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エプソン、明るい部屋でもくっきり鮮明に投写できるプロジェクターを発売

エプソン、明るい部屋でもくっきり鮮明に投写できるプロジェクターを発売

カラーが明るい2,800lm、WXGA、HDMI(R)端子搭載、
ビジネス、ホームなどの多彩なシーンで活用する『EH-TW410』新登場

 ◇商品画像は添付の関連資料を参照

 エプソンは、プロジェクターの新商品として、お求めやすいエントリーモデルながら、高精細映像を明るさ2,800lmで投写する『EH-TW410』を2013年8月29日より発売いたします。映像表現力を決定する液晶技術には3LCD方式を採用していますので、カラーも明るく、高い色再現性と階調表現でコンテンツのクオリティを活かした自然な映像を実現します。

 新商品『EH-TW410』は、会議やプレゼンテーションなどのビジネスユースからゲームや映画鑑賞などのホームユースまで、多彩なシーンで活躍するモデルとしてご好評いただいた「EH-TW400」(2012年2月発売)の後継モデルです。カラーの明るさが2,800lm、コントラスト比は12,000:1(※1)とさらに向上し、明るい部屋でもくっきり鮮明に投写することができます。さらに、オプションの無線LANユニット(※2)を装着することで、PCやスマートデバイスとのワイヤレス接続が可能になりました。これにより、スマートデバイス用アプリケーション「Epson iProjection」のご利用が可能となり、Android(TM)やiOS搭載のスマートフォンやタブレット端末から『EH-TW410』にドキュメントファイルや写真、WebサイトさらにEvernote(R)などのクラウドアプリケーション内のファイルをワイヤレスで投写することができます。

 映像表現力の重要な要素である液晶パネルには、より多くの情報を伝えることが可能なWXGA(リアル720p)の高解像度パネルを搭載。さらに、HDMI(R)端子を装備していますので、映像機器やゲーム機器などのハイビジョン映像もケーブル1本で接続し高画質で再生することが可能です。また、斜め横からでも投写が可能な「ピタッと補正」(※3)により、少人数の会議スペースやお部屋のソファーサイドなどの限られたスペースでも気軽にお使いいただけます。さらに、「シアター」や「ゲーム」など視聴環境やコンテンツに合わせて色調と明るさを最適化したカラーモードを4種類プリセットしています。

 ※1:オートアイリス使用時。
 ※2:型番『ELPAP07』標準価格(税別)¥10,000。
 ※3:プロジェクター本体の傾きや、設置位置による映像の台形歪みを解消し、スクエアに調整するエプソンの各種補正機能の総称です。

 *Androidは、Google Incの商標です。
 *IOSは、米国およびその他の国におけるCisco Systems,Inc.の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されます。
 *Evernoteは、Evernote Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
 *HDMIは、米国およびその他の国々における、HDMI Licensing,LLC.の商標または登録商標です。

 *新商品の主な特長及び詳細仕様等につきましては、別紙をご参照下さい。

  ◇別紙は添付の関連資料を参照


■目標販売台数について
 本日同時発表のビジネスプロジェクター「EB-X24」「EB-W18」「EB-X18」「EB-S18」とあわせて、今後1年間の販売台数は、約5万台を予定しています。


■価格・発売日について
 新商品の価格と発売日は以下の通りです。

 商品名:EH-TW410
 主な仕様:リアルWXGA、2,800lm、コントラスト12,000:1(※)
 価格:オープンプライス
 発売日:2013年8月29日

 ※:オートアイリス使用時。


 予想市場価格は以下の通りです。
 *「予想市場価格」は、市場での販売価格を当社が予想したものであり、各販売店での販売価格を拘束するものではありません。

 商品名:EH-TW410
 予想市場価格:5万円台後半


以上


 この件に関するお問い合わせは下記に願います。

 <お客様>
 エプソンインフォメーションセンター 電話 050-3155-7010
 ホームページ URL http://www.epson.jp/emp
 

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エプソン、ビジネスプロジェクターのスタンダードモデル4機種を発売

エプソン、ビジネスプロジェクターのスタンダードモデル4機種を発売

「18年連続国内シェアNo.1(※)」のエプソンからビジネスプロジェクター新発売
「3LCD」搭載でカラーの明るさ3,200ルーメンの『EB-X24』など、4機種

 ※:’95~’12年実績 プロジェクター国内販売台数 富士キメラ総研調べ

 ◇商品画像は添付の関連資料を参照

 エプソンは、ビジネスプロジェクターの新商品としてスタンダードモデル『EB-X24』、『EB-W18』、『EB-X18』、『EB-S18』の4機種を2013年8月29日より発売いたします。


 エプソンは、2012年度のプロジェクター国内販売台数において、18年連続国内シェアNo.1(※1)を達成しました。一般オフィスでの会議やプレゼンテーション、学校現場での教育機器、ホテルやイベント会場での大画面投写など、幅広い用途において、多くのお客様にエプソンのプロジェクターをご利用いただております。2012年度はシェア50%以上(※1)を達成しており、2台に1台はエプソンのプロジェクターが導入されたことになります。
 映像表現力を決定する液晶技術には3LCD方式を採用していますので、カラーも明るく、高い色再現性と階調表現でコンテンツのクオリティを活かした自然な映像を実現します。

 新商品はいずれも、主にオフィスでの会議やプレゼンテーションでお使いいただけるスタンダードモデルです。コンパクトボディーを実現するとともに、従来機種からデザインを一新しました。また、色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの方が使いやすいよう、本体LED点灯色(電源入ランプ)、リモコンボタンの色、環境設定メニューはカラーユニバーサルデザインに配慮して作られています。さらに、オプションの無線LANユニット(※2)を装着することで、PCやスマートデバイスとのワイヤレス接続が可能になりました。これにより、スマートデバイス用アプリケーション「Epson iProjection」のご利用が可能となり、Android(TM)やiOS搭載のスマートフォンやタブレット端末からドキュメントファイルや写真、Web サイトさらにEvernoteRなどのクラウドアプリケーション内のファイルをワイヤレスで投写することができます。
 また、カラーの明るさは『EB-X24』が3,200lm(従来機種「EB-X14」(※3)は3,000lm)、『EB-W18』、『EB-X18』、『EB-S18』は2,900lm(従来機種「EB-W12」(※3)、「EB-X12」(※3)、「EB-S12H」(※3)は2,800lm)に、また、コントラスト比も10,000:1(※4)(従来機種(※3)は3000:1)にそれぞれ向上させ、明るい照明の下でも映像をさらにくっきり鮮やかに投写できるようになりました。


■新商品の主な仕様

 ◇添付の関連資料を参照


 このほか、斜め横からでも投写が可能な「ピタッと補正」(※4)やUSBケーブル1本でPC映像、音声の転送と付属のリモコンでのマウス操作が可能な「USB ディスプレイ」機能、HDMI(R)端子搭載や2Wのスピーカー内蔵など、使いやすさにこだわった機能を引き続き搭載しています。

 ※1:’95~’12年実績 プロジェクター国内販売台数 富士キメラ総研調べ。2012年度シェア56%。
 ※2:型番『ELPAP07』標準価格(税別)¥10,000。
 ※3:従来機種の発売時期:「EB-X14」、「EB-W12」、「EB-X12」は、2011年9月。「EB-S12H」は、2012年7月。
 ※4:オートアイリス使用時。
 ※5:プロジェクター本体の傾きや、設置位置による映像の台形歪みを解消し、スクエアに調整するエプソンの各種補正機能の総称です。

 *Androidは、Google Inc.の商標です。
 *IOSは、米国およびその他の国におけるCisco Systems,Inc.の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されます。
 *Evernoteは、Evernote Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
 *HDMIは、米国およびその他の国々における、HDMI Licensing,LLC.の商標または登録商標です。


 *新商品の主な特長及び詳細仕様等につきましては、別紙をご参照下さい。

  ◇別紙は添付の関連資料を参照


■販売目標台数について
 本日同時発表のプロジェクター「EH-TW410」とあわせて、今後1年間の販売台数は、約5万台を予定しています。


■価格・発売日について

 ◇添付の関連資料を参照


 この件に関するお問い合わせは下記に願います。

 <お客様>
  エプソンインフォメーションセンター 電話 050-3155-7010
  エプソンホームページ URL http://epson.jp/emp
 

エプソン、3D対応フルHDホームシアタープロジェクター「dreamioシリーズ」5品を発売

エプソン、3D対応フルHDホームシアタープロジェクター「dreamioシリーズ」5品を発売

3D対応フルHDホームシアタープロジェクター新商品
「3LCD方式」、「Bright 3D Drive」により、映画館さながらの映像美を実現
■コントラスト比600,000:1(※)を実現した本格モデル『EH-TW8200W』、『EH-TW8200』
■お買い求めやすさと、広範囲レンズシフト搭載を両立した『EH-TW7200』
■ハイクオリティを手軽に楽しめる『EH-TW5200』

 ※:2D映像視聴時でカラーモード「ダイナミック」、明るさ切替「高」、「オートアイリス」オンかつ、ズームがワイド端でレンズシフトが上50%、左右中心の時。

 ○製品画像は添付の関連資料を参照

 エプソンは、3LCD方式のホームシアタープロジェクター「dreamio(ドリーミオ)シリーズ」の新商品として、『EH-TW5200』/『EH-TW5200S』を2013年8月29日より、『EH-TW8200W』/『EH-TW8200』、『EH-TW7200』を2013年10月よりそれぞれ発売いたします。エプソンのホームシアタープロジェクターは、投写方式に「3LCD」方式を採用することで、カラーも明るく、より忠実な色再現性を実現でき、ホームシアターで重要な要素である映像の美しさを十分に引き出すことができます。

 デジタルAV機器の高性能化と低価格化、さらに、ブルーレイディスクの普及や3Dコンテンツの充実により、家庭内でも高画質や高音質を手軽に楽しむことができるホームシアターが急速に普及していますが、80インチを越える臨場感あふれる大画面でこそホームシアターの醍醐味を味わうことができるといえます。エプソンは、3D対応フルHDの本格モデルからDVDプレーヤー一体型モデルまで幅広いラインアップを取り揃えることでホームシアタープロジェクターの市場拡大に努めてまいりました。このたび投入する新モデルは3D対応フルHD映像を楽しんでいただくため、お客様の多様なニーズにさらに応えたモデルです。

 『EH-TW8200W』/『EH-TW8200』は、「EH-TW8100W」/「EH-TW8100」(2012年10月発売)の後継モデルです。新商品では、コントラスト比が600,000:1と前機種から約2倍向上(※1)しました。さらに、画像の解像感を向上させる「超解像技術」と、動きの素早い動画を滑らかに再生する「フレーム補間技術」が新たに3D映像(※2)に対応しました。また、本格モデルとして、エプソンのこだわりの独自技術が凝縮しています。従来機種同様に、黒浮きの少ない漆黒表現を可能にすることで自然な奥行きと立体感を実現する「DEEPBLACK」や、一般的に暗くなりがちな3D映像もクロストークを抑え明るく投写する「Bright 3D Drive」を搭載しています。設置性を高める機能としては、画質劣化の少ない広範囲レンズシフトや前面吸排気システム、短焦点レンズを搭載しました。3Dメガネも10mという広い視聴範囲を実現するRF方式を引き続き採用しています。また、高い評価をいただいている、映像を劣化させることのない「WirelessHD(TM)」(※3)を標準搭載したワイヤレス対応モデル『EH-TW8200W』もラインアップしています。

 『EH-TW7200』は、お客様からの要望が多かった、お買い求めやすさと広範囲レンズシフトの搭載を両立したモデルです。レンズシフトは、上下96%、左右47%と稼動範囲が広いうえに、画質劣化が少なく、また、短焦点レンズにより設置範囲も広いため、6畳間(3.6m×2.7m程度)でも80型~100型の大画面映像を楽しむことができます。

 『EH-TW5200』は、フルHDプロジェクターを手軽に楽しんでいただけるモデルです。コンパクトボディ(高さ105mm、幅297mm、奥行き247mm、重さ約2.8kg)に充実の機能を搭載しました。オプションの3Dメガネ(※4)により3D対応の映画を迫力の臨場感で楽しむことができます。さらに、ゲームをより快適に楽しめるフレーム遅延を軽減する機能や、スマートフォン、タブレット端末とケーブル1本で簡単接続できるMHL(TM)対応など、映画以外の大画面の新しい楽しみを広げます。また、組み立てやすく、片付けやすい80型(アスペクト比16:9)のスクリーンをセットにした『EH-TW5200S』もご用意しています。カラーの明るさは2,000lmを実現し、「Bright 3D Drive」の搭載により3D映像も明るく投写します。さらに、短焦点レンズや、斜め横からでも投写が可能な「ピタッと補正」(※5)により、6畳間(3.6m×2.7m程度)や置き場所が限られるスペースでも80型~100型の大画面投写を可能にします。また、天吊りをしなくても画像補正無しの映像を楽しむことができる「逆さ設置」に便利なゴム足を同梱しています。加えて、2Wのスピーカーを内蔵していますので外部アンプやスピーカーなどを用意せずに、手軽に大画面とサウンドを楽しむことができます。

