IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、x86サーバー仮想化環境におけるデータ保護手法の実態調査結果を発表しました。本調査は、x86サーバー仮想化を本番環境で導入済み、もしくは導入予定の国内企業415社を対象に、仮想化環境のストレージ利用状況やデータ保護運用状況と課題、今後の投資意向などを解明するため、IDCが実施したアンケート調査の結果を分析したものです。
IDC Japan ストレージシステムズ シニアマーケットアナリストの高松 亜由智は「仮想化導入後に、物理環境を前提とした従来型のバックアップ手法では解決しえない課題や、仮想化環境ならではの課題に直面する企業は多い」と指摘し、「x86サーバー仮想化の移行に際しては、サーバーの効率的運用だけでなく、ストレージやバックアップ運用の効率化も考慮に入れるべきである」と述べています。
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:小出 伸一)は本日、独SAP AG社(以下、SAP)のインメモリソフトウェア「SAP HANA(R)」に対応したアプライアンス製品「HP AppSystem for SAP HANA」シリーズのラインアップを拡充し、インメモリのデータ容量を大幅に強化したスケールアップ型ソリューション「2TB/4TB HP AppSystem for SAP(R)Business Suite powered by SAP HANA」を発表します。
また、現在HPが開発中の次世代サーバー製品をベースに、最大12TB(将来24TB)メモリを搭載したアプライアンス製品について、SAPと共同で開発を進めています。
こうした背景の中、日本HPでは、インメモリソフトウェア「SAP HANA」環境で最大限のパフォーマンスを発揮するよう最適化したアプライアンス製品として、「HP AppSystem for SAP HANA」シリーズを展開しています。今回、瞬時に大量のデータ処理が必要となるリアルタイムエンタープライズ市場のさらなる拡大に向けて、スケールアップ型ソリューションのラインアップを拡充し、新たに「2TB/4TB HP AppSystem for SAP(R)Business Suite powered by SAP HANA」の提供を開始します。
製品名:HP 2TB AppSystem for SAP Business Suite powered by SAP HANA
参考価格:47,995,500円(税抜45,710,000円)
出荷開始日:9月25日
製品名:HP 4TB AppSystem for SAP Business Suite powered by SAP HANA
参考価格:84,073,500円(税抜80,070,000円)
出荷開始日:9月25日
(注)「SAP HANA」のライセンスは、別途SAPから購入が必要です。
※「HP AppSystem for SAP Business Suite powered by SAP HANA」主要構成製品仕様
・HP ProLiant DL980 G7
・インテル(R)Xeon(R)プロセッサーE7-4870(10コア、2.4GHz,30MB L3キャッシュ)×8
・2TB/4TBメモリ
・4.8TB/9.6TB IO アクセラレータ
<「2TB/4TB HP AppSystem for SAP Business Suite powered by SAP HANA」の特長・位置付け>
HP Converged Systemsポートフォリオは、仮想化環境、クラウド環境、特定アプリケーションに特化した環境のそれぞれに向けて最適化された、HP VirtualSystem、HP CloudSystem、およびHP AppSystemsの3つの製品群で構成されています。HP AppSystem for HANAは、このSAP HANAアプリケーションに特化し、最適化されたシステムです。
「HP AppSystem for SAP HANA」シリーズは、ビジネス上で必要な意思決定に対し、タイムリーにデータ・アクセスするために、「SAP HANA」のインメモリ・コンピューティング環境で最大限のパフォーマンスを発揮するよう最適化されたアプライアンス製品です。ハードウェアとソフトウェア、そしてサービスまで含めたトータル・ソリューションとして、規模に応じて最適なラインアップを揃えています。
SAPジャパン株式会社は、HP AppSytem for SAP HANAラインアップ拡張の発表、ならびに将来計画の表明を歓迎いたします。
昨今のビジネスにおいて、ビッグデータと呼ばれる膨大なデータをリアルタイムに処理することは大きな課題であり、そのデータを活用するためのエンタープライズサーバーは非常に重要な位置づけです。
この度、日本HP社より発表されたHP AppSystem for SAP HANAは、SAPのインメモリデータベースであるHANAの特性を十分に生かすものであり、エンタープライズ市場でのさらなる拡販に繋がるものと期待しております。
シャープは、電気製品の安全性に関する国際的な第三者認証機関であるVDE Testing and Certification Institute(以下VDE(※2))が定める品質評価基準を取り入れた、太陽電池モジュールの新たな品質評価規格を策定しました(※3)。今後、発売する結晶太陽電池モジュール新製品を対象に運用を開始します。