する嗅覚受容体の活性化を特定の物質で抑制するメカニズムに基づく、新しい選択的な消臭技術の可能性が明らかに なってきました。特定のにおいを別のにおいで抑制する現象について科学的に解明した今回の成果を、快適な生活実現に貢献するモノづくりに応用していきま す。

研究結果ヘキサン酸に応答する、5つの嗅覚受容体を特定

 ヒトの嗅覚受容体を発現させた培養細胞の評価系を用いて、 400種のヒト受容体のうち、どの受容体がヘキサン酸によって応答するかを調べました。細胞に発現させた嗅覚受容体が活性化すると、細胞内の情報伝達物質 が増加します。この情報伝達物質の増加をにおい応答として測定した結果、5つの嗅覚受容体(2W1、10A6、51E1、51I2、51L1)がヘキサン 酸により活性化されることが明らかとなりました(図1)。つまり、人は、ヘキサン酸を5つの嗅覚受容体でとらえ、その刺激により、においを感じていると考 えられました。
 
*図1は添付の関連資料を参照

ヘキサン酸による受容体の活性化を抑制する香料成分の探索

  ヘキサン酸によって活性化される嗅覚受容体に対し、香料成分をヘキサン酸と同時に加えることで、受容体の活性化を抑制する作用(アンタゴニスト作用)を有 する香料成分の探索を行ないました。約140種類の香料成分の中から、フローラルの香りの、「フロルヒドラール」「ブルゲオナール」「イソシクロシトラー ル」をそれぞれ同時に加えると、ヘキサン酸によって活性化が認められた5つの嗅覚受容体のうち4つの受容体の活性化が50%以下に抑えられることがわかり ました(図2)。
 これは、香料成分がヘキサン酸の嗅覚受容体への結合を拮抗的に防いだことによるものと考えられました。
 
*図2は添付の関連資料を参照

ヘキサン酸臭を抑制する香料の効果を官能評価で確認

  ヘキサン酸による嗅覚受容体の活性化を抑制する香料成分、「フロルヒドラール」「ブルゲオナール」「イソシクロシトラール」を添加することで、ヘキサン酸 臭を実際に抑えられるかを官能評価で調べました。脱脂綿にヘキサン酸を染み込ませたものを入れたガラス瓶を一定時間放置し、その時のにおいの強さを0から 5の6段階評価で、「5」としました。「フロルヒドラール」などの3つの香料をそれぞれ染み込ませた脱脂綿を同時に加えたときのヘキサン酸臭を評価したと ころ、においの強さの減少が認められました(図3)。
 
*図3は添付の関連資料を参照

 なお、本研究成果は、日本味と匂学会第47回大会(宮城県仙台市 2013年9月5~7日)にて発表しています。

  研究背景自然界に存在する多くのにおい分子は嗅覚受容体によって認識されます。嗅覚受容体の数は動物種によって異なりますが、鋭い嗅覚をもつとされるマウ スで約1000種、ヒトでは約400種類の嗅覚受容体があることがわかっています。1つのにおい分子は2個以上の嗅覚受容体によって認識されることが多 く、ヒトや動物は活性化する嗅覚受容体の組み合わせによって、自然界に存在する数十万種類のにおい分子を嗅ぎ分けることができます。

 生 活環境のにおいには、花や果実などのかぐわしい香りもあれば、避けたくなるような、いわゆる悪臭もあります。感性科学研究所では、悪臭の認識に関わる受容 体の活性化を抑制するにおい分子を利用することで、悪臭の感じ方を変えることができるのではないかと考え、嗅覚受容体に着目したにおいの研究を行ないまし た。