 ※1:2D映像視聴時でカラーモード「ダイナミック」、明るさ切替「高」、「オートアイリス」オンかつ、ズームがワイド端でレンズシフトが上50%、左右中心の時。「EH-TW8100W」/「EH-TW8100」のコントラスト比:320,000:1との比較。
 ※2:3D時の「超解像技術」は3Dブルーレイソフト(フレームパッキング)再生時のみ対応。
 ※3:『EH-TW8200』にWireless HD(TM)の機能を付加することはできません。
 ※4:型番『ELPGS03』標準価格(税別)¥10,000。
 ※5:プロジェクター本体の傾きや、設置位置による映像の台形歪みを解消し、スクエアに調整するエプソンの各種補正機能の総称です。
 *Wireless HDは、WirelessHD,LLCにより使用許諾された商標です。
 *MHLおよびMHLロゴはMHL,LLCの商標または登録商標です。


 *ホームシアタープロジェクター新商品の主な特長、仕様については別紙を参照願います。


 ○以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照



・この件に関するお問い合わせは下記に願います。
<お客様>
 インフォメーションセンター 電話:050-3155-7010
 ホームページ URL:http://dreamio.jp
 

不動産経済研究所、2013年上期と2012年年間の首都圏投資用マンション市場動向を発表

不動産経済研究所、2013年上期と2012年年間の首都圏投資用マンション市場動向を発表

2013年上期及び2012年年間の首都圏投資用マンション市場動向


《2013年上期》
 ◎2013年上期の供給は6.8%減の3,330戸、平均価格2,547万円
 ◎供給エリア数は22エリアに減少、トップは大田区の664戸。

 2013年上期(1~6月)に供給された投資用マンションは73物件、3,330戸。前年同期(2012年1~6月)の72物件、3,574戸に比べて、物件数は1物件(1.4%)増加したものの、戸数は244戸(6.8%)減少している。
 平均価格は2,547万円(前年同期2,359万円)、m2単価98.8万円(同97.0万円)となっており、戸当たり価格は188万円(8.0%)の上昇、m2単価も1.8万円(1.9%)上昇している。
 エリア別にみると、都区部は19区で供給があり、前年同期の17区から2区増加した。しかしその他は、都下1エリア(前年同期2エリア)、神奈川県2エリア(同5エリア)、埼玉県ゼロ(同1エリア)と前年同期をいずれも下回っている。この結果、供給エリア数は全22エリアと、前年同期の25エリアから3エリア減少した。また300戸を上回ったエリアは、前年同期は大田区(582戸)、練馬区(447戸)など5エリアに上ったが、’13年上期は3エリアにとどまった。上位5エリアのシェアは60.2%で、前年同期の57.8%から2.4ポイントアップしている。
 今後の投資用マンション市場は、ランキング上位企業を中心に用地取得に積極的に取り組んでいるものの、ファミリータイプとの競合が激化しており、1年分の用地確保も難しくなってきている。用地費の高騰、建築コストのアップなどによって物件価格がさらに上昇することになれば、購入層の一部が市場から撤退することで需要が落ち込み、供給が再び減少する可能性もある。
 このほかの特徴は次のとおりである。


 1.2,500万円以下が2,010戸、シェア60.4%、(前年同期2,760戸、シェア77.2%)

 2.1戸当たり平均専有面積=25.79m2(6.1%拡大、前年同期24.31m2)

 3.供給地区ランキング(全22エリア)
   (1)大田区 664戸(2)墨田区414戸(3)江東区354戸
   (4)渋谷区 287戸(5)新宿区284戸
   上位5エリアのシェア60.2%(前年同期57.8%)

 4.事業主ランキング(全15社)
   1位 エフ・ジェー・ネクスト 620戸
   2位 シノケンハーモニー 486戸
   3位 木下ホールディングス 337戸
   4位 青山メインランド 293戸
   5位 TFD コーポレーション 273戸
      (*投資用物件のみを集計)

 上位5社のシェア60.3%(前年同期69.4%)


《2012年年間》
 ◎2012年年間の供給は31.5%増の6,966戸、価格2,382万円。
 ◎エリア別では大田区が1,361戸で首位、2位練馬区、3位墨田区。
 ◎青山メインランドが1,251戸で供給トップに。

 2012年一年間に発売された投資用マンションは143物件、6,966戸で、2011年の100物件、5,298戸と比べると、物件数は43物件(43.0%)、戸数は1,668戸(31.5%)、いずれも大幅増となった。また、1物件当たりの平均戸数は48.7戸で、’11年の53.0戸と比べ4.3戸縮小している。
 首都圏における投資用マンションは、超低金利や賃料収入(資産運用)期待の購入を背景に1990年代後半から2000年代前半にかけて順調に供給戸数を伸ばしていた。ファンドへの一棟売りなどによって2004年から2006年までは3年連続で減少したものの8,000戸台を維持し、2007年には供給エリアを拡大して9,210戸と初の9,000戸突破を果たした。しかし、2008年以降は地価の高騰やリーマンショック等により事業者の倒産・撤退が相次ぎ、供給戸数は3年連続で大幅に減少していた。しかし、2011年は4年ぶりに増加に転じて5,000戸台に回復、2012年にはさらに増加して7,000戸に迫る供給にまで伸ばしている。
 平均価格は2,382万円、m2単価は96.8万円で、前年の2,433万円、97.6万円に比べ、戸当たりは51万円(2.1%)、m2単価も0.8万円(0.8%)、いずれも下落している。
 供給があったのは全30エリアで、前年と比べて5エリアの増加。大田区が1,361戸で供給トップとなり、2位は練馬区(781戸)、3位には墨田区(718戸)が入っている。
 事業主の供給トップは青山メインランド(1,251戸)で初の首位となった。供給上位5社のシェアは60.3% で、前年の71.9%を11.6ポイント下回っている。
 このほかの特徴は次のとおりである。

 1.2,500万円以下が5,274戸、シェア75.7%(前年3,963戸、シェア74.8%)

 2.1戸当たり平均専有面積=24.60m2(1.3%縮小、前年24.93m2)

 3.供給地区ランキング(全30エリア)
   (1)大田区 1,361戸(2)練馬区781戸(3)墨田区718戸
   (4)豊島区 456戸(5)横浜市中区422戸
   上位5エリアのシェア53.7%(前年51.9%)

 4.事業主ランキング(全16社)
   1位 青山メインランド 1,251戸
   2位 TFD コーポレーション 1,126戸
   3位 エフ・ジェー・ネクスト 695戸
   4位 シノケンハーモニー 571戸
   5位 トーシンパートナーズ 558戸
      (*投資用物件のみを集計)
   上位5社のシェア60.3%(前年71.9%)
 

JCB、台湾の大衆商業銀行とカード発行で提携

JCB、台湾の大衆商業銀行とカード発行で提携

JCB、台湾の大衆商業銀行とカード発行で提携
~JCBカードの最上位券種「プレシャス」の発行で会員基盤一層拡大~


 日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:川西 孝雄、以下:JCB)および海外業務を行なう子会社の株式会社ジェーシービー・インターナショナル(本社:東京都港区、取締役社長:三宮 維光)は、このたび、台湾の商業銀行である大衆商業銀行股■有限公司(本社:台北市、董事長:陳建平、以下:大衆銀行)とJCBカードの発行で提携しました。2013年8月8日(木)より大衆銀行は、台湾におけるJCBカードの最上位券種「JCB Precious」(以下:プレシャス)にて、「大衆楽享プレシャスカード」(クレジットカード)の会員募集を開始します。

 ※■印の文字は人偏に「分」の文字です


 大衆銀行は1992年3月設立の商業銀行で、現在、台北を中心に全土で66支店を展開しています。このたびの提携により大衆銀行は、台湾で25行目のJCBカード発行会社となり、現在、160万会員(2013年6月末時点)のJCB会員基盤が、今後更に拡大することが見込まれます。

 「大衆楽享プレシャスカード」は、グルメや旅行への関心が高いお客様向けのJCBブランドのクレジットカードで、台湾の飲食店・鉄道会社・航空会社・旅行会社などでの利用額に応じてキャッシュバックされることが最大の特徴です。また、台湾の200店以上の飲食店や、一部の空港駐車場、映画館などでの利用で割引優待が受けられるほか、プレシャスの特典として、台湾の国際空港へのタクシー送迎無料や、5つ星ホテルのレストラン優待が付帯しています。

 JCBは、クレジットカードの成熟市場である台湾で、ゴールドカードの上位券種であるプラチナカードの発行枚数が急伸し、カードサービスへの消費者ニーズが高まり、多様化していることに応えるため、2011年11月より、プラチナカードの上位券種として、プレシャスの推進を開始しました。2013年6月からは、台湾の商業銀行である華南商業銀行股■有限公司を通じて、JCB初のデビットカードをプレシャスにて発行するなど、台湾におけるJCBブランドの主力サービスとして積極的に推進しています。また、観光庁が推進するビジット・ジャパン事業を支援する取り組みとして、現在、台湾のJCB会員を日本の中部北陸地域に誘致する観光振興施策も展開中で、会員基盤の拡大に加え、利用促進にも注力しています。

 ※カードのデザインは添付の関連資料を参照


 JCBは、今後も台湾の金融機関と提携を強化し、多様化する現地消費者のニーズやライフスタイルに応じた高品質なサービスを開発、推進してまいります。


以上

富士通ゼネラル、岩手県一関市で電子デバイスなどの生産拠点の新工場を本格稼働

富士通ゼネラル、岩手県一関市で電子デバイスなどの生産拠点の新工場を本格稼働

電子デバイス・情報通信システム機器の生産能力を強化
(株)富士通ゼネラルエレクトロニクス(岩手県一関市)の新工場が本格稼働開始


 当社の電子デバイス・情報通信システム機器の生産拠点である株式会社富士通ゼネラルエレクトロニクス(岩手県一関市、当社出資比率100%、以下FGEL)の新工場が本格稼働を開始しました。生産能力を強化した新工場への総投資額は、約21億円です。


 ※新工場の外観は添付の関連資料を参照


 FGELは、1964年に一関市の誘致企業の第一号として操業を開始し、現在は、車載カメラ、産業機器用ユニット製品や消防・防災システムなど長年に渡り幅広い製品の生産を行っています。
 近年では、当初から使用している建物の老朽化や生産品目毎に分散している非効率さなど、生産体制に課題がありました。さらに、FGELのビジネス環境は拡大基調にあり、今後の車載カメラ市場では、国内外における搭載率の伸長とともに、運転時の安全性・利便性向上などを目的としたカメラ用途の広がりが見込まれています。また、省エネ性を高め環境に配慮したユニット製品の需要増加や防災・減災意識の高まりによる消防・防災インフラ整備事業の進展などにより、生産能力の強化が急務となっていました。

 こうした状況を踏まえ、FGELでは、老朽化し分散していた小規模の建物群を総二階建て(横幅60m、奥行き90m)の新工場に集約し、車載カメラなどの小型製品を集合化してフレキシブルに混流生産を行う『省人化ライン』や、ユニット製品、消防・防災システムなど大型製品の全製造工程を一つのフロアで完結させリードタイムを短縮する『フロア完結生産』など、多品種少量生産に対応したモノづくりを追求してまいります。また、LED照明化や建物内部の空調に省エネ性の高い当社製ビル用マルチエアコンの採用や、災害時の電力不足に備えた自家発電機の設置により、環境・省エネ対策と事業継続性強化を図ります。

 FGELは、独自の高品質・小型化というコア技術を活かした新規顧客開拓と既存顧客の深耕に取り組むとともに本格稼働した新工場を基盤に生産性向上を図り、国内外におけるビジネス拡大を目指してまいります。


<ご参考>
「新工場の概要」
 所在地:岩手県一関市相去3番地の1
 主要生産品目:車載カメラ、産業用ユニット製品、消防・防災システム、各種電子部品など
 建築規模:延床面積 10,800m2(鉄骨総2階建て)
 投資金額:総額約21億円

「株式会社富士通ゼネラルエレクトロニクスの概要」
 代表者:代表取締役社長 松井 範幸(マツイ ノリユキ)
 資本金:8億円
 設立:1964年
 従業員数:約240名


