IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、仮想化に関する導入状況の調査結果を発表しました。本調査では、国内ユーザー企業を対象とし、「仮想化の導入状況」についてアンケート調査を2013年6月に実施しました。仮想化ソフトウェアによるサーバー仮想化を実施している企業434社、実施を検討している企業81社の有効回答を得ました。
IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ シニアマーケットアナリストの入谷 光浩は「仮想化はサーバーだけにとどまらず、ネットワーク、ストレージ、クライアントにも浸透しつつある。さらに仮想化が進展していくと、それぞれの境界は小さくなり、ITインフラ全体の一元管理の実現に向かっていく。今後ベンダーやシステムインテグレーターは個々の仮想化ソリューションではなく、包括的な仮想化ソリューションを提供していくことが重要となっていく」と述べています。
〔IDC社 概要〕
International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。49年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、Daelim Industrial Co.Ltd.,(本社:韓国、代表:Charles Y.Kim、以下「Daelim」)とコンソーシアムを形成し、マレーシア政府系電力会社のTenaga Nasional Berhad(本社:マレーシア、代表:Datuk Seri Ir.Azman Mohd、以下「TNB」)が計画している、同国Perak州、Manjungにおける超々臨界圧石炭火力発電所(1,000MW×1基)の設計・調達・建設業務を請負うEPC契約を受注しました。
本センターによる機種選定の結果、電力効率および実効性能の高さから、2012年12月にNVIDIA社から発表されたばかりの最新GPU Tesla K20XおよびTesla K20を選定し、2013年4月より、本演算加速器を用いた利用者への計算サービスを開始しました。これらの演算加速器による計算サービスは、共同利用・共同研究拠点では本センターが日本で初めてです。
※製品画像は添付の関連資料を参照
<増設効果>
このたび、1,476ノードを持つ高性能演算サーバシステムに最新のNVIDIA製GPUを256個増設することにより、理論演算性能を510テラフロップスから812テラフロップスに増強しました。増設したGPUはNVIDIA Tesla K20XおよびTesla K20です。この増設により、世界に導入されたコンピュータの性能を順位付けするTop500リストで用いられるベンチマークプログラムLinpackにおいて、621テラフロップスの実効性能を76.48%の実行効率で達成し43位となり、2012年11月の460テラフロップスより、実行性能においても大幅に性能向上しました。