 におい物質の認識に関わる嗅覚受容体の特定は、基礎科学の分野で進んでいますが、日用品の開発への応用研究については今回が初めてと考えられます。

東京ディズニーリゾート、30周年記念の「バカラ クリスタル・ミッキー」を販売

東京ディズニーリゾート(R)30周年を祝福し
バカラが世界で初めて
クリアクリスタルのミッキーマウスを制作



 30周年の“ハピネス”で溢れる東京ディズニーリゾートでは、11月1日から、世界的なクリスタルのラグジュアリーブランド、バカラが制作したクリアクリスタルのミッキーマウスを販売します。
  バカラがディズニーキャラクターのフィギュアを制作するのは今回が初めての試みとなります。今回制作するこの「バカラ クリスタル・ミッキー」は、東京 ディズニーリゾート30周年のコスチュームをまとったミッキーマウスの晴れやかな表情が印象的な1,000個限定生産の可愛らしいフィギュアです。
  1764年、ルイ十五世の認可を受けて創設され来年250周年を迎えるバカラは、常に時代の美意識を形にし、ひとびとの歓びの時を彩ってきたブランドで す。バカラクリスタルのその正統性、そして素材が持つ比類なき輝きと深い透明感が放つきらめきは、東京ディズニーリゾートと同じマジカルな美しさに満ちて います。
 バカラクリスタル特有のタイムレスな深い透明感を放つ煌めきが、手に取る全てのゲストを魅了し、これからも永遠に続くディズニーの魔法のように輝き続けることでしょう。


■「バカラ クリスタル・ミッキー」

 販売日:2013年11月1日(金)
 販売価格:70,000円
 サイズ:高さ約100×横幅約115mm、重量約196g
 販売店舗:東京ディズニーランド(R)ディズニーギャラリー
       東京ディズニーシー(R)エンポーリオ
  商品内容(特徴):東京ディズニーリゾート30周年という記念の年を祝福し、バカラが制作したクリアクリスタルのミッキーマウス。30周年のコスチューム をまとったミッキーを形にしました。足裏には限定数である1,000の文字が刻まれており、その希少性を現わしています。


 ※製品画像は、添付の関連資料を参照


 詳しくは東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト内30周年限定グッズサイト:
 http://www.tokyodisneyresort.co.jp/special/happinessyear/limited/index.html

日立、デジタルペンの運用システムをクラウドで提供するソリューションを販売

手書きの文字や図を電子化するデジタルペンを運用するシステムを
クラウド型で提供する「デジタルペンソリューション(クラウド型)」を販売開始
パートナー企業を介しての販売も積極的に展開



  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、デジタルペンを使い対応用紙に手書きした文字や図を電子化する「デジタルペンソ リューション」のラインアップに、デジタルペンを運用するシステムをクラウド型で提供する「デジタルペンソリューション(クラウド型)」(以下、本サービ ス)を追加し、11月1日から販売を開始します。
 本サービスはクラウド型で提供するため、デジタルペンを運用するシステムを新たに構築することが不要となるなど、導入期間の短縮や運用保守の手間が削減できます。
  なお、「デジタルペンソリューション」の事業を強化するため、本サービスのパートナー企業を介しての販売も、積極的に展開していきます。本サービスとパー トナー企業が開発・販売する業務アプリケーションとを組み合わせ、新たなシステムとして提供することで、手書き業務を行うお客様の業務効率を向上させる、 パートナー企業独自のソリューションを提供できます。

 デジタルペンは、ペン自体に超小型カメラを内蔵し、デジタルペン対応用紙上にある 特殊なドットパターンをカメラで読み取ることで帳票の種類と紙面の位置情報を認識し、手書き情報を電子化する装置です。そして、「デジタルペンソリュー ション」は、業務内容に合わせた帳票に、デジタルペンで手書き記入された情報を電子化して取り込むことで、処理の迅速化や業務効率の向上などを可能とする システムを構築するものです。例えば、製造業では製造管理、流通業では顧客管理、また病院や介護施設では患者への処置内容の記録といった用途で活用されて います。

 日立は今回、デジタルペンを利用するためのサーバーをお客様のマシン室などに設置して運用する「デジタルペンソリューション(オンプレミス型)」に加え、クラウド型で提供する本サービスを「デジタルペンソリューション」のラインアップに追加しました。
  本サービスは、堅牢な建物構造やセキュリティ設備を備えた「Harmonious Cloud(ハーモニアス クラウド)センタ」から、デジタルペンを運 用するシステムをクラウド型で提供します。なお、デジタルペンで記入した手書き情報は、SSL(*1)通信により暗号化しデータを送受信するため、セキュ リティも確保しています。本サービスを採用することで、デジタルペンを利用するためのシステム構築が不要となるなど導入期間の短縮や運用保守の手間を削減 できます。また、「デジタルペンソリューション(オンプレミス型)」と同様に複数拠点で活用するといった使い方や、さらにモバイル通信などのネットワーク 環境を確保した上で、車内や屋外などでの利用も可能です。

 なお、日立は、本サービスの拡販を図るため、パートナー企業を介した販売も、 積極的に展開していきます。そのため日立は、これまでさまざまな分野へ「デジタルペンソリューション」を提供してきた実績やノウハウを活用し、パートナー 企業がお客様へ提供する業務システムや業務アプリケーションに本サービスを連携するためのコンサルティングをはじめ、開発支援などを行います。具体的に は、本サービスとお客様の手書き業務を連携し、業務の効率化を実現するための運用設計支援や業務システムとの円滑なシステム連携をするためのインター フェースを提供します。これにより、手書き業務を行うお客様の業務効率を向上させる、パートナー企業独自のソリューションを提供できます。

 *1:SSL(Secure Sockets Layer)::インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルで、データの盗聴、改ざん、なりすましを防ぐことが可能

  日立は、日立クラウドソリューションHarmonious Cloud(ハーモニアスクラウド)のSaaSメニューのひとつである「デジタルペンソリュー ション(クラウド型)」の機能やサービスを今後も強化していきます。また、パートナー企業との連携も含め、さまざまなソリューションと組み合わせつつ「デ ジタルペンソリューション」を積極的に拡販していきます。

<「デジタルペンソリューション(クラウド型)」のシステム構成図>

 ※添付の関連資料「参考画像1」を参照

<「デジタルペンソリューション」について>
  デジタルペン自体に超小型カメラを内蔵し、デジタルペン対応用紙上にある特殊なドットパターンをカメラで読み取ることで帳票の種類と紙面の位置情報を認識 し、手書き情報を電子化します。具体的には、文字認識によるCSV形式のテキスト情報や、PNG形式、JPEG形式といった画像情報を取得します。また、 紙とペンがあれば手書きの文字を即座に電子化できるため、移動が多くパソコンの持ち運びが困難な業務にも幅広く活用できます。各種申請書類やチェックシー トなどの帳票に手書き記入した情報を、専用のクレードル(*2)に差し込むだけで電子化し、処理の迅速化や業務効率の向上などを実現します。なお、日立は 2013年10月時点で、アノト社製のデジタルペンを提供しています。

 *2:クレードル:スタンド型のUSB拡張機器。本体を接続することでデータの同期やファイルの送受信、また本体を充電するために利用される.

 ※参考画像は、添付の関連資料「参考画像2」を参照

<Hitachi Innovation Forum 2013での紹介について>
 日立は、2013年10月30日(水)~31日(木)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2013において、「デジタルペンソリューション(クラウド型)」を紹介します。

 >日立イノベーションフォーラム 2013 オフィシャルWebサイト
 http://iforum.hitachi.co.jp/

<「デジタルペンソリューション(クラウド型)」の価格と出荷開始時期>
 サービス名   :デジタルペンソリューション(クラウド型)
 価格       :個別見積
 出荷開始時期 :2014年1月20日

<「デジタルペンソリューション(クラウド型)」の販売目標>
  2017年度末までに累計15,000本の受注

<関連情報>
 >「デジタルペンソリューション(クラウド型)」に関するWebサイト
 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/tegaki/

 >日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のWebサイト
 http://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/

<他社所有商標に関する表示>
 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。


以上

川崎重工、医薬・医療向けロボット「MC004N」と「MS005N」2機種を発売

医薬・医療向けロボット「MC004N」と「MS005N」の2機種を新発売



 川崎重工は、医薬・医療向けロボット「MC004N」と「MS005N」の2機種を、2013年11月1日より新発売します。

  医薬・医療現場では、人が介在することによる作業ミスや微生物が混入するリスク、また抗ガン剤等の高薬理活性医薬品の取扱いによる曝露(※1)リスクを排 除するために、ロボットによる作業自動化への要求が高まっています。「MC004N」と「MS005N」は、これらの期待に応えるために開発された新しい ロボットです。

 今回発売する医薬・医療向けロボットは、アーム本体に凹凸が少なく滑らかな表面と高い防水性能を兼ね備えており、洗浄し 易い形状と薬液耐性の高い表面処理によって、クリーニング作業が容易となり汚染を防止することが可能です。ISO規格でクラス5(※2)の清浄度を実現し ているため、医薬・医療業界の生産ラインで必要とされる衛生面において優れたロボットになっています。
 ツール用ケーブルをロボット先端フランジまで内蔵することが可能な構造となっており、他の周辺装置との干渉領域を最小限にすることができるため、狭い空間や周辺装置に載せて設置することも可能です。
 「MC004N」は、垂直多関節6軸ロボットで、アーム重量がわずか25kgと軽量です。「MS005N」は、垂直多関節7軸ロボットで、アームはオールステンレス構造となっているため耐性に優れています。

 ※1 曝露:医療従事者が細菌、ウイルス、有害薬品にさらされること
 ※2 ISOクラス5:国際標準化機構(ISO)が定める1m3中の粒子数に基づく清浄度の指標
    米国FEDクラス100:米国連邦規格による1立方フィート中の粒子数に基づく清浄度の指標


 *商品画像は、添付の関連資料を参照


□「MC004N」と「MS005N」の主な特長

 1)~4)は「MC004N」と「MS005N」共通の特長、5)は「MC004N」のみの特長、6)と7)は「MS005N」のみの特長です。

 1)人との親和性のあるデザイン
  人の腕のようなしなやかさをイメージし、表面の凹凸が少ない滑らかなデザインを採用しています。

 2)高いサニタリー性
  狭隘部を無くし凹凸の少ない滑らかなデザイン、耐薬液性の高い表面コーティング、高い防水性能による高い洗浄性を実現します。

 3)ツール用ケーブルを内蔵
  ロボット先端フランジまでケーブルをアームに内蔵する中空構造をとっているため、従来アームの外に沿わせていたケーブルと周辺機器との干渉が解消されます(※3)。

 4)クリーン環境適合
  バキューム配管無しで、ISO規格のクラス5(米国FEDクラス100)(※2)の清浄度を実現します。

 5)コンパクトなボディ
  「MC004N」は、全高が低くコンパクトなボディに仕上げ、可搬質量4kgを確保しながらも本体質量を25kgと軽量化しています。

 6)オールステンレス構造
  「MS005N」は、VHP(H2O2ガス)による滅菌や、アルカリ洗浄液に対して恒久的な耐性を有します。また、ガスケット・シール類もFDA(米国食品医薬品局)適合のものを使用しています。

 7)フレキシブルな動作
  「MS005N」は、7軸構造で、7つの自由度を有することにより、狭い空間でも周辺機器との干渉回避が容易です。

 ※3 内蔵可能なケーブルの仕様については別途定める


□「MC004N」と「MS005N」の仕様

 *添付の関連資料「参考資料」を参照


以上

日立ソリューションズ、ビッグデータを短時間で分析し可視化するソリューションを提供

ビッグデータを高速分析し、リアルタイムに可視化
日立の高速データアクセス基盤とBIツール「SAP BusinessObjects」を組み合わせて実現



  株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:佐久間 嘉一郎/以下、日立ソリューションズ)は、BI(Business  Intelligence)環境を実現する「SAP BusinessObjects導入サービス」において、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田 区、執行役社長 中西 宏明/以下、日立)の高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム(※ 1)」に対応し、ビッグデータを短時間で分析し可視化するソリューションの提供を、2014年1月6日から開始します。

 近年、クラウドの普及やストレージをはじめとしたプラットフォームの技術進展によって、企業や社会におけるビッグデータ活用のニーズが高まっており、ビッグデータを高速に分析し、表示することが課題となっています。

  「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」は、画期的な非順序型実行原理(※2)を採用することにより、従来の日 立製データベースに比べて約100倍の検索性能を実現しています。このため、データマート(中間集約データベース)の削減が可能となり、データ発生から分 析までの時間を大幅に短縮し、データ利活用を促進します。また、企業のシステム導入コストを低減することも可能となります。

 日立ソ リューションズは、この「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」と、世界トップシェアのBIツール「SAP  BusinessObjects BI solutions」を組み合わせることによって、各種業種・業態のお客様が保有するビッグデータを即座に分析し て見やすい形で表示し、意思決定を支援するソリューションを提供します。

 たとえば大規模小売業では、従来、一定の集計単位でしか実現で きなかった商品の売れ行き分析をSKU(※3)単位で日次に分析することや、会員の購買動向を個人単位に分析するOne to Oneマーケティングのた めに本ソリューションを利用することができます。これにより、離反顧客の分析、クレーム分析、SNS分析など、新しい視点のデータを掛け合わせた仮説検証 を繰り返し、新たな価値を創造することが可能となります。

 日立ソリューションズは、1997年から「SAP BusinessObjects BI solutions」の取り扱いを開始し、2011年、2012年と2年連続でSAP社からBI分野のAWARDを受賞しており、延べ300社以上の導入実績を有しています。

 ※1:内閣府最先端研究開発支援プログラム「超巨大データベース時代に向けた最高速データベースエンジンの開発と当該エンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価」(中心研究者:喜連川優 東大生研教授/国立情報学研究所所長)の成果を利用

 ※2:喜連川 優 東大生研教授/国立情報学研究所所長・合田 和生 東大生研特任准教授が考案した実行原理

 ※3:SKU(Stock Keeping Unit):在庫管理を行う場合の最小の分類単位。最小在庫管理単位のこと

  今回、日立製作所から10月30日に販売開始される「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」の新モデルと 「SAP BusinessObjects BI solutions」を組み合わせた動作検証をいち早く行い、最適な動作環境を提供することが可能とな りました。

 日立ソリューションズは、今後、従来以上にBI/BA(Business Analysis)の分野に注力し、2015年度にビッグデータ関連事業の売上高100億円をめざします。

 このたび、SAPジャパン株式会社バイスプレジデント ビジネスソリューション統括本部長 堀田徹哉様よりエンドースメントをいただいております。
  「SAPは、日立ソリューションズ様が当社のBI製品であるSAP BusinessObjects BI solutionsを活用した、ビッグデータ の高速分析・可視化ソリューションを開発され、提供開始されることを心より歓迎致します。それにより、従来は実現することが困難であった大量の明細データ を短時間分析できる情報基盤を整えることができ、質の高い分析結果に基づく経営判断に貢献します。」

■ソリューションのイメージ<例>
 POS、コールセンター、SNS、ゲート情報などのビッグデータを集中管理し、多角的な視点での即時分析を実現します。

 *参考画像は、添付の関連資料を参照

■主な用途
 1.流通業   商品別販売動向分析、個人別のOne to Oneマーケティング
 2.交通機関  乗降データと、周辺商圏の動態分析、故障統計分析による保守期間の最適化
 3.医薬関係  臨床データ分析、電子カルテと連動した検査データ分析による高度医療
 4.通信関係  アクセス解析、SNS解析による、エリア別、商品別の利用状況把握

■提供開始時期
 2014年1月6日

■価格
 個別見積もり

■日立高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」
 ビッグデータの利活用を目的に、データの検索および分析を高速に行う超高速データベースエンジンと、高信頼で高性能なサーバー、ストレージを組み合わせ、分析のニーズに合った構成で提供するプラットフォームです。
 製品紹介URL:http://www.hitachi.co.jp/products/it/bigdata/platform/data-binder/

■「SAP BusinessObjects導入サービス」」
 製品紹介URL:http://www.hitachi-solutions.co.jp/business_obj/


 ※SAP、SAP BusinessObjectsは、ドイツのSAP AGまたはSAP関連会社の商標または登録商標です。
 ※Hitachi Advanced Data Binderは、株式会社日立製作所の登録商標です。
 ※記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

セプテーニ、クリエイティブ分野を中心としたクラウドソーシングプラットフォームを開設

セプテーニ、クラウドソーシングプラットフォーム「CREATIVE CAMP」を開設

 株式会社セプテーニ(本社:東京都新宿区、代表 取締役社長:佐藤 光紀、以下「セプテーニ」)は、クリエイティブ分野を中心としたクラウドソーシング(*1)プラットフォーム「CREATIVE  CAMP(クリエイティブキャンプ)」を本日より開設し、サービスを開始いたします。

 セプテー二は、これまで手がけてきた数多くの WEB制作における実績と、複数のWEB制作会社及びクリエイター・エンジニアとのネットワークを活かし、この度、バナー広告などのWEBクリエイティブ やアプリ開発などの業務を中心としたクラウドソーシングプラットフォーム「CREATIVE CAMP」を開設いたします。「CREATIVE  CAMP」では、発注者と受注者が業務の選定から受発注、納品、報酬支払に至るまで全てネット上で行なうことができ、制作物の発注のほか、スマートフォン アプリの実機検証やアンケート調査などにもご活用いただくことが可能です。

 受注者の中には、セプテーニがこれまで取引をしてきたWEB 制作会社も登録予定となっており、経験豊富なクリエイターやエンジニアが揃っているほか、登録時に秘密保持契約を締結することで、発注企業における未発表 の新サービス等に関しても安心して依頼いただけるよう配慮しております。

 また、育成プログラムや業務に関わるセミナーも定期的に実施し、登録クリエイター・エンジニアのスキルアップも支援してまいります。

 さらに、セプテーニがこれまで培ってきたノウハウを活かし、受発注時におけるミスコミュニケーションの回避策についてアドバイスをしたり、ディレクションなどを行う相談窓口(*2)も設け、複雑な案件でも円滑に業務を遂行できるようサポートしてまいります。

*1 不特定多数の人に業務を委託する取引形態。
*2 相談窓口でのサポートサービスは一部有料です。

【クラウドソーシングプラットフォーム「CREATIVE CAMP」について】
■URL:http://crecam.com/

■業務例
≪ デザイン ≫
・広告クリエイティブ制作
・ウェブデザイン、コーディング
・ロゴ、バナー、アイコン、イラストなど
・画像・映像制作
・名刺、チラシなど各種印刷物、DTP
・画像加工

≪ 開発 ≫
・ウェブ、アプリ開発
・サーバー/データベース
・システム開発
・運用、テスト、その他
・スマホ実機検証

≪ライティング・ネーミング≫
・広告用ライティング
・その他ライティング、リライト
・ネーミング・キャッチコピー

≪ ビジネス・事務 ≫
・データ作業
・テープ起こし
・アンケート
・写真撮影、現地取材

■発注方法
≪ コンペ形式 ≫
一定期間、多数のデザインなどの提案を集めて、気に入った案だけを採用できる依頼形式。
ロゴやキャラクターや名刺、ネーミング、TOPページデザイン、ポスター
などのデザイン案をたくさん集めることが可能。

≪プロジェクト形式(固定報酬)≫
自ら受注者を選定して依頼する形式。
固定報酬型なので、成果物が明確な仕事(サイト制作一式など)の場合に最適。

≪ タスク形式 ≫
細かい仕事を多数の人に依頼することができる依頼形式。
データ入力・収集、記事作成、アンケートなど作業量が多い仕事に最適。

■株式会社セプテーニの会社概要
主な事業内容 インターネット広告事業
本社所在地  東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー28F
代表者    代表取締役社長 佐藤 光紀
会社URL    http://www.septeni.co.jp/

三菱電機、大規模オフィスビルなどの大容量サイズに対応した標準形エレベーターを発売

新たに大規模オフィスビルや商業施設などの大容量サイズに対応
三菱標準形エレベーター「AXIEZ」ラインアップ追加のお知らせ



 三菱電機株式会社は、標準形エレベーター「AXIEZ(アクシーズ)」の新製品として、定員17人乗りから26人乗りまでの10種類を追加し、10月31日に発売します。
 17人乗り以上の大容量サイズを追加ラインアップすることで、大規模オフィスビルや商業施設、大規模病院向けなどのニーズに対応します。


 *参考画像は、添付の関連資料を参照


<新製品の特長>
 1.標準形エレベーターとして大容量サイズ10種類をラインアップ
  ・より快適なビルや多様なシーンにお応えするため、新たに「乗用」8種類・「寝台用」2種類のかご室を追加。
  ・これまで特注形エレベーターにて対応していた積載量の領域を標準形エレベーターで実現。

 2.「AXIEZ」ならではの特長や機能を採用
  ・「AXIEZ」の特長である全照明のLED化(省エネ)、スーパー可変速システム、建物に調和したデザインなどを採用
  ・従来の特注形に比べ、エレベーターの昇降路面積を最大11%省スペース化

 3.施設用途ごとに推奨デザインを提案
  ・「推奨デザインパッケージ」を見直し、施設用途ごとに人気の高い意匠を組み合わせた新しい推奨デザイン11種類を提案


<発売の概要>
 製品名:AXIEZ(アクシーズ)
 用途:乗用 寝台用
 積載量(定員):1150~1750kg(17~26名)
 定格速度:分速45~105m
 販売価格:個別見積による(※1)
 発売日:10月31日
 発売目標:年間300台

 ※1 参考見積価格:乗用24人乗り、定格速度分速60m、停止箇所5カ所の場合、3,700万円程度


 *以下、特長の詳細などリリース詳細は添付の関連資料を参照


<商標関連>
 ・「AXIEZ」及び「アクシーズ」:三菱電機株式会社の登録商標です。


<製品担当>
 〒492-8682 愛知県稲沢市菱町1番地
 三菱電機株式会社 稲沢製作所


<お客様からのお問い合わせ先>
 〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
 三菱電機株式会社 ビル事業部
 TEL 03-3218-4544
 FAX 03-3218-4674

明治、<食べてみたい!夢の味>第1位に選ばれた「カール グラタン味」を発売

みんなが選んだ<食べてみたい!夢の味>第1位
「カール グラタン味」
新発売


 株式会社明治(代表取締役社長:川村和夫)は、カール45周年記念キャンペーン「食べたいカールはどれ?」の投票において<食べてみたい!夢の味>部門で見事1位に輝いた「カールグラタン味」を、2013年11月5日から全国で発売します。
 
*製品画像は添付の関連資料を参照
 
 このキャンペーンは4月1日(月)~6月30日(日)の期間、当社HPサイト(http://karl.jp/)にて投票形式で実施しました。その中で「グラタン味」は、<食べてみたい!夢の味>部門投票総数35万6,041票の中から11万7,506票を獲得し、ランキング第1位となり
ました。

 "お母さんが作ってくれた、家庭のグラタン"をイメージし、クリーミーでチーズのコクが際立つ冬にぴったりのやさしい味わいに仕上げております。
 
 みんなが選んだ<食べてみたい!夢の味>の発売を通じて、カールブランドの売上拡大を図ってまいります。
 
商品名 「カールグラタン味」
価格/内容量 参考小売価格:126円(税込)/67g
発売日/発売地区 2013年11月5日/全国
特長
●35万票の投票のなかから選ばれた、「お母さんが作ってくれた、家庭のグラタン」味のカールです。
●チーズパウダーとエビパウダーをバランス良く配合し、クリームのコクと、香ばしい味わいが楽しめます。
主要栄養成分
(1袋[67g]当たり) エネルギー347kcal、たんぱく質4.0g、脂質18.2g、炭水化物41.7g、ナトリウム570mg、食塩相当量1.4g
ターゲット 30~40代の主婦を中心に幅広く
販売目標金額 70億円/年間(カール群、小売ベース)