以上

パイオニア、Class D“ダイレクト エナジーHD アンプ”搭載AVアンプ2機種を発売

パイオニア、Class D“ダイレクト エナジーHD アンプ”搭載AVアンプ2機種を発売

~9chハイパワー同時出力に加え、豊かな低音再生と精緻な音のニュアンスを再現~
ESSテクノロジー社製“SABRE 32bit Ultra DAC”搭載モデル
Class D“ダイレクト エナジーHD アンプ”搭載AVアンプ2機種を発売



 商品名         :AV アンプ
 型番           :SC-LX87
 希望小売価格(税込):350,000円
 発売時期        :9月下旬

 商品名         :AV アンプ
 型番           :SC-LX77
 希望小売価格(税込):261,000円
 発売時期        :9月下旬


 ・商品画像は添付の関連資料を参照


 パイオニアは、9チャンネル同時ハイパワー出力を可能にする“ダイレクト エナジーHDアンプ”を搭載し、全チャンネル(9.2ch)にESSテクノロジー社製“SABRE 32bit Ultra DAC”を採用することで高音質を実現した、AVアンプ「SC-LX87」「SC-LX77」を発売します。
 両モデルは、ハイパワーで迫力のあるサラウンド再生に加え、Appleロスレス、AIFF、FLAC、WAVなどのハイレゾリューション音源(※1)の高音質再生や、4K映像(※2)信号のパススルー伝送・4Kアップスケーリング機能による高精細な映像再生にも対応しています。また、AirPlayをはじめ、最新ネットワーク機能に対応するとともに、ネットワーク上にあるハイレゾリューション音源などのさまざまな音楽ファイルの再生や、アプリケーションによる快適操作・設定も可能です。
 「SC-LX87」は、高音質ファイルであるDSD(※3)音源のUSBメモリーによる再生に加え、192kHz/32bitまでの音楽ファイル再生に対応した「USB DAC機能」(※4)を搭載するなど、オーディオファンの方への新たな提案を行っています。


【主な特長】
 ■Class D“ダイレクト エナジーHDアンプ”の搭載により、マルチチャンネル同時ハイパワー出力を実現
 (SC-LX87:9ch-810W、SC-LX77:9ch-770W)

 ■デジタル信号を低ジッターでアナログ変換する、ESSテクノロジー社製D/Aコンバーター“SABRE 32bit Ultra DAC”を全チャンネル(9.2ch)に採用したことで、豊かな低域再生を実現

 ■音声信号の解像度を32bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」により、Appleロスレス、AIFF、FLAC、WAVなどのファイル音源やBDなどのロスレスコンテンツの微妙なニュアンスを再現

 ■世界トップクラスの録音スタジオ「Air Studios」のサウンドクリエイターとの音質チューニングにより、質感の高い中高域と迫力ある低域再生を実現

 ■4K Ultra HDのパススルーとSD/HDからの4Kアップスケーリングに対応し、高精細な映像再生を実現

 ■理想的なサラウンド再生を実現する最新のサラウンドフォーマットに対応

 ■AirPlay対応など充実したネットワーク機能と、さまざまな機器との接続に対応する豊富な入力端子

1)Class D“ダイレクト エナジーHDアンプ”の搭載により、高音質・高出力を実現
 ・“ダイレクト エナジーHDアンプ”の搭載により、マルチチャンネル同時ハイパワー出力を実現。
 (SC-LX87:9ch-810W、SC-LX77:9ch-770W)

 ・半導体チップを基板に直結させた独自構造のパワー素子“Direct Power FET”や、シンプルでクリーンな回路構成などにより、高音質化とレスポンス性能の向上を実現。

 ・アンプ部の入口から出口までの回路構成を見直すとともに、新たな回路構成に適したオーディオ用パーツを厳選。“Direct Power FET”のドライバーIC(大電力部)とアナログ小信号を処理するオペアンプICを分けた回路設計により、高音質化・高効率を実現。

 ・“ダイレクト エナジーHDアンプ”の高効率駆動により、スピーカーのインピーダンスに幅広く対応(4Ω~16Ω)。特別な設定や切り替えをすることなく、さまざまなスピーカーとの接続が可能。

2)豊かな低音再生と精緻な音のニュアンスを再現する高音質設計

 ・デジタル信号を低ジッターでアナログ変換する、ESSテクノロジー社製D/Aコンバーター“SABRE 32bit Ultra DAC”を全チャンネル(9.2ch)に採用したことで、“ダイレクト エナジーHDアンプ”の性能を最大化して豊かな低域再生を実現。

 ・「アドバンスド クリーングランド思想」による設計で、すべての回路のグランド(基準)を1点アースとして安定動作させ、接続機器からのノイズを徹底的に低減することで、映像や音声信号の忠実な出力を実現。

 ・デジタル回路、アナログ回路、パワー部の電源をそれぞれの特性に合わせて独立させた「アドバンスドインディペンデント・パワーサプライ設計」により、ノイズの発生を抑えたクリアな信号伝達を実現。

 ・プリアンプ部、パワーアンプ部、電源部を鋼板で分離して、各ブロック間の干渉を抑制する「3次元フレーム構造」の採用により、繊細な音のニュアンスを正確に表現。

 ・アナログ電源部に搭載された大容量トランスが発生する磁束ノイズを大幅に低減する「磁束密度改善電源トランス」により、クリアな信号伝達を実現(SC-LX87)。

3)高音質再生を実現するさまざまな機能を搭載
 ・音声信号の解像度を32bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」機能により、CDをはじめ、Appleロスレス、AIFF、FLAC、WAVなどのファイル音源やBDなどのロスレスコンテンツの微細なニュアンスを再現し、自然で奥行きのあるサウンドを実現。

 ・マルチチャンネルコンテンツのソースに由来する低音(LFE成分)のズレを全自動でリアルタイムに補正する「オートフェイズコントロールプラス」機能により、豊かでキレのある低音と中高域をクリアに再生し、チャンネル間の自然な音のつながりを実現。

 ・スピーカーシステム内で発生する低音と高音の時間的なズレや、チャンネル間で異なる位相特性を、AVアンプ側で測定・補正することで、全帯域の位相を揃える「フルバンドフェイズコントロール」機能により、明確な音像定位と優れた音場の広がりを実現。

 ・プロスタジオで検証したモニタリング手法をDSPで自動再現する、音場補正技術「Advanced MCACC」を搭載。プロフェッショナルレベルの高精度調整により、マスターサウンドのクオリティーを家庭で忠実に再現。

4)世界トップクラスの録音スタジオである「Air Studios」との音質チューニング
 録音スタジオとして世界に名高い「Air Studios」のサウンドクリエイターと共同で音質チューニングを行い、優れた質感の中高域と迫力ある低域再生を実現。(「Air Studios認証」取得済み)

5)高画質再生を実現するさまざまな機能を搭載
 ・入力された4K映像信号を、さまざまな回路を通さずにダイレクトに伝送する4Kパススルー機能と、SD/HD映像を4Kクオリティーまで持ち上げる4Kアップスケーリング機能の搭載により、高精細な映像再生を実現

 ・フィルムの質感を忠実に再現する「P.C.24p(Precise Conversion for 24p)」機能を搭載し、市販のDVDのほか、録画したディスクも1080/24p出力が可能。

 ・4K映像やハイビジョン映像のノイズを軽減する「トリプルHDノイズリダクション」機能を搭載。

6)理想的なサラウンド再生を実現する最新のサラウンドフォーマットに対応
 ・ルーカスフィルム社が開発、提唱する音響プログラム「THX Ultra2 Plus」に準拠しており、最新映画館の音場を家庭で再現。

 ・2ch、5.1ch、7.1ch収録のソースをスピーカーシステムに合わせて9.1chに拡張して再生することができる、DTS社の最新マトリクスサラウンド技術「DTS Neo:X」を搭載。

7)充実したネットワーク機能とさまざまな機器との接続に対応
 ・AirPlayに対応し、iPad/iPhone/iPod touchやMac/PC内のiTunesライブラリの音楽コンテンツをネットワーク経由で再生可能(※5)。

 ・iPhone5/iPad miniに対応し、高音質再生が可能。iPadとの接続や充電にも対応。

 ・Android端末内の3D動画、フルHD動画、最大7.1chマルチチャンネル音源を、本機と接続したテレビの大画面で楽しめる、最新のMHL2.0に対応した入力端子を前面パネルに装備。

 ・DLNA1.5に準拠し、Windows(R)8認証を取得。PCやスマートフォン内の音楽ファイルを有線・無線LANのネットワーク経由で再生可能。

 ・インターネットラジオのポータルサイト「vTuner」を使って、世界中の放送局へのアクセスが可能。

 ・HDMI端子9in/3outを搭載し、さまざまな機器と接続可能。

8)ハイレゾリューション音源への対応を強化
 ・Native DSD(DoP)2.8MHz及び192kHz/32bitまでのファイル再生が可能な「USB DAC」機能を搭載。市販のUSBケーブルでPCと接続(※4)して、PC内のハイレゾリューション音源を再生可能。また、PC側のクロックと同期せず、本機側の高精度クロックでデジタル音声信号の伝送を制御する「アシンクロナス(非同期)転送」により、ジッターを原理的に排除したクリアな再生を実現。(SC-LX87)

 ・USBメモリーによるDSD Direct 5.6MHz(※3)音源の再生を実現。また、ネットワークやフロントUSB端子を介して、WAV/FLACの192kHz/24bit高音質フォーマットなどハイレゾリューション音源ファイルの再生が可能。

9)オリジナルアプリケーションにより快適操作を実現
 ・専用アプリケーション“iControlAV2013”(※6)をインストールしたiPad/iPhone/iPod touchから本機の操作が可能。端末内の音楽コンテンツをワイヤレス再生できる「プッシュプレーヤー」機能に加え、AVアンプの再生状態をリストとビジュアルで確認できる「ステータスビュア」機能と、エコモードやスタンバイモードなど省電力設定を簡単に行える「ECOマネージャー」機能を搭載。(Android OS版もご用意しています。)

 ・Mac/PC、iPadを使って、AVアンプの接続設定や操作を分かりやすくサポートする“AVナビゲーター2013”に対応。

 ・複数台のiPad/iPhone/iPod touch内の楽曲情報を共有して再生できる専用アプリケーション“Air Jam”に対応(※7)。(Android OS版もご用意しています。)

10)当社の対応BDプレーヤーとの連動機能を搭載
 本機と当社の対応BDプレーヤー(※8)をHDMI接続すると、プレーヤーから伝送される圧縮音源を高音質化する「オートサウンドレトリバー」機能と、圧縮された動画ファイルのノイズを軽減する「ストリームスムーサー」機能が自動的に働きます。また、PQLS機能を搭載した当社のBDプレーヤーと接続すると、ジッターレス伝送によるクリアな音を再生します。

11)環境に配慮した仕様
 ・コンテンツ再生時のピークボリュームを分析・調整して消費電力を抑える「ECOモード」を搭載。

 ・スタンバイ時の消費電力を抑え、クラス最高水準の0.1Wを実現。

 ・本体の電源を入れなくても、HDMI入力を切り替えられる「HDMIスタンバイスイッチング」機能を搭載。

 ・「オートパワーオフ」機能を搭載。


 ※1:CDの特性を上回る高解像度音源の総称。
 ※2:水平画素数4,000×垂直画素数2,000前後の解像度を持つ動画信号の総称。
 ※3:DSDファイルのフォーマットは、DSDIFF(拡張子.dff)、及びDSF(拡張子.dsf)に対応しています。フロントUSB端子は5.6MHzま
での音源(2ch)、リアUSB DACは2.8MHzまでの音源(2ch)の入力に対応しています。
 ※4:「USB DAC」機能の専用ドライバーは同梱のCD-ROMからインストールできます。
 ※5:AirPlayは、iOS4.3.3以降を搭載したiPhone/iPad/iPod touch、OS X Mountain Lion搭載のMac、およびiTunes 10.2.2以降を搭載したMac/パソコンに対応しています。対応機種や対応iOSのバージョンなどの詳細情報は、パイオニアホームページ(http://pioneer.jp)をご覧ください。
 ※6:本アプリケーションは、iOS 4.3の環境下で開発、動作確認をしております。開発、動作環境および対応するiOSバージョンは予告無く変更になる場合があります。対応機種や対応OSなどの詳細情報は、パイオニアホームページ(http://pioneer.jp)をご覧ください。
 ※7:参加台数が制限される場合があります。iPhone/iPad/iPod touchが他のBluetooth機能搭載機器と接続されている場合、ノイ
ズや音途切れの原因となります。本アプリケーションは、iOS4.2の環境下で開発、動作確認をしています。開発、動作環境および対応するiOSバージョンは予告無く変更になる場合があります。対応機種や対応OSなどの詳細情報は、パイオニアホームページ(http://pioneer.jp)をご覧ください。
 ※8:対応機種や対応iOSのバージョンなどの詳細情報は、パイオニアホームページ(http://pioneer.jp)をご覧ください。

 *「Made for iPod」、「Made for iPhone」および「Made for iPad」とは、それぞれiPod、iPhoneあるいはiPad専用に接続するよう設計され、Apple社が定める性能基準を満たしているとデベロッパーによって認定された電子アクセサリーであることを示します。
   Apple社は、本製品の機能および安全および規格への適合について一切の責任を負いません。このアクセサリーをiPod、iPhoneあるいはiPadと使用することにより、無線の性能に影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。
 *:Apple、AirPlay、iPad、iPod、iPod touch、iTunesおよびMacは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
   AirPlayロゴは、Apple Inc.の商標です。

 *:DLNA(R)、DLNAロゴおよびDLNA CERTIFIED(R)はDigital Living Network Allianceの商標、サービスマークまたは認証マークです。

 *:HDMIとHDMI High-Definition Multimedia Interfaceという用語、およびHDMIロゴは、HDMI Licensing, LLCの米国その他の国々における商標または登録商標です。

 *:MHL、MHLロゴおよびMobile High-Definition Linkという用語は、MHL,LLCの米国および他の国々における商標または登録商標です。

 *:Windows、Windowsロゴは、Microsoftグループ企業の商標です。

 *:Bluetooth(R)ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG,Inc.が所有する登録商標であり、パイオニア株式会社は、これら商標を使用する許可を受けています。

 *:THX、及びTHX Ultra2 Plusは、THX社の登録商標または商標です。

 *:Android、Google Play及びYouTubeはGoogle Inc.の登録商標です。

 *:その他、商品名、技術名および会社名等は、当社や各社の商標または登録商標です。


【主な仕様】

 ・添付の関連資料を参照


※この商品に関するお問い合わせ先※
 お客様:カスタマーサポートセンター TEL:0120-944-222(フリーコール)
 ホームページ:http://pioneer.jp

JALグループ、10月1日~10月26日搭乗分「特便割引」などの一部変更を決定

JALグループ、10月1日~10月26日搭乗分「特便割引」などの一部変更を決定

JALグループ、2013年10月1日~10月26日搭乗分「特便割引」「先得割引」「スーパー先得」の一部変更を決定


 JALグループは、2013年10月1日~10月26日搭乗分「特便割引」「先得割引」「スーパー先得」の一部値下げおよび追加設定を決定し、本日、国土交通省へ届出いたしました。
 概要は以下のとおりです。

1.「特便割引」の一部便値下げ・追加設定
 (1)対象期間 :2013年10月1日(火)~10月26日(土)ご搭乗分
 (2)対象路線 :沖縄(那覇)=宮古線、沖縄(那覇)=石垣線
 (3)運賃    :別紙運賃表網掛けをご参照ください。

2.「先得割引」「スーパー先得」の一部便値下げ
 (1)対象期間 :「先得割引タイプA・B」-2013年10月1日(火)~10月26日(土)搭乗分
           「スーパー先得」-2013年10月2日(水)~10月26日(土)搭乗分
 (2)対象路線 :沖縄(那覇)=宮古線、沖縄(那覇)=石垣線
 (3)運賃    :別紙運賃表網掛けをご参照ください。

 ◇東京(羽田)、名古屋(中部)、北九州発着路線は、航空券ご購入の際に「旅客施設使用料」を航空運賃とともに空港ビル会社に代わって申し受けます。

 料金額(1区間あたり) 羽田:170円(80円)、中部:300円(150円)、北九州100円(50円) ( )は小児
 

住友ゴム、化石資源を使用しない「100%石油外天然資源タイヤ」を発売

住友ゴム、化石資源を使用しない「100%石油外天然資源タイヤ」を発売

世界初(※1)「100%石油外天然資源タイヤ」を
「第43回東京モーターショー2013」で発表・発売


 ダンロップの住友ゴム工業(株)は、石油や石炭などの化石資源を全く使用しない世界初の「100%石油外天然資源タイヤ」を、「第43回東京モーターショー2013」で発表し、同時に発売を開始します。
 また発表に先駆けて、8月14日(水)からダンロップホームページ(http://tyre.dunlop.co.jp/)内に「エナセーブ・スペシャルサイト」を立ち上げて、「100%石油外天然資源タイヤ」や「エナセーブ」シリーズに関する様々なコンテンツをお届けします。

 当社では石油や石炭などの化石資源への依存度を最小限にすることを目指した「石油外天然資源タイヤ」の開発に2001年から取り組んでおり、2006年には石油外天然資源の使用比率を70%に高めた「エナセーブ ES801」を、2008年には同割合を97%にまで高めた「エナセーブ 97」を発売しました。
 更に、2011年に開催された「第42回東京モーターショー2011」では、原材料の全てを天然資源化した「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプを発表しました。
 その後、耐久性などの信頼性の評価と量産化技術の確立に向けた開発を進めた結果、11月から開催される「第43回東京モーターショー2013」でいよいよ発表し、同時に発売を開始します。

 「エナセーブ・スペシャルサイト」では、「エナセーブ」シリーズに関するコンテンツや「100%石油外天然資源タイヤ」の発売までのカウントダウンを実施するほか、今年は当社が1913年に自動車用タイヤの国産第一号タイヤ(※2)の生産を開始してから100年目を迎えることから、これまでダンロップがタイヤ開発の先駆者として取り組んできた歴史や、「エコ・ファースト」企業として持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる環境配慮商品の開発、環境保全活動など様々な情報を発信していきます。

 ※1:合成ゴムが主流になって以降(当社調べ)
 ※2:独立行政法人国立博物館から「重要科学技術史資料」として2012年に登録
 

ホンダ、フランクフルトモーターショーに「Civic Tourer(シビック ツアラー)」の量産モデルを出展

ホンダ、フランクフルトモーターショーに「Civic Tourer(シビック ツアラー)」の量産モデルを出展

2013年フランクフルトモーターショー出展概要
-欧州専用「Civic Tourer(シビック ツアラー)」を世界初公開-


Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州スラウ 社長:西前 学)は、現地時間2013年8月7日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
Hondaは、フランクフルトモーターショー(プレスデー:2013年9月10日~11日、一般公開日:9月14日~22日)にて、欧州専用に開発され、2014年初めに販売を開始する「Civic Tourer(シビック ツアラー)」の量産モデルを出展します。

「Civic Tourer(シビック ツアラー)」は、低くワイドで、空力性能に優れた「シビック(5ドア)」の流麗なスタイリングをさらに進化させたスポーティーなデザインに加え、広々とした室内空間を確保するなど、ワゴンならではの実用性を兼ね備えています。さらに、新技術「アダプティブダンパーシステム」を、欧州で販売しているHonda車で初めて採用します。これにより、路面や走行状況に応じ、より快適なハンドリングを実現します。

また、「楽しさ」と「低燃費」を高次元で両立させた新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つであるディーゼルエンジンの1.6L i-DTECを搭載するなど、好評を得ている「シビック(5ドア)」のマイナーチェンジモデルを初公開します。
さらに、今年1月の北米国際自動車ショーに出展し、ジュネーブモーターショーでHonda仕様として初公開した「NSXコンセプト」に加え、今季フル参戦しているWTCCのマシンなどスポーツモデルをはじめ幅広いカテゴリーの展示を予定しています。


お客様からのお問い合わせは、
「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へお願い致します。

ティアック、Windows/Mac用HSシリーズ互換の波形/プレイリスト編集ソフトを発売

ティアック、Windows/Mac用HSシリーズ互換の波形/プレイリスト編集ソフトを発売

HSシリーズ互換 波形/プレイリスト編集ソフトウェア
『TASCAM HS Editor』を新発売


 ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、HSシリーズ互換 波形/プレイリスト編集ソフトウェア『TASCAM HS Editor』をTASCAM(タスカム)ブランドで全国の設備機器代理店を通じて発売開始します。


 品名    :HS シリーズ互換 波形/プレイリスト編集ソフトウェア
 型名    :TASCAM HS Editor
 希望小売価格:オープンプライス
 発売予定日 :受注生産


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


 本体なしでの仕込み作業を可能にするオフライン動作に対応。
 Windows/Mac用 HSシリーズ互換の波形/プレイリスト編集ソフトウェア。

 『TASCAM HS Editor』は、放送業務仕様のレコーダー/プレーヤーであるHSシリーズの編集、仕込み作業を支援するWindows/Mac 対応のパソコン用アプリケーションソフトウェアです。HS-4000、HS-2000、HS-2との併用に最適化されており、『TASCAM HS Editor』を使用することでハードウェアの安定性、安全性と、パソコンの利点であるグラフィカルなUIと高い素材管理能力を兼ね備えた放送送出のトータルソリューションが完成します。

 HSシリーズとの高い互換性が特長で、ソフトウェア内の構成はHSシリーズの構成に倣ったものとなっています。加えて、『TASCAM HS Editor』はHSシリーズ本体を必要としないオフライン動作に対応。これにより、HSシリーズ本体が無い環境でもHSシリーズ本体で編集を行うような感覚で仕込み作業を行うことができるので、放送局内での導入のみならず編集スタジオなどへの導入においても、ストレスの無い環境を実現します。また、収録素材の確認や編集に適したタイムラインモードと、ポン出し素材の仕込み、編集に適したプレイリストモードを備えており、収録後の素材編集から送出用ポン出しプレイリストの編集まで『TASCAM HS Editor』で行うことが可能です。

 特にプレイリストモードでは、HSシリーズをすでにご導入頂いた放送局様からのフィードバックをもとに業務の高効率化を実現する機能を多数盛り込みました。BWF-Jフォーマットに対応し、JPPAに準拠したプレイリストファイル(.ppl)の作成と保存が可能です。RC-HS32PDなどの専用ポン出しコントローラーを模したGUIとなっており、任意のファイルをドラッグアンドドロップでそれぞれのパッドに割り当てることが出来ます。パッドごとに異なった編集が可能で、FADE IN/OUTやSTART/ENDポイントなどの編集が可能になっています。

 さらにイーサネット経由の接続にも対応し、『TASCAM HS Editor』内にFTPクライアント機能を搭載しています。他のFTPクライアントソフトウェアを起動することなく、LAN経由で接続されたHSシリーズのデータにアクセスすることが可能ですので、スタジオ間のデータ移動もスムーズに行うことができます。また、WindowsだけでなくMacにも対応していますので、既にDAW用としてお使いいただいているパソコンを流用することができます。オーディオの入出力において、MacではCore Audioに、Windowsでは標準ドライバーの他、ASIOに対応しており、ASIO対応インターフェースをモニター用デバイスとしてお使いいただけます。特にTASCAMブランドのオーディオインターフェースについては動作確認情報を順次公開して参ります。

 『TASCAM HS Editor』によって、HSシリーズハードウェアならではの安全性を損ねることなく、作業効率の良い放送送出のトータルソリューションが構築可能になりました。


 ※主な特長などリリースの詳細は添付の関連資料を参照


■読者からの製品問い合わせ窓口
 ティアック株式会社 タスカムカスタマーサポート
 〒206-8530 東京都多摩市落合1-47
 TEL:042-356-9137 FAX:042-356-9185
 URL:http://tascam.jp/
 

富士通と日本マイクロソフト、明治安田生命に約3万台のWindows 8タブレットを納入

富士通と日本マイクロソフト、明治安田生命に約3万台のWindows 8タブレットを納入

Windows 8タブレット導入事例として世界最大級
明治安田生命様が、営業職員約3万人に配付

感動を生み出す生命保険会社の実現に向けて


 富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下、日本マイクロソフト)は、明治安田生命保険相互会社(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長:根岸 秋男、以下、明治安田生命)様に、営業職員向けオリジナル新営業端末「マイスターモバイル」として約3万台のWindows 8タブレットを導入していただきました。国内最大、かつ世界最大級のWindows 8 タブレット導入事例(注1)となります。明治安田生命様は、2013年9月から順次、本タブレットを活用した営業活動を、国内約1,200カ所の拠点で展開していきます。

 明治安田生命様は、お客さまに感動いただけるサービスの実現を目指し、お客さま発想による事務サービスの抜本的見直しや、お客さまへ有益情報をわかりやすく説明する対面サービスの充実などに取り組んでいます。

 「マイスターモバイル」による保険商品説明
富士通と日本マイクロソフトはこの取り組みを全面的に支援しており、富士通の20年にわたるタブレット型パソコンの開発ノウハウと薄型・軽量化の最新技術を結集し、オペレーティングシステム(OS)には国内生命保険業界初となる企業向けWindows OS「Windows 8 Pro」を採用することで、各種手続きの電子化によるお客さまの利便性向上や、お客さまに有益な情報を分かりやすく提供するためのツールとして最適なWindows 8タブレットを開発しました。

 明治安田生命様は、タブレットの利点を活かし、動画を含む各種コンテンツを使った商品説明などにより、お客さまとのコミュニケーションの充実を図ります。また、高いセキュリティを確保しながら、契約に関する事務のペーパーレス化と効率化を行い、サービスの向上にリソースを一層集中することで、競争力を強化します。


 *参考画像は添付の関連資料を参照


■新営業端末「マイスターモバイル」の特長

1.薄型・軽量Windows 8タブレット
「マイスターモバイル」は、大きくて見やすい広視野角12.1インチ液晶で、1日の所外活動に十分な駆動時間のバッテリーを搭載しながら、薄さ15mm、重さ約880gを実現したタブレット型パソコンです。

2.滑らかなタッチ操作とペン入力
タッチパネルには、静電容量と電磁誘導の両方式に対応したパネルを搭載し、指で滑らかに操作できるだけでなく付属の専用ペンで手書き入力や細かい操作も可能で、Windows 8のマルチタッチ操作(注2)にも対応しています。また、画面上に手を置いたままでもペン入力を可能にする機能も搭載しており、自然な書き心地で電子署名などをしていただけます。

3.高速モバイル通信機能を搭載、場所を選ばず迅速に対応
株式会社NTTドコモの高速通信LTEサービス「Xi®」に対応した無線WAN(注3)モジュールを内蔵しており、商品説明用のパンフレットや動画コンテンツを高速でダウンロードできます。Windows 8の高速起動とあわせ、お客さまとのスムーズなコミュニケーションの実現に貢献します。

4.お客さま情報を守る強固なセキュリティ
システムセンターでお客さま情報を一元管理することで「マイスターモバイル」内にデータを保持しない仕組みを継続するとともに、端末内蔵ディスク(SSD)を暗号化することで万全のセキュリティを実現しました。営業職員は大切なお客さまの個人情報を安全に保ちながら、安心して「マイスターモバイル」を持ち歩くことができます。

 富士通と日本マイクロソフトは、今後も最新のICT活用提案を継続し、明治安田生命様の感動を生み出す生命保険会社の実現に向けた取り組みを支援していきます。

商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


以上

注釈
注1 世界最大級のWindows 8 タブレット導入事例:
 2013年8月7日時点。

注2 マルチタッチ操作:
 タッチパネルやタッチパッドなどの入力インターフェースで、同時に複数の箇所に接触することで操作する方式。具体的な操作として、2本指で画面をつまんで指間を広げたり狭めたりすることで拡大・縮小したり、画面上に指を滑らせて次の画面へ移動するような操作などがある。

注3 無線WAN:
 携帯電話の通信事業主が提供する回線を利用して、電波のエリア内でインターネットなどへの通信ができるネットワーク。

ワコール子会社、ノンワイヤーブラジャー「FUN FUN WEEK」を自動販売機などで発売

ワコール子会社、ノンワイヤーブラジャー「FUN FUN WEEK」を自動販売機などで発売

ブラジャーが自動販売機でも買える!!
「ウンナナクール」のノンワイヤーブラジャー
『FUN FUN WEEK(ファンファンウィーク)』発売


 株式会社ワコールの子会社、株式会社ウンナナクール(本社:京都市南区代表取締役社長:堀之内朝広)から、ラクなのに造形性のあるノンワイヤーブラジャー『FUN FUN WEEK(ファンファンウィーク)』(意匠登録第1474347号)を自動販売機でも購入できるという手軽さで、8月9日より順次発売します。
 『FUN FUN WEEK』は2010年2月の発売以来、"ラクなのに造形性の高いブラジャー"として好評を博し、売上累計35万枚を販売してきました。
 2013年秋冬シーズンの『FUN FUN WEEK』は"買うのもラク、着けてもラク"をテーマに、サイズが見やすく手に取りやすい展開を実施、店舗限定で自動販売機を設置し、手軽に下着を選ぶ楽しさを提案します。
 この商品は、従来の"ラクなつけごこち""造形性"の機能はそのままにパターン設計を改良し、今回新たにフィット性を高めた設計を取り入れたことで、より多くの女性のバストに合わせやすくラクなつけごこちを追求したノンワイヤーブラジャーとして訴求していきます。
 今回は"買うのもラク"というテーマで、4つのサイズから選べる『FUN FUN WEEK』をさらに積極的に打ち出すために、ブラジャーを自動販売機でも購入できるという意外性と選ぶ楽しさを提案し、新規顧客の獲得を目指します。
 『FUN FUN WEEK』は、全国の「ウンナナクール」直営店44店舗、および、ZOZOTOWN、ワコールウェブストアで販売し、4万5千枚の売上を目指します。(2013年8月~2014年1月)

 ■自動販売機での販売店舗・期間
  ・「ウンナナクール 渋谷パルコ店」8月9日~31日
  ・「ウンナナクール 二子玉川店」9月1日~30日
 ■「ウンナナクール」ホームページ http://www.une-nana-cool.com/
 ■「ワコールウェブストア」 http://store.wacoal.jp/site/ffw/index.jsp


  *商品画像は添付の関連資料を参照


 ■企画背景
 『FUN FUN WEEK』は2010年2月の発売以来2013年6月までに累計35万枚を売り上げ、"ラクなのに造形性の高いブラジャー"として支持を得ています。現在は30代女性を中心に支持を得ていますが、さらに購買層の幅を広げたいと考え、20代前半~の女性にも共感を得る商品として2013年秋冬シーズンからパターン設計を改良し、より多くの女性のバストにフィットするノンワイヤーブラとして発売します。さらに、自動販売機での販売を行うことで、ブラジャーを手軽に選んで購入できる楽しさを伝えていきます。この商品を通して"買うのもラク、着けてもラク"をテーマに『FUN FUN WEEK』の話題性を喚起するとともに、新規顧客の獲得を目指します。


 *商品構成・商品特長などは添付の関連資料を参照


 ※『FUN FUN WEEK』、『パワーパネル』、『バージスライン』は株式会社ワコールの登録商標です。


<一般のお客様からのお問い合わせ先>
 株式会社ワコール お客様センター
 フリーダイヤル 0120-307-056(平日:9:30~17:00)

三菱重工パーキング、立体駐車場の安全・快適操作に役立つシステムを開発

三菱重工パーキング、立体駐車場の安全・快適操作に役立つシステムを開発

立体駐車場の安全・快適操作に役立つ「スマートパーキングシステム」を開発
三菱重工パーキング、マンション駐車場などの安全利用へ


 三菱重工業のグループ会社である三菱重工パーキング株式会社(社長:住田 周三、本社:横浜市西区)は、機械式立体駐車場の安全で快適な操作に役立つ支援ツール「スマートパーキングシステム」を開発、営業活動を開始しました。第三者の操作を防止する認証機能付き携帯リモコン、見やすく操作が簡単な対話式操作盤、各種関連情報を表示する大画面ディスプレイの3点で構成されており、人に優しいユニバーサルデザインを採用しています。マンション向けを中心に、新設および更新時の需要を開拓し、立体駐車場の事故防止や使い勝手向上を実現していきます。

 スマートパーキングシステムは、三菱重工と共同開発したものです。人間工学に基づく製品設計を重視し、高齢者や女性なども簡単に操作できるようにユーザーインターフェースに優れたデザインを追求することで、最新の自動車や建築デザインとの調和を目指しました。その結果、従来の機械的な操作感を大幅に緩和することに成功しました。

 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照

 3点のうち、携帯リモコン「スマート認証機」は、自動車のドアロック開閉用リモコンとほぼ同じ大きさで、扱いやすさに配慮した曲面形状を採用。自動車から降りずに入庫操作ができ、操作中は第三者の操作を防止します。また、従来のように暗証番号を覚える必要がありません。
 操作盤はタッチパネル式で、必要な時に必要なボタンや情報が表示される対話方式とすることで、簡単、安全な操作方式となり、ユーザーの負担を低減します。画面はユーザーの視認を妨げる光の反射や映り込みが発生しにくい角度で設置されています。
 大画面ディスプレイには、入庫・出庫をはじめとする各種案内・注意喚起情報を表示します。立体駐車場の稼働状況や各種広告を表示させることも可能で、ユーザーが駐車場を利用する際の安全性に配慮するとともに、入出庫待ち時間にユーザーに役立つ情報を提供します。

 機械式立体駐車場市場はここ数年で、主力だった時間貸し需要に代わりマンション・テナント向け需要が急拡大しました。また近年は、高層マンションへのエレベーター式立体駐車場導入も増えています。家族などで立体駐車場を使うケースが多くなるのに伴い、有効な安全対策が求められます。

 三菱重工パーキングは2011年10月、業界初の最適速度制御システムや独自の回生電力再利用システムなどを導入することで待ち時間と使用電力をともに約30%削減できるエレベーター式立体駐車場「スマートリフトパーク」を発売するなど、次世代の省エネ環境配慮型立体駐車場に力を注いでいます。スマートパーキングシステムをこれらと組み合わせることで、人と環境に優しい立体駐車場の提案をさらに強化していきます。

ヤマハ発動機、軽二輪オン・オフロード最高峰モデル「WR250R」などのカラー変更し発売

ヤマハ発動機、軽二輪オン・オフロード最高峰モデル「WR250R」などのカラー変更し発売

躍動感あるカラー&グラフィックを採用
ヤマハ軽二輪オン・オフロード最高峰モデル
「WR250R」「WR250X」のカラーリングを変更し発売


 ヤマハ発動機株式会社は、高性能250ccエンジンをアルミ製フレームに搭載したオン・オフロードモデルのヤマハ軽二輪クラス最高峰モデル「WR250R」、及びスーパーモタードの走りが楽しめる「WR250X」のカラー&グラフィックを変更し2013年8月30日より発売します。

 「WR250R」は<Flashy & Sharp>をコンセプトにカラー&グラフィックを変更、2014年モトクロス競技専用モデルYZ シリーズと共通イメージの「ディープパープリッシュブルーソリッドE」(ブルー)と、タフさやストリート感を印象づける新色「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)の2色設定です。
 「WR250X」は<Mono-tone Street>をコンセプトとし、パワフルでアグレッシブな新色「ローグロスグレー」(グレー)と、「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)の2色設定です。
 ともにガソリンタンク側面のシュラウドまわりの躍動感あるグラフィックが特徴です。また「WR250X」には、フロントフォークエンド部と前後ホイールハブにブラック塗装を施しカスタム感を演出しました。


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<名称>「WR250R」「WR250X」
<発売日>2013年8月30日
<メーカー希望小売価格>「WR250X」732,900円(本体価格698,000円、消費税34,900円)
                メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
<カラーリング>■ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー/新グラフィック、WR250Rのみ)
          ■パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/新色:WR250R、WR250Xは継続)
          ■ローグロスグレー(グレー/新色、WR250Xのみ)
<販売計画>1,200台(シリーズ合計/発売から1年間、国内)


 ※主要仕様諸元は添付の関連資料を参照


 なお、読者・視聴者からのお問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」へお寄せ下さい。

電気通信事業者協会、7月の携帯電話・PHSの契約数を発表

電気通信事業者協会、7月の携帯電話・PHSの契約数を発表

携帯電話、PHSの契約数(平成25年7月末)について


 一般社団法人電気通信事業者協会(会長:鵜浦 博夫)とりまとめによる、平成25年7月末の携帯電話・PHS契約数をお知らせいたします。


(別紙1)
 携帯電話・PHSの契約数(平成25年7月末現在)


1.携帯電話
 契約数合計:133,943,600
 対前月比増減率:0.5%
 対前年同月比増減率:6.1%

 *事業者別契約数は(別紙2)に記載

 <携帯IP接続サービス>
  契約数合計:106,996,800
  対前月比増減率:0.2%
  対前年同月比増減率:3.3%

 *事業者別契約数は(別紙3)に記載


2.PHS(Personal Handy-phone System)
 契約数合計:5,236,700
 対前月比増減率:0.7%
 対前年同月比増減率:10.6%

 *事業者別契約数は(別紙4)に記載。


3.携帯電話・PHS契約数 合計
 契約数合計:139,180,300
 対前月比増減率:0.5%
 対前年同月比増減率:6.3%


4.BWA(Broadband Wireless Access)
 契約数合計:5,967,900
 対前月比増減率:3.7%
 対前年同月比増減率:75.6%

 *事業者別契約数は(別紙4)に記載。


(参考)無線呼出し(6月末)
 契約数合計:148,000
 対前月比増減率:-0.1%
 対前年同月比増減率:-1.7%

 *事業者別契約数は公表しておりません。

カシオ、強力な手ブレ補正を備えた18倍ズームのデジカメ「EX-ZR800」を発売

カシオ、強力な手ブレ補正を備えた18倍ズームのデジカメ「EX-ZR800」を発売

夜景撮影やズーム撮影も手持ちでキレイ
強力な手ブレ補正を搭載した“ハイスピードエクシリム”
長時間の変化を短時間で見られる「タイムラプス」を搭載

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 カシオ計算機は、サクサク撮れる軽快なレスポンスで人気のデジタルカメラ“ハイスピードエクシリム”の新製品として、5軸・5段(※1)の手ブレ補正を備えた光学18倍ズームモデル『EX-ZR800』を8月23日より発売します。

 ※1:光学式手ブレ補正と高速連写合成を併用した場合。カシオ調べ。

 当社は、撮りたいと感じた瞬間を美しく撮れるデジタルカメラの実現を目指し、タイムラグ、ピンぼけ、手ブレを限りなくゼロに近づける「TRIPLE ZERO」の開発テーマの下、ハイスピード技術を駆使して、コンパクトデジタルカメラの可能性を徹底的に追求しています。

 今回ご案内いたします『EX-ZR800』は、失敗写真の大きな要因である「手ブレ」をゼロにすることを目指して、手ブレ補正を格段に強化した“ハイスピードエクシリム”です。
 コンパクトなボディに広角25mm(※2)・光学18倍ズームレンズを搭載。HS手ブレ補正モードで撮影した場合、カメラを構えた時に起こる上下左右などの5つ(5軸(※1)方向)の手ブレを高度に補正します。また、光学手ブレ補正(2段分(※3))と高速連写合成(最大9枚)の組み合わせで、5段分(※1)の手ブレ補正効果を実現しました。これにより、旅先でのイルミネーションや、運動会で頑張る子供のズームアップなど、夜景写真もズーム写真も、くっきりキレイに撮影できます。

 ※2:35mmフィルム換算。
 ※3:CIPA規格による。35mmフィルム換算で340mm相当。

 手ブレ補正に加えて撮影機能も強化。ゆっくりとした雲の流れや、車や人々が行き交う街の様子など、長時間の変化を短時間に圧縮して楽しむことができる「タイムラプス」を新たに搭載しました。さらに、個性的な写真や動画が撮れるアートショットに新エフェクト「トゥインクルショット」を追加するなど、レンズ交換や難しい設定なしで楽しい写真を簡単に撮ることができます。


 機種名:EX-ZR800
 ボディカラー:WE/BK/RD
 メーカー希望小売価格:オープン価格
 発売日:8月23日
 当初月産台数:20,000台
  WE(ホワイト)/BK(ブラック)/RD(レッド)


 新製品の詳細については、次ページ以降を参照ください。

 >EX-ZR800
  http://www.casio.co.jp/pressroom/certification/release/2013/0807_EX-ZR800_detail

理化学研究所、乳児難治てんかんの突然死抑制効果を発見

させてNav1.1の脳内分布を詳細に調べるとともに、てんかん発作、運動失調、突然死などの症状についてそれらのマウスで比較しました。その結果、全ての細胞でSCN1A遺伝子を欠損させた場合よりも抑制性神経細胞だけで欠損させた場合のほうがより早期で頻回な突然死を引き起こすこと、加えて興奮性神経細胞でSCN1A遺伝子を欠損させると致死性が大きく改善することが分かりました。さらにPV陽性抑制性神経細胞では、わずかなNav1.1の欠損が自発性てんかんを引き起こすに十分であることを初めて発見しました。これらの成果は、乳児難治てんかんの発症機構の解明、有効で副作用の少ない治療法の開発につながるものです。

 本研究は、文部科学省「脳科学研究戦略推進プログラム」の事業として実施され、その成果は科学雑誌『Human Molecular Genetics』12月号に掲載されるに先立ちオンライン版(英国時間8月6日16:00:日本時間8月7日00:00)に掲載されます。


<背景>
 てんかんは、脳神経回路の過剰興奮によって引き起こされる発作を特徴とし、全人口の1%以上が発症する頻度の高い神経疾患です。てんかんには多くの種類があり、その過半数が遺伝的要因によると考えられています。実際に、これまで多数のてんかん原因遺伝子が同定され、そのうちの20個余りの遺伝子が神経細胞の興奮を制御するイオンチャネル[2]タンパク質をコードしています。

 電位依存性ナトリウムチャネルのαサブユニット1型タンパク質「Nav1.1」を作るSCN1A遺伝子は、てんかん原因遺伝子の1つとして知られています。重篤で難治なてんかんを生後1年未満で発症し、さらに自閉症に似た症状や知的障害などの精神発達障害や運動失調などを伴う乳児重症ミオクロニーてんかんでは、患者の約8割にSCN1A遺伝子の機能喪失変異が見つかっています。また、SCN1A遺伝子変異は熱性けいれんプラスなど他のてんかんや、知的障害、自閉症のケースにも広く見いだされてきています。

 共同研究グループは以前に、野生型(正常)マウスにおいてNav1.1が抑制性神経細胞の一種であるパルブアルブミン(PV)陽性抑制性神経細胞で強く発現すること、患者で見いだされたSCN1A遺伝子のナンセンス変異[4]を導入したマウスがてんかん発作を示すこと、さらに当該マウスではNav1.1の量が半分になっており抑制性神経細胞の機能不全が見られることを明らかにし、最近では当該マウスが自閉症に似た社会性行動の異常と記憶学習障害を示すことを報告しています(注)。

 今回、共同研究グループは、マウスを用いて興奮性神経細胞や抑制性神経細胞、さらにその一部のPV陽性抑制性神経細胞などにおいてSCN1A遺伝子を欠損させることにより、Nav1.1の脳内分布を詳細に明らかにするとともに、それぞれの神経細胞種においてNav1.1がてんかん発作、運動失調、突然死などの発症に果たす役割を詳細に調べました。

 注)2007年5月30日プレスリリースhttp://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2007/20070530_1/20070530_1.pdf
   2012年9月27日プレスリリースhttp://www.riken.jp/pr/press/2012/20120927_2/


<研究手法と成果>
 共同研究グループは、コンディショナルノックアウト[5]という手法で、SCN1A遺伝子をマウスの特定の神経細胞種で欠損させ、免疫組織学的手法[6]により詳細にNav1.1の脳内分布を調べるとともに、てんかん発作、運動失調、突然死などの症状についてそれらのマウスで詳細に観察しました。

 乳児重症ミオクロニーてんかんの状態を模して作成した全ての神経細胞においてNav1.1を半減させたマウスは、生後2週間頃からてんかん性けいれん発作を頻発し、約2割のマウスが生後1カ月までに発作に伴う突然死を起こしました。また、抑制性神経細胞だけに発現するVgat[7]遺伝子を利用して抑制性神経細胞だけでNav1.1を半減させたマウスは、重篤なてんかん発作を示すとともに全ての神経細胞においてNav1.1を半減させたマウスより高い致死性を示し、生後1カ月までに全てのマウスが突然死しました。(図1)。このことは、Nav1.1が半減されなかった何らかの神経細胞が、症状をさらに悪化させる働きを持つことを示します。

 主に興奮性神経細胞に発現するEmx1[8]遺伝子を利用して興奮性神経細胞だけでNav1.1を半減もしくは欠損させたマウスでは、てんかん発作や発作に伴う突然死は見られませんでした(図2)。しかし、抑制性神経細胞だけでNav1.1を半減させたマウスで、興奮性神経細胞のNav1.1も半減させると、重篤であったマウスの致死性が大きく改善し、生後1カ月を過ぎても約半数が生き残りました(図3)。この結果は、抑制性神経細胞だけでNav1.1を半減させたマウスにおいて、症状を更に悪化させていた細胞は、Nav1.1を持つ興奮性神経細胞であったことを示しています。

 次に、PV遺伝子を利用してPV陽性抑制性神経細胞だけでNav1.1を半減させたマウスを作製したところ、乳児重症ミオクロニーてんかんに似た自発性てんかん発作が見られました。さらにNav1.1を完全に欠損させたマウスでは、生後1カ月までに発作に伴う突然死と歩行不良による栄養失調で全てのマウスが死滅しました(図4)。また、PV陽性抑制性神経細胞だけでNav1.1発現量がごくわずかに低下するだけでも、自発性てんかん発作を発症するに十分なことが分かりました(図5)。この結果は、PV陽性抑制性神経細胞におけるNav1.1の減少と、それによる機能低下が乳児重症ミオクロニーてんかんの発症の根幹に関与していることを示すものです。

 共同研究グループは、特定の神経細胞でNav1.1を欠損させたマウスと野生型(正常)マウスの脳組織を注意深く比較し、Nav1.1の脳内分布を観察しました。その結果、野生型マウスにおいてNav1.1はPV陽性抑制性神経細胞の軸索に高濃度に発現することに加え(図6)、一部の興奮性神経細胞(内側嗅内皮質-海馬投射細胞、一部の大脳皮質錐体細胞、視床-大脳皮質投射細胞)に低-中濃度で発現していること、海馬の興奮性神経細胞(CA1/CA3錐体細胞、歯状回顆粒細胞)には発現が見られないことなどを明らかにしました(図7)。

 Nav1.1の脳内分布については、世界の複数のグループが相互に異なる報告をして混乱した状況が続いていましたが、本研究はそのような状況に対して一定の決着をつけるものとなりました。Nav1.1のような疾患の原因となる遺伝子産物の組織内分布を正確に理解することは、疾患を理解する上でも不可欠であり、これらの知見はその意味でも非常に重要な意義を持ちます。


<今後の期待>
 今回、Nav1.1が、PV陽性抑制性神経細胞に高濃度に発現することの確認に加え、一部の特定の興奮性神経細胞にも発現すること、さらにモデルマウスにおける興奮性神経細胞と抑制性神経細胞でのNav1.1発現の半減が発症に対してそれぞれ相反する効果を有することを初めて示しました。これらは、有効で副作用の少ない治療法を開発するためには抑制性神経細胞、とりわけPV陽性抑制性神経細胞に治療のターゲットを絞るべきであることを示しています。

 今後、研究グループはこれらのモデルを用いて知的障害や自閉症の発症メカニズムの解明にも取り組み、有効な治療法の開発を目指します。


<原論文情報>
 ・Ikuo Ogiwara,Takuji Iwasato,Hiroyuki Miyamoto,Ryohei Iwata,Tetsushi Yamagata,Emi Mazaki,Yuchio Yanagawa,Nobuaki Tamamaki,Takao K.Hensch,Shigeyoshi Itohara,and Kazuhiro Yamakawa.Nav1.1 haploinsufficiency in excitatory neurons ameliorates seizure-associated sudden death in a mouse model of Dravet syndrome.Human Molecular Genetics,volume 22,doi:10.1093/hmg/ddt331


<発表者>
 独立行政法人理化学研究所
 脳科学総合研究センター 神経遺伝研究チーム
 チームリーダー 山川 和弘(やまかわ かずひろ)

理化学研究所、嗅覚の鋭敏さを生み出す新規分子「グーフィー」を発見

害は原因の究明が遅れています。匂いに対する鋭敏さを調節するグーフィーの発見は、嗅覚障害の分子メカニズムを解明する手掛かりになると期待できます。

 本研究は、文部科学省科学研究費補助金 特定領域研究「細胞感覚」、JST戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「東原化学感覚シグナルプロジェクト」の一環として行われ、米国の科学雑誌『The Journal of Neuroscience』に掲載されるに先立ち、オンライン版(8月7日付け:日本時間8月8日)に掲載されます。


<背景>
 五感の1つである嗅覚は、多くの生物にとって食べ物の探索、危険の感知、記憶の想起、情動の発現など生命活動に重要な役割を果たしています。特に野生の動物においては、最初に餌を見つける、いち早く敵に気付く、繁殖のためのパートナーを見つける、といった本能的な生命の営みに嗅覚を用いており、匂いに対して敏感でなければ生き残ることも子孫を残すこともできません。

 匂いの成分である多種多様な化学物質(匂い分子)は、鼻腔内の嗅上皮に存在する嗅細胞で受容されます。嗅細胞は鼻腔表面に嗅繊毛を広げており、この嗅繊毛には嗅覚受容体[5]をはじめ、GTP結合タンパク質(Golf)、アデニル酸シクラーゼIII(cAMP合成酵素)、cAMP依存的陽イオンチャネルなどの嗅細胞特有の細胞内情報伝達分子群が集積しています。嗅覚受容体に結合した匂い分子の情報は、これらシグナル伝達分子群の連続的な働きによって、効率的に電気信号へと変換され、神経の興奮をもたらします(図1)。そしてその情報は脳の嗅球へ、さらには高次嗅覚中枢(梨状皮質、扁桃体など)へと送られ、匂いの認識、識別、記憶、情動の変化、誘引あるいは忌避行動などが誘起されます。

 1991年に米国コロンビア大学のリンダ・バック博士とリチャード・アクセル博士が嗅覚受容体遺伝子群を発見(2004年ノーベル医学生理学賞受賞)して以来、約20年間に嗅覚研究は飛躍的な進展を遂げ、匂いの受容機構と鼻から脳への神経配線様式については多くの部分が解明されてきました。しかし、匂いの知覚における鋭敏さを生み出す分子メカニズムについては何も分かっていませんでした。

 そこで、研究チームは、匂いの受容機構の要となる嗅細胞に存在するタンパク質を全体的に調べることで、嗅覚機能を司る重要分子を発見することを目指しました。


<研究手法と成果>
 (1)嗅細胞に発現するタンパク質「グーフィー(Goofy)」の発見
   研究チームは、マウス嗅細胞に存在する膜タンパク質・分泌タンパク質の網羅的解析を目指して、マウス嗅上皮からRNAを精製し、それらに相補的な配列を持つcDNAのライブラリーを作製しました。酵母を用いたシグナル配列トラップ法[6]によるスクリーニングを行うことにより、マウス嗅上皮のcDNAライブラリーから、新規タンパク質をつくる12種類の遺伝子を発見しました。そのうちの1つがつくるタンパク質は、匂いを受容する嗅細胞とフェロモンを受容する鋤鼻(じょび)感覚細胞に強く発現しており、私たちは「グーフィー(Goofy;Golgi protein in olfactory neurons)」と名付けました。また、グーフィーを認識する抗体を作製し、嗅上皮切片の免疫組織化学的染色を行った結果、グーフィーは嗅細胞内で膜タンパク質や分泌タンパク質の修飾や細胞内輸送を担う、ゴルジ体という細胞内小器官に局在することが明らかとなりました。

   さらにグーフィー遺伝子に緑色蛍光タンパク質(GFP)[7]遺伝子をつないだ遺伝子改変マウスを作製したところ、GFP蛍光はマウスの鼻の嗅細胞と鋤鼻感覚細胞だけで明るく観察され、他の組織や臓器では全く確認できませんでした(図2)。この結果から、グーフィーは嗅覚機能における何らかのユニークな役割を果たすことが示唆されました。

 (2)グーフィーは嗅覚の鋭敏さに必要不可欠
   グーフィーの機能を調べるため、グーフィー遺伝子を欠損させたマウスを作製し、その異常の有無を野生型マウスと比較しました。その結果、グーフィー遺伝子欠損マウスでは、鼻腔表面に広がっている嗅繊毛が通常より短くなっていることが分かりました(図3)。また、匂いの情報を電気信号に変換する過程で重要な働きをする酵素「アデニル酸シクラーゼIII」が、嗅繊毛だけでなく嗅細胞の軸索や嗅球の神経終末にも多量に存在しており、細胞内局在に異常があることが分かりました。また、さまざまな匂い分子に対する嗅上皮の電気生理学的応答を測定したところ、正常なマウスに比べて、グーフィー遺伝子欠損マウスでは嗅細胞の反応が鈍くなっていました(図4)。さらに、マウスにとって天敵であるキツネの糞由来の匂い分子(TMT;2,4,5-トリメチルチアゾリン)をグーフィー遺伝子欠損マウスに嗅がせたところ、高濃度のTMTに対しては正常マウスと同様にすくんだり、匂いのある側を避ける忌避行動を示したりしましたが、低濃度のTMTに対しては忌避行動が見られないという異常が観察されました(図5)。これらの実験結果により、グーフィーは嗅覚を敏感に感じ取るのに重要な役割を担っていることが分かりました。


<今後の期待>
 嗅覚は、多くの動物にとって生存に関わる大きな役割を担っており、匂いを敏感に感じ取れることは生き残る上で非常に有利となります。また私たち人間にとっても、正常かつ鋭敏な嗅覚はQOL(Quality of Life)を高めるために重要な感覚です。しかし、視覚障害や聴覚障害と比べて、嗅覚障害についてはその原因の究明が遅れています。匂いに対する鋭敏さに関連するタンパク質グーフィーの発見は、嗅覚障害の分子メカニズムを解明する手掛かりになると期待できます。


<原論文情報>
 ・Tomomi Kaneko-Goto,Yuki Sato,Sayako Katada,Emi Kinameri,Sei-ichi Yoshihara,Atsushi Nishiyori,Mitsuhiro Kimura,Hiroko Fujita,Kazushige Touhara,Randall R.Reed,and Yoshihiro Yoshihara."Goofy Coordinates the Acuity of Olfactory Signaling".The Journal of Neuroscience,2013 doi:10.1523/JNEUROSCI.4948-12.2013


<発表者>
 独立行政法人理化学研究所
 脳科学総合研究センター(http://www.riken.jp/research/labs/bsi/
 シナプス分子機構研究チーム(http://www.riken.jp/research/labs/bsi/neurobiol_synap/
 チームリーダー 吉原 良浩(よしはら よしひろ)

理化学研究所、社会性や情動に関する行動を制御する因子をマウスで発見



 多くの細胞内タンパク質は、合成と分解を常に繰り返して新陳代謝をしています。主な分解経路として、ユビキチン・プロテアソーム系[5]があります。この系では、E3ユビキチンリガーゼ[6]と呼ばれるタンパク質が分解の標的となるタンパク質に目印となるユビキチンを結合させ、その目印を持ったタンパク質が細胞内の分解工場の1つであるプロテアソームに運ばれて、分解されます。したがって、このシステムではE3ユビキチンリガーゼが標的タンパク質の認識に重要な役割を果たします。2008年に研究チームは、脳に発現する小胞体膜上のタンパク質「RINES」が、E3ユビキチンリガーゼとしての活性を示すことを発見しました。このRINESの役割を明らかにするため、RINES欠損マウスを作製し、研究していたところ、外見上は正常な同腹の野生型マウスとまったく同じでしたが、その行動に異常があることに気が付き、RINESの機能と情動の関係性について詳しい検証に挑みました。


<研究手法と成果>
 研究チームは、RINES欠損マウスと野生型マウスに対して、いくつかの行動実験を行いました。その結果、野生型マウスに比べてRINES欠損マウスの不安傾向が強いことが分かりました(図1)。また、不快感をもたらす微弱な電気刺激や強制的な水泳のストレスに対しての回避行動などの反応性が、RINES欠損マウスでは低下する、などの情動反応の異常を示しました。さらに、侵入者として今まで会ったことのないマウスと一緒にしてやると、正常マウスよりも長く相手に接触する(社会的な接触、親和性の増加)ことが分かりました(図2)。

 これらの行動の異常から情動の変化が予想されたので、研究チームはRINES欠損マウスの脳の各部位で安静時と不快な刺激後にモノアミン量を調べることにしました。その結果、不快な刺激後、ノルアドレナリンとセロトニンの両方の量が、青斑核[7]という部位で正常マウスより低くなることが分かりました。青斑核ではMAO-Aの酵素活性が特に高いことが知られていることから、青斑核のMAO-Aの定量を行いました。その結果、青斑核でMAO-Aの酵素活性が20%ほど高く、その量も増えていることが明らかになりました。一方で、MAO-Aの産生過程について検討しましたが、その差は認められず、MAO-A量の増加は、産生が増えているせいではないことが分かりました。これらのことから、RINES欠損マウスでは、MAO-Aの分解が低下している可能性が考えられました。

 次に研究チームは、実際にRINESが直接MAO-Aの分解に関与するのかどうかを検討してみました。その結果、培養細胞内でRINESはMAO-Aに結合して、ユビキチン化とタンパク質分解を促進することが分かりました。また、RINES欠損マウスの青斑核から抽出したMAO-Aでは、ユビキチン化の程度が減少していました。以上から、RINESがMAO-Aを標的としてその分解を促進することが明らかになりました(図3)。

 さらに、RINES欠損マウスに表れた行動異常がMAO-Aの変化を反映しているのかどうかを検討するために、モノアミンオキシダーゼ阻害剤をRINES欠損マウスに投与して、その影響を情動行動異常において評価しました。その結果、RINES欠損マウスは正常マウスと異なった反応を示し、複数の行動評価項目で異常行動が改善しました。これらのことから、モノアミンオキシダーゼの量的な変化がRINES欠損マウスの行動異常に関係していることが確かめられました。


<今後の期待>
 興味深いことに、RINES欠損マウスで観察された不安の増強や社会的な接触の増加といった行動異常は、MAO-A量の低下と関連した症状(ヒトのブルンナー症候群など)と逆になる一方で、MAO-A過剰と関連した症状(不安症状)とは類似しています(図4)。今回の発見は、MAO-A量の制御機構の新たな一面を明らかにしたものであり、情動障害や行為障害[8]の発症機構の理解に貢献するものとなりそうです。

 さらに、ヒトにおけるMAO-A量低下による攻撃性は、幼児期の虐待などにより、その症状が顕著に出ることも明らかになっています。そこで研究チームではRINES欠損マウスの若齢期における異常にも注目しています。

 また、ヒトにおけるRINESの変異が不安または攻撃性などの社会性行動の多寡と関連があるかどうかを検討することも重要です。今後、これらの点が解明されると、RINESを標的とした抗不安薬などの創薬の可能性を考える上で重要な知見になると期待できます。


<原論文情報>
 ・Miyuki Kabayama,Kazuto Sakoori,Kazuyuki Yamada,Veravej G.Ornthanalai,Maya Ota,Naoko Morimura,Kei-ichi Katayama,Niall P.Murphy,and Jun Aruga."Rines E3 Ubiquitin Ligase Regulates MAO-A Levels and Emotional Responses."The Journal of Neuroscience,2013.doi:10.1523/JNEUROSCI.5717-12.2013


<発表者>
 独立行政法人理化学研究所
 脳科学総合研究センター(http://www.riken.jp/research/labs/bsi/)行動発達障害研究チーム
 チームリーダー 有賀 純

昭和シェル石油、旧京浜製油所跡地にバイオマスが燃料の火力発電所を建設

昭和シェル石油、旧京浜製油所跡地にバイオマスが燃料の火力発電所を建設

バイオマス発電所の建設決定について
-製油所跡地に次世代火力発電所を建設し、30万MWhの電力を供給-


 当社(東京都港区台場2-3-2 代表取締役グループCEO:香藤 繁常)は、旧京浜製油所扇町工場跡地に木質バイオマスを燃料とする火力発電所を建設することを決定しましたので、お知らせいたします。

             記

 今回の決定は、当社が「中期経営アクションプラン」に掲げた、電力事業の「規模の拡大」と「発電源メニューの拡充」を具現化するものであり、電力事業を「石油事業」「太陽電池事業」に続く第三の柱へと育成する成長戦略の一策です。
 今後、扇島パワーステーション3号機の増設や太陽光発電事業の拡大と共に当社電力事業の基盤を強化するものです。

 当該プロジェクトは、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の適用、後背地に大消費地を有する点や燃料の海上輸送に適した立地条件などのインフラ及びロジスティック面に優位性を有し、バイオマスという環境にやさしい燃料を使用したクリーンな発電により、逼迫する国内電力需給の緩和に貢献するものであります。

 時代や社会が求める再生可能エネルギーを提供することは、「エネルギーソリューション・プロバイダー」として常に変革に挑み、未来を見据えた新しい価値を創造し続ける昭和シェル石油グループのビジョンを体現するものです。

 今後も当社グループは、基幹エネルギーである石油の可能性を最大化しながら、太陽光発電や高効率でよりクリーンな発電事業など、社会のニーズに合ったエネルギー源を提供し、安定的なエネルギー供給を通じた社会貢献をしてまいります。

<事業概要>

 建設場所 : 神奈川県川崎市川崎区扇町(旧京浜製油所扇町工場跡地)
 発電出力 : 49MW
 発電量 : 約300,000MWh(一般家庭約83,000世帯の年間消費量に相当※)

 ※経済産業省 資源エネルギー庁 一般的家庭の月間電力使用量概算値 300kWh/月に基づく

 使用燃料 : 木質ペレット/パームヤシ殻
 着工予定 : 2014年5月
 稼働予定 : 2015年12月

IHI、原子力発電設備などの除染・解体技術を有する米ナイトロシジョン社を買収

IHI、原子力発電設備などの除染・解体技術を有する米ナイトロシジョン社を買収

原子力発電設備等の除染・解体技術を有する米国ナイトロシジョン社を買収


 IHIは,このたび,超高圧液体窒素による原子力発電設備等の除染・解体技術を有するナイトロシジョン(NITROCISION)社を買収し,米国の子会社(IHI Southwest Technologies,Inc.)の傘下としました。本技術は,ナイトロジェット(NITROJET)と呼ばれ、1990年代初めに米国エネルギー省(DOE)のアイダホ国立研究所(INL)において開発された技術です。超高圧の液体窒素を対象物に吹き付けることにより,配管,金属構造物,タンク等の洗浄や切断,またコンクリートのはつり(汚染された表面層の除去)等を行うことができます。

 ナイトロジェット(NITROJET)の特徴は,以下の通りとなります。

 ・従来の除染技術と比較して除染効率が高く,コンクリートでは1回の操作で表面から深さ40mmまではつることができます。特に壁や天井のコンクリートに対しては,従来の機械式と比較して10倍以上の速さではつることができる。
 ・一般的な除染技術であるウォータジェットに比べて汚染水の発生が無いため,非汚染部位の二次汚染がなく,処理コストを削減することができます。
 ・操作時に発生するのは窒素ガスだけであり,環境への影響がありません。
 ・研磨剤を使うことで厚さ50mmのステンレス鋼も切断可能であり,切断対象物が高温とならないため,火気を嫌う引火性の物質を含むものに対しても使用できます。

 ナイトロシジョン社はアイダホ国立研究所より本技術の全世界でのライセンス使用権を得ています。ナイトロシジョン社を傘下とすることにより,IHIグループは,欧米で開始されている原子力発電施設の除染・廃炉事業への参入を図るとともに,今後拡大が予想される国内の除染・廃炉事業にも本格的に参入していく予定です。

 IHIでは,今後,本技術を活かし,国内外での原子力発電施設の安全な除染・廃炉作業に貢献していきます。

JOGMEC、日本周辺海域の資源探査体制強化で産総研と協同で総合的な解析を展開


 【地形解析】
  カルデラや火山等からなる凹地・凸地・傾斜地が示す地形的・地質的特徴について、広い地域の異常ないし狭い地域の微地形異常を捉え、海底鉱物資源生成の場との関連について解明することを目指します。

 【物理探査データ解析】
  探査海域で行われた重力探査・磁気探査・電磁探査・海水化学分析・音響調査による詳細地形解析やプルームの情報を整備し、断面的・平面的・3次元的に解析し、海底鉱物資源と異常域との関連を解明し、分布域を特定することを目指します。

 【鉱床成因場解析】
  鉱石や母岩の地球化学的特徴、鉱床近傍の分布が期待される変質帯の特定、鉱石の放射化年代測定・鉱石母岩の微化石鑑定を用いた鉱床生成年代を特定し、資源ポテンシャルの解明に必要な鉱床成因場を解明することを目指します。

 【資源ポテンシャル評価】
  地質構造・海底地質・地形異常・地球物理化学・鉱床生成場から得られた知見を、総合的に解析し、海底鉱物資源のポテンシャルについて評価し、開発可能な有望海域を絞り込みます。


3.推進体制
 資源探査タスクフォースは、JOGMECとAISTの技術者・研究者で構成し、海底鉱物資源の探査候補地を特定するため、双方が過年度までに蓄積した探査・研究手法や豊富なデータ(地質構造・海底地質・地形解析・地球物理・地球化学・海底観察・掘削結果等)を基に総合的な解析を行います。
 陸上の3段階方式(参考3)で実施主体の経験を有するJOGMECが中心となり、AISTと協同で実施し、関係機関や有識者とも連携のもと、これまで体系的な探査が行われていなかった海域も含め、有望海域の絞り込みを行います。


4.対象海域
 有望海域を絞り込む範囲は、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、レアアース泥等の海底鉱物資源について、過年度に蓄積したデータから予察的に期待される九州パラオ海嶺・大東海嶺・沖大東海嶺・小笠原海台、伊豆小笠原海域、沖縄海域を対象としています。


5.今後の活動
 今後は、複数回の技術会議や意見交換を行い、9月下旬頃を目途に有望海域を絞り込み、探査候補地を特定することを目指します。長期的には特定した探査候補地での探査計画などの検討も行っていく予定です。


 参考1:2013年3月27日付JOGMECニュースリリース「沖縄海域に大規模な海底熱水鉱床を確認」http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000009.html

 参考2:AISTの成果の一例について
      2012年12月12日付 産業技術総合研究所プレスリリース「沖縄県久米島西方海域に新たな海底熱水活動域を発見」
      http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20121212_3/pr20121212_3.html

 参考3:かつて国内での陸上探査の方式として、複雑な地質構造を解明するために広い地域にわたる調査から、狭い地域の探鉱まで絞り込む3段階方式「広域調査→精密調査→企業探鉱」で実施し、関係機関や有識者とも連携のもと、国及び国の機関がリスクを担いました。秋田県・青森県にまたがる北鹿地域での多数の黒鉱鉱床の発見や、鹿児島県での菱刈金鉱床の発見などが挙げられます。

NTTとJAXA、「電気光学プローブ」を応用しイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に成功

NTTとJAXA、「電気光学プローブ」を応用しイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に成功

小惑星探査機等で使用されるイオンエンジン内のマイクロ波電界計測に
「光ファイバ」を活用した電気光学プローブを使用し、世界で初めて成功
~マイクロ波放電式イオンエンジンの内部現象の解明により、さらなる高性能化に貢献~

 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦 博夫、以下 NTT)と、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(東京都調布市、理事長:奥村直樹、以下 JAXA)は、高精度に電界を測定する技術としてNTT が開発中の光ファイバを活用した「電気光学プローブ」※1(以下 EO プローブ)を応用し、小惑星探査機等で使用されているマイクロ波放電式イオンエンジン※2 内部のプラズマ中のマイクロ波電界※3 計測に世界で初めて成功しました。
 本成果は、これまでは困難であった、イオンエンジン作動中の内部情報を得ることで、プラズマ生成メカニズムの解明に貢献したものです。
 今後、更に高性能なイオンエンジンの設計が可能となり、イオンエンジンを使用する小惑星探査機や各種の人工衛星が、これまでより遠くの惑星をめざしたり、長寿命化を図るなど、効果的・効率的な宇宙活動の実現が期待されます。

1. 研究の背景
 自然界に存在する微弱な電磁波から、大きな出力のマイクロ波まで、さまざまな種類の電磁波を測定するために、「金属プローブ」が広く用いられています。従来のプローブは金属で構成されていることから、測定対象から放射された電磁波を散乱し、測定目的の電磁波を正確に捉えられないという問題がありました。
 NTT では、この問題を改善するため、金属ではなく、通信などで広く利用されている「光ファイバ」を活用したEO プローブを開発しています(図1)。
 また、JAXA では、かねてより小惑星探査機に搭載されるイオンエンジンの研究・開発を進めており、推進性能向上を図ってきました。このイオンエンジンの性能向上を図るため、イオンエンジン作動中にプラズマ中におけるマイクロ波電界の分布を測定する技術を必要としていました。
 しかし、従来のプローブは、金属を使用しているため電界に散乱を起こしてしまい、また、大型のため精密測定ができず、イオンエンジン内部のプラズマ中のマイクロ波電界について、正確な計測が困難でした。
 そこで、NTT が開発した「光ファイバ」を活用したEO プローブの低擾乱性(電界の散乱が発生しにくくなる特性)や高空間分解能(空間的に細かい電界分布を測定可能な特性)に注目し、イオンエンジン内のマイクロ波電界の計測に向けて、共同研究を行ってきました。(図2)

2. 研究の成果
NTT はJAXA との共同研究においてマイクロ波電界の測定に必要とされる感度安定性、耐磁界性、および耐熱性の高い「光ファイバ」を活用したEO プローブを開発し(図3,4)、イオンエンジン内のマイクロ波電界測定に世界で初めて成功しました(図5)。測定結果から、マイクロ波が伝搬できなくなるマイクロ波カットオフ現象※4 を緩和することで、イオンエンジンの性能をさらに向上できることが判明しました(図5)。
今後、マイクロ波放電式イオンエンジンの研究・開発を推し進めることで、イオンエンジンを使用する小惑星探査機がより遠くの惑星への到達することが可能となったり、人工衛星などの宇宙機の長寿命化、等の実現が期待できます。

3. 技術のポイント
 今回の成果は、NTT のもつ高度な「光ファイバ」を活用したEO プローブ技術とJAXA のイオンエンジン内マイクロ波電界計測技術により実現しました。

(1) 「光ファイバ」を活用したEO プローブの性能向上の取り組み(NTT、JAXA)(図3,4)
 1)マイクロ波発生器の出力変動以下で安定に計測するため、光ファイバ内で発生する共振を低減するための低コヒーレンス光※5 を導入しました。これにより16%であった測定感度の変動量を10%以下に低減しました。
 2)強磁界領域で使用するため、磁界耐性の低い素子(FR)を先端部より撤去して耐磁界性を向上しました。これにより0.1T(テスラ:磁束密度の単位)であった耐磁界性を8T 以上に向上しました。
 3)EO プローブを高温プラズマ内で使用するために、2 重ガラス細管構造による水冷システムを用いました。水冷システムを含み計測部分はわずか直径3mmであり、イオンエンジンに追加の孔を開けずに、イオン加速孔を介して内部に導入することを可能にしました。

(2)マイクロ波放電式イオンエンジン内のマイクロ波電界分布測定 (JAXA) (図5)
 高電圧を加えて推進力の源であるプラズマジェットを噴射したままの状態で、EO プローブを掃引し、イオンエンジン内部のマイクロ波電界分布を綿密に計測しました。

4. 今後の展開
 NTT では、EO プローブについて、光学素子の煩雑な調整作業による取扱い性の課題やEO 結晶や光ファイバの固定に用いられる接着剤の長期信頼性の課題が懸念されており、これらの課題を解決するための新たなEO プローブ構造の導入に向けた取り組みを進めます。早期の実用化に向けた研究開発を行うことで、イオンエンジン内などのプラズマ電界の測定ツールとして確立することをめざした取り組みを進めてまいります。
 JAXA は、これまでより遠くの惑星をめざしたり、宇宙機の長寿命化を図るなど、効果的・効率的な宇宙活動の実現をめざし、マイクロ波放電式イオンエンジン内部の各種現象を解明し、さらなる性能向上をめざします。

【用語解説】
※1 プローブ
測定試料の特定部位に近付けて試料の物理的、電気的、機械的特性を測定する
検出器の一部を構成する部品です。

※2 イオンエンジン
電気推進の一種で、主に衛星に搭載される推進装置。
「はやぶさ」のイオンエンジンは、マイクロ波を使ってプラズマを作るのが大きな特徴です。
イオン化した推進剤を強力な電界で加速し、高速で噴射させることによって推進力を得ます。

※3 プラズマ中のマイクロ波電界
「はやぶさ」のイオンエンジンのようにマイクロ波放電を利用して生成されたプラズマ中の電界です。マイクロ波放電式イオンエンジンは、接触電離や直流放電などの他のイオンエンジンと比べて耐久性や運用性に優れます。

※4 マイクロ波カットオフ現象
プラズマの密度がある限界よりも高くなるとマイクロ波が伝搬できなくなる現象です。

※5 低コヒーレンス光コヒーレンスとは複数の波の干渉のしやすさを表す性質です。低コヒーレンス光は比較的広い波長帯域を有することにより,他の光や自身の一部に対して時間的および空間的なコヒーレンスを低減しています。

中部電力、ダイヤモンドパワーを買収し三菱商事や日本製紙と発電事業会社を設立

中部電力、ダイヤモンドパワーを買収し三菱商事や日本製紙と発電事業会社を設立

ダイヤモンドパワー株式会社の株式取得と発電事業会社の設立について


 当社は本日、三菱商事株式会社(代表取締役社長:小林健、以下「三菱商事」)より、同社の100%子会社であるダイヤモンドパワー株式会社(以下「ダイヤモンドパワー」)株式の80%を取得することで合意し、株式譲渡契約を締結いたしました。

 また、当社は本日、三菱商事および日本製紙株式会社(代表取締役社長:芳賀義雄、以下「日本製紙」)と、10万kW級の石炭火力発電設備を建設・運営する発電事業会社(以下「新会社」)の設立を定めた合弁契約書を締結いたしました。

 当社は、将来の収益基盤を拡大するため、50Hz地域における電力販売事業の実施を検討しております。

 50Hz地域における電力販売事業を実施するにあたり必要となるノウハウ、インフラ(電源、顧客基盤、電力需給管理手法)を効率的に確保するために、今回ダイヤモンドパワーの株式を取得し、同社の事業を継続するとともに、新会社の設立に参画することといたします。(以下総称して「本プロジェクト」)

 ダイヤモンドパワーは今後、新会社から仕入れた電気をベースに、電力卸売・小売を実施いたします。

 当社は、将来の収益基盤を拡大し、お客さまのメリットにつながるